堺市 シャープの液晶パネル工場の跡地 「シャープ」と「KDDI」が、AIデータセンターの構築に向けて土地や建物の取得に関する契約を締結!
-シャープの液晶パネル工場-
「シャープ」は堺市の液晶パネル工場を2024年9月末に稼働停止しました。「シャープ」の液晶パネル工場は、かつて「新日本製鐵(現:日本製鉄)」の「堺製鐵所」の遊休地を利用して建設されました。
「KDDI」は2024年6月2日に、「Super Micro Computer Inc.、シャープ、データセクション」と、アジア最大規模のAIデータセンター構築に向け協議を開始することに合意しました。4社は今後、本合意に基づき、シャープ堺工場跡地に「エヌビディア(NVIDIA)」の最先端のAI計算基盤である「GB200 NVL72」などを搭載したAIデータセンターを構築し、早期に稼働開始することを目指して、協議を開始します。
AIデータセンターには、「エヌビディア(NVIDIA)」の「GB200 NVL72」を1,000ユニット規模で導入します。「スーパー・マイクロ・コンピュータ(Super Micro Computer Inc.)」は、膨らむ発熱量に対応可能なプラットフォームを提供します。「データセクション」はAIデータセンターの運営支援を実施します。
「ソフトバンク」と「シャープ」は、堺市にあるシャープの液晶パネル工場関連の土地および建物を活用した大規模なAI(人工知能)データセンターの構築に向けて、基本合意書を締結しました。
「ソフトバンク」は、シャープ堺工場の敷地面積全体の約6割に当たる約44万㎡の敷地と延床面積約75万㎡の建物に、受電容量が約150メガワット規模のデータセンターを構築して、2025年中の本格稼働を目指します。将来的には、受電容量を400メガワット超の規模まで拡大する見込みです。
「ソフトバンク」と「シャープ」は、シャープ堺工場を活用して、AIデータセンターを構築することについて、2024年1月から協議を進めてきました。ソフトバンクは、シャープ堺工場の土地や建物、電源設備、冷却設備などを譲り受けることで、データセンターの早期構築を図り、2024年秋ごろに着工して2025年中に本格稼働させることを目指します。
このデータセンターは、生成AIの開発およびその他のAI関連事業に活用する他、社外からのさまざまな利用ニーズに応えるため、大学や研究機関、企業などに幅広く提供していく予定です。また、環境負荷が低いデータセンターとして、クリーンエネルギーの活用を検討する予定です。
● (ソフトバンク) 2025年3月14日に売買契約を締結!
「ソフトバンク」は、大規模なAI(人工知能)データセンターの構築に向けて、大阪府堺市にある「シャープ」の液晶パネル工場関連の土地や建物などを約1,000億円で取得することについて、2025年3月14日にシャープと売買契約を締結しました。
引用資料 ソフトバンク(2025/03/14)
AIデータセンターの構築に向けて、シャープ堺工場の土地や建物の取得に関する契約を締結
ソフトバンクは、シャープ堺工場の約45万㎡の土地と延べ床面積約84万㎡の建物などを活用して、受電容量が約150メガワット規模のAIデータセンターを構築し、2026年中の稼働開始を目指します。将来的には、受電容量を250メガワット超の規模まで拡大させる見込みです。
● (KDDI)土地や建物の取得に関する契約を締結!
「KDDI」は2025年4月4日に、AIデータセンターの構築に向けて、「シャープ」と、シャープ堺工場の土地や建物などを取得することについて売買契約を締結しました。
KDDI(2025/04/04)
AIデータセンターの構築に向けて、シャープ堺工場の土地や建物の取得に関する契約を締結
NVIDIA GB200 NVL72を始めとした最新のGPU基盤を導入し、兆単位パラメータの大規模な生成AIモデルを高速に開発できる「大阪堺データセンター」として、2025年度中の稼働開始を目指します。
● 「ソフトバンク」と「KDDI」共に売買契約を締結!
私は、「KDDI」と「ソフトバンク」のダブルブッキング? と心配しました。「ソフトバンク」と「KDDI」共に売買契約を締結しました。これにより「ソフトバンク」と「KDDI」共にAIデータセンターの本格稼働が確実になりました。本当に良かったです。
「データセンター設置予定エリア内の液晶パネル工場外観」です。
「産業集積地構想のイメージ」です。
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