51 兵庫県・神戸市②

(2009年~)

2024年9月10日 (火)

神戸市 税関前歩道橋リニューアル事業【事業者募集】 「ジーライオンアリーナ神戸」へのアクセスのためにも早急に開通を!

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-税関前歩道橋-
 「YouTube」や「TikTok」でダンス動画が大ブレークしている ♪ しかのこのこのここしたんたん ♪  奈良公園で実際に「しかのこのこのここしたんたん」の動画を撮影している光景があまりにもシュールすぎて笑ってしまいました。

 YouTube
 Surprise Deer Rush in Nara Park Caught on Camera Nara Park deer 🦌 japan #narapark

 奈良公園の鹿と言えば、人とのトラブルや、鹿同士が突き合って怪我をしないように「一般財団法人奈良の鹿愛護会」によって毎年10月頃に角を切り落とします。でも実際に鹿の動画を毎日見ていると現時点で角が切り落とされた鹿がかなりいます。8月末頃から角が切り落としが始まっているようでです。

 本題に戻って、三宮周辺地区とウォーターフロントの再開発とあわせて両者の回遊性を高めるため、国道2号とフラワーロードが交差する税関前交差点において、「渡りたくなる歩道橋」をテーマに、斬新で高いデザイン性を持ちながら、構造面及び施工面においても実現性の高い歩道橋を実現するために、2018年に設計コンペを実施してデザイン等を決定しました。

 東遊園地の南側エリアとみなとのもり公園、新港突堤西地区とをつなぎ、緩やかなカーブの平面形態と主塔・吊り構造のケーブルなどが織りなす曲線的なデザインが美しい新歩道橋は、2021年6月に着工し、2023年5月完成を目指していました。しかし、架け替え工事は遅々として進みませんでした。

● 税関前歩道橋リニューアル事業【事業者募集】
 「税関前歩道橋リニューアル事業」は、三宮周辺地区と新港突堤西地区などウォーターフロントエリアをつなぐ「渡りたくなる歩道橋」をコンセプトとした架替を行い、三宮周辺地区とウォーターフロントエリアの分断感を解消し、回遊性を向上させるとともに都心の新たなシンボルを創造する事業です。

 コンペにより選定したデザインを重視した特殊な橋梁形式で、高度な設計技術、製作・架設技術を要する難易度の高い歩道橋です。そのため、事業者が有する高度で専門的なノウハウや工法を前提とした施工計画の策定、必要となる補足の設計と施工を一体的に行うことを目的として、「技術提案・交渉方式」による事業実施を予定しています。

 神戸市 公式HP(2024/09/06)
 税関前歩道橋リニューアル事業【事業者募集】

 「税関前歩道橋リニューアル事業」は、三宮地区から「ジーライオンアリーナ神戸」へ向かうための非常に重要な歩道橋になります。2025年4月の「ジーライオンアリーナ神戸」の開業には間に合いませんが、早急に開通させる必要があります。


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「税関前歩道橋リニューアル事業」は、三宮地区から「ジーライオンアリーナ神戸」へ向かうための非常に重要な歩道橋になります。


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現在の「税関前歩道橋」です。


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現在の「税関前歩道橋」は、あまり広くありません。


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「浜手幹線(国道2号)」をオーバーパスしています。


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三宮地区から「ジーライオンアリーナ神戸」への最大の関門が「浜手幹線(国道2号)」です。



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2024年9月 1日 (日)

JR山陽本線(神戸線)「垂水」駅、山陽電鉄本線「山陽垂水」駅前 新垂水図書館「(仮称)新垂水図書館・自転車駐車場・ロータリー建設工事」

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-新垂水図書館-
 大阪府の「Google Map」の衛星写真や「Google Earth」が広範囲に更新されています。グラングリーン大阪、堂島、淀屋橋のツインタワー、大阪中之島美術館、なんば広場、なんばパークス サウス、大阪公立大学・森之宮キャンパス、USJのドンキーコングエリア、大阪・関西万博の巨大リング、阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業などここ数日間は夢中になって見ています。

 大阪市外も広範囲に更新されていて、京阪枚方市駅周辺、箕面船場阪大前駅周辺、大阪大学医学部附属病院の工事もかなり進んでいます。私が一番感動したのは「安威川ダム」に水が貯まっていた事です。

 本題に戻って、神戸市は、JR山陽本線(神戸線)「垂水」駅、山陽電鉄本線「山陽垂水」駅前で、「(仮称)新垂水図書館・自転車駐車場・ロータリー建設工事」を一般競争した結果、「明和工務店・中田工務店JV」に決定しました。

 事業では、便利で快適な市民生活の実現と若年世帯の流入促進に向けた環境整備を目指す「リノベーション・神戸」の一環として、「レバンテ垂水2番館」の1階に入居している図書館をJR垂水駅前にロータリーと自転車駐輪場が一体となった施設として移転します。

 引用資料 神戸市・公式HP
 新垂水図書館の概要

 引用資料 トミトアーキテクチャ
 新垂水図書館

 概要は、地上4階、地下1階、延床面積4,316.92㎡です。このうち図書館の専有面積は延床面積2,186㎡で、蔵書数は10万冊以上です。自転車駐車場は、原動機付き自転車200台、自転車59台を整備します。

(仮称)新垂水図書館・自転車駐車場・ロータリー建設工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市垂水区日向一丁目4(地名地番)
◆ 交通-JR山陽本線(神戸線)「垂水」駅、山陽電鉄本線「山陽垂水」駅
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 敷地面積-1,740.94㎡
◆ 建築面積-1,190.42㎡
◆ 延床面積-4,316.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造(柱頭免震)
◆ 用途-図書館、原付・自転車駐車場、ロータリー、駅前広場
◆ 蔵書数-約12万冊(現8万5千冊)
◆ 建築主-神戸市(神戸市文化スポーツ局)
◆ 設計者-フジワラテッペイアーキテクツラボ・タトアーキテクツ・トミトアーキテクチャJV
◆ 施工者-明和工務店・中田工務店
◆ 着工-2023年07月
◆ 竣工-2025年05月31日予定
◆ 開館-2025年07月頃予定


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「電車からのイメージ」です。


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「2階のイメージ」です。


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「3階のイメージ」です。


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「(仮称)新垂水図書館・自転車駐車場・ロータリー建設工事」の2024年8月10日の建設状況です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た内部の様子です。


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北東側から見た内部の様子です。


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北西側から見た内部の様子です。



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2024年8月28日 (水)

神戸三宮 地上32階、高さ約163mの「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」 「アシックス」が本社を2028年1月に移転!

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-神戸三宮雲井通5丁目地区-

 「三菱地所(代表事業者)、三菱倉庫、神鋼不動産、東畑建築事務所、再開発評価」の5社は、「雲井通5丁目再開発株式会社」が神戸市中央区の三宮駅前で検討を進めている「雲井通5丁目地区再整備事業」における事業協力者の募集に応募し、事業協力者の候補となる優先交渉権者に選定されています。

 「雲井通5丁目再開発株式会社」では、神戸市が策定した「新たな中・長距離バスターミナルの整備に向けた雲井通5・6丁目再整備基本計画」に基づき、雲井通5丁目地区において、市街地再開発事業の事業化に向けた準備を進めています。

 「雲井通5丁目再開発株式会社、神戸市」、特定事業参加者として参画している「三菱地所、三菱倉庫、TC神鋼不動産」、特定業務代行者として参画している「大林組」は、ともに進めている「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」が、権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 雲井通5丁目再開発株式会社(2022/11/02)
 雲井通5丁目再開発ビルの計画概要について

● 2023年9月7日(木)に起工式を挙行!
 「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2022年6月より、従前建物の解体工事を進めていましたが、2023年9月より再開発ビル建設工事に本格着工、事業関係者においては、2023年9月7日に「起工式」を執り行いました。

 引用資料 神戸市・公式HP(2023/09/01)
 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業再開発ビル建設工事の本格着工及び起工式の開催

神戸三宮雲井通5丁目地区の概要
◆ 計画名-神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部、346番、347番の一部、五丁目301番、302番、303番、317番、18番、319番、320番の一部、322番の一部、323番、324番
◆ 交通-JR線「三ノ宮」駅、阪神線「神戸三宮」駅、阪急線「神戸三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下3階(第1期)
◆ 高さ-最高部約163m(最高部約165mの可能性あり)
◆ 敷地面積-約8,228㎡(第1期)
◆ 建築面積-約7,636㎡(第1期)
◆ 延床面積-約99,422㎡(第1期)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-バスターミナル施設、公益施設、商業施設、業務施設、宿泊施設、駐車場
◆ 施行者-雲井通5丁目再開発株式会社
◆ 特定事業参加者-三菱地所、三菱倉庫、TC神鋼不動産
◆ 設計者-大林組、坂茂建築設計、東畑建築事務所、三菱地所設計
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2022年06月
◆ 竣工-2023年09月07日(起工式)
◆ 竣工-2027年12月予定
◆ 総事業費-約870億円


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「雲井通5丁目再開発ビルの構成」です。
 
● アシックスが本社を2028年1月に移転!
 スポーツ用品国内最大手のアシックスは、ポートアイランドにある「アシックス本社(兵庫県神戸市中央区)」をはじめ、「アシックスジャパン本社(東京都江東区)」、「アシックスジャパン関西オフィス(兵庫県尼崎市)」を移転することになりました。

 「アシックス本社」は、2027年12月に完成予定の三宮再整備事業の中核となる「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」の中層階に入居します。本社移転で「イノベーション創出を活性化する」とし、創業の地である神戸の中心部からさらなる発展を目指します。

 アシックス(2024/08/27)
 イノベーションの創出をより活性化するため国内各オフィスを移転

 「アシックス本社」は、「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」の11階半フロア~14階に入居します。現在の本社で勤務している開発や営業部門の約650人が移る見込みです。


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アシックス
 「アシックス」は拠点を神戸市に置いています。本社が「ポートアイランド(神戸市中央区港島中町七丁目1番1)、スポーツ工学研究所が「西神ニュータウン(神戸市西区高塚台六丁目2番1)」にあります。

 「スポーツシューズ」の世界は圧倒的にアメリカとドイツが強いです。絶対的な王者の「ナイキ(アメリカ)」、次が「アディダス(ドイツ)」です。それに「スケッチャーズ(アメリカ)」、大谷翔平選手でおなじみの「ニューバランス(アメリカ)」、「プーマ(ドイツ)」などが続きます。

 日本の「アシックス」や「ミズノ」は、アメリカとドイツのメーカーが強すぎて世界では存在感を発揮出来ていませんでした。しかし、少しずつ変わりつつあります。「アシックス」が世界でのブランド力が増してきています。カジュアルなスニーカーやファッションブランド「オニツカタイガー」の販売が世界で好調に推移しています。

● アシックスの2024年12月連結決算
 「アシックス」は、2024年12月連結決算の予想を上方修正しています。修正後の業績予想は、売上高が前期比11.9%増の6,600億円(修正前5,900億円)、営業利益が前期比63.8%増の950億円(修正前580億円)、純利益が前期比61.1%増の580億円(修正前360億円)。いずれの項目も過去最高となる見通しです。

アシックスの連結決算(売上高/営業利益)
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2000年03月   133,727百万円     4,031百万円
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2001年03月   126,445百万円     3,092百万円
2002年03月   128,900百万円     3,483百万円
2003年03月   135,639百万円     5,387百万円
2004年03月   140,497百万円     7,409百万円
2005年03月   146,678百万円     9,895百万円
2006年03月   171,036百万円   16,444百万円
2007年03月   194,515百万円   20,248百万円
2008年03月   226,174百万円   23,394百万円
2009年03月   241,944百万円   22,628百万円
2010年03月   224,395百万円   17,582百万円
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2011年03月   235,349百万円   21,573百万円
2012年03月   247,792百万円   19,628百万円
2013年03月   260,198百万円   18,663百万円
2014年03月   329,464百万円   26,516百万円
2014年12月   354,051百万円   30,466百万円(9ヶ月決算)
2015年12月   428,496百万円   27,448百万円
2016年12月   399,107百万円   25,472百万円
2017年12月   400,157百万円   19,571百万円
2018年12月   386,662百万円   10,515百万円
2019年12月   378,050百万円   10,634百万円
2020年12月   328,784百万円  △3,953百万円
-----------------------------------------
2021年12月   404,082百万円   21,945百万円
2022年12月   484,601百万円   34,002百万円
2023年12月   570,463百万円   54,215百万円

2024年12月予想
2024年12月   660,000百万円   95,000百万円(会)
2024年12月   662,500百万円   95,642百万円(コ)
 
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年8月28日時点の数値です。


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「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」の2024年8月10日の建設状況です。


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敷地北側です。


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少し角度を変えた様子です。


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北端です。掘削してかなり深くなっています。


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「山留め壁」です。「アースアンカー」で山留め壁を支えています。


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「油圧ショベル」で掘削して「ダンプトラック」に積み込んでいます。この日の作業では「掘削土」を敷地外に搬出しないで敷地南西側を埋め戻していました。


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この円筒形の管は「ディープウエル」です。ウエル内に流入する地下水を水中ポンプで排水することにより周辺地盤の地下水位を低下させます。


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南側を見た様子です。


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「乗入れ構台」の上で「ラフテレーンクレーン」が稼働しています。


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敷地南側です。


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敷地南東側では、まだ地下躯体を解体しています。


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敷地南西側では、敷地北側で発生した「掘削土」で埋め戻しをしていました。



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2024年8月26日 (月)

神戸ウォーターフロント GLION Awa-s Building(ジーライオンアワーズビル) 「フェラーリ、BMW、MINI」のショールームが集積!

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-GLION Awa-s Building(ジーライオンアワーズビル)-

 神戸ウォーターフロントにある「GLION Awa-s Building(ジーライオンアワーズビル)」は、地上10階、地下0階、高さ51.20m、延床面積11,369.17㎡のオフィスビルです。2021年6月に竣工しました。

 下層階(1階~3階)には、フェラーリの新販売拠点「オートカヴァリーノ 神戸ブティックショールーム(1階)」、「Kobe BMW ハーバー神戸支店(1階)」、「MINI ハーバー神戸(3階)」が集積しています。ちなみに「MINI」はBMWグループです。

GLION Awa-s Building(ジーライオンアワーズビル)の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町11番1号
◆ 交通-神戸市営地下鉄海岸「旧居留地・大丸前」駅徒歩12分、神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)「貿易センター」駅徒歩14分
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 高さ-最高部51.20m、軒高47.60m
◆ 敷地面積-2,976.54㎡
◆ 建築面積-1,251.33㎡
◆ 延床面積-11,369.17㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、物販店舗、展示場
◆ 建築主-合同会社デカンショライオン
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-日本建設
◆ 着工-2019年09月
◆ 竣工-2021年06月


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「GLION Awa-s Building(ジーライオンアワーズビル)」の下層階(1階~3階)には、フェラーリの新販売拠点「オートカヴァリーノ 神戸ブティックショールーム(1階)」、「Kobe BMW ハーバー神戸支店(1階)」、「MINI ハーバー神戸(3階)」があります。


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1階の西側がフェラーリの新販売拠点「オートカヴァリーノ 神戸ブティックショールーム」です。


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1階の東側が「Kobe BMW ハーバー神戸支店」です。


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3階が「MINI ハーバー神戸(3階)」です。ちなみに「MINI」はBMWグループです。



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2024年8月25日 (日)

「神戸税関」の南側 「川西倉庫」の跡地 オープンした芝生広場「新港突堤西地区 暫定広場」 神戸ポートタワーの「PORT OF KOBE」をモニュメント化!

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-新港3突基部 広場整備業務-

 「神戸税関」の南側に「川西倉庫」がありましたが、解体工事が行われて更地になっていました。跡地では、「新港3突基部 広場整備業務」が行われています。「芝生広場」の整備が行われています。工期は2024年5月31日までの予定となっています。

2024年5月1日にオープン!
 「新港突堤西地区 暫定広場」として2024年5月1日にオープンしました。「神戸税関」の南側、新港町の近代建築や倉庫が並ぶ一画を「芝生広場」として整備されました。神戸ウォーターフロントエリアの再整備の一環で、暫定的に開放されています。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「PORT OF KOBE」のモニュメント

 神戸ウォーターフロントエリアで見かける「BE KOBE」のモニュメントではありません。「PORT OF KOBE」のモニュメントは、
神戸ポートタワーのリニューアルに伴い撤去した塔頂部のサイン「PORT OF KOBE」のモニュメント化したものです。


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南西側から見た様子です。歩道沿いの緑の濃い部分は「人工芝」です。よく踏まれる部分なので耐久性を高めるのと土砂の流出を防ぎます。最近は、天然芝+人工芝の公園をよく見かけます。


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西側部分です。


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南西側から見た様子です。


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日本一短い国道である国道174号

 
「神戸税関」の東側は、日本一短い国道である「国道174号」です。長さがわずか187.1mしかありません。距離は非常に短いものの、道幅では上下合わせて最大部分は11車線もあります。国土交通省は「短いながらも神戸港の物資流通のための産業道路として重要な道路」としています。



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2024年8月24日 (土)

神戸ウォーターフロント 「ラスイートルパンビル」が2024年12月 竣工予定 「ル・パン総本店」や神戸港を一望するレストランなど開業予定!

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-ラスイートルパンビル-
 前にも書きましたが、私は、旅系YouTuberの「しげ旅」と「散歩するアンドロイド」の動画はすべて観ています。同じイタリアでも男性の「しげ旅」と女性の「散歩するアンドロイド」では視点が違っていて面白いです。それにしても「ミラノ」の市街地は本当に美しいですね。さすが「世界遺産 国別 登録数ランキング」1位の「イタリア」です。

 散歩するアンドロイド
 【イタリア一人旅】どこをとってもオシャレな街ミラノを街ブラ

 本題に戻って、「ラスイート」は、神戸市中央区新港町に地上4階の「ラスイートルパンビル」を建設中で、2024年12月に竣工を予定しています。神戸新港第一突堤にある姉妹施設「神戸みなと温泉 蓮」の北側に位置し、神戸ウォーターフロントへ人の流れを生み、魅力発信の拠点となることを目指します。

 引用資料 ラスイート(2024/07/04)
 「ラスイートルパンビル」2024年12月 竣工予定 「ル・パン神戸北野」のパンやスイーツをお買い求めいただける「ル・パン総本店」や神戸港を一望するレストランなど開業予定

 「ラスイートルパンビル」では、神戸北野の地で2012年4月より「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」直営のスイーツ&ベーカリーとして営業してきた「ル・パン神戸北野」のパンやスイーツが購入出来る「ル・パン総本店」、自家源泉の天然温泉を使用した足湯を愉しめるカフェ、神戸港の景色を一望する多目的ホール、開放的なルーフトップレストラン&バーなどが開業予定です。

ラスイートルパンビル
◆ 1階-ル・パン総本店
◆ 2階-レストラン
◆ 3階-多目的ホール
◆ 4階-ルーフトップ レストラン&バー


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「ラスイートルパンビル 完成予定イメージ」です。


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「ラスイートルパンビル 完成予定イメージ」です。


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「ラスイートルパンビル」の2024年8月10日の建設状況です。


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北東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南南東側から見た様子です。



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2024年8月23日 (金)

新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 収容人数約10,000人規模の「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」 映像・音響をはじめとしたアリーナ内に導入する演出設備が決定!

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-神戸アリーナプロジェクト-
 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「神戸ストークス)」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

 「NTT都市開発」が開発を行い、「One Bright KOBE」が運営を担う「神戸アリーナプロジェクト」は、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、2023年4月18日に起工し、「地鎮祭」を執り行いました。

 引用資料 NTT都市開発(2023/04/18)
 「神戸アリーナプロジェクト」における新築工事着工についてB.LEAGUE「西宮ストークス」本拠地、多様なイベントに対応する次世代アリーナ

● ジーライオンアリーナ神戸
 神戸港の新港第2突堤に2025年春に開業するアリーナについて、運営会社は2024年2月8日に、名称を「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」とすると発表しました。

 引用資料 GLIONグループ(2024/02/08)
 「神戸アリーナプロジェクト」新アリーナ名称「GLION ARENA KOBE」に決定!株式会社One Bright KOBEと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結

 「ネーミングライツ(命名権)」を、自動車小売業などを手がける「ジーライオン(神戸市中央区)」が獲得しました。内部には、飲食しながら観戦できるVIPフロアを整備します。また周辺にはテラス付きの飲食店などを開設する予定です。

ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)の概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業、神戸アリーナプロジェクト
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


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「外観イメージ(南西から望む)」です(引用:NTT都市開発)。

 
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「鳥観イメージ(西側上空から望む)」です(引用:NTT都市開発)。


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大型映像設備

 「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」での「熱狂・感動・興奮が生まれる観戦体験」の実現に向け、映像・音響をはじめとしたアリーナ内に導入する演出設備が決定しました(引用:TOTTEI)。

 引用資料 TOTTEI(2024/08/07)
 次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」神戸ストークスの新アリーナで熱狂・感動・興奮が生まれる観戦体験を

◆ 壁面LEDビジョン
 屋内アリーナ最大級となる横幅24m×高さ13m=面積312㎡のLEDビジョンをアリーナ東側一面に常設で導入します。神戸ストークスの試合では、選手のプレーやスピーディーな試合展開を大迫力かつ高精細に映し出すことで、アリーナを熱狂の渦に包み込みます。

◆ センターハングビジョン
 常設機材として天井から吊り下げられた昇降可能なセンターハングを導入します。興行の形態に合わせて昇降段階を調整することで様々なイベントに対応可能となっています。外側のメインビジョンだけでなく、インナービジョン、コーナービジョンを組み合わせた合計12面構成で、アリーナ内のどの座席からも映像演出を楽しめます。

◆ リボンビジョン
 アリーナを270度囲む全長183mの横長ビジョンを観客席上に設置します。他ビジョンと連動した演出によって、アリーナの熱狂と一体感を増幅させます。

◆ 映像送出システム
 アリーナ内のLEDビジョンを連動させた演出を実現するRoss Video社のシステムを導入します。2Dだけでなく、3Dコンテンツや高解像度のCG描画なども送出可能で、LEDを最大級活用したダイナミックな映像体験を提供します。


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音響設備
 世界のトップブランド、「d&b audiotechnik社」のハイグレードスピーカーを常設導入します。綿密な音響シミュレーションを行い、アリーナの形状に合わせた機材・設置位置による良質かつ臨場感ある音響は、「会場のどこにいても均一に最高の音で聞こえる」、アジアNo.1クオリティの設備と謳う最高の音響体験を提供します(引用:TOTTEI)。


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座席設備
 
アリーナ施設は、地上7階建て、延床面積約32,300㎡、総座席約10,000席を予定し、視認性の高い馬蹄型の形状でどのエリアからもステージの臨場感を体験できる設計になっています。また、観戦に最適な傾斜角度を算出し、アリーナ上部をはじめどの席からもステージが見やすいようにデザインしています(引用:TOTTEI)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:NTT都市開発)。


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「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」の2024年8月10日の建設状況です。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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西側から見た様子です。


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北北西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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アップです。


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北側のエントランス部分です。


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北側から見た様子です。



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2024年8月20日 (火)

規模が拡大 地上28階、高さ約140mの「(仮称)神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」 2024年8月10日の状況

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-(仮称)神戸市役所本庁舎2号館再整備事業-
 神戸市役所の「本庁舎2号館」は建設から60年以上(竣工1957年4月26日)を過ぎており老朽化の問題だけでなく、阪神・淡路大震災においても被害を受けていることもあり、建て替えを検討していく時期に来ています。

 神戸市は、「神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画(案)」を公表しました。2号館跡に延床面積約55,000㎡の超高層の新庁舎・にぎわい施設を建設します。また、1号館にエネルギーを供給し、1号館や新庁舎・にぎわい施設を渡り廊下でつなぐ連絡ロビー・エネルギー施設を整備します。

 「神戸市」は2022年8月31日に、神戸市役所本庁舎2号館の建て替えの概要を正式に発表しました。落札者は「(代表企業)オリックス不動産、(構成企業)阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産、(協力企業)日建設計」となっています。

 概要は、地上24階、地下2階、高さ約125m、延床面積約73,000㎡(1号館等、同一敷地の施設を含む)となりました。地震対策として「中間階免震構造」を採用します。総工費は300億円以上になる見通しです。

● 地上28階、高さ約140mに規模拡大!
 「(仮称)神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の図書の縦覧が、2023年12月26日~2024年1月15日まで行われました。また住民説明会が、2024年1月10日に開催されました。

 概要が、地上24階、地下2階、高さ約125m、延床面積約73,000㎡から地上28階、地下2階、高さ約140m、延床面積約77,000㎡に規模が拡大されました。

 上層部に整備される兵庫県内初の五つ星クラスのホテルは、当初は17階にロビーを設ける計画でしたが、最上階の28階に変更します。ホテル部分は当初案の地上16階~24階から地上20階~28階に変更します。

(仮称)神戸市役所本庁舎2号館再整備事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
◆ 交通-JR東海道本線「三ノ宮」駅、阪神電気鉄道本線「神戸三宮」駅、阪急電鉄神戸本線・神戸高速線「神戸三宮」駅、神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮」駅、神戸市営地下鉄海岸線「三宮・花時計前」駅、神戸新交通ポートアイランド線「三宮」駅
◆ 階数-地上28階、地下2階(地上24階、地下2階から変更)
◆ 高さ-約140.0m(約125mから変更)
◆ 敷地面積-(神戸市役所本庁舎敷地)9,512.87㎡、(本庁舎旧2号館跡地部分)約4,889㎡
◆ 建築面積-約4,350㎡ ※1号館等、同一敷地の施設を含む
◆ 延床面積-約77,000㎡(約73,000㎡から変更) ※1号館等、同一敷地の施設を含む
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-(行政機能)市庁舎、市民利用空間、(民間機能)ホテル、オフィス、商業施設
◆ 落札者-(代表企業)オリックス不動産、(構成企業)阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産、(協力企業)日建設計
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2025年予定
◆ 竣工-2028年予定
◆ 開業-2029年予定


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上層部のイメージです。上層部に整備される兵庫県内初の五つ星クラスのホテルは、当初は17階にロビーを設ける計画でしたが、最上階の28階に変更します。ホテル部分は当初案の地上16階~24階から地上20階~28階に変更します。


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下層部のイメージです。


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(変更前)「神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画(案)」です。変更前は、地上24階、地下2階、高さ約125m、延床面積約73,000㎡でした。

 引用資料 オリックス不動産(2022/08/31)
 「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の事業者公募 開発事業者に選定


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(仮称)連絡ロビー・エネルギー施設建設他工事

 地上8階、地下1階の「(仮称)連絡ロビー・エネルギー施設建設他工事」の完成予想図です。「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」と「本庁舎1号館」の間に建設されています。

 引用資料 神戸市・公式HP(PDF)
 第 79 号議案 (仮称)連絡ロビー・エネルギー施設他空気調和設備工事請負契約締結の件


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「配置図」です。ビー」です。


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解体前の「本庁舎2号館」です。

本庁舎2号館の概要(解体済)
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部24.20m、軒高19.90m
◆ 敷地面積-9,512.87㎡(本庁舎1・2号館、電気・機械室棟)
◆ 建築面積-2,674.09㎡
◆ 延床面積-15,856.23㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造(地下1~4階)、鉄骨造(5階)
◆ 竣工-1957年04月26日(地震後の改修:1996年03月15日)

本庁舎1号館の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部132.00m、軒高125.00m
◆ 敷地面積-9,512.87㎡(本庁舎1・2号館、電気・機械室棟)
◆ 建築面積-1,862.40㎡
◆ 延床面積-52,288.87㎡
◆ 構造-鉄骨造(3階以上)、鉄骨鉄筋コンクリート造(1階~3階)、鉄筋コンクリート(地下3階~地下1階)
◆ 竣工-1989年08月31日


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「(仮称)神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の建設予定地の2024年8月10日の状況です。


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北側から見た様子です。


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内部の様子です。


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「(仮称)連絡ロビー・エネルギー施設建設他工事」の建設現場を北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。「中央区役所(中央区総合庁舎)」と接続するデッキです。


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「(仮称)連絡ロビー・エネルギー施設建設他工事」の建設現場を南西側から見た様子です。


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撮影日は猛暑だったので、公園の水遊びは気持ちよさそうでした。


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連日の猛暑のため、芝生が一部枯れていました。猛暑で芝生が枯れる現象は「夏枯れ」と呼ばれます。


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現地に掲示されていた「景観影響建築行為に係る説明会開催のお知らせ」の標識です(現在は撤去されています)。



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2024年8月19日 (月)

総事業費約870億円 地上32階、高さ約163mの「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」 2024年8月10日の建設状況

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-神戸三宮雲井通5丁目地区-

 「三菱地所(代表事業者)、三菱倉庫、神鋼不動産、東畑建築事務所、再開発評価」の5社は、「雲井通5丁目再開発株式会社」が神戸市中央区の三宮駅前で検討を進めている「雲井通5丁目地区再整備事業」における事業協力者の募集に応募し、事業協力者の候補となる優先交渉権者に選定されています。

 「雲井通5丁目再開発株式会社」では、神戸市が策定した「新たな中・長距離バスターミナルの整備に向けた雲井通5・6丁目再整備基本計画」に基づき、雲井通5丁目地区において、市街地再開発事業の事業化に向けた準備を進めています。

 「雲井通5丁目再開発株式会社、神戸市」、特定事業参加者として参画している「三菱地所、三菱倉庫、TC神鋼不動産」、特定業務代行者として参画している「大林組」は、ともに進めている「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」が、権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 雲井通5丁目再開発株式会社(2022/11/02)
 雲井通5丁目再開発ビルの計画概要について

● 2023年9月7日(木)に起工式を挙行!
 「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2022年6月より、従前建物の解体工事を進めていましたが、2023年9月より再開発ビル建設工事に本格着工、事業関係者においては、2023年9月7日に「起工式」を執り行いました。

 引用資料 神戸市・公式HP(2023/09/01)
 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業再開発ビル建設工事の本格着工及び起工式の開催

神戸三宮雲井通5丁目地区の概要
◆ 計画名-神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部、346番、347番の一部、五丁目301番、302番、303番、317番、18番、319番、320番の一部、322番の一部、323番、324番
◆ 交通-JR線「三ノ宮」駅、阪神線「神戸三宮」駅、阪急線「神戸三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下3階(第1期)
◆ 高さ-最高部約163m(最高部約165mの可能性あり)
◆ 敷地面積-約8,228㎡(第1期)
◆ 建築面積-約7,636㎡(第1期)
◆ 延床面積-約99,422㎡(第1期)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-バスターミナル施設、公益施設、商業施設、業務施設、宿泊施設、駐車場
◆ 施行者-雲井通5丁目再開発株式会社
◆ 特定事業参加者-三菱地所、三菱倉庫、TC神鋼不動産
◆ 設計者-大林組、坂茂建築設計、東畑建築事務所、三菱地所設計
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2022年06月
◆ 竣工-2023年09月07日(起工式)
◆ 竣工-2027年12月予定
◆ 総事業費-約870億円


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「立面図」です。


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「断面図」です。


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「竹籠をモチーフとしたデザイン(北西より)」です。


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「六甲山の山並みを眺望できる屋上庭園」です。


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「歩行者デッキとつながる屋外歩廊空間(南西より)」です。


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「あじさい通り側の屋外歩廊空間(北西より)」です。


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「雲井通5丁目再開発ビルの構成」です。


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「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」の2024年8月10日の建設状況です。


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敷地北側です。


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少し角度を変えた様子です。


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北端です。掘削してかなり深くなっています。


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「山留め壁」です。「アースアンカー」で山留め壁を支えています。


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「油圧ショベル」で掘削して「ダンプトラック」に積み込んでいます。この日の作業では「掘削土」を敷地外に搬出しないで敷地南西側を埋め戻していました。


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この円筒形の管は「ディープウエル」です。ウエル内に流入する地下水を水中ポンプで排水することにより周辺地盤の地下水位を低下させます。


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南側を見た様子です。


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「乗入れ構台」の上で「ラフテレーンクレーン」が稼働しています。


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敷地南側です。


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敷地南東側では、まだ地下躯体を解体しています。


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敷地南西側では、敷地北側で発生した「掘削土」で埋め戻しをしていました。



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2024年8月17日 (土)

JR・山陽電鉄垂水駅前 地上32階、高さ約115mの「プラウドタワー神戸垂水」 2024年8月10日の建設状況

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-垂水中央東地区第一種市街地再開発事業-

 「野村不動産」は、神戸市で推進している「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」が、市街地再開発組合設立について神戸市から認可を受け2020年8月30日開催の総会を経て再開発組合を設立しました。

 これまで垂水中央東地区は、本地区を含む「垂水駅前中央地区」として2010年6月に市街地再開発準備組合を設立、2017年1月には準備組合が本地区を先行して事業化することを決定し、2019年7月の都市計画決定を経て、再開発組合を設立する運びとなりました。

 「垂水中央東地区市街地再開発組合」と、参加組合員として参画している「野村不動産」が事業推進している「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」が、2019年7月に都市計画決定、2020年8月に組合設立認可、2022年9月に権利変換計画認可を経て、2023年10月3日に「起工式」を執り行い、新築工事が着工しました。竣工は2026年3月を予定しています。

 引用資料 野村不動産(PDF:2023/10/03)
 JR「垂水」駅前商店街に面する約0.7haの複合開発 『垂水中央東地区第一種市街地再開発事業』着工~ 32階建て・垂水駅前のランドマークとなる商業施設併設の複合開発 ~

● プラウドタワー神戸垂水
 「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」の正式名称が「プラウドタワー神戸垂水」に決定し、公式ホームページがオープンしています。入居開始は2026年7月下旬の予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー神戸垂水

プラウドタワー神戸垂水の概要
◆ 計画名-垂水中央東地区第一種市街地再開発事業の施工に伴う施設建築物新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市垂水区神田町159番(地番)
◆ 交通-JR山陽本線(神戸線)「垂水」駅徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽垂水」駅徒歩3分
◆ 階数-地上32階、地下0階
◆ 高さ-最高部114.893m、最高部114.653m
◆ 敷地面積-6,022.47㎡
◆ 建築面積-3,355.43㎡
◆ 延床面積-38,646.69㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、商業施設、共同住宅
◆ 総戸数-315戸(うち非分譲住戸39戸)
◆ 建築主-垂水中央東地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2023年10月03日(起工式)
◆ 竣工-2026年03月下旬予定
◆ 入居開始-2026年07月下旬予定


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「周辺図」です。

(1)垂水中央東地区第一種市街地再開発事業
(2)垂水小学校の校舎建て替え
(3)新垂水図書館の移転新設
(4)地域子育て支援拠点の整備〈おやこふらっとひろば垂水〉
(5)中核的医療施設
(6)垂水駅西側ロータリー・立体原付駐車場
(7)垂水駅前東広場のリニューアル


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「外観完成予想図」です。


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「南立面図」です(引用:神戸市)。


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「東立面図」です(引用:神戸市)。


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「断面図」です(引用:神戸市)。


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「位置図」です。


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「プラウドタワー神戸垂水」の2024年8月10日の建設状況です。


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「タワークレーン」が姿を現しています。


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南東側から見た様子です。


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正式名称が「プラウドタワー神戸垂水」に決定しています。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た「タワークレーン」です。



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