33 大阪市・南部②

(2009年~)

2023年6月 1日 (木)

なんば駅周辺における空間再編推進事業 歩行者空間化に向けた工事 2023年5月16日の建設状況

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-なんば駅周辺における空間再編推進事業-

 「南海電気鉄道」では、大阪市・地域団体等と共に、官民合同で2017年3月にとりまとめた「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」に基づき、世界を惹きつける観光拠点として上質で居心地の良い空間の創出に向け、より歩行者にとって安全で安心な空間となるよう、なんば駅周辺道路空間の再編に向けた検討を官民連携で進めています。

 周辺町会・商店街・企業27団体で構成する「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」2021年11月から12月にかけて、道路空間再編(歩行者空間拡大)の社会実験を実施し、交通や経済活動への影響、及び歩行者空間の回遊性の向上について検証しました。

 2022年9月20日(火)から歩行者空間化に向けた工事に着手し、2022年11月8日(火)からなんば駅前広場周辺(なんば駅前広場~なんさん通り)を車両通行止めとします。本事業は2025年3月下旬の完了を予定しています。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2022/08/25)
 【なんば駅周辺における空間再編推進事業】11月8日(火)から、なんば駅前広場周辺を車両通行止めにします


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「なんさん通りの将来イメージ」です。


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「主な取組み内容」です。


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「閉鎖区間」です。


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なんばエリアの1⽇乗降客数約90万⼈の流れが広場整備により、⼤きく変化する可能性があります。


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「なんば駅周辺における空間再編推進事業」の2023年5月16日の建設状況です。


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西側から見た様子です。


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この樹木は残すようです。


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東側から見た様子です。


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髙島屋大阪店(大阪タカシマヤ)前です。


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東側から引いて見た様子です。


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「なんさん通り」です。


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「早く電線類地中化してくれ!」と叫びたい気持ちです。



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2023年5月21日 (日)

七宝山大福院 三津寺(大阪・ミナミの観音さん) (仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事 2023年5月16日の建設状況 

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-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事-

 「七宝山大福院 三津寺(しっぽうざんだいふくいん みつてら)」は、大阪市中央区心斎橋筋二丁目にあり、「大阪・ミナミの観音さん」として親しまれています。

 「七宝山大福院 三津寺」は、本堂庫裏の全面改築・改修が行われています。今回の改築の大きな目的は文化5年(1808年)に建てられた本堂をそのままの状態で次世代に引き継ぎ、より多くの方に参拝してもらえるようにすることです。そのため改築後も現在の本堂はそのままの状態でのこり、さらに、大阪のメインストリート御堂筋からのアプローチも可能となります。

● カンデオホテルズ大阪心斎橋
 「宗教法人三津寺、東京建物、カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」は、“大阪ミナミ”の三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」を2023年11月26日(日)より開業します。

 引用資料 カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(2022/12/14)
 寺院と一体化した“大阪ミナミ”の「カンデオホテルズ大阪心斎橋」 2023年11月26日(日)より開業

 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」は、地下鉄御堂筋線心斎橋駅・なんば駅の中間地点であり、”大阪ミナミの観音さん”として地元に愛される七宝山 大福院 三津寺が位置する地そのものに誕生します。

カンデオホテルズ大阪心斎橋の概要
◆ 所在地-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目7番12号
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・四つ橋線「なんば」駅、Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、近鉄「大阪難波」駅、南海「難波」駅
◆ 階数-地上15階、棟屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-893.61㎡
◆ 建築面積-828.99㎡
◆ 延床面積-9,529.41㎡(容積対象面積8,925.73㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-複合用途(ホテル、寺院、物販店舗)
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年01月06日
◆ 竣工-2023年09月予定
◆ 開業-2023年11月26日予定


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下層階の外観イメージです。


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「ホテルエントランスイメージ」です。


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「七宝山大福院 三津寺 外観イメージ」です。


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「(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事」の2023年5月16日の建設状況です。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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「防音シート」で囲われていて内部が見えません。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「西立面図」です。「ホテル、寺院、物販店舗」の複合ビルとなります。下層階に「本堂」が見えますが、「本堂」はビル内部に取り込まれた構造となります。


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「配置図」です。



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2023年5月18日 (木)

西日本最大客室数全2,060室  地上40階、高さ約136mの「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」 2023年5月16日の建設状況

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-(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉-

 アパホテルネットワークとして全国最大のホテルネットワークを展開する総合都市開発のアパグループは、「OCAT(大阪シティエアターミナル)」の隣接地に西日本最大の客室数となるタワーホテル開発用地を取得しました。取得会社は「アパホーム」です。

 「アパグループ」は、2022年3月1日に「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」起工式を執り行いました。今回の起工式を経て、大阪府下において30棟目の新築ホテルが着工となります。

 引用資料 アパグループ(2022/03/01)
 西日本最大客室数 全2,060室 (仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉 起工式 開催

 「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」は、西日本最大客室数となる全2,060室、地上40階の超高層タワー型ホテルとなります。客室構成はシングル、ダブル、ツインといった標準客室のほか、スイートルーム、デラックスツインルーム、トリプルルームやコネクティングルームなどを計画し、幅広い層の需要に対応します。

 館内設備として、最上階に展望レストランや展望プールを設け、大浴殿・露天風呂、大型レストラン、フィットネス施設のほかに、カフェやエステ、コンビニ等を計画しています。

(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区湊町一丁目5番33(地名地番)
◆ 交通-JR関西本線「難波」駅より徒歩1分、Osaka Metro四ツ橋線・御堂筋線・千日前線「大阪難波」駅より徒歩2分、近鉄奈良線・阪神なんば線「大阪難波」駅より徒歩2分、南海本線「なんば」駅 より徒歩5分
◆ 階数-地上40階、地下0階
◆ 高さ-最高部135.98m
◆ 敷地面積-3,306.07㎡
◆ 建築面積-約2,000㎡
◆ 延床面積-38,264.03㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 構造-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパーなど)
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全2,060室(ダブル1,676室、ツイン368室(内身障者対応21室)、トリプル14室、スイート2室)
◆ 建築主-アパホーム、アパマンション(管理・運営 アパホテル)
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2022年03月01日(起工式)
◆ 竣工-2024年09月下旬予定
◆ 開業-2024年10月下旬予定


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「 (仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」の2023年5月16日の建設状況です。


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北東側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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南東側から見た様子です。


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南側のゲートが開いていました。


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内部の様子です。


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地震対策として「制振構造」を採用しています。「ブレース+オイルダンパー」の一般的な「制振装置」が置かれています。


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鉄骨建方を行う時に、柱を自立させるための「建入れ直し治具」がたくさん準備されています。


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南東側から引いて見た様子です。


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西側から見た様子です。敷地西側に「タワーパーキング」があります。


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「仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2023年4月 6日 (木)

なんばパークス サウス 地上34階、高さ約141㎡の「センタラグランドホテル大阪」 2023年3月31日に竣工、2023年7月1日に開業!

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-なんばパークス サウス-

 「南海電気鉄道、大成建設、関電不動産開発、Centara Osaka Japan、ホテル京阪、ニッピ」は、難波中二丁目計画として開発を進めているエリアの正式名称を「なんばパークス サウス」に決定し、2023年3月25日に一部開業、2023年7月1日にグランドオープンすることになりました。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2023/03/01)
 新-街区「なんばパークス サウス」が誕生! ~日本初進出の高級ホテルやSHOPS&RESTAURANTSなど~

 総エリア面積約8,915.34㎡の新街区「なんばパークス サウス」は、日本初進出となるタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」、なんばエリアに新しいオフィス空間を提供する「パークス サウス スクエア」、自宅のようなくつろぎの空間を提供する「ホテル京阪 なんば グランデ」の主に3つの施設で構成された新エリアです。

● センタラグランドホテル大阪が竣工!
 「センタラ ホテルズ&リゾーツ、大成建設、関電不動産開発」の3社が出資する「Centara Osaka特定目的会社」により開発を進めていた「センタラグランドホテル大阪」が、2023年3月31日に竣工しました。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2023/03/31)
 タイのセンタラ ホテルズ&リゾーツが手掛ける日本初進出ホテル「センタラグランドホテル大阪」竣工

 「センタラグランドホテル大阪」は、タイ流通大手セントラル・グループ傘下でタイを中心に世界13カ国にて事業を展開しているセンタラ ホテルズ&リゾーツの日本初進出ホテルとして、2023年7月1日に開業します。

センタラグランドホテル大阪の概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番50号
◆ 交通-南海電鉄「なんば」駅、Osaka Metro各線「なんば」駅、近鉄「大阪難波」駅、JR「難波」駅
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-141.56m
◆ 敷地面積-4,404.72㎡
◆ 建築面積-3,600.83㎡
◆ 延床面積-39,131.08㎡
◆ 構造-鉄骨造(一部CFT造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-515室
◆ 建築主- Centara Osaka 特定目的会社(センタラ・ホテル&リゾート、大成建設、関電不動産開発が出資する特定目的会社)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 埋蔵文化財発掘調査-2019年10月01日~2020年03月31日
◆ 着工-2020年04月01日
◆ 竣工-2023年03月31日
◆ 開業-2023年07月01日予定


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「センタラグランドホテル大阪」外観です。


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「客室 イメージ」です。


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「オールデイダイニング イメージ」です。


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「位置図」です。



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2023年3月 5日 (日)

なんばパークスの南側 エリアの正式名称を「なんばパークス サウス」に決定 2023年3月25日に一部開業し、7月1日にグランドオープン!

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-なんばパークス サウス-

 「南海電気鉄道、大成建設、関電不動産開発、Centara Osaka Japan、ホテル京阪、ニッピ」は、難波中二丁目計画として開発を進めているエリアの正式名称を「なんばパークス サウス」に決定し、2023年3月25日に一部開業、2023年7月1日にグランドオープンすることになりました。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2023/03/01)
 新-街区「なんばパークス サウス」が誕生! ~日本初進出の高級ホテルやSHOPS&RESTAURANTSなど~

 総エリア面積約8,915.34㎡の新街区「なんばパークス サウス」は、日本初進出となるタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」、なんばエリアに新しいオフィス空間を提供する「パークス サウス スクエア」、自宅のようなくつろぎの空間を提供する「ホテル京阪 なんば グランデ」の主に3つの施設で構成された新エリアです。

センタラグランドホテル大阪の概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目20番2、21番1(地名地番)
◆ 交通-南海電鉄「なんば」駅、Osaka Metro各線「なんば」駅、近鉄「大阪難波」駅、JR「難波」駅
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-141.56m
◆ 敷地面積-4,404.72㎡
◆ 建築面積-3,600.83㎡
◆ 延床面積-39,123.38㎡(容積対象面積35,142.46㎡)
◆ 構造-鉄骨造(一部CFT造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-515室
◆ 建築主- Centara Osaka 特定目的会社(センタラ・ホテル&リゾート、大成建設、関電不動産開発が出資する特定目的会社)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 埋蔵文化財発掘調査-2019年10月01日~2020年03月31日
◆ 着工-2020年04月01日
◆ 竣工-2023年03月31日
◆ 開業-2023年07月01日予定

パークス サウス スクエアの概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画工事
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番18号
◆ 交通-南海電鉄「なんば」駅、Osaka Metro各線「なんば」駅、近鉄「大阪難波」駅、JR「難波」駅
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-58.35m
◆ 敷地面積-2,505.78㎡
◆ 建築面積-2,179.47㎡
◆ 延床面積-19,683.10㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(7階~14階)、店舗(2階)、駐車場(1階及び3階~6階)
◆ 建築主-なんば開発特定目的会社(南海電気鉄道、双日、日本政策投資銀行)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成・南海辰村特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2020年11月16日
◆ 竣工-2023年01月10日

ホテル京阪 なんば グランデの概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちC敷地計画
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番13号、14号
◆ 交通-南海電車「難波」駅、Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-36.15m
◆ 敷地面積-2,004,84㎡
◆ 建築面積-1,142.15㎡
◆ 延床面積-9,377.55㎡(容積対象面積8,613.58㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-227室(ダブルルーム×49室、ツインルーム×154室、コンセプトルーム×21室、ユニバーサルルーム×3室)
◆ 建築主-大成建設、関電不動産開発、南海電気鉄道(運営会社 ホテル京阪)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年07月15日
◆ 竣工-2023年01月10日
◆ 開業-2023年03月25日


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「外観」です。


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「なんばパークス サウス」ロゴです。


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「位置図」です。



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2023年2月15日 (水)

クボタ 農機・農業機器メーカーとしては世界3位(国内首位) 2022年12月期は売上高2兆6787億円、2023年12月期は売上高2兆9000億円を予想

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-クボタ-
 「クボタ」の本社は、大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号にあります。東京本社は、東京都中央区京橋二丁目1番3号の「京橋トラストタワー」にあります。

 「クボタ」は、1890年2月に「大出鋳造所」として創業しました。1953年に「久保田鉄工」に社名変更、1990年に創業100周年に伴い「クボタ」に社名変更しました。産業機械(農業機械、建設機械等)、建築材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンのなどを製造しています。

 農機・農業機器メーカーとしては国内首位、世界で3位です。市場シェアは2021年時点で、1位はアメリカに本社を置く「ディア・アンド・カンパニー」、2位はイギリスに本社(登記上の本籍地はオランダ)を置く「CNHインダストリアル」、3位は「クボタ」、4位はアメリカに本社を置く「アグコ」、5位は「ヤンマー」となっています。

 ちなみに、稲作が盛んなアジアでトップシェアを誇り、現地の農業を支えています。日本は農業大国でもないのに、世界のベスト5に2社も入っているのが凄いですね。いずれも大阪に本社があるのがうれしい限りです。


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クボタの連結決算

 「クボタ」は日本の企業では珍しい12月決算を採用しています。2023年2月14日に2022年12月期(2022年1月1日~2022年12月31日)の連結決算を発表しました。売上高2,678,772百万円(前年同期比21.9%増)、営業利益218,942百万円(前年同期比10.5%減)となりました。

 クボタ 決算短信(PDF:2023/02/14)
 2022年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結) 

 北米で建設機械の需要が伸びたほか、北米や欧州を中心にトラクターなど主要製品の値上げに踏み切ったことも増収に寄与しました。一方、原材料価格や物流費の高騰でコストが1,200億円超膨らみ、利益を押し下げました。

● 2023年12月期の連結業績予想
 2023年12月期の連結業績予想(2023年1月1日~2023年12月31日)は、売上高2,900,000百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益270,000百万円(前年同期比23.3%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。計画通り達成すると売上高3兆円が見えてきます。

クボタの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年03月   1,029,437百万円     47,504百万円
1999年03月      976,652百万円     32,803百万円
2000年03月      987,265百万円     35,670百万円
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2001年03月      994,493百万円     43,193百万円
2002年03月      976,097百万円     34,424百万円
2003年03月      926,145百万円     29,613百万円
2004年03月      930,237百万円     21,849百万円
2005年03月      983,226百万円     86,773百万円
2006年03月   1,051,040百万円   113,500百万円
2007年03月   1,127,456百万円   130,347百万円
2008年03月   1,154,574百万円   136,875百万円
2009年03月   1,107,482百万円   102,815百万円
2010年03月      930,644百万円     69,702百万円
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2011年03月      933,685百万円     86,111百万円
2012年03月   1,008,019百万円   105,680百万円
2013年03月   1,167,628百万円   113,161百万円
2014年03月   1,508,590百万円   202,431百万円
2015年03月   1,586,937百万円   204,145百万円
2015年12月   1,244,775百万円   166,874百万円(9ヶ月決算)
2016年12月   1,596,091百万円   188,777百万円
2017年12月   1,751,038百万円   199,952百万円
2018年12月   1,850,316百万円   189,314百万円
2019年12月   1,920,042百万円   201,654百万円
2020年12月   1,853,234百万円   175,284百万円
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2021年12月   2,196,766百万円   246,207百万円
2022年12月   2,678,772百万円   218,942百万円

2023年12月期予想
2023年12月   2,900,000百万円   270,000百万円(会)
 
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「クボタ」の連結決算の売上高は、約18年間で売上は9,302億円から2兆1,968億円へ、海外売上比率は3割から7割へ上昇しました。

 引用資料 クボタ・公式ホームページ
 クボタが目指す次なるステージ


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「クボタ」の2021年12月期連結決算では、海外売上比率は73%となっています。「クボタ」にとって最大の市場は、すでに日本ではなく、「北米」になっています。



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2023年1月16日 (月)

「なんばパークス」の南側 (仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画 オフィスビル「パークス サウス スクエア」が2023年1月10日に竣工!

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-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画-
 「南海電気鉄道、双日、日本政策投資銀行(DBJ)」の3社は、「ニッピ」が所有する土地を南海電鉄が賃借したうえで、特定目的会社(なんば開発特定目的会社)を設立し、大阪市浪速区難波中二丁目においてオフィスビル開発に着手しました。

 引用資料 南海電鉄(PDF:2020/11/16)
 難波中二丁目におけるオフィスビル開発について

 「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画」は、地上14階、高さ58.35mの中規模オフィスビルであり、基準階貸室面積は約960㎡、三面採光による開放的かつ整型・無柱のオフィス空間を実現すると共に、低層部には自走式駐車場(172台)を設けることで、オフィス入居者および周辺商業施設の車両ニーズにも対応しています。

 南海電鉄難波駅からなんばパークスに繋がる歩行者ネットワークを延伸整備し、ペデストリアンデッキと接続する2階部分には店舗区画を配置することで、なんば以南エリアの回遊性および界隈性を向上させることを目指しています。

パークス サウス スクエア
 「南海電気鉄道、双日、日本政策投資銀行」の3社が共同で推し進めてきた「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画」が2023年1月10日に竣工し、正式名称を「パークス サウス スクエア」として始動することになりました。

 引用資料 南海電鉄(PDF:2023/01/10)
 - なんばエリアに新たなオフィスビルが誕生 - パークス サウス スクエア」本日竣工します! ~なんばスカイオ・パークスタワーに続くハイグレードオフィス~

パークス サウス スクエアの概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画工事
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番18号
◆ 交通-南海電鉄「なんば」駅、Osaka Metro各線「なんば」駅、近鉄「大阪難波」駅、JR「難波」駅
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-58.35m
◆ 敷地面積-2,505.78㎡
◆ 建築面積-2,179.47㎡
◆ 延床面積-19,683.10㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(7階~14階)、店舗(2階)、駐車場(1階及び3階~6階)
◆ 建築主-なんば開発特定目的会社(南海電気鉄道、双日、日本政策投資銀行)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成・南海辰村特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2020年11月16日
◆ 竣工-2023年01月10日


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「南側外観 」です。


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「北側外観 」です。


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「2階店舗外観」です。


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「オフィスフロア」です。


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「エントランスホール」です。


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「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画」の位置図です。



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2023年1月13日 (金)

「なんばパークス」の南側 「ホテル京阪 なんば グランデ」が2023年1月10日に竣工 2023年3月25日に開業!

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-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちC敷地計画-

 「ニッピ」は、2019年10月1日付「当社なんば地区所有地の開発について」および2020年9月16日付「当社なんば地区所有地B敷地(南西側)の開発について」で告知したとおり、大阪市浪速区難波中二丁目所在の所有地において、開発計画を本格的に始動しています。

 開発地全体敷地面積8,915.34㎡を3敷地に分割(A、B、C敷地)し推進していくもので、先に「北側A敷地(4,404.72㎡)」および「南西側B敷地(2,505.78㎡)」に続き、「南東側残地C敷地(2,004.84㎡)」の活用計画が決定しました。

 引用資料 ニッピ(PDF:2020/10/30)
 当社なんば地区所有地C敷地(南東側)の開発について

 「大成建設、関電不動産開発、南海電気鉄道」との間で、2021年7月を始期とする事業用定期借地権設定契約の締結に関する予約契約を締結しました。賃借人は「ホテル京阪」が運営するホテルを整備する計画です。

● ホテル京阪 なんば グランデが竣工!
 「大成建設、関電不動産開発、南海電気鉄道」の3社は、ニッピが所有する大阪市浪速区難波中二丁目の土地2,004.84㎡(C敷地)を賃借し、共同事業にて開発を進めていた「ホテル京阪 なんば グランデ」が2023年1月10日に竣工しました。

 引用資料 ホテル京阪(2022/12/21)
 「ホテル京阪 なんば グランデ」 開業日決定 2023年3月25日(土)グランドオープン

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2023/01/10)
 - 2023年3月25日(土)開業 - 「ホテル京阪 なんば グランデ」竣工のお知らせ

 「ホテル京阪 なんば グランデ」は、南海難波駅および大阪メトロ御堂筋線 なんば駅から至近のなんばパークスの南に位置し、「ホテル京阪」が運営する16店舗目のホテルとして2023年3月25日に開業します。

ホテル京阪 なんば グランデの概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちC敷地計画
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番13号、14号
◆ 交通-南海電車「難波」駅、Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-36.15m
◆ 敷地面積-2,004,84㎡
◆ 建築面積-1,142.15㎡
◆ 延床面積-9,377.55㎡(容積対象面積8,613.58㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-227室(ダブルルーム×49室、ツインルーム×154室、コンセプトルーム×21室、ユニバーサルルーム×3室)
◆ 建築主-大成建設、関電不動産開発、南海電気鉄道(運営会社 ホテル京阪)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年07月15日
◆ 竣工-2023年01月10日
◆ 開業-2023年03月25日予定


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「ホテル京阪 なんば グランデ(外観イメージ)」です。


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「和ベッドルーム」です。


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「ファミリールーム」です。


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「バンクベッドルーム」です。


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「ロビーイメージ」です。


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「ロビーイメージ」です。


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「位置図」です。



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2022年12月15日 (木)

七宝山大福院 三津寺(大阪・ミナミの観音さん) (仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」 が開業!

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-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事-

 「七宝山大福院 三津寺(しっぽうざんだいふくいん みつてら)」は、大阪市中央区心斎橋筋二丁目にあり、「大阪・ミナミの観音さん」として親しまれています。

 「七宝山大福院 三津寺」は、本堂庫裏の全面改築・改修が行われています。今回の改築の大きな目的は文化5年(1808年)に建てられた本堂をそのままの状態で次世代に引き継ぎ、より多くの方に参拝してもらえるようにすることです。そのため改築後も現在の本堂はそのままの状態でのこり、さらに、大阪のメインストリート御堂筋からのアプローチも可能となります。

● カンデオホテルズ大阪心斎橋
 「宗教法人三津寺、東京建物、カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」は、“大阪ミナミ”の三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」を2023年11月26日(日)より開業します。

 引用資料 カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(2022/12/14)
 寺院と一体化した“大阪ミナミ”の「カンデオホテルズ大阪心斎橋」 2023年11月26日(日)より開業

 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」は、地下鉄御堂筋線心斎橋駅・なんば駅の中間地点であり、”大阪ミナミの観音さん”として地元に愛される七宝山 大福院 三津寺が位置する地そのものに誕生します。

カンデオホテルズ大阪心斎橋の概要
◆ 所在地-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目7番12号
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・四つ橋線「なんば」駅、Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、近鉄「大阪難波」駅、南海「難波」駅
◆ 階数-地上15階、棟屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-893.61㎡
◆ 建築面積-828.99㎡
◆ 延床面積-9,529.41㎡(容積対象面積8,925.73㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-複合用途(ホテル、寺院、物販店舗)
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年01月06日
◆ 竣工-2023年09月予定
◆ 開業-2023年11月26日予定


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下層階の外観イメージです。


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「ホテルエントランスイメージ」です。


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「七宝山大福院 三津寺 外観イメージ」です。


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「(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「西立面図」です。「ホテル、寺院、物販店舗」の複合ビルとなります。下層階に「本堂」が見えますが、「本堂」はビル内部に取り込まれた構造となります。


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「配置図」です。



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2022年9月 6日 (火)

なんば駅周辺における空間再編推進事業 2022年11月8日(火)から、なんば駅前広場周辺を車両通行止め!

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-なんば駅周辺における空間再編推進事業-

 「南海電気鉄道」では、大阪市・地域団体等と共に、官民合同で2017年3月にとりまとめた「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」に基づき、世界を惹きつける観光拠点として上質で居心地の良い空間の創出に向け、より歩行者にとって安全で安心な空間となるよう、なんば駅周辺道路空間の再編に向けた検討を官民連携で進めています。

 周辺町会・商店街・企業27団体で構成する「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」2021年11月から12月にかけて、道路空間再編(歩行者空間拡大)の社会実験を実施し、交通や経済活動への影響、及び歩行者空間の回遊性の向上について検証しました。

 2022年9月20日(火)から歩行者空間化に向けた工事に着手し、2022年11月8日(火)からなんば駅前広場周辺(なんば駅前広場~なんさん通り)を車両通行止めとします。本事業は2025年3月下旬の完了を予定しています。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2022/08/25)
 【なんば駅周辺における空間再編推進事業】11月8日(火)から、なんば駅前広場周辺を車両通行止めにします


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「なんさん通りの将来イメージ」です。


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「主な取組み内容」です。


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「閉鎖区間」です。


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なんばエリアの1⽇乗降客数約90万⼈の流れが広場整備により、⼤きく変化する可能性があります。


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いつも車で混雑するなんば駅周辺です。


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髙島屋大阪店(大阪タカシマヤ)前のこの部分が、2022年11月8日(火)から24時間車両通行止めとなります。



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