32 大阪市・中部②

(2009年~)

2023年2月12日 (日)

大阪市西区 (仮称)京町堀一丁目計画 IHGホテルズ&リゾーツの「voco大阪セントラル」 2023年5月30日に開業!

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-voco大阪セントラル-

 「NTT都市開発」は、大阪市西区で開発を進めている「(仮称)京町堀一丁目計画」について、新築工事に2021年5月に着手しました。「(仮称)京町堀⼀丁⽬計画」は、2023年1月に竣⼯しました。

 「(仮称)京町堀一丁目計画」は、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋」駅に近接する、地上13階、延床面積約10,600㎡のホテルであり、IHGホテルズ&リゾーツが「voco大阪セントラル」を運営予定です。開業は2023年5月30日を予定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2023/02/08)
 「(仮称)京町堀一丁目計画」新築工事竣工について日本初進出ホテル「voco大阪セントラル」が2023年5月30日(火)開業

voco大阪セントラルの概要
◆ 計画名-(仮称)京町堀一丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市西区京町堀一丁目7番1号
◆ 交通-Osaka Metro 四つ橋線「肥後橋」駅徒歩2分
◆ 階数-地上13階、地下0階
◆ 敷地面積-約1,200㎡
◆ 延床面積-約10,600㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-191室
◆ 建築主-NTT都市開発(ホテル経営:UDホスピタリティマネジメント、ホテル運営:IHGホテルズ&リゾーツ)
◆ 設計者-錢高組、アパ アソシエイツ
◆ 監理者-錢高組、アパ アソシエイツ
◆ 施工者-錢高組
◆ 着工-2021年05月
◆ 竣工-2023年01月
◆ 開業-2023年05月30日予定


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「外観(夜景)」です。


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「四つ橋筋側低層部外観」です。


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「ホテルロビー」です。


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「カフェ&バー」です。


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「客室」です。


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「位置図」です。



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2023年2月 8日 (水)

大阪ガスの新本社ビル 地上33階、高さ約150mの「大阪ガスビルディング(ガスビル西館)」 2024年に着工予定!

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-大阪ガスが新本社ビルを建設-

 2022年4月26日に「大阪ガス」は、「大阪ガス都市開発」が所有する大阪ガスビルディングの西側の大阪ガスグループ社有地での複合ビル開発と、ガスビルのリノベーションについて検討を開始すると発表しました。

 西用地は、現在は駐車場等として利用していますが、保有資産の価値向上を目的に、外部テナントへの賃貸によりオフィスと商業用途に使用する複合ビルの建設を検討します。Daigasグループ本社機能の西新ビルへの移転・集約についても、あわせて検討します。

 「ガスビル(南館:1933年竣工、北館:1966年竣工)」は、歴史的建築物として保存し、御堂筋のさらなるにぎわい創出に寄与するよう、用途拡大等に向けたリノベーションを検討します。なお、ガスビルの保存方法については、保存検討委員会を設け、学識経験者の意見を受けながら、検討を進めます。

 大阪市は、2023年2月3日に「令和4年度第3回大阪市都市計画審議会」を開催しました。容積率の最高限度は1,200%に引き上げられ、建築物の高さの最高限度が150mとなりました。

● 概要は、地上33階、高さ約150m!
 「大阪ガス、大阪ガス都市開発」は、2022年4月26日、6月15日に発表のとおり、大阪ガスビルディングのリノベーションとガスビル西側の大阪ガスグループ社有地での複合ビルの開発について検討を進めてきました。

 2023年2月7日に都市計画案が、大阪府の都市計画審議会において、都市再生特別措置法に定める都市再生特別地区として審議・可決され、都市計画決定される見込みとなりました。

 引用資料 報道発表資料(2023/02/07)
 ガスビル西側での複合ビル開発とガスビルのリノベーションについて(「平野町四丁目地区」計画案の概要お知らせ)

 「ガスビル西館」は2024年に着工し、2027年の完成を目指します。竣工後に大阪ガスの本社機能を移転します。「ガスビル」の改修工事は、2028年に着工し、2031年の完成を予定しています。改修後も外観と床面積の85%を保存する計画です。

大阪ガスビルディングの概要「ガスビル西館(新築) ガスビル(改修)」
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅から徒歩約5分、京阪本線「淀屋橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-(ガスビル西館)地上33階、地下階あり、(ガスビル)地上8階、塔屋あり、地下2階
◆ 高さ-(ガスビル西館)約150m、(ガスビル)約45m
◆ 敷地面積-約10,370㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約136,000㎡(施設全体)
◆ 容積率-約1,200%
◆ 構造-(ガスビル西館)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(ガスビル)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(ガスビル西館)オフィス、商業施設、(ガスビル)オフィス、商業施設
◆ 建築主-大阪ガス、大阪ガス都市開発
◆ 着工-(ガスビル西館)2024年予定、(ガスビル)2028年予定
◆ 竣工-(ガスビル西館)2027年予定、(ガスビル)2031年予定
◆ 総事業費-500億円以上


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「北東より」です。


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「道路上空利用部分のイメージ(南より)」です。


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「ガスビル西館のデザインコンセプト(パースは南より)」です。2棟のビルは接続されます。2棟のビルは、階高が全く違うので接続が難しそうです。


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「ガスビルのアトリウムイメージ」です。


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「ガスビル・ガスビル西館の用途構成」です。規制緩和で道路上空の利用が一般的になってきました。2棟のビルは接続されますが、階高が全く違います。2棟の階高の違いを吹き抜けで調整するようです。


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「計画図」です。


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高層部の高さの最高限度が150mとなります。


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大阪ガスビルディングの「外観の撤去・改修範囲」です。リノベーションされますが、基本的な方向性は「 歴史的価値の高い南館・北館⼀体的な外観構成および竣工当時の趣を残す内部を基本的に保存する。」となっています。

 引用資料 大阪ガス(2022/06/15)
 「ガスビル保存検討委員会」検討状況について~ガスビルの歴史的価値の継承と活用の基本的な方向性~


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大阪ガスビルディング(国登録有形文化財)
 「大阪ガスビルディング(ガスビル)」は、大阪のメインストリート御堂筋に面し、地域のランドマークとなっています。「国登録有形文化財」のため、歴史的建造物として保存しながらテナントやオフィスの誘致など用途の拡大を図ります。



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2023年2月 5日 (日)

住友電気工業 もはや自動車部品メーカー 「ワイヤーハーネス」で世界3強の1社 2023年3月期は、売上高4兆円を予想!

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-住友電気工業-

 「住友電気工業」の本社(大阪)は、大阪府大阪府大阪市中央区北浜四丁目5-33の「住友ビル本館」にあります。本社(東京)は、東京都港区元赤坂一1丁目3-13の「赤坂センタービルディング」にあります。
 かつては、住友グループの本社の多くが大阪にありましたが、ほとんどが東京に本社を移転しています。その中でも「住友電気工業」は、大阪に本社を置いています。

 1897年に大阪で創業した「住友電気工業」は、自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の5つの事業分野を世界約40カ国で展開しています。

● 主力製品はワイヤーハーネス
 「住友電気工業」の主力製品は「ワイヤーハーネス」です。ワイヤーハーネスは、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線の束と、端子やコネクタで構成された集合部品です。

 自動車の車内配線など、高性能かつ多機能な機械装置の内部に数多く張り巡らされており、ワイヤーハーネスは人間でいえばいわば神経や血管に相当する非常に重要な部品です。

 また、モーターを動力として使用する「(EV(電気自動車)」は、バッテリーからモーターなどに高い電圧を安全・確実に供給する高電圧ワイヤーハーネスが必要です。


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住友電気工業の連結決算

 「住友電気工業」は、2023年2月2日に「2023年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2023年3月期第3四半期(2022年4月1日~2022年12月31日)の連結決算では、売上高2,911,973百万円(前年同期比19.4%増)、営業利益94,825百万円(前年同期24.0%増)となりました。

 住友電気工業 決算短信(PDF:2023/02/02)
 2023年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2023年3月期の連結業績予想
 2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)は、売上高4,000,000百万円(前年同期比18.8%増)、営業利益160,000百万円(前年同期比30.9%増)と、売上高は過去最高の業績予想をしています。

住友電気工業の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月   1,297,082百万円     61,214百万円
1999年3月   1,281,099百万円     54,083百万円
2000年3月   1,308,563百万円     63,690百万円
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2001年3月   1,478,740百万円     95,169百万円
2002年3月   1,485,021百万円     46,165百万円
2003年3月   1,488,914百万円     29,832百万円
2004年3月   1,542,402百万円     48,203百万円
2005年3月   1,740,198百万円     81,429百万円
2006年3月   2,007,134百万円   105,495百万円
2007年3月   2,384,395百万円   128,745百万円
2008年3月   3,107,027百万円   127,216百万円
2009年3月   2,918,580百万円   113,926百万円
2010年3月   1,836,352百万円     51,728百万円
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2011年3月   2,033,827百万円   103,810百万円
2012年3月   2,059,344百万円     86,946百万円
2013年3月   2,159,942百万円     76,790百万円
2014年3月   2,568,779百万円   120,058百万円
2015年3月   2,822,811百万円   134,457百万円
2016年3月   2,933,089百万円   143,476百万円
2017年3月   2,814,483百万円   150,583百万円
2018年3月   3,082,247百万円   173,139百万円
2019年3月   3,177,985百万円   166,260百万円
2020年3月   3,107,027百万円   127,216百万円
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2021年3月   2,918,580百万円   113,926百万円
2022年3月   3,367,863百万円   122,195百万円

2023年3月予想
2023年3月   4,000,000百万円   160,000百万円(会)
2023年3月   3,989,811百万円   157,577百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年2月5日時点の数値です。


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事業セグメント別売上高
 「住友電気工業」と言えば、電線や光ファイバーのイメージがありますが、主力はワイヤーハーネスを中心とする「自動車部品」です。ワイヤハーネスの世界市場は、「住友電気工業、矢崎総業、アプティブ(アメリカ)」が3強です。自動車部品が売上高の5割を超えており、もはや自動車部品メーカーと言っても過言ではありません。

 引用資料 住友電気工業・公式ホームページ
 住友電工グループ 2030ビジョン

● 5兆円企業へ!
 「住友電気工業」は、長期計画で売上高5兆円以上を掲げています。自動車部品メーカーで売上高5兆円を超えているのはドイツの「ボッシュ」とトヨタ系の「デンソー」のみです。日本メーカーに限れば、これにトヨタ系の「アイシン」が続きます。



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2023年1月27日 (金)

御堂筋の「平野町四丁目地区」 大阪ガス「大阪ガスビルディング」の西側隣接敷地 高さ最高限度150mの新本社ビルを建設! 

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-大阪ガスが新本社ビルを建設-

 2022年4月26日に「大阪ガス」は、「大阪ガス都市開発」が所有する大阪ガスビルディングの西側の大阪ガスグループ社有地での複合ビル開発と、ガスビルのリノベーションについて検討を開始すると発表しました。

 引用資料 大阪ガス(2022/04/26)
 ガスビル西側での複合ビル開発とガスビルのリノベーションの検討開始について

 西用地は、現在は駐車場等として利用していますが、保有資産の価値向上を目的に、外部テナントへの賃貸によりオフィスと商業用途に使用する複合ビルの建設を検討します。Daigasグループ本社機能の西新ビルへの移転・集約についても、あわせて検討します。

 「ガスビル(南館:1933年竣工、北館:1966年竣工)」は、歴史的建築物として保存し、御堂筋のさらなるにぎわい創出に寄与するよう、用途拡大等に向けたリノベーションを検討します。なお、ガスビルの保存方法については、保存検討委員会を設け、学識経験者の意見を受けながら、検討を進めます。

● 平野町四丁目地区
 大阪市は、2023年2月3日(金)に「令和4年度第3回大阪市都市計画審議会」を開催します。議題の1つに ”議第282号「大阪都市計画都市再生特別地区の変更について」(平野町四丁目地区)” があります。容積率の最高限度は1,200%に引き上げられ、建築物の高さの最高限度が150mとなります。 

 引用資料 報道発表資料(2023/01/26)
 令和4年度第3回大阪市都市計画審議会を開催します


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「計画図」です。


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高層部の高さの最高限度が150mとなります。2棟のビルは地下で接続されます。


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大阪ガスビルディングの「外観の撤去・改修範囲」です。リノベーションされますが、基本的な方向性は「 歴史的価値の高い南館・北館⼀体的な外観構成および竣工当時の趣を残す内部を基本的に保存する。」となっています。

 引用資料 大阪ガス(2022/06/15)
 「ガスビル保存検討委員会」検討状況について~ガスビルの歴史的価値の継承と活用の基本的な方向性~


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大阪ガスビルディング(国登録有形文化財)
 「大阪ガスビルディング(ガスビル)」は、大阪のメインストリート御堂筋に面し、地域のランドマークとなっています。「国登録有形文化財」のため、歴史的建造物として保存しながらテナントやオフィスの誘致など用途の拡大を図ります。



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2023年1月18日 (水)

「心斎橋プラザビル、心斎橋フジビル」の建て替え 地上28階、高さ約132mの「(仮称)心斎橋プロジェクト」 2023年1月17日に起工式を挙行!

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-(仮称)心斎橋プロジェクト-

 「ヒューリック」は、「心斎橋プラザビル新館、心斎橋プラザビル本館、心斎橋プラザビル東館、心斎橋フジビル」の4棟の一体的な建て替えを計画しています。

 「心斎橋プラザビル新館、心斎橋プラザビル本館、心斎橋プラザビル東館、心斎橋フジビル」の4棟の解体工事が行われました。解体工事の工事名は「心斎橋フジビルプラザビル解体」、発注者は「ヒューリック、竹中工務店、JR西日本不動産開発、パルコ」、施工者は「竹中工務店」でした。

●  2023年1月17日に起工式を挙行! 
 「ヒューリック、心斎橋開発特定目的会社、竹中工務店、JR西日本不動産開発」は、現在4社で推進している「(仮称)心斎橋プロジェクト」について、建築工事に着手し、2023年1月17日に起工式を執り行いました。

 引用資料 ヒューリック(PDF:2023/01/17)
  「(仮称)心斎橋プロジェクト」建築工事着手のお知らせ -大阪「心斎橋」に新たなランドマークとなるエリア最大級の複合施設を開発-

 地下2階~地上6階が「店舗」、8階~14階が「オフィス」、16階~28階が「宿泊施設」となります。宿泊施設はヒューリックグループが運営する「ザ・ゲートホテル」が、関西エリア旗艦店として、また京都に続く関西2軒目として開業します。

(仮称)心斎橋プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場三丁目8番4他(地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・Osaka Metro長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅直結
◆ 階数-地上28階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-132.6m
◆ 敷地面積-約3,289㎡(船場建築線後退後の面積)
◆ 建築面積-約3,004㎡
◆ 延床面積-約46,241㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(制振デバイスおよび座屈補剛ブレースを設置)
◆ 用途-店舗(地下2階~地上6階)、オフィス(8階~14階)、宿泊施設(16階~28階)
◆ 客室数-220室超(ザ・ゲートホテル)
◆ 建築主-ヒューリック、竹中工務店、JR西日本不動産開発、L Catterton Real Estate、パルコ(2023年3月1日付でJ.フロント都市開発株式会社が承継)
◆ 設計者-(基本設計)日建設計・竹中工務店 基本設計共同企業体、(実施設計)竹中工務店
◆ 技術コンサルティング-日建設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2020年10月01日〜2022年09月30日
◆ 着工-2023年01月17日(起工式)
◆ 竣工-2026年02月予定
◆ 総事業費-約700億


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「建物外観(夜間)」です。


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「屋外テラス」です。


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「フロア構成」です。地下2階~地上6階が「店舗」、8階~14階が「オフィス」、16階~28階が「宿泊施設」となります。構造切替階の7階と15階は「機械室」になると思われます。


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「位置図」です。



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2022年12月22日 (木)

大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に新駅「森之宮新駅構想」 新駅のデザインパースを公開 2028年春に開業予定!

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-大阪メトロが大阪公立大学のキャンパス前に新駅-
 2022年11月16日に各マスコミから、大阪メトロは2025年に大阪城公園の東側に開設される大阪公立大学のキャンパスの前に新しい駅を設置する方針を固めたたと報道されました。

 大阪メトロの新しい駅は、森ノ宮駅から北東に約800mの「森之宮検車場」の敷地内に設置される予定です。新駅は、隣の森ノ宮駅から延伸する終着駅となり、車両の検査などを行う検車場に向かう線路を活用するということでホームも地上に造られる予定です。開業は大阪公立大学のメインキャンパスが開設される2025年を目指します。

● 森之宮新駅構想
 「Osaka Metro」は、大阪城東部地区に位置する森之宮検車場内に、新駅を設置する方針を決定しました。新駅の開業時期は、大阪城東部地区まちづくりの1.5期開発に間に合うよう、2028年春を目指します。

 引用資料 Osaka Metro(2022/12/21)
 森之宮新駅構想について

 交通を核にした生活まちづくり企業を目指すOsaka Metroは、万博開催とIR開業が予定されている西の拠点「夢洲」に対し、大阪府市を中心にまちづくり開発の計画が進む「森之宮」を東の拠点として位置づけ、東西軸の中央線の強化を行うことで、大阪の発展に寄与することを目指しています。

 一方で、開発エリアは、大学などの開発による需要に対してアクセス性が弱く、交通環境の整備が必要と考えており、当社が保有する森之宮検車場内に新たな鉄道駅を設置することで、アクセス性の向上と開発エリアのポテンシャル向上を図ります。


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「新駅のデザインパース」です。


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「新駅設置想定場所」です。「C地区(もとごみ焼却工場)」の西側に設置します。新駅の北端は「第二寝屋川」の手前に達します。

● 留置線跡地を活用
 大阪・関西万博開に合わせて「留置線」を整備しますが、万博終了後に留置線を撤去して留置線跡地を活用して新駅を設置します。


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「配置図」です。


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「新駅設置想定場所」です。



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2022年11月27日 (日)

日生病院跡地 「健康・医療」をテーマにした複合商業施設が誕生「フレスポ阿波座」 2022年12月1日(木)にオープン!

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-フレスポ阿波座-

 大和ハウスグループの「大和リース」は、大阪市西区に複合商業施設「フレスポ(Frespo)阿波座」を2022年12月1日(木)にオープンします。「大和リース」は 2021年5月に「日本生命保険相互会社」と土地賃貸借契約を締結し、日生病院跡地に「健康・医療」をテーマにした複合商業施設を開発しました。「心も体も、より健康になる」のコンセプトのもと、スーパーマーケット、ドラッグストア、クリニックなどが出店します。

 引用資料 大和リース(PDF:2022/11/24)
 日生病院跡地に「健康・医療」をテーマにした複合商業施設が誕生「フレスポ阿波座」オープン 商業施設運営 土地活用

 南側の隣接地には、「大和リース」が整備した英語で保育を行う「キンダーキッズ インターナショナルスクール阿波座校」が2023年1月に開校を予定しています。

フレスポ阿波座の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区立売堀六丁目3-8
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 敷地面積-6,115.30㎡
◆ 延床面積-9,625.17㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設、クリニック
◆ テナント数-13テナント
◆ オープン-2022年12月01日

 キンダーキッズ インターナショナルスクール 阿波座校の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区立売堀六丁目5-15
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-1,515.26㎡
◆ 延床面積-1,377.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-幼稚園
◆ 開園-2023年01月予定


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「フレスポ阿波座フロアマップ(1F)」です。


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「フレスポ阿波座フロアマップ(2F)」です。


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「フレスポ阿波座フロアマップ(3F)」です。


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「アクセスマップ」です。



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2022年11月26日 (土)

御堂筋 学校法人相愛学園 地上26階、高さ約124mの超高層複合ビル「(仮称)本町4丁目プロジェクト」 2022年11月15日に新築工事に着工!

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-(仮称)本町4丁目プロジェクト-

 「御堂筋」の西側の大阪市中央区本町四丁目に「学校法人相愛学園」があります。御堂筋に面する「第二有楽ビル」と西側に位置する「学校法人相愛学園」のD棟・E棟を建て替えます。

 計画名は「(仮称)本町4丁目プロジェクト」で、地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ124.12m、延床面積45,486.19㎡の超高層複合ビルが建設されます。用途は「学校、事務所、ホテル、物販店舗、飲食店、駐車場」となります。

● 2022年11月15日に新築工事に着工!
 「大成建設」は、大阪市中央区本町四丁目に所有している大阪第二有楽ビルの建て替えに伴い、隣接する学校法人相愛学園の体育施設等と一体的に建て替えを行う「(仮称)本町四丁目プロジェクト」の、新築工事に2022年11月15日に着手しました。

 引用資料 大成建設(2022/11/15)
 (仮称)本町四丁目プロジェクトにおける新築工事着工について

 本願寺津村別院(通称:北御堂)に隣接する計画地は、御堂筋本町北地区地区計画区域内に位置しており、大阪のシンボルストリートである御堂筋に面している建築物として、御堂筋デザインガイドラインにおいて、「風格あるビジネスゾーンの形成」や「上質なにぎわいのあるまちなみの形成」等が求められている地区です。

(仮称)本町4丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区本町四丁目27番11の一部、27番14(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅
◆ 階数-地上26階、塔屋2階、地下1階(法規上 地上25階、塔屋2階、地下2階)
◆ 高さ-124.12m
◆ 敷地面積-3,309.00㎡
◆ 建築面積-2,557.29㎡
◆ 延床面積-45,486.19㎡(容積対象面積41,693.96㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート積層構造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-学校、事務所、ホテル、物販店舗、飲食店、駐車場
◆ 客室数-客室数209室
◆ 建築主-学校法人相愛学園
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2022年11月15日
◆ 竣工-2026年03月31日予定


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「用途構成」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)本町4丁目プロジェクト」の建設予定地です。


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「(仮称)本町4丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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「南側立面図」です。「御堂筋」から奥まった部分に、地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ124.12mの超高層ビルが建設されます。


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「配置図」です。東西に細長い敷地で、敷地面積3,309.00㎡です。



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2022年11月19日 (土)

JR西日本 「2025年大阪・関西万博」に向けた取り組み 「Osaka Metro 中央線」への乗換結節点となる大阪環状線「弁天町駅」の改良!

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-2025年大阪・関西万博-

 2025年大阪・関西万博に向けたアクセス輸送は、公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会が設置する「2025年日本国際博覧会来場者輸送対策協議会」において、JR西日本グループも交通事業者の一員として参画し計画検討しており、2022年10月17日には万博協会より、来場者の安全かつ円滑な来場を実現するための「万博来場者輸送具体方針(アクションプラン)」が公表されたところです。

 アクションプランでは、夢洲まで直通予定の「Osaka Metro 中央線」を筆頭に、JR西日本グループでは「JR桜島線(鉄道+シャトルバス)」が主要ルートの1つとして位置づけられており、アクセス輸送を支える交通事業者として、来場者を中心としたご利用されるお客様の安全確保を最優先に、鉄道ネットワークを活かしたアクセス向上、多様な鉄道サービスによる利便性向上等に取り組んでいくとともに、アクションプランの具現化に向けて万博協会と連携して検討を進めていきます。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/11/18)
 2022年11月社長会見

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/11/18)
 「2025年大阪・関西万博」に向けた取り組み~万博アクセス輸送~

● 大阪環状線「弁天町駅」の改良
 来場者輸送における乗換安全性を向上するほか、既存施設の老朽化やバリアフリー課題の解消を実現します。万博開催前の2025年春の工事完成を目指し、2022年内に工事着手します。

新駅舎の整備
◆ 既存の南北改札の間に位置する場所に新駅舎を整備し、新改札口(仮称:新南口・新北口)を設置→万博開催期間中は、既存の南北改札口を活用することで安全性を向上し、万博終了後には既存の南北改札口は、新駅舎に設置する改札口に機能を集約
◆ 昇降設備(エレベーター・エスカレーター)のほかバリアフリートイレの設置によるバリアフリー機能の向上

Osaka Metro との乗換円滑化
◆ Osaka Metro 弁天町駅東口改札との乗換を、段差なくフラットに乗換可能とする「連絡通路」の整備(Osaka Metro との共同事業)
◆ 連絡通路と接続する、JR 弁天町駅内回りホーム改札の新設(仮称:内回りホーム口)

ホーム柵の整備
◆ ホームの安全性を向上するため、万博開催までにホーム柵を整備


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「弁天町駅 改良計画(完成予想図・諸元・スケジュール)」です。


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「弁天町駅 改良計画(配置図)」です。


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「万博アクセス輸送の取り組み」です。



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2022年11月17日 (木)

大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に新駅「大阪公立大学前駅(仮称)」を設置予定 開業は2025年を目指す!

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-大阪メトロが大阪公立大学のキャンパス前に新駅-
 
大阪メトロは2025年に大阪城公園の東側に開設される大阪公立大学のキャンパスの前に新しい駅を設置する方針を固めました。大阪メトロの新しい駅は、森ノ宮駅から北東に約800mの「森之宮検車場」の敷地内に設置される予定です。

 引用資料 読売テレビ(2022/11/16)
 大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に2025年に新駅設置の方針 「大阪公立大学前駅(仮称)」

 新駅は、隣の森ノ宮駅から延伸する終着駅となり、車両の検査などを行う検車場に向かう線路を活用するということでホームも地上に造られる予定です。開業は大阪公立大学のメインキャンパスが開設される2025年を目指します。

 大阪メトロなどは、新駅とJR大阪環状線の大阪城公園駅をデッキなどで結んだり、周辺に新たに商業施設を設けたりすることも検討していて、新駅の名称は「大阪公立大学前」などを候補に調整しているということです。


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「大阪公立大学前駅(仮称)」は、道路の西側(写真左側)にある大阪メトロの「森之宮検車場」の敷地内に設置される予定です。


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大阪公立大学
 「大阪府立大学」と「大阪市立大学」を統合した新大学の名称は「大阪公立大学」に決定、「府市協調」の象徴的な事業として打ち出した構想が本格的に動き出し、2022年4月の開校しました。

 「大阪市立大学」の新キャンパスとして検討されている森之宮地区の市有地は、大阪城周辺から臨海部に至る東西都市軸の東部に位置する重要な拠点であり、大阪城公園に隣接し、大阪都心部の交通至便な立地条件にあります。

 2013年1月に供用を廃止したもと森之宮工場(ごみ焼却工場)や、もと焼却工場建替計画用地など大規模な未利用地が存在しています。また、JR森ノ宮電車区等や、交通局検車場、中浜下水処理場など、エリアの都市機能を支えるために重要な機能が集積していますが、高度な都市的利用はなされていません。


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「森之宮キャンパスのイメージ」です。


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「森之宮キャンパスのイメージ」です。



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