31 大阪市・北部②

(2009年~)

2025年6月18日 (水)

世界で最も住みやすい都市ランキング2025 「コペンハーゲン」が首位 「大阪」が7位にランクイン、アジアの都市ではトップ!

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-世界で最も住みやすい都市-

 イギリスの「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が毎年実施している「世界の住みやすい都市」に関する調査の2025年度版が発表されました。今年はデンマークの首都「コペンハーゲン」が1位になりました。

 bloomberg(2025/06/17)
 コペンハーゲンが首位に浮上、最も住みやすい都市番付-大阪は7位

 ランキングは世界173都市について、医療、教育、安定性、インフラ、環境といった項目の評価に基づき、「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめています。

 過去3年連続で首位を守っていたオーストリアの首都「ウィーン」が2位に後退しました。代わって1位になったのはデンマークの首都「コペンハーゲン」でした。「コペンハーゲン」は安定性、教育、インフラでそれぞれ満点を獲得して首位に立ち、「ウィーン」はスイスの「チューリヒ」と同点で2位に並びました。

● 大阪がトップ10に連続ランクイン!  
 大阪は2018年度版以降(コロナ禍の2020年度版は発表無し)トップ10の常連です。トップ10に入る都市は、都市圏人口が1,000万人以下の都市がほとんどです。しかし、「大阪」は、都市圏人口はおよそ1,200万人の巨大都市です。巨大都市で住みやすい都市というのは、ある意味凄い事だと思います。

世界で最も住みやすい都市ランキング2025
01位 コペンハーゲン(デンマーク)-98.0点
02位 ウィーン(オーストリア)-97.1点
02位 チューリッヒ(スイス)-97.1点
04位 メルボルン(オーストラリア)-97.0点
05位 ジュネーブ(スイス)-96.8点
06位 シドニー(オーストラリア)-96.6点
07位 大阪(日本)-96.0点
07位 オークランド(ニュージーランド)-96.0点
09位 アデレード(オーストラリア)-95.9点
10位 バンクーバー(カナダ)-95.8点

世界で最も住みやすい都市ランキング2024
01位 ウィーン(オーストリア)-98.4点
02位 コペンハーゲン(デンマーク-98.0点
03位 チューリッヒ(スイス)-97.1点
04位 メルボルン(オーストラリア)-97.0点
05位 カルガリー(カナダ)-96.8点
05位 ジュネーブ(スイス)-96.8点 
07位 シドニー(オーストラリア)-96.6点
07位 バンクーバー(カナダ)-96.6点
09位 大阪(日本)-96.0点
09位 オークランド(ニュージーランド)-96.0点
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11位 アデレード(オーストラリア)
12位 トロント(カナダ) 

13位 ヘルシンキ(フィンランド)
14位 東京(日本)
15位 パース(オーストラリア)
16位 ブリスベン(オーストラリア)
17位 フランクフルト(ドイツ)
18位 ルクセンブルク(ルクセンブルク)
19位 アムステルダム(オランダ)
20位 ウェリントン(ニュージーランド)

世界で最も住みやすい都市ランキング2023
01位 ウィーン(オーストリア)-98.4点
02位 コペンハーゲン(デンマーク)-98.0点
03位 メルボルン(オーストラリア)-97.7点  
04位 シドニー(オーストラリア)-97.4点 
05位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
06位 チューリッヒ(スイス)-97.1点
07位 カルガリー(カナダ)-96.8点
07位 ジュネーブ(スイス)-96.8点
09位 トロント(カナダ)-96.5点
10位 大阪(日本)-96.0点
10位 オークランド (ニュージーランド)-96.0点
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15位 東京(日本)

世界で最も住みやすい都市ランキング2022
01位 ウィーン(オーストリア)-99.1点
02位 コペンハーゲン(デンマーク)-98.0点
03位 チューリッヒ(スイス)-96.3点
03位 カルガリー(カナダ)-96.3点
05位 バンクーバー(カナダ)-96.1点
06位 ジュネーブ(スイス)-95.9点
07位 フランクフルト(ドイツ)-95.7点
08位 トロント(カナダ)-95.4点
09位 アムステルダム(オランダ)-95.3点
10位 大阪(日本)-95.1点
10位 メルボルン(オーストラリア)-95.1点

世界で最も住みやすい都市ランキング2021
01位 オークランド(ニュージーランド)-96.0点
02位 大阪(日本)-94.2点
03位 アデレード(オーストラリア)-94.0点
04位 ウェリントン(ニュージーランド)-93.7点
04位 東京(日本)-93.7点
06位 パース(オーストラリア)-93.3点
07位 チューリッヒ(スイス)-92.8点
08位 ジュネーブ(スイス)-92.5点
08位 メルボルン(オーストラリア)-92.5点 
10位 ブリスベン(オーストラリア)-92.4点

世界で最も住みやすい都市ランキング2020
 「世界で最も住みやすい都市ランキング2020」は、 「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大のため発表されていません。

世界で最も住みやすい都市ランキング2019
01位 ウィーン(オーストリア)-99.1点 
02位 メルボルン(オーストラリア)-98.4点 
03位 シドニー(オーストラリア)-98.1点 
04位 大阪(日本)-97.7点 
05位 カルガリー(カナダ)-97.5点 
06位 バンクーバー(カナダ)-97.3点 
07位 トロント(カナダ)-97.2点 
07位 東京(日本)-97.2点 
09位 コペンハーゲン(デンマーク)-96.8点 
10位 アデレード(オーストラリア)-96.6点 

世界で最も住みやすい都市ランキング2018
01位 ウィーン(オーストリア)-99.1点
02位 メルボルン(オーストラリア)-98.4点
03位 大阪(日本)-97.7点
04位 カルガリー(カナダ)-97.5点
05位 シドニー(オーストラリア)-97.4点
06位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
07位 トロント(カナダ)-97.2点
07位 東京(日本)-97.2点
09位 コペンハーゲン(デンマーク)-96.8点
10位 アデレード(オーストラリア)-96.6点

世界で最も住みやすい都市ランキング2017
01位 メルボルン(オーストラリア)-97.5点
02位 ウィーン(オーストリア)-97.4点
03位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
04位 トロント(カナダ)-97.2点
05位 カルガリー(カナダ)-96.6点
05位 アデレード(オーストラリア)-96.6点
07位 パース(オーストラリア)-95.9点
08位 オークランド(ニュージーランド)-95.7点
09位 ヘルシンキ(フィンランド)-95.6点
10位 ハンブルク(ドイツ)-95.0点

世界で最も住みやすい都市ランキング2016
01位 メルボルン(オーストラリア)-97.5点
02位 ウィーン(オーストリア)-97.4点
03位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
04位 トロント(カナダ)-97.2点
05位 カルガリー(カナダ)-96.6点
05位 アデレード(オーストラリア)-96.6点
07位 パース(オーストラリア)-95.9点
08位 オークランド(ニュージーランド)-95.7点
09位 ヘルシンキ(フィンランド)-95.6点
10位 ハンブルク(ドイツ)-95.0点



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2025年6月12日 (木)

「ヨドバシ梅田タワー」がオープンして5年半経過 すっかり梅田の巨大商業施設として定着! 「ヨドバシホールディングス」は札幌市に同規模の施設を建設中!

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-ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシホールディングス」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を建設しました。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称は「ヨドバシ梅田タワー」です。

 「ヨドバシホールディングス」は、 「ヨドバシ梅田タワー」内の複合商業施設「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」を2019年11月16日にグランドオープンしました。

 「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」は、地下1階~地上8階で売場面積約55,100㎡です。「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」は、地下2階~地上5階で売場面積約35,600㎡です。総売場面積約90,700㎡の巨大な商業施設が誕生しました。

 「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」と「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」を合わせ、初年度売上高1,700億円、来館者7,700万人を目標としました。しかし、開業直後に、世界をコロナ禍が襲いました。

● すっかり梅田の巨大商業施設として定着!
 「ヨドバシ梅田タワー」が2019年11月16日にオープンして約5年半が経過しました。すっかり梅田の巨大商業施設として定着しています。コロナ禍が明けた2023年度や2024年度の売上高はどれくらいなのでしょうか? 売上高が公開されていないのでよく分かりません・・・

 「ヨドバシホールディングス」は、現在はJR札幌駅前に「ヨドバシ梅田タワー」とほぼ同規模の「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」を建設中です。「ヨドバシカメラマルチメディア札幌」と「リンクス サッポロ」になるのでしょうか?

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m(申請以外62.74m)
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,691.74㎡(施設全体)、6,929.84㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.661.91㎡(施設全体)、109,793.96㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.044.79㎡(施設全体)、91,504.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日
◆ 開業-2019年11月16日(商業施設)、2019年11月27日(ホテル)


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「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」を北西側から見た様子です。オープンして約5年半が経過しました。すっかり梅田の巨大商業施設として定着しています。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」を南西側から見た様子です。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」を南東側から見た様子です。


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札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業
 「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、JR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置し、延床面積約203,000㎡の第一種市街地再開発事業です。2024年1月26日には札幌市より組合設立の認可を受け、「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合」を設立しました。

 「平和不動産」は、JR札幌駅前において、参加組合員として権利者とともに進めている「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、2024年7⽉25⽇付で札幌市⻑より権利変換計画の認可を受けました。

 「建築工事期間(予定)」によると、工期は2024年8月~2028年7月となっています。2024年8月から既存建物の解体工事が始まり、2025年3月に本体工事に着工予定、2028年7月に竣工予定となっています。支出金166,691百万円(内工事費135,215百万円)となっています。総事業費は約1,667億円のようです。

 引用資料 平和不動産(2024/08/09)
 JR 札幌駅前に位置する「北 4 ⻄ 3 地区第⼀種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ

● 2025年3月3日に起工式を挙行!
 札幌駅前の旧西武跡地に建設される再開発ビル「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の起工式が2025年3月3日に執り行われました。地上9階と地上33階の2棟で構成され、地下3階~地上8階は「ヨドバシホールディングス」が運営する商業施設となり、100店舗以上のテナントが入居する予定です。

札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-(南棟)地上33階、地下5階、(北棟)地上9階、塔屋1階、地下7階
◆ 高さ-(南棟)最高部158.57m、(北棟)最高部56.97m
◆ 敷地面積-(南棟)5,328.28㎡、(北棟)5,328.28㎡
◆ 建築面積-(南棟)4,755.39㎡、(北棟)4,814.42㎡
◆ 延床面積-(南棟)128,270.28㎡、(北棟)74,507.83㎡
◆ 構造-(南棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(北棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合(参加組合員 ヨドバシホールディングス<代表者>、平和不動産、中央日本土地建物、ダイビル)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島・五洋・東急・伊藤・岩田地崎・田中・中山特定業務代行共同企業体
◆ 解体工事-2024年08月
◆ 着工-2025年03月03日(起工式)
◆ 竣工-2028年07月31日予定
◆ 総事業費-166,691百万円(内工事費135,215百万円)


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「断面イメージ」です(引用:平和不動産)。


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「ヨドバシホールディングス」を代表者とする「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の2025年6月3日の建設状況です。



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2025年6月11日 (水)

(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画 地上40階、高さ162mの「パークタワー大阪堂島浜」 2025年6月6日の建設状況

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-(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画-
 
「三井不動産レジデンシャル」は、「古河大阪ビル」と隣接する「古河大阪ビル西館」の2棟が建つ土地の持ち分の6割超を取得しました。「三井不動産レジデンシャル」は、三井不動産グループの住宅分譲会社です。

 「古河大阪ビル」と「古河大阪ビル西館」は、解体工事が行われました。跡地には、 地上40階、地下1階、高さ161.85m、延床面積約75,102㎡の超高層複合ビル「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」が建設されます。

 「三井不動産レジデンシャル」と「三井不動産」および「三井不動産ホテルマネジメント」は、大阪市北区堂島浜二丁目において事業を推進している「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」が、2023年6月1日に着工しました。建物竣工およびホテル開業は2027年春を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2023/06/01)
 三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」着工

 ホテルについては三井不動産ホテルマネジメントが「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして運営を行います。大阪府内で三井不動産グループが運営するホテルとしては「三井ガーデンホテル大阪プレミア」に続き、2施設目となります。

● パークタワー大阪堂島浜
 「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」のマンション部分の公式ホームページが、「パークタワー大阪堂島浜」としてオープンしています。総戸数513戸(一般販売対象戸数357戸)の超高層免震タワーレジデンスとなります。

 引用資料 公式ホームページ
 パークタワー大阪堂島浜

パークタワー大阪堂島浜の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜二丁目4番1外(地番)
◆ 交通-JR線「大阪」駅徒歩10分、JR東西線「北新地」駅徒歩6分、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅徒歩6分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩10分、京阪電鉄京阪中之島線「渡辺橋」駅徒歩3分
◆ 階数-(分譲共同住宅、ホテル) 地上40階、地下1階、(事務所その他) 地上2階、地下0階
◆ 高さ-(分譲共同住宅、ホテル) 最高部161.85m、(事務所その他)最高部8.65m
◆ 敷地面積-5,755.23㎡
◆ 建築面積-3,102.44㎡
◆ 延床面積-74,666.54㎡
◆ 構造-(分譲共同住宅、ホテル) 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(事務所その他)鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(デュアルレイヤーコア免震システム)
◆ 用途-共同住宅、ホテル、飲食店舗、事務所
◆ 総戸数-513戸(一般販売対象戸数357戸)
◆ 客室数-220室(三井ガーデンホテルズのプレミアシリーズ)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体-2020年03月01日~2022年10月31日
◆ 着工-2023年06月01日
◆ 竣工-2027年01月下旬予定
◆ 入居開始-2027年05月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「エントランスアプローチ完成予想CG」です。


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「エントランスホール完成予想CG」です。


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「ロビーコンシェルジュ完成予想CG」です。


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「立面イメージ」です。


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「敷地配置イメージ」です。


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「位置図」です。


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「パークタワー大阪堂島浜」の2025年6月6日の建設状況です。


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最高部です。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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[ANNEX棟」の建設現場です。


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「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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「南側立面図(分譲共同住宅、ホテル)」です。



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2025年6月 8日 (日)

JR福島駅の北側 地上30階、高さ約107mの超高層タワーマンション「レグナスタワー新梅田」 2025年6月6日の建設状況

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-レグナスタワー新梅田-

 「飯田グループホールディングス」は、「一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホーム」の6社が2013年に経営統合して設立した共同持株会社です。東証プライムに上場し、2025年3月期の売上高は1兆5000億円弱(正確には1,459,639百万円)です。

 飯田グループの「一建設株式会社」は、JR福島駅北側の「なにわ筋」沿いの駐車場跡地に、地上30階、高さ106.900mの超高層タワーマンション「(仮称)プレシスタワー大阪福島」を計画しています。「(仮称)プレシスタワー大阪福島」は、「レグナスタワー新梅田」として公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 一建設株式会社(2024/12/12)
 一建設の最上位ブランド『レグナス』関西エリアで初めてとなる新築分譲タワーマンション『レグナスタワー新梅田(地上30階建)』エントリー受付開始

 引用資料 公式ホームページ
 レグナスタワー新梅田

 「レグナスタワー新梅田」が位置する福島区は、JR大阪環状線、JR東西線、阪神本線など多くの路線が通る大阪市内屈指のアクセスの良さを誇ります。また、近くのグラングリーン大阪(うめきた2期区域・JR大阪駅北再開発)の開発が進み、今後も住宅ニーズが高まる注目エリアであると捉え、新築分譲タワーマンションプロジェクトを始動することにしました。

レグナスタワー新梅田の概要
◆ 計画名-(仮称)プレシスタワー大阪福島
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島七丁目12番5他(地番)
◆ 交通-JR京都線・神戸線・大阪環状線・宝塚線「大阪」駅徒歩10分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、JR東西線「新福島」駅徒歩5分、阪神本線「福島」駅徒歩5分
◆ 階数-地上30階、地下0階
◆ 高さ-最高部106.900m、軒高99.980m
◆ 敷地面積-1,055.26㎡
◆ 建築面積-682.16㎡
◆ 延床面積-14,106.62㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(ダンパーなどの制震部材により建物の揺れを軽減)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-123戸(他管理人室1戸)
◆ 建築主-一建設株式会社(飯田グループホールディングス)
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-多田建設、佐藤工業
◆ 着工-2025年02月初旬予定
◆ 竣工-2027年11月下旬予定
◆ 入居開始-2028年01月下旬予定


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「レグナスタワー新梅田」の完成予想図です。


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「大阪駅周辺空撮CG」です。


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「位置図」です。


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北東側から見た「レグナスタワー新梅田」の2025年6月6日の建設状況です。


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北西側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。場所打ちコンクリート拡底杭を構築しています。


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ゲート付近に拡底杭を構築する「拡底バケット」が見えます。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)プレシスタワー大阪福島」の建築計画のお知らせです。


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「立面図」です。高さは、最高部106.900m(
軒高99.980m+塔屋6.920m)となっています。


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「配置図」です。



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2025年6月 3日 (火)

大阪の主要百貨店3店舗 2025年5月度 阪急梅田本店が前年同月比14.9%減、高島屋大阪店が前年同月比12.7%減、大丸心斎橋店が前年同月比16.3%減

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-阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店-

 大阪市内の主要百貨店の2025年6月2日に発表された2025年5月の売上高(速報値)は、「阪急梅田本店」が前年同月比14.9%減、「高島屋大阪店」が前年同月比12.7%、「大丸心斎橋店」が前年同月比16.3%減でした。前年5月の伸びが大きかった反動で3店舗共にマイナスでした。前年前半の伸びが異常に高かったのでしばらく前年同月比マイナスが続くことが予想されます。

 振り返れば1年前は伸び率が驚異的で私は「狂喜乱舞」でした。この状態が続くと思っていた私は頭の中は「お花畑」でした。「山高ければ谷深し」、「好事魔多し」、いい事はいつまでも続きません。それでもここまで大幅な前年割れが続くと「もうやめて、私のライフはゼロよ!」という感じです・・・(涙)


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阪急梅田本店

 2025年5月の売上高(速報値)は、前年同月比14.9%減でした。ちなみにライバルの「伊勢丹新宿本店」店頭の2025年5月の売上高(速報値)は、前年同月比3.9%減です。

 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2025/06/02)
 2025年5月度売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)
◆ 2025年05月売上高-前年同月比14.9%減
(速報値)
◆ 2025年04月売上高-前年同月比7.8%減(確定値)

2025年3月期売上高(前年同月比)
◆ 2025年03月売上高-前年同月比3.6%減(確定値)
◆ 2025年02月売上高-前年同月比3.8%増(確定値)
◆ 2025年01月売上高-前年同月比12.3%増(確定値)
◆ 2024年12月売上高-前年同月比13.5%増(確定値)
◆ 2024年11月売上高-前年同月比13.8%増(確定値)
◆ 2024年10月売上高-前年同月比8.1%増(確定値) 
◆ 2024年09月売上高-前年同月比13.1%増(確定値)
◆ 2024年08月売上高-前年同月比15.5%増(確定値)

◆ 2024年07月売上高-前年同月比20.3%増(確定値
◆ 2024年06月売上高-前年同月比37.7%増(確定値
◆ 2024年05月売上高-前年同月比46.1%増(確定値)
◆ 2024年04月売上高-前年同月比29.6%増(確定値)

過去の年度別売上高
◆ 2024年度売上高-365,349百万円(前年比16.3%増)
 *メンズ館含む
◆ 2023年度売上高-314,028百万円(前年比20.3%増)
 *メンズ館含む
◆ 2005年度売上高-182,650百万円
 *イングス館含む
◆ 1989年度売上高-229,558百万円


Osakaminami240514
高島屋大阪店
 2025年5月の売上高(速報値)は、前年同月比12.7%減でした。

 高島屋(PDF:2025/06/02)
 2025年5月度 店頭売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年05月売上高-前年同月比12.7%減
◆ 2025年04月売上高-前年同月比13.9%減
◆ 2025年03月売上高-前年同月比5.6%減


2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比1.3%減
◆ 2025年01月売上高-前年同月比7.2%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比5.8%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比9.3%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比3.8%増

◆ 2024年09月売上高-前年同月比8.7%増
◆ 2024年08月売上高-前年同月比8.9%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比13.7%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比25.9%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比42.8%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比40.8%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比36.2%増

過去の年度別売上高
◆ 2024年度売上高-180,981百万円(前年比13.7%増)
◆ 2023年度売上高-159,152百万円(前年比20.6%増)
◆ 2005年度売上高-162,967百万円
 *堺店、和歌山店含む
◆ 1989年度売上高-207,365百万円


Osakaminami240516
大丸心斎橋店
 2025年5月の売上高(速報値)は、前年同月比16.3%減した。

 J.フロント リテイリング(PDF:2025/06/02)
 2025年5月度百貨店事業売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年05月売上高-前年同月比16.3%減
◆ 2025年04月売上高-前年同月比6.4%減
◆ 2025年03月売上高-前年同月比4.7%減

2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比10.6%増
◆ 2025年01月売上高-前年同月比27.7%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比15.2%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比8.8%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比6.6%増
◆ 2024年09月売上高-前年同月比0.3%減
◆ 2024年08月売上高-前年同月比6.3%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比18.3%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比33.6%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比54.1%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比37.0%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比42.7%増

過去の年度別売上高
◆ 2024年度売上高-115,261百万円(前年比20.4%増)
◆ 2023年度売上高-95,731百万円(前年比35.2%増)
◆ 2005年度売上高-86,750百万円
◆ 1989年度売上高-176,780百万円



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2025年5月29日 (木)

大和ハウス工業 2025年3月期の連結決算 売上高が過去最高を更新 売上高5兆4348億円、営業利益5462億円!

Osakadaiwa220913
-大和ハウス工業-

 「大和ハウス工業」の本社・本店は、大阪府大阪市北区梅田三丁目3番5号の「大和ハウス大阪ビル」にあります。「大和ハウス工業」の元となった会社は、1947年に奈良県奈良市で設立され、1955年4月5日に「大和ハウス工業株式会社」が創業しました。

 「大和」は創業者の出身地・奈良県の旧国名からとったものです。「ヤマト」ではなく「ダイワ」と読ませたのは「大いなる和をもって経営に当たりたい」という意味を持たせるため、また「ハウス工業」は建築物を工業化しようという創業理念を示しています。

● M&Aや多角化および海外事業で急成長!
 下記の不動産大手5社と比べると「大和ハウス工業」の売上高の大きさが分かると思います。大和ハウス工業が急成長したのは、M&A(企業の合併・買収)や多角化です。

 買収で一番大きかったのは、準大手ゼネコンの「フジタ」です。多角化では、「健康余暇、インテリア建材、物流、ホームセンター、都市型ホテル、環境エネルギー、損害保険代理店・クレジットカード、オートリース・パーキング・カーシェア」などを行っています。

 業績をけん引するのは海外事業です。2026年3月期の海外売上高は4%増の9,400億円を見込みます。アメリカの戸建て事業は円高で営業減益となる見通しですが、売上高は5%増の6,391億円を見込みます。

2025年3月期連結決算(売上高/営業利益)
ハウスメーカー
1位 大和ハウス工業-5,434,819百万円(546,279百万円)
2位 積水ハウス-4,058,583百万円(331,366百万円)
3位 住友林業-2,053,650百万円(194,588百万円)
--------------------------------------------------
デベロッパー
1位 三井不動産-2,625,363百万円(372,732百万円)
2位 三菱地所-1,579,812百万円(309,232百万円)
3位 東急不動産HD-1,150,301百万円(140,763百万円)
4位 住友不動産-1,014,239百万円(271,516百万円)
5位 野村不動産HD-757,638百万円(118,958百万円)
6位 ヒューリック-591,615百万円(163,360百万円)
7位 東京建物-463,724百万円(79,670百万円)
参考 JR東日本-445,400百万円(120,300百万円)
8位 森ビル-385,800百万円(84,200百万円)
9位 森トラスト-281,628百万円(54,012百万円)

(備考)「大和ハウス工業」は3月期決算、「積水ハウス」は1月期決算、「住友林業」は12月期決算です。「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は3月期決算、「ヒューリック、東京建物」は12月期決算の数値です。「森ビル」と「森トラスト」は3月期決算です。「森ビル」と「森トラスト」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する資料を発表しています。「JR東日本」は不動産・ホテル部門の数値です。


Daiwasekisui220812
大和ハウス工業の連結業績

 「大和ハウス工業」は、2025年5月13日に「2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結決算では、売上高5,434,819百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益546,279百万円(前年同期比24.1%増)となりました。

 大和ハウス工業 決算短信(PDF:2025/05/13)
 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期の連結業績予想(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高5,600,000百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益470,000百万円(前年同期比14.0%減)と予想をしています。

大和ハウス工業の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月   1,069,789百万円     42,305百万円
1999年3月      896,005百万円     40,215百万円
2000年3月      951,072百万円     47,497百万円
-----------------------------------------
2001年3月   1,016,236百万円     44,289百万円
2002年3月   1,197,924百万円     46,031百万円
2003年3月   1,184,543百万円     45,271百万円
2004年3月   1,224,647百万円     59,660百万円
2005年3月   1,365,913百万円     67,849百万円
2006年3月   1,528,983百万円     80,072百万円
2007年3月   1,618,450百万円     85,678百万円
2008年3月   1,709,254百万円     89,120百万円
2009年3月   1,690,956百万円     73,580百万円
2010年3月   1,609,883百万円     62,714百万円
-----------------------------------------
2011年3月   1,690,151百万円     87,697百万円
2012年3月   1,848,797百万円   114,955百万円
2013年3月   2,007,989百万円   128,024百万円
2014年3月   2,700,318百万円   163,576百万円
2015年3月   2,810,714百万円   180,352百万円
2016年3月   3,192,900百万円   243,100百万円
2017年3月   3,512,909百万円   310,092百万円
2018年3月   3,795,992百万円   347,141百万円
2019年3月   4,143,505百万円   372,195百万円
2020年3月   4,380,209百万円   381,114百万円
-----------------------------------------
2021年3月   4,126,769百万円   357,121百万円
2022年3月   4,439,536百万円   383,256百万円
2023年3月   4,908,199百万円   465,370百万円
2024年3月   5,202,919百万円   440,210百万円
2025年3月   5,434,819百万円   546,279百万円

2026年3月予想
2026年3月   5,600,000百万円   470,000百万円(会)
2026年3月   5,597,111百万円   480,867百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2025年5月29日時点の数値です。



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2025年5月25日 (日)

確定版 2024の「百貨店の店舗別売上高ランキング」 1位は「伊勢丹新宿本店」の4,212億円、2位は「阪急うめだ本店」の3,653億円、3位は「ジェイアール名古屋タカシマヤ」の2,154億円

Osakadepartment240811
-百貨店の店舗別売上高ランキング-
 各百貨店の決算が出揃ったため、売上高1,000億円以上の「百貨店の店舗別売上高ランキング」の確定版を発表したいと思います。今まで「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を2,136億円と書いてきましたが、これは2024年1月~12月までの売上高で、「(株)ジェイアール東海高島屋」の決算は2月のため、2024年3月~2025年2月までの売上高は2,154億円となります。

 「そごう・西武」は2023年度から店舗売上高の公表をしていません。2022年度は「西武池袋本店」が1,768億円、「そごう横浜店」が1,063億円だったので、この2店舗は余裕で売上高1,000億円を超えていると思われます。

2024年百貨店の店舗別売上高ランキング(確定値)
01 伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)-421,283百万円(+12.1%)
02 阪急うめだ本店(大阪市)-365,349百万円(+16.3%)
03 ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市)―215,400百万円(+11.0%)
04 高島屋大阪店(大阪店)-180,981百万円(+13.7%)
05 三越日本橋本店(東京都中央区)-161,653百万円(+5.7%)
06 高島屋日本橋店(東京都中央区)-160,502百万円(+7.5%)
07 高島屋横浜店(横浜市)-142,421百万円(+5.8%)
08 松坂屋名古屋店(名古屋市)-131,635百万円 (+3.8%)
09 あべのハルカス近鉄本店(大阪市)-124,200百万円(+2.5%)
10 三越銀座店(東京都中央区)-124,186百万円(+18.5%)
11 松屋銀座本店(東京都中央区)-122,400百万円(+20.3%)
12 大丸心斎橋店(大阪市)-115,261百万円(+20.4%)
13 高島屋京都店(京都市)-111,509百万円(+14.6%)
14 東武百貨店池袋店(東京都豊島区)-110,200百万円(+13.0%)
15 高島屋新宿店(東京都新宿区)-100,016百万円(+13.5%)

(備考)大規模改装中の「西武池袋本店」は非公表です。

2023年百貨店の店舗別売上高ランキング(確定値)
01 伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)-3,758億円
02 阪急うめだ本店(大阪市)-3,140億円
03 ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市)―1,940億円
04 高島屋大阪店(大阪市)-1,591億円
05 三越日本橋本店(東京都中央区)-1,528億円
06 高島屋日本橋店(東京都中央区)-1,493億円
07 高島屋横浜店(横浜市)-1,346億円
08 松坂屋名古屋店(名古屋市)-1,268億円
09 あべのハルカス近鉄本店(大阪市)-1,211億円
10 三越銀座店(東京都中央区)-1,047億円
11 松屋銀座本店(東京都中央区)-1,017億円

(備考)「西武池袋本店」は非公表です。


Departmentstore250411
(1位)伊勢丹新宿本店・4,212億円
 2024年度(2025年3月期)の売上高は、421,283百万円(前年比12.1%増)でした。遂に売上高が4,000億円を突破しました。日本一の売上高を誇ります。


Osakadepartment240512
(2位)阪急梅田本店・3,653億円
 2024年度(2025年3月期)の売上高は、365,349百万円(前年比16.3%増)でした。


Departmentstore250412
(3位)ジェイアール名古屋タカシマヤ・2,154億円
 今まで「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を2,136億円と書いてきましたが、これは2024年1月~12月までの売上高で、「(株)ジェイアール東海高島屋」の決算は2月のため、2024年3月~2025年2月までの売上高は2,154億円となります。


Osakaminami240514
(4位)高島屋大阪店・1,809億円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、180,981百万円(前年比13.7%増)でした。


Departmentstore250414
(5位)三越日本橋本店・1,616億円
 2024年度(2025年3月期)の売上高は、161,653百万円(前年比5.7%増)でした。


Departmentstore250511
(11位)松屋銀座本店・1,224億円
 首都圏在住でない方にはあまり馴染みがありませんが、「松屋銀座本店」は凄い百貨店なんです。「松屋」の2025年2月期連結業績は、売上高に相当する総額売上高が前期比19.3%増の1,371億円で、1992年以来33年ぶりに過去最高を更新しました。旗艦店である「銀座本店」の総額売上高は、前期比20.3%増の1,224億円でした。


Departmentstore250512
(非公表)西武池袋本店

 「西武池袋本店」は間違いなく売上高1,000億円を超えていると思われますが、非公表のため売上高は不明です。「ヨドバシカメラ」の主導により大規模改装中です。



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2025年5月14日 (水)

エイチ・ツー・オー リテイリング 阪急阪神百貨店 2024年度(2025年3月期)の店舗別売上ランキングを発表 「阪急梅田本店」は、売上高365,349百万円!

Osakadepartment240811
-エイチ・ツー・オー リテイリング-
 「エイチ・ツー・オー リテイリング」が2025年5月13日に「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。それに付随して「2024年3月期 決算補足資料」も公開されました。その中に2024年4月1日~2025年3月31日までの「店別売上高」があります。

 引用資料 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2025/05/13)
 2025年3月期 決算補足資料

 1位の「阪急梅田本店」は、売上高365,349百万円(前年比16.3%増)です。日本全体で2位となります。日本で1位は「伊勢丹新宿本店」421,283百万円(前年比12.1%増)です。「三越伊勢丹の店舗別売上高ランキング」はもう1つのブログにUPしたので下記にリンクを貼っておきます。

 2位の「博多阪急」は、売上高69,358百万円(前年比 11.3%増)です。「阪神梅田本店」を抜いて遂に2位になりました。3位の「阪神梅田本店」は、売上高64,756百万円(前年比2.0%減)です。かつては売上高1,000億円超の常連だった「阪神梅田本店」ですが、2期に分けての建て替え時に顧客が「阪急梅田本店」に大量に流れて回復していません。

 ◆ 三越伊勢丹の店舗別売上高ランキング
 三越伊勢丹ホールディングス 2024年度(2025年3月期)の店舗別売上ランキングを発表 「伊勢丹新宿本店」は、売上高421,283百万円 遂に4,000億園突破!
 
 ◆ 高島屋の店舗別売上高ランキング
 高島屋 2024年度(2025年2月期)の店舗別売上ランキングを発表 1,000億円以上が5店舗、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を含めると6店舗!

 ◆ 大丸松坂屋百貨店の店舗別売上ランキング
 J.フロント リテイリング 「大丸松坂屋百貨店」が2024年度(2025年2月期)の店舗別売上ランキングを発表 「心斎橋店」が久しぶりに売上高1,000億円を突破!

2024年度(2025年3月期)の阪急阪神百貨店舗別売上ランキング
01位 阪急本店-365,349百万円(16.3%増)
02位 博多阪急-69,358百万円(11.3%増)
03
位 阪神梅田本店-64,756百万円(2.0%減)
04位 神戸阪急-42,981百万円(6.3%増)
05位 高槻阪急スクエア-24,859百万円(4.6%増)
06位 西宮阪急-24,774百万円(0.8減)
07位 阪急メンズ東京-13,966百万円(2.6%増)
08位 千里阪急-13,536百万円(4.9%減)
09位 川西阪急-12,362百万円(3.5%減)
10位 宝塚阪急-6,958百万円(1.4%増)
11位 大井食品館-4,475百万円(1.4%減)
12位 阪神・にしのみや-4,220百万円(3.0%増)
13位 都筑阪急-3,214百万円(0.1%増)
14位 あまがさき阪神-3,094百万円(1.0%減)
15位 阪神・御影-628百万円(9.7%増)


2023年度(2024年3月期)の阪急阪神百貨店舗別売上ランキング
01位 阪急本店-314,028百万円(20.3%増)
02位 阪神梅田本店-66,088百万円(19.4%増)
03位 博多阪急-62,339百万円(23.3%増)
04位 神戸阪急-40,429百万円(21.7%増)
05位 西宮阪急-24,979百万円(3.0%増)
06位 高槻阪急スクエア-23,755百万円(8.7%増)
07位 千里阪急-14,238百万円(3.6%増)
08位 阪急メンズ東京-13,613百万円(13.3%増)
09位 川西阪急-12,806百万円(0.4%増)
10位 宝塚阪急-6,859百万円(1.4%増)
11位 大井食品館-4,538百万円(1.6%増)
12位 阪神・にしのみや-4,096百万円(0.7減)
13位 都筑阪急-3,211百万円(
0.1%増)
14位 あまがさき阪神-3,124百万円(2.6%増)
15位 
阪神・御影-572百万円(10.7%増) 


Osakadepartment240512
(1位)阪急梅田本店

 2024年度(2025年3月期)の売上高は、365,349百万円(前年比16.3%増)でした。 日本全体で2位となります。 日本全体で1位は「伊勢丹新宿本店」の売上高421,283百万円(前年比12.1%増)です。


Departmentstore250453
(2位)博多阪急
 2024年度(2025年3月期)の売上高は、69,358百万円(前年比 11.3%増)でした。「阪神梅田本店」を抜いて遂に2位になりました。

● 当初は「高島屋」の出店が有力だった!
 出店レースでは、当初は全国制覇を狙う「高島屋」が有力でしたが、より広い売場面積を要求した高島屋とJR九州の交渉がまとまらず、結局核テナントとして「阪急百貨店」が入居する事に決定しました。阪急百貨店の売場面積は41,835㎡です。「高島屋」は50,000㎡以上を要望していたと言われています。

 福岡市内では、「株式会社岩田屋三越」の2024年度(2025年3月期)の売上高は、132,914百万円(前年比6.7%増)でした。その中で、「岩田屋本店」の売上高は900億円超なので、「博多阪急」は福岡市内で2位の売上高となります。


Departmentstore250461
(3位)阪神梅田本店
 2024年度(2025年3月期)の売上高は、64,756百万円(前年比2.0%減)でした。かつては売上高1,000億円超の常連だった「阪神梅田本店」ですが、2期に分けての建て替え時に顧客が「阪急梅田本店」に大量に流れて回復していません。


Departmentstore250462
(4位) 神戸阪急

 2024年度(2025年3月期)の売上高は、42,981百万円(前年比6.3%増)でした。

● そごう神戸店
 かつては「そごう神戸店」でしたが、2017年10月1日に「セブン&アイ・ホールディングス」から事業承継、2019年10月5日より「神戸阪急」として営業開始しました。



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2025年5月 3日 (土)

大阪の主要百貨店3店舗 2025年4月度 阪急梅田本店が前年同月比7.7%減、高島屋大阪店が前年同月比13.9%減、大丸心斎橋店が前年同月比6.4%減

Osakadepartment240811
-阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店-

 大阪市内の主要百貨店の2025年5月1日に発表された2025年4月の売上高(速報値)は、「阪急梅田本店」が前年同月比7.7%減、「高島屋大阪店」が前年同月比13.9%、「大丸心斎橋店」が前年同月比6.4%減でした。前年4月の伸びが大きかった反動で3店舗共にマイナスでした。前年前半の伸びが異常に高かったのでしばらく前年同月比マイナスが続くことが予想されます。


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阪急梅田本店

 2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比7.7%減でした。ちなみにライバルの「伊勢丹新宿本店」店頭の2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比1.2%減です。

 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2025/05/01)
 2025年4月度売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)
◆ 2025年04月売上高-前年同月比7.7%減
(速報値)

2025年3月期売上高(前年同月比)
◆ 2025年03月売上高-前年同月比3.6%減(確定値)
◆ 2025年02月売上高-前年同月比3.8%増(確定値)
◆ 2025年01月売上高-前年同月比12.3%増(確定値)
◆ 2024年12月売上高-前年同月比13.5%増(確定値)
◆ 2024年11月売上高-前年同月比13.8%増(確定値)
◆ 2024年10月売上高-前年同月比8.1%増(確定値) 
◆ 2024年09月売上高-前年同月比13.1%増(確定値)
◆ 2024年08月売上高-前年同月比15.5%増(確定値)

◆ 2024年07月売上高-前年同月比20.3%増(確定値
◆ 2024年06月売上高-前年同月比37.7%増(確定値
◆ 2024年05月売上高-前年同月比46.1%増(確定値)
◆ 2024年04月売上高-前年同月比29.6%増(確定値)

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-314,028百万円(前年比20.3%増)
 *メンズ館含む
◆ 2005年度売上高-182,650百万円
 *イングス館含む
◆ 1989年度売上高-229,558百万円


Osakaminami240514
高島屋大阪店
 2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比13.9%減でした。

 高島屋(PDF:2025/05/01)
 2025年4月度 店頭売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年04月売上高-前年同月比13.9%減
◆ 2025年03月売上高-前年同月比5.6%減


2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比1.3%減
◆ 2025年01月売上高-前年同月比7.2%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比5.8%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比9.3%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比3.8%増

◆ 2024年09月売上高-前年同月比8.7%増
◆ 2024年08月売上高-前年同月比8.9%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比13.7%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比25.9%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比42.8%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比40.8%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比36.2%増

過去の年度別売上高
◆ 2024年度売上高-180,981百万円(前年比13.7%増)
◆ 2023年度売上高-159,152百万円(前年比20.6%増)
◆ 2005年度売上高-162,967百万円
 *堺店、和歌山店含む
◆ 1989年度売上高-207,365百万円


Osakaminami240516
大丸心斎橋店
 2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比6.4%減した。

 J.フロント リテイリング(PDF:2025/05/01)
 2025年4月度百貨店事業売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年04月売上高-前年同月比6.4%減
◆ 2025年03月売上高-前年同月比4.7%減

2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比10.6%増
◆ 2025年01月売上高-前年同月比27.7%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比15.2%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比8.8%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比6.6%増
◆ 2024年09月売上高-前年同月比0.3%減
◆ 2024年08月売上高-前年同月比6.3%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比18.3%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比33.6%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比54.1%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比37.0%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比42.7%増

過去の年度別売上高
◆ 2024年度売上高-115,261百万円(前年比20.4%増)
◆ 2023年度売上高-95,731百万円(前年比35.2%増)
◆ 2005年度売上高-86,750百万円
◆ 1989年度売上高-176,780百万円



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2025年4月26日 (土)

大阪の超高収益企業「キーエンス」 2025年3月期の連結業績 売上高1,059,145百万円、営業利益549,775百万円 売上高が遂に1兆円を突破!

Osakakeyence220211
-キーエンス-
 「キーエンス」の本社は、大阪府大阪市東淀川区東中島一丁目3番14号にあります。社員の平均年収が非常に高い会社として有名です。事業内容は、「センサー、測定器、画像処理機器、制御・計測機器、研究・開発用解析機器、ビジネス情報機器」となっています。

 「キーエンス」は、工場を自前で持たない「ファブレス経営」です。そのため、設備関連費や労務費が極端に少ないのです。その分を研究開発に投資して、圧倒的な商品開発力を誇っています。

 「キーエンス」は2025年4月25日に「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。売上高が1兆591億円(前年同期比9.5%増)、営業利益5,498億円(前年同期比11.1%増)となりました。売上高が遂に1兆円を突破、営業利益が初めて5,000億円を突破しました。売上高営業利益率は驚異の51.9%です。

 売上高の内訳は、日本国内が8%増の3,727億円、海外が10%増の6863億円でした。海外比率は65%となっています。2026年3月期の焦点となるのがアメリカのトランプ政権の関税政策です。


Osakakeyence190512
 2025年3月期の連結業績
 2025年3月期の連結業績(2024年3月21日~2025年3月20日)は、売上高1,059,145百万円(前年同期比9.5%増)、営業利益549,775百万円(前年同期比11.1%増)となりました。売上高が遂に1兆円を突破しました。2026年3月期予想は、キーエンスからは未発表です。

 キーエンス 決算短信(PDF:2025/04/25)
 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

キーエンスの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2011年3月     184,800百万円      86,600百万円
2012年3月     199,334百万円      91,145百万円
2013年3月     217,800百万円      99,200百万円
2014年3月     265,010百万円    130,689百万円
2015年3月     334,034百万円    175,719百万円
2016年3月     379,300百万円    201,300百万円
2017年3月     412,700百万円    218,900百万円
2018年3月     526,847百万円    292,890百万円
2019年3月     587,095百万円    317,868百万円
2020年3月     551,843百万円    277,631百万円 
-----------------------------------------
2021年3月     538,134百万円    276,758百万円 
2022年3月     755,174百万円    418,045百万円
2023年3月     922,422百万円    498,914百万円
2024年3月     967,288百万円    495,014百万円
2025年3月  1,059,145百万円    549,775百万円

2026年3月期予想
2026年3月  1,157,300百万円    610,775百万円(コ) 

(備考)2026年3月期予想は、キーエンスが未発表のためコンセンサス(アナリスト予想)のみになります。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2025年4月26日時点の数値です。



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