33 大阪市・南部②

(2009年~)

2025年5月23日 (金)

難波千日前地区地区計画 関電不動産開発・南海電気鉄道 地上28階、高さ約128mの「(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト新築工事」

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-難波千日前地区地区計画-
 マスコミは「大阪・関西万博」を非難しないと死んでしまう病気にでも感染しているんでしょうか? 「東京2020オリンピック」の開幕前も酷かったですが、嬉々として日本下げをするこのマスコミの体質が日本衰退の大きな要因の1つのように思えます。

 本題に戻って、「大阪市」では、「難波千日前地区地区計画」の都市計画原案に関する公聴会を2023年10月25日に開催しました。所在地は、大阪市中央区難波千日前、難波五丁目及び浪速区難波中二丁目地内です。

 「A地区」は、なんさん通沿いの「三菱UFJ銀行難波駅前支店跡地」や「難波センタービル」がある一帯です。「難波センタービル」は、「なんばロフト、タワーレコード難波店、無印良品難波店」が2022年10月10日に営業を終了しており、全テナントの退去が完了しています。

 「B地区」は、三休橋千里前線沿いの「YES・NAMBAビル」です。なんばグランド花月向かいの「YES・NAMBAビル」の1~3階のジュンク堂跡地に、「ドン・キホーテ なんば千日前店」、4~7階には「上方演芸資料館(ワッハ上方)」が入っています。

 「関電不動産開発、南海電気鉄道、大阪メトロ」が中心となり、高級ホテルや商業施設などを備えた高さ100m超の大型複合ビルの建設を計画していることが分かりました。

 敷地面積は約3,200㎡、延床面積は約50,000㎡、地下街と直結し、低層階には商業施設やオフィスなどを備え、上層階には4つ星ランクのホテルの入居を計画します。関西国際空港へのアクセスに優れる利便性を生かし、訪日客需要の取り込みを狙います。2031年頃の完成を目指します。

● (仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト新築工事
 読者の方からメールを頂きました。現地に「建築計画のお知らせ」が掲示されたようです。計画名は「(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト新築工事」です。概要は、地上28階、地下2階、高さ約128m、 延床面積49,617.94㎡(容積対象面積46,486.35㎡)です。

 引用資料 日本経済新聞(2025/05/20)
 関電不動産開発と南海電鉄、難波の複合ビル28階建てに 31年完成

(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波千日前6番3 他
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅、Osaka Metro千日前線「なんば」駅、南海高野線「なんば」駅、近鉄難波線・阪神なんば線「大阪難波」駅 
◆ 階数-地上28階、地下2階
◆ 高さ-約128m
◆ 敷地面積-3,053.35㎡
◆ 建築面積-2,240.50㎡
◆ 延床面積-49,617.94㎡(容積対象面積46,486.35㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、飲食店、オフィス
◆ 建築主-関電不動産開発、南海電気鉄道
◆ 設計者-IAO竹田設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2027年03月01日予定
◆ 竣工-2031年03月31日予定


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A地区の「三菱UFJ銀行難波駅前支店跡地、難波センタービル」とB地区の「YES・NAMBAビル」で構成されています(引用:大阪市)。


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「配置図」です(引用:大阪市)。


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「(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト新築工事」の建設予定地です。



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2025年5月22日 (木)

訪日外国人数 2025年4月は390万8900人(推計値) 単月として過去最高を更新 1月~4月の累計で約1,444万人!

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-訪日外客数-
 「日本政府観光局(JNTO)」は、2025年5月21日に「訪日外客数(2025年4月推計値)」を発表しました。2025年4月の訪日外客数は、3,908,900人(推計値)となりました。前年同月比では28.5%増となり、過去最高であった2025年1月の3,781,629人を上回り単月過去最高を記録し、単月として初めて390万人を突破しました。

 引用資料 日本政府観光局(JNTO:2025/05/21)
 4月:3,908,900人、単月として過去最高を更新

 春の桜シーズンで前月に続き多くの市場で訪日需要が高まったこと、アジアの一部市場や欧米豪市場ではイースター休暇に合わせて海外旅行需要が増加したこと等により、東アジアでは中国、香港、欧米豪では米国、豪州を中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となりました。

 カナダや英国など10市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や中国、シンガポールなど11市場で4月として過去最高を記録しました。単月過去最高の10市場はインド、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、北欧地域、中東地域です。


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「訪日外客数」です(引用:日本政府観光局:JNTO)。

訪日外客数 (2023年/2024年/2025年)
             2023年         2024年        2025
01月   1,497,472人   2,688,478人   3,781,629人
02月   1,475,455人   2,788,224人   3,258,491人
03月   1,817,616人   3,081,781人   3,497,600人
04月   1,949,236人   3,043,003人   3,908,900人
05月   1,899,176人   3,040,294人
06月   2,073,441人   3,140,642
07月   2,320,694人   3,292,602人
08月   2,157,190人   2,933,381
09月   2,184,442人   2,872,487人 
10月   2,516,623人   3,312,193
11月   2,440,890人   3,187,175人
12月   2,734,115人   3,489,888人
---------------------------
累計  25,066,350人  36,870,148人  14,446,600人
 
訪日外客数 (確定値)
---------------------------
2004年     6,137,905人
2005年     6,727,926人
2006年     7,334,077人
2007年     8,346,969人
2008年     8,350,835人
2009年     6,789,658人
2010年     8,611,175人
---------------------------
2011年     6,218,752人
2012年     8,358,105人
2013年   10,363,904人
2014年   13,413,467人
2015年   19,737,409人
2016年   24,039,700人
2017年   28,691,073人
2018年   31,191,856人
2019年   31,882,049人
2020年     4,115,828人
---------------------------
2021年       245,862人
2022年     3,832,110人
2023年   25,066,350人
2024年   36,870,148人
2025年   14,446,600人(1月~4月の推計値)


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大阪の訪日外国人数
 「大阪観光局」は2025年1月28日に、2024年に大阪府を訪れたインバウンド(訪日外国人)数の推計を1463万9000人と発表しました。2023年(994万人)比で47%増えました。新型コロナウイルス禍前の2019年(約1231万人)も19%上回り、過去最高を更新しました。2025年の目標は1,600万人です。

 引用資料 日本経済新聞(2025/01/28)
 大阪の訪日客、24年は1464万人 過去最高を更新

大阪の外国人観光客数の推移
2013年-2,625千人
2014年-3,758千人
2015年-7,165千人
2016年-9,400千人
2017年-11,103千人
2018年-11,416千人
2019年-12,306千人
2020年-(コロナ禍)
2021年-(コロナ禍)
2022年-(コロナ禍)
2023年-9,798千人
2024年-14,639千人(推計)
2025年-16,000千人(目標)



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2025年5月10日 (土)

「Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)」が優良企業に! 2024年度(2025年3⽉期)決算 営業収益が2,029億、営業利益が404億円で増収増益!

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-Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)-
 TVアニメ「薬屋のひとりごと」とユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの”初”コラボとなるアトラクション、「薬屋のひとりごと ミステリー・ウォーク ~謎の薬を調査せよ~」の詳細が解禁されました。主人公の「猫猫(マオマオ)」が可愛いのは勿論ですが、本当に絵が美しいアニメです。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(2025/05/09)
 薬屋のひとりごと ミステリー・ウォーク ~謎の薬を調査せよ~

 本題に戻って、最近の「橋下徹氏」の発言には、「何言ってんのこの人?」と思うことも多々ありますが、大阪にとっての大功労者である事は間違いありません。中国のことわざに「井戸を掘った人を忘れない」というのがありますが、間違いなく大阪の「井戸を掘った人」です。

 中でも私が評価するのが、多くの反対がある中で行った「大阪市営地下鉄」の民営化と「大阪市立大学」と「大阪府立大学」の統合です。人間ブルドーザーのような「橋下徹氏」が道を切り開かなかったらこの困難なミッションは実現していなかったと思います。

 「大阪市営地下鉄」は、「大阪市交通局」が運営していた地下鉄ですが、2018年3月31日付けで運営を終了し、2018年4月1日より「Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)」へ事業を譲渡しました。

 民営化すると決まってからは、新型車両の導入、トイレは綺麗になり、駅のリニューアルもどんどん進み、ホームドアの設置もどんどん進みました。駅が暗くてとても綺麗とは言えなかった「大阪市営地下鉄」時代とは雲泥の差です。私はここまで劇的に変わるとは思ってもいませんでした。

● 2024年度(2025年3⽉期)決算
 「大阪メトロ」が2025年5月8日に、「2024年度(2025年3⽉期)決算」を発表しました。2024年度の営業収益は鉄道・バスの乗車人員の増加などで前年度比10.2%増の2,029億円、営業利益は前年度比9.0%増の404億円で増収増益となりました。

 引用資料 大阪メトロ(PDF:2025/05/08)
 Osaka Metro Group 2024年度(2025年3⽉期)決算

 営業利益404億円は、「京阪ホールディングス」の42,071百万円より少し少なく、「南海電気鉄道」の34,655百万円を上回ります。ちなみに「東京メトロ」の「2024年度(2025年3⽉期)決算」は、営業収益407,832百万円、営業利益86,942百万円なので、営業収益・営業利益共に「大阪メトロ」の約2倍です。

2025年3月期連結決算(営業収益、営業利益)の比較
-----------------------------------------
◆ 東京メトロ-407,832百万円(86,942百万円)
◆ 京成電鉄―319,314百万円(36,008百万円)
◆ 京阪ホールディングス―313,546百万円(42,071百万円)
◆ 南海電気鉄道-260,787百万円(34,655百万円))
◆ 大阪メトロ-202,900百万円(40,400百万円)


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「2024年度 連結損益計算書(総括)」です。


Osakametro250523
「2024年度 セグメント別の状況(総括)」です。


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「交通事業(鉄道)の乗⾞⼈員と運輸収⼊」です。



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2025年5月 3日 (土)

大阪の主要百貨店3店舗 2025年4月度 阪急梅田本店が前年同月比7.7%減、高島屋大阪店が前年同月比13.9%減、大丸心斎橋店が前年同月比6.4%減

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-阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店-

 大阪市内の主要百貨店の2025年5月1日に発表された2025年4月の売上高(速報値)は、「阪急梅田本店」が前年同月比7.7%減、「高島屋大阪店」が前年同月比13.9%、「大丸心斎橋店」が前年同月比6.4%減でした。前年4月の伸びが大きかった反動で3店舗共にマイナスでした。前年前半の伸びが異常に高かったのでしばらく前年同月比マイナスが続くことが予想されます。


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阪急梅田本店

 2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比7.7%減でした。ちなみにライバルの「伊勢丹新宿本店」店頭の2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比1.2%減です。

 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2025/05/01)
 2025年4月度売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)
◆ 2025年04月売上高-前年同月比7.7%減
(速報値)

2025年3月期売上高(前年同月比)
◆ 2025年03月売上高-前年同月比3.6%減(確定値)
◆ 2025年02月売上高-前年同月比3.8%増(確定値)
◆ 2025年01月売上高-前年同月比12.3%増(確定値)
◆ 2024年12月売上高-前年同月比13.5%増(確定値)
◆ 2024年11月売上高-前年同月比13.8%増(確定値)
◆ 2024年10月売上高-前年同月比8.1%増(確定値) 
◆ 2024年09月売上高-前年同月比13.1%増(確定値)
◆ 2024年08月売上高-前年同月比15.5%増(確定値)

◆ 2024年07月売上高-前年同月比20.3%増(確定値
◆ 2024年06月売上高-前年同月比37.7%増(確定値
◆ 2024年05月売上高-前年同月比46.1%増(確定値)
◆ 2024年04月売上高-前年同月比29.6%増(確定値)

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-314,028百万円(前年比20.3%増)
 *メンズ館含む
◆ 2005年度売上高-182,650百万円
 *イングス館含む
◆ 1989年度売上高-229,558百万円


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高島屋大阪店
 2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比13.9%減でした。

 高島屋(PDF:2025/05/01)
 2025年4月度 店頭売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年04月売上高-前年同月比13.9%減
◆ 2025年03月売上高-前年同月比5.6%減


2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比1.3%減
◆ 2025年01月売上高-前年同月比7.2%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比5.8%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比9.3%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比3.8%増

◆ 2024年09月売上高-前年同月比8.7%増
◆ 2024年08月売上高-前年同月比8.9%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比13.7%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比25.9%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比42.8%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比40.8%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比36.2%増

過去の年度別売上高
◆ 2024年度売上高-180,981百万円(前年比13.7%増)
◆ 2023年度売上高-159,152百万円(前年比20.6%増)
◆ 2005年度売上高-162,967百万円
 *堺店、和歌山店含む
◆ 1989年度売上高-207,365百万円


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大丸心斎橋店
 2025年4月の売上高(速報値)は、前年同月比6.4%減した。

 J.フロント リテイリング(PDF:2025/05/01)
 2025年4月度百貨店事業売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年04月売上高-前年同月比6.4%減
◆ 2025年03月売上高-前年同月比4.7%減

2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比10.6%増
◆ 2025年01月売上高-前年同月比27.7%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比15.2%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比8.8%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比6.6%増
◆ 2024年09月売上高-前年同月比0.3%減
◆ 2024年08月売上高-前年同月比6.3%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比18.3%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比33.6%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比54.1%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比37.0%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比42.7%増

過去の年度別売上高
◆ 2024年度売上高-115,261百万円(前年比20.4%増)
◆ 2023年度売上高-95,731百万円(前年比35.2%増)
◆ 2005年度売上高-86,750百万円
◆ 1989年度売上高-176,780百万円



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2025年4月17日 (木)

訪日外国人数 2025年3月は349万7600人(推計値) 3月としては過去最高を記録 過去最速で累計1,000万人を突破!

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-訪日外客数-
 「日本政府観光局(JNTO)」は、2025年4月16日に「訪日外客数(2025年3月推計値)」を発表しました。2025年3月の訪日外客数は、3,497,600人(推計値)となりました。前年同月比では13.5%増となり、3月として過去最高であった2024年の3,081,781人を大きく上回り同月過去最高を記録しました。また3月までの累計では10,537,300人となり、過去最速で1,000万人を突破しました。

 引用資料 日本政府観光局(JNTO:2025/04/16)
 訪日外客数(2025年3月推計値) 3月:3,497,600人、過去最速で累計1,000万人を突破

 春の桜シーズンに入り多くの市場で訪日需要が高まったこと、東南アジアの一部の市場や中東地域ではイスラム教の断食明け休暇に合わせて海外旅行需要が増加したこと等により、東アジアは中国、東南アジアではインドネシア、欧米豪では米国を中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となりました。

 米国やカナダなど6市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や台湾、タイなど11市場で3月として過去最高を記録しました。また3月までの累計ではすべての重点市場で過去最高を記録しました。


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「訪日外客数」です(引用:日本政府観光局:JNTO)。

訪日外客数 (2023年/2024年/2025年)
             2023年         2024年        2025
01月   1,497,472人   2,688,478人   3,781,629人
02月   1,475,455人   2,788,224人   3,258,100人
03月   1,817,616人   3,081,781人   3,497,600人
04月   1,949,236人   3,043,003人
05月   1,899,176人   3,040,294人
06月   2,073,441人   3,140,642
07月   2,320,694人   3,292,602人
08月   2,157,190人   2,933,381
09月   2,184,442人   2,872,487人 
10月   2,516,623人   3,312,193
11月   2,440,890人   3,187,175人
12月   2,734,115人   3,489,888人
---------------------------
累計  25,066,350人  36,870,148人  10,537,300人
 
訪日外客数 (確定値)
---------------------------
2004年     6,137,905人
2005年     6,727,926人
2006年     7,334,077人
2007年     8,346,969人
2008年     8,350,835人
2009年     6,789,658人
2010年     8,611,175人
---------------------------
2011年     6,218,752人
2012年     8,358,105人
2013年   10,363,904人
2014年   13,413,467人
2015年   19,737,409人
2016年   24,039,700人
2017年   28,691,073人
2018年   31,191,856人
2019年   31,882,049人
2020年     4,115,828人
---------------------------
2021年       245,862人
2022年     3,832,110人
2023年   25,066,350人
2024年   36,870,148人(1月~12月の確定値)
2025年   10,537,300人(1月~3月の推計値)


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大阪の訪日外国人数
 「大阪観光局」は2025年1月28日に、2024年に大阪府を訪れたインバウンド(訪日外国人)数の推計を1463万9000人と発表しました。2023年(994万人)比で47%増えました。新型コロナウイルス禍前の2019年(約1231万人)も19%上回り、過去最高を更新しました。2025年の目標は1,600万人です。

 引用資料 日本経済新聞(2025/01/28)
 大阪の訪日客、24年は1464万人 過去最高を更新

大阪の外国人観光客数の推移
2013年-2,625千人
2014年-3,758千人
2015年-7,165千人
2016年-9,400千人
2017年-11,103千人
2018年-11,416千人
2019年-12,306千人
2020年-(コロナ禍)
2021年-(コロナ禍)
2022年-(コロナ禍)
2023年-9,798千人
2024年-14,639千人(推計)
2025年-16,000千人(目標)



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2025年4月16日 (水)

J.フロント リテイリング 「大丸松坂屋百貨店」が2024年度(2025年2月期)の店舗別売上ランキングを発表 「心斎橋店」が久しぶりに売上高1,000億円を突破!

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-J.フロント リテイリングの店舗別売上高ランキング-
 「J.フロント リテイリング」が2025年4月14日に「2025年2月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。それに付随して「2025年2月期 業績説明資料」も公開されました。その中に2024年3月1日~2025年2月28日までの「店別売上高」があります。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2025/04/14)
 2025年2月期 業績説明資料

 「大丸」は、売上高1,000億円以上の店舗が久しぶりに出ました。「心斎橋店」が前年度の95,731百万円から20.4%増の115,261百万円となりました。「神戸店」は98,404百万円で売上高1,000億円までわずか16億円足らずでした。2025年度(2026年2月期)はなんとか売上高1,000億円を突破して欲しいです。

 「松坂屋」は、名古屋店が131,635百万円と売上高1,000億円を超えています。下記の店舗紹介ですが、「松坂屋名古屋店」の写真は絶対に撮影しているはずですが、写真をいくら探しても見つからないので、「大丸」だけとなります。


2024年度(2025年2月期)の大丸松坂屋店舗別売上ランキング
◆ 大丸
01位 心斎橋店-115,261百万円(20.4%増)
02位 神戸店-98,404百万円(7.1%増)
03位 札幌店-88,253百万円(16.9%増)
04位 東京店-84,513百万円(7.9%増)
05位 京都店-78,775百万円(11.7%増)
06位 梅田店-60,031百万円(9.1%増)
07位 下関店-7,399百万円(5.3%減)
08位 須磨店-6,315百万円(1.0%減)
09位 芦屋店-4,246百万円(1.3%減)
◆ 松坂屋
01位 名古屋店-131,635百万円 (3.8%増)
02位 上野店-27,319百万円 (7.5%増)
03位 静岡店-18,376百万円 (3.7%増)
04位 高槻店-5,465百万円 (0.4%増)

2023年度(2024年2月期)の大丸松坂屋店舗別売上ランキング

◆ 大丸
01位 心斎橋店95,731百万円(35.2%増)
02位 神戸店-91,849百万円(9.4%増)
03位 東京店-78,341百万円(22.0%増)
04位 札幌店-75,473百万円(21.6%増)
05位 京都店-70,532百万円(14.6%増)
06位 梅田店-55,010百万円(13.9増)
07位 下関店-7,816百万円(6.5%減)
08位 須磨店-6,379百万円(1 0%増)
09位 芦屋店-4,303百万円(2.4%増)
◆ 松坂屋
01位 名古屋店-126,852百万円 (7.7%増)
02位 上野店-25,416百万円 (6.0%増)
03位 静岡店-17,724百万円 (1.2%増)
04位 高槻店-5,441百万円 (1.1%減)


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◆ 大丸心斎橋店・115,261百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、115,261百万円(前年比20.4%増)でした。久しぶりに売上高が1,000億円を突破しました。ちなみ日経平均株価がバブル期の最高値を付けた1989年の売上高は176,780百万円でした。


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◆ 大丸神戸店・98,404百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、98,404百万円(前年比7.1%増)でした。売上高1,000億円までわずか16億円足らずでした。2025年度(2026年2月期)はなんとか売上高1,000億円を突破して欲しいです。


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◆ 大丸札幌店・88,253百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、88,253百万円(前年比16.9%増)でした。前年比16.9%増となり「東京店」を抜いて大丸店舗では売上高3位となりました。


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◆ 大丸東京店・84,513百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、84,513百万円(前年比7.9%増)でした。


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◆ 大丸京都店・78,775百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、78,775百万円(11.7%増)でした。



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2025年4月15日 (火)

高島屋 2024年度(2025年2月期)の店舗別売上ランキングを発表 1,000億円以上が5店舗、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を含めると6店舗!

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-高島屋の店舗別売上高ランキング-
 「高島屋」が2025年4月14日に「2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。それに付随して「2025年2月期決算補足資料」も公開されました。その中に2024年3月1日~2025年2月28日までの「店別売上高」があります。

 引用資料 高島屋(PDF:2025/04/14)
 2025年2月期決算補足資料

 売上高1,000億円以上の店舗が、常連の「大阪店、日本橋店、横浜店」の3店舗に加え、「京都店」が久しぶりに1,000億円を突破、「新宿店」も遂に1,000億円を突破しました。売上高1,000億円以上が5店舗というのも驚異的ですが、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を含めると6店舗になります。

 百貨店業界では、東の「伊勢丹新宿本店」、西の「阪急うめだ本店」と言われますが、総合力では圧倒的に「高島屋」がトップブランドです。1980年代初めまでは、「三越」が他社を寄せ付けない圧倒的なトップブランドでした。しかし、1982年の「三越事件(ハチの一刺し)」でイメージが失墜しました。この事件が無かったら今でも「三越」がトップブランドだったのかも知れません。

 2025年4月10日に「日本経済新聞」から「2024年百貨店の店舗別売上高ランキング」の速報が発表されました。「高島屋大阪店」が約2,070億円、「高島屋日本橋店」が約1,670億円、「高島屋横浜店」が約1,420億円でした。
 実際には「高島屋大阪店」が180,981百万円、「高島屋日本橋店」が160,502百万円、 「高島屋横浜店」が142,421百万円でした。「高島屋横浜店」はほぼ正解ですが、「高島屋大阪店」は約260億円の差異があります。この物凄い差異は何だったんでしょうか?

2024年度(2025年2月期)の高島屋店舗別売上ランキング
参考 ジェイアール名古屋タカシマヤ-213,622百万円
01位 大阪店-180,981百万円(13.7%増)
02位 日本橋店-160,502百万円(7.5%増)
03位 横浜店-142,421百万円(5.8%増)
04位 京都店-111,509百万円(14.6%増)
05位 新宿店-100,016百万円(13.5%増)
06位 玉川店-48,029百万円(3.2%増)
07位 柏店-33,665百万円(3.1%減)
08位 岡山髙島屋-16,971百万円(8.4%減)
09位 高崎髙島屋-16,734百万円(2.4%増)
10位 泉北店-14,722百万円(2.4%減)
11位 堺店-10,156百万円(1.7%減)
12位 大宮店-6,764百万円(2.8%減)
13位 岐阜髙島屋-6,888百万円(46.8%減)*閉店

(備考)「岐阜髙島屋」は、2024年7月31日に閉店しました。各店舗の売上高は2024年3月~2025年2月ですが、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」のみ2024年1月~12月の売上高です。

2023年度(2024年2月期)の高島屋店舗別売上ランキング

参考 ジェイアール名古屋タカシマヤ-189,100百万円
01位 大阪店-159,152百万円(20.6%増)
02位 日本橋店-149,349百万円(4.4%増)
03位 横浜店-134,630百万円(2.1%増)
04位 京都店-97,271百万円(15.7%増)
05位 新宿店-88,128百万円(10.8%増)
06位 玉川店-46,527百万円(3.7%増)
07位 柏店-34,759百万円(0.5%減)
08位 岡山髙島屋-18,526百万円(3.8%増)
09位 高崎髙島屋-16,346百万円(0.8%増)
10位 泉北店-15,082百万円(0.6%減)
11位 岐阜髙島屋-12,951百万円(1.9%減)
12位 堺店-10,337百万円(1.7%減)
13位 大宮店-6,959百万円(7.7%減)


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(1位)高島屋大阪店・180,981百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、180,981百万円(前年比13.7%増)でした。「日本経済新聞」の速報値では約2,070億円だったので、「やったぜ!2,000億円突破!」とガッツポーズだったのですが、ぬか喜びだったようです。


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(2位)高島屋日本橋店・160,502百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、160,502百万円(前年比7.5%増)でした。 


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(3位)高島屋横浜店・142,421百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、142,421百万円(前年比5.8%増)でした。


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(4位)高島屋京都店・111,509百万円

 2024年度(2025年2月期)の売上高は、111,509百万円(前年比14.6%増)でした。久しぶりに売上高が1,000億円を突破しました。売上高が1,000億円以上と以下では存在感が全く違います。

 ちなみ日経平均株価がバブル期の最高値を付けた1989年の売上高は120,113百万円でした。今回の売上高が1,000億円を突破したのはインバウンドバブルですが、「高島屋京都店」の売上高が1,000億円を突破する時代が再びやってくるとは夢にも思っていませんでした。


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(5位)高島屋新宿店・100,016百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、100,016百万円(前年比13.5%増)でした。遂に1,000億円を突破しました。


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(参考)ジェイアール名古屋タカシマヤ・213,622百万円
 2024年1月~12月までの売上高は2136億2200万円です。

● JR東海グループ
 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」は、「高島屋」の名称を冠していますが、「JR東海」が株式の59.2%を所有しています。そのためは髙島屋の連結子会社ではありませんが、高島屋グループ内では、トップの売上高を誇っています。



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2025年4月 2日 (水)

大阪の主要百貨店3店舗 2025年3月度 阪急梅田本店が前年同月比3.7%減、高島屋大阪店が前年同月比5.6%減、大丸心斎橋店が前年同月比4.7%減

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-阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店-

 大阪市内の主要百貨店の2025年4月1日に発表された2025年3月の売上高(速報値)は、「阪急梅田本店」が前年同月比3.7%減、「高島屋大阪店」が前年同月比5.6%減、「大丸心斎橋店」が前年同月比4.7%減でした。前年3月の伸びが大きかった反動で3店舗共にマイナスでした。前年前半の伸びが異常に高かったのでしばらく前年同月比マイナスが続くことが予想されます。


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阪急梅田本店

 2025年3月の売上高(速報値)は、前年同月比3.7%減でした。ちなみにライバルの「伊勢丹新宿本店」店頭の2025年3月の売上高(速報値)は、前年同月比0.6%減です。

 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2025/04/01)
 2025年3月度売上速報

2025年3月期売上高(前年同月比)
◆ 2025年03月売上高-前年同月比3.7%減(速報値)
◆ 2025年02月売上高-前年同月比3.8%増(確定値)
◆ 2025年01月売上高-前年同月比12.3%増(確定値)
◆ 2024年12月売上高-前年同月比13.5%増(確定値)
◆ 2024年11月売上高-前年同月比13.8%増(確定値)
◆ 2024年10月売上高-前年同月比8.1%増(確定値) 
◆ 2024年09月売上高-前年同月比13.1%増(確定値)
◆ 2024年08月売上高-前年同月比15.5%増(確定値)

◆ 2024年07月売上高-前年同月比20.3%増(確定値
◆ 2024年06月売上高-前年同月比37.7%増(確定値
◆ 2024年05月売上高-前年同月比46.1%増(確定値)
◆ 2024年04月売上高-前年同月比29.6%増(確定値)

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-314,028百万円(前年比20.3%増)
 *メンズ館含む
◆ 2005年度売上高-182,650百万円
 *イングス館含む
◆ 1989年度売上高-229,558百万円


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高島屋大阪店
 2025年3月の売上高(速報値)は、前年同月比5.6%減でした。

 高島屋(PDF:2025/04/01)
 2025年3月度 店頭売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年03月売上高-前年同月比5.6%減


2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比1.3%減
◆ 2025年01月売上高-前年同月比7.2%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比5.8%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比9.3%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比3.8%増

◆ 2024年09月売上高-前年同月比8.7%増
◆ 2024年08月売上高-前年同月比8.9%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比13.7%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比25.9%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比42.8%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比40.8%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比36.2%増

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-159,152百万円(前年比20.6%増)
◆ 2005年度売上高-162,967百万円
 *堺店、和歌山店含む
◆ 1989年度売上高-207,365百万円


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大丸心斎橋店
 2025年3月の売上高(速報値)は、前年同月比4.7%減した。

 J.フロント リテイリング(PDF:2025/04/01)
 2025年3月度百貨店事業売上速報

2026年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年03月売上高-前年同月比4.7%減

2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2025年02月売上高-前年同月比10.6%増
◆ 2025年01月売上高-前年同月比27.7%増
◆ 2024年12月売上高-前年同月比15.2%増
◆ 2024年11月売上高-前年同月比8.8%増
◆ 2024年10月売上高-前年同月比6.6%増
◆ 2024年09月売上高-前年同月比0.3%減
◆ 2024年08月売上高-前年同月比6.3%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比18.3%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比33.6%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比54.1%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比37.0%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比42.7%増

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-95,731百万円(前年比35.2%増)
◆ 2005年度売上高-86,750百万円
◆ 1989年度売上高-176,780百万円



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2025年3月27日 (木)

近畿日本鉄道 鶴橋駅2番線の「昇降ロープ式ホームドア」が2025年3月30日(日)から使用開始 3番線・4番線には「大開口ホーム柵」を設置!

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-鶴橋駅にホームドア設置工事-

 「近畿日本鉄道」では、安全・防災対策、駅の美装化、既存車両の改修、バリアフリー化工事等に取り組んでいます。駅ホームの更なる安全性向上のため、大阪線 鶴橋駅の2番線ホームに昇降ロープ式ホームドアを設置します。2023年7月下旬から順次工事を進め、2025年3 月末に完成を予定しています。

 引用資料 近畿日本鉄道(PDF:2023/06/29)
 鶴橋駅 2 番線のホームドア設置工事を開始します! 

 「昇降ロープ式ホームドア」は現在、南大阪線 大阪阿部野橋駅3・4番線ホームに設置し、2018年より順次使用を開始しました。ホームドアの設置は、大阪阿部野橋駅に続き2例目です。

● 2025年3月30日(日)から使用開始!
 「近畿日本鉄道」は、2025年3月30日(日)初列車から、鶴橋駅2番線の昇降ロープ式ホームドアの使用開始します。今回使用開始する昇降ロープ式ホームドアは、2023年7月下旬から設置工事を開始し、2024年5月からホームの一部に先行設置していましたが、全両分の昇降ロープ式ホームドアの設置が完了したので使用開始します。

 引用資料 近畿日本鉄道(PDF:2025/03/24)
 鶴橋駅2番線昇降ロープ式ホームドアを2025年3月30日(日)初列車から使用開始


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鶴橋駅2番線ホーム(大阪線)
 「鶴橋駅2番線ホーム(大阪線)」です。2025年3月30日(日)初列車から、鶴橋駅2番線の昇降ロープ式ホームドアの使用を開始します。


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今後の鶴橋駅ホームドア設置工事の予定
 「今後の鶴橋駅ホームドア設置工事の予定」です。1番線には「昇降ロープ式ホームドア」を設置予定、3番線・4番線には「大開口ホーム柵」を設置予定です。

スケジュール(番線・使用開始年月・ホームドアの種類)
◆ 3番線-2025年08月(大開口ホーム柵)
◆ 1番線-2026年01月(昇降ロープ式ホームドア)
◆ 4番線-2026年03月(大開口ホーム柵)


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ハーフハイトタイプ

 3番線・4番線にはハーフハイトタイプの「大開口ホーム柵」を設置する予定です。



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2025年3月20日 (木)

訪日外国人数 2025年2月は325万8100人(推計値) 2月として初めて300万人を突破 19市場で2月として過去最高を記録!

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-訪日外客数-
 「日本政府観光局(JNTO)」は、2025年3月19日に「訪日外客数(2025年2月推計値)」を発表しました。2025年2月の訪日外客数は、3,258,100人(推計値)となりました。前年同月比では16.9%増となり、2月として過去最高であった2024年の2,788,224人を大きく上回り同月過去最高を記録し、また2月として初めて300万人を突破しました。

 引用資料 日本政府観光局(JNTO:2025/03/19) 
 訪日外客数(2025年2月推計値) 2月:3,258,100人、2月として初めて300万人を突破

 一部市場において旧正月(春節)休暇が2月初旬まで続き、旅行需要の高まりがみられたほか、前月に引き続きスノー需要が高まる時期である中、豪州と米国を中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となりました。

 ベトナムで単月過去最高を更新したほか、19市場(韓国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)で2月として過去最高を記録しました。


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「訪日外客数」です(引用:日本政府観光局:JNTO)。

訪日外客数 (2023年/2024年/2025年)
             2023年          2024年          2025
01月   1,497,472人   2,688,478人   3,781,200人
02月   1,475,455人   2,788,224人   3,258,100人
03月   1,817,616人   3,081,781人
04月   1,949,236人   3,043,003人
05月   1,899,176人   3,040,294人
06月   2,073,441人   3,140,642
07月   2,320,694人   3,292,602人
08月   2,157,190人   2,933,381
09月   2,184,442人   2,872,487人 
10月   2,516,623人   3,312,193
11月   2,440,890人   3,187,175人
12月   2,734,115人   3,489,888人
---------------------------
累計  25,066,350人  36,870,148人  7,039,300人
 
訪日外客数 (確定値)
---------------------------
2004年     6,137,905人
2005年     6,727,926人
2006年     7,334,077人
2007年     8,346,969人
2008年     8,350,835人
2009年     6,789,658人
2010年     8,611,175人
---------------------------
2011年     6,218,752人
2012年     8,358,105人
2013年   10,363,904人
2014年   13,413,467人
2015年   19,737,409人
2016年   24,039,700人
2017年   28,691,073人
2018年   31,191,856人
2019年   31,882,049人
2020年     4,115,828人
---------------------------
2021年       245,862人
2022年     3,832,110人
2023年   25,066,350人
2024年   36,870,148人(1月~12月の確定値)
2025年     7,039,300人(1月~2月の推計値)


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大阪の訪日外国人数
 「大阪観光局」は2025年1月28日に、2024年に大阪府を訪れたインバウンド(訪日外国人)数の推計を1463万9000人と発表しました。2023年(994万人)比で47%増えました。新型コロナウイルス禍前の2019年(約1231万人)も19%上回り、過去最高を更新しましょた。2025年の目標は1,600万人です。

 引用資料 日本経済新聞(2025/01/28)
 大阪の訪日客、24年は1464万人 過去最高を更新

大阪の外国人観光客数の推移
2013年-2,625千人
2014年-3,758千人
2015年-7,165千人
2016年-9,400千人
2017年-11,103千人
2018年-11,416千人
2019年-12,306千人
2020年-(コロナ禍)
2021年-(コロナ禍)
2022年-(コロナ禍)
2023年-9,798千人
2024年-14,639千人(推計)
2025年-16,000千人(目標)



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