57 兵庫県・西宮市

2023年9月13日 (水)

西宮北口駅南東エリアの大規模開発が完了 「阪急西宮ガーデンズ プラス館」が2023年9月21日(木)に開業!

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-阪急西宮ガーデンズ プラス館-
 「阪急電鉄」と「阪急阪神不動産」は、2023年9月の開業を目指し、阪急西宮ガーデンズ本館の西側において、地上14階の複合施設の建設計画「(仮称) 阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画」に着手します。2021年3月から既存駐輪場・駐車場の解体等の準備工事を開始し、2021年6月に新築工事に着手する予定です。

 「(仮称) 阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画」は、低層階を商業施設、中層階をオフィス、上層階を賃貸住宅で構成し、3階部分で歩行者デッキに接続する計画となっています。

● 2023年9月21日(木)に開業!
 「阪急電鉄」と「阪急阪神不動産」では、阪急西宮ガーデンズ本館の西側で建設中の複合施設の名称を「阪急西宮ガーデンズ プラス館」とし、2023年9月21日(木)に開業することになりました。

 西宮北口駅の南東エリアでは、2008年に阪急西宮ガーデンズの本館がオープンし、それ以降、多くの顧客が継続的に来場、地域一番店として大いに賑わってきました。そして、2018年秋に別館とゲート館を増設し、今般、このプラス館の開業をもって、一連の大規模開発は完了することとなります。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2023/08/28)
 西宮北口駅南東エリアの大規模開発が完了します 9月21日(木)、「阪急西宮ガーデンズ プラス館」開業 西宮北口エリアの魅力をさらに向上させる、商業・オフィス・賃貸マンション「ジオエント西宮北口」が一体となった複合施設

 プラス館では、「阪神間の豊かな自然環境との調和」という阪急西宮ガーデンズのコンセプトのもと、商業・オフィス・賃貸マンションからなる複合施設でもって新しい魅力を付加し、「西宮北口エリアの利便性・魅力度をさらに“プラス”する施設」となることを目指しています。

 具体的には、プラス館は地上14階で、西宮北口駅や本館・ゲート館などの周辺施設との回遊性が高くなるよう、3階部分で歩行者デッキに接続しています。各フロア構成については、1階および3階に、賑わいを創出する飲食・サービス店舗のほか、医療機関などが、また4階~9階には、教育施設・健診センター・金融機関などの来店型テナントのほか、サテライトオフィス「阪急阪神ONS西宮北口」や不動産総合案内所「阪急阪神すまいのギャラリー」がそれぞれ出店します。

 そして、10階~14階は、入居者間のコミュニケーションを促すラウンジ等の共用施設が充実している賃貸マンション「ジオエント西宮北口」となっており、その入居が2023年9月25日(月)より始まります。

阪急西宮ガーデンズプラス館の概要
◆ 所在地-(仮称)阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画
◆ 所在地-兵庫県西宮市高松町8番25号(住居表示)
◆ 交通-阪急「西宮北口」駅から徒歩3分(歩行者デッキでプラス館3階に接続)
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-57.75m
◆ 敷地面積-2,998.15㎡
◆ 建築面積-1,771.91㎡
◆ 延床面積-18,336.65㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-賃貸住宅(10階~14階)、教育関連などの来店型オフィス(4階~9階)、飲食・物販・サービス店舗など(3階、1階)、駐輪場(2階)
◆ 総戸数-112戸(ジオエント西宮北口)
◆ 建築主-阪急電鉄、阪急阪神不動産
◆ 設計者・監理者-松田平田設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 準備工事-2021年03月01日
◆ 着工-2021年06月
◆ 竣工-2023年08月末
◆ 開業-2023年09月21日


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「2階東側外壁の壁面緑化」です。


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「フロア構成」です。


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「位置図」です。



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2023年7月11日 (火)

西宮市域と阪神地域の総合医療拠点 総事業費560億円の「西宮総合医療センター(仮称)」 2023年7月3日に起工式を挙行!

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-西宮総合医療センター(仮称)-

 「兵庫県」は2021年11月19日に、「兵庫県立西宮病院」と「西宮市立中央病院」を統合して新設する「西宮総合医療センター(仮称)」の基本設計概要を公表しました。建設場所は西宮市津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地の敷地面積約26,000㎡です。

 総延床面積約56,165㎡(病院棟、放射線治療棟、救急ワークステーション棟)の3棟を整備します。新病院の診療科目は35診療科で、病床数は552床(一般病床544床、精神病床8床)、西宮市域と阪神地域の総合医療拠点として最先端の高度医療を提供します。

 引用資料 兵庫県・公式ホームページ
 西宮総合医療センター(仮称)及び関連施設の基本設計概要

 南側敷地に「病院棟」、西隣に「放射線治療棟」、南隣に「救急ワークステーション棟」を計画しています。北側敷地では別途、民間活力で「立体駐車場」の整備を予定しています。

 「病院棟」は、地震対策として「免震構造」を採用します。屋上には「ヘリポート」を設置します。浸水対策として災害時でも医療機能を維持できるよう敷地のかさ上げを行います。

● 起工式と安全祈願祭を2023年7月3日に挙行!
 
「西宮総合医療センター」の起工式と安全祈願祭が、2023年7月3日に執り行われました。資材価格の高騰などで、事業費が膨らんだ影響で、予定よりおよそ4ヶ月遅れての着工となりました。完成時期は2026年1月を予定しています。総事業費は、当初の計画よりおよそ1.4倍に膨らみ、560億円となっています。

 引用資料 読売新聞(2023/07/04)
 統合の西宮新病院 起工

 NHK(2023/07/03)
 西宮市に建設する新県立病院の起工式 4か月遅れで着工へ

西宮総合医療センター(仮称)の概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市津門大塚町(アサヒビール西宮工場跡地)
◆ 交通-阪急電鉄今津線「阪神国道」駅
◆ 階数-(病院棟)地上11階、塔屋1階、(放射線治療棟)地上3階、地下0階、(救急ワークステーション棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)53.5m、(放射線治療棟)14.7m、(救急ワークステーション棟)9.6m
◆ 敷地面積-約26,000㎡
◆ 延床面積-(病院棟)約54,555㎡、(放射線治療棟)約1,228㎡、(救急ワークステーション棟)約382㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄骨造、(放射線治療棟)鉄筋コンクリート造、(救急ワークステーション棟)鉄骨造
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造、(放射線治療棟)耐震構造、(救急ワークステーション棟)耐震構造
◆ 用途-病院
◆ 診療科目-35診療科
◆ 病床数-552床(一般病床544床、精神病床8床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者-(基本・実施設計)佐藤総合計画
◆ 施工者-熊谷組・新井組・高階JV
◆ 着工-2023年07月03日(起工式・安全祈願祭)
◆ 竣工-2026年01月予定
◆ 開院-2026年度予定
◆ 総事業費-560億円


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「1階受付付近のイメージ図」です。


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断面図」です。


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「配置図」です。敷地面積約26,000㎡です。「病院棟、放射線治療棟、救急ワークステーション棟」の3棟を整備します。敷地北側には、民間活力(公募により選定された民間事業者が自らの資金で整備)で「立体駐車場棟」の整備を予定しています。「病院棟」とはデッキで接続する予定です。


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「位置図」です。西宮市津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地の敷地西側に建設されます。最寄りの駅は、阪急電鉄今津線の「阪神国道駅(はんしんこくどうえき)」となります。



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2023年4月22日 (土)

阪神甲子園球場ボールパーク化計画 オープンした「甲子園プラス」 「甲子園歴史館」が一部移転・拡張によりパワーアップ!

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-甲子園歴史館移転リニューアル-

 「阪神電気鉄道」が運営する甲子園歴史館では、365日にぎわいのある“ボールパークエリア”の形成に向けた取組みの一環として、2021年に阪神甲子園球場南側に新たに建設される建物に、現在、同球場外野エリアにある展示エリアを一部移転拡張し、リニューアルオープンする予定です。

 移転リニューアルに伴い、展示面積が現在の約1,200㎡から1.25倍の約1,500㎡に拡張します。開業当初は約2,000点だった収蔵品が、現在4,000点を超えており、展示できていない史料も多くあるため、展示面積の拡張に伴い、より多くの展示品を展示出来るようになります。

 当初は、2020年5月頃着工し、2021年春頃の開業を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえて開業を1年延期していました。

● 施設の名称は甲子園プラス
 「阪神電気鉄道」では、阪神甲子園球場南側の西宮市所有地に新たに商業施設を建設し、阪神甲子園球場の外野エリアにある「甲子園歴史館」を一部移転・拡張してリニューアルオープンする計画を進めてきましたが、施設の名称を「甲子園プラス」とし、2022年3月3日に開業しました。

 引用資料 阪神電気鉄道(2021/11/01)
 阪神甲子園球場南側土地の開発 施設名称「甲子園プラス」及び出店店舗が決定! ~「甲子園歴史館」ほか、関西初出店含む商業店舗が2022年3月に開業します!~

 「甲子園プラス」は、歩行者デッキで接続された「阪神甲子園球場」と一体的に運営することで相乗効果を高め、365日にぎわいのある“ボールパークエリア”の形成、更には、西宮市や民間法人と協働で進めている“「スポーツ」をテーマにしたまちづくり”に寄与できる施設となることを目指します。

 そのため、「野球・スポーツ振興の場」と「地域の憩い・子育て・学びの交流拠点」をコンセプトに、一部移転・拡張される「甲子園歴史館」に加えて、シミュレーション野球の体験施設、野球用品専門店、子ども向け施設、ファミリー層を中心に人気の飲食店等を誘致しました。

甲子園プラスの概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市甲子園町58番
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-最高部19.185m
◆ 敷地面積-3,242.67㎡
◆ 建築面積-1,935.32㎡
◆ 延床面積-5,650.00㎡
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、集会場
◆ 建築主-阪神電気鉄道
◆ 施工者-熊谷組
◆ 開業-2022年03月03日


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「施設構成図」です。


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「位置図」です。西宮市の市営住宅の跡地の敷地面積3,242.67㎡です。土地は「阪神電気鉄道」が、西宮市から土地を借り受けます(30年の事業用定期借地権設定契約)。


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「甲子園プラス」です。


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「甲子園プラス」は、2022年3月3日にオープンしました。


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「甲子園プラス」のロゴです。


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「甲子園歴史館(阪神甲子園球場)」と「甲子園プラス」は、歩行者デッキで結ばれています。


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「歩行者デッキ」です。


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「歩行者デッキ」を角度を変えて見た様子です。



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2023年4月20日 (木)

阪神甲子園球場の「甲子園歴史館」 「侍ジャパン」の優勝を果たした「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の優勝トロフィー展示を見てきました!

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-WBCの優勝トロフィー展示-

 「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」優勝トロフィーは、12球団本拠地を巡回しています。「横浜スタジアム」が4月7日~9日、「東京ドーム」が4月11日~13日、「エスコンフィールドHOKKAIDO」が4月14日~16日、「阪神甲子園球場」が4月18日~20日、「京セラドーム大阪」が4月21日~23日です。阪神甲子園球場は「甲子園歴史館」に展示されています。

 侍ジャパンオフィシャルサイト(2023/04/03)
 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 優勝トロフィー 12球団本拠地巡回について

 私は、合計約1時間待ちでしたが、最長では入館券購入まで約120分待ち、見学まで40分待ちの合計2時間40分待ちで、ディズニーのアトラクション並みになっていたようです(笑)。


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長蛇の列です。天気が良くて本当に良かったです。雨が降っていたら悲惨だったと思います。


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「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」優勝トロフィーです。「写真は1人1枚、混んでいるので早くしろ!」という圧が凄くてゆっくり撮影出来ませんでした(涙)。


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「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」優勝メダルです。


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「甲子園歴史館」には、「あだち充氏」のタッチの「浅倉南」のイラストが飾られれいます。


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コロナ禍が落ち着いてきたので、4月18日に2019年年度公式戦以来の4シーズンぶりに「阪神甲子園球場」で野球観戦をしてきました。


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阪神のサヨナラ勝ち!

 結果は「阪神2×ー1広島」の阪神の劇的なサヨナラ勝ちでした。

● Panasonic presents VICTORY DISCO
 今シーズンから勝利した試合後に「Panasonic presents VICTORY DISCO(ビクトリーディスコ)」が開催されています。ナイターゲームではダンスミュージックと連動した照明演出が実施さています。

 私は乃木坂46の「Overture」のような物凄い光景を想像していましたが、期待が大きすぎたのか想像よりショボかったです。そもそも、全12色に光るタイガースオリジナルペンライト「VICTORY DISCO LIGHT(税込2,600円)」を持っている人がかなり少ないです。



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2023年3月31日 (金)

阪神「鳴尾・武庫川女子大前」・「武庫川」駅間の高架下 葬祭会館「エテルノ鳴尾武庫川」を2023年9月に開業!

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-エテルノ鳴尾武庫川-

 「阪急メディアックス」は、「阪神電気鉄道」及び「阪急阪神不動産」が開発中の阪神本線「鳴尾・武庫川女子大前」・「武庫川」駅間の高架下において、葬祭会館「エテルノ鳴尾武庫川」を2023年9月に開業することとなりました。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2023/03/28)
 阪神「鳴尾・武庫川女子大前」・「武庫川」駅間の高架下に葬祭会館「エテルノ鳴尾武庫川」を本年9月に開業します ~エテルノ初の阪神沿線、高架下立地での開業~

 「エテルノ」は、阪急メディアックスの葬祭サービスのブランドで、現在、阪急沿線を中心に5会館を展開していますが、「エテルノ鳴尾武庫川」は、エテルノ初の阪神沿線、高架下立地での開設となります。

 「鳴尾・武庫川女子大前」駅から徒歩6分、「武庫川」駅から徒歩7分の場所に位置しており、また幹線道路小曽根線に面し、駐車場も備えていますので、阪神沿線のみならず、西宮市南部や尼崎市からも来館してもらえる立地になっています。

 2022年5月に開業25周年を迎えた「エテルノ西宮」とは車で約 15 分圏内ですので、相互に連携することで、地域の方々に心から満足してもらえるサービスの提供に努めます。

エテルノ鳴尾武庫川の概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市小松西町二丁目144番1他(地番)
◆ 交通-阪神「鳴尾・武庫川女子大前」駅徒歩6分、阪神「武庫川」駅徒歩7分
◆ 階数-平屋建て
◆ 敷地面積-1,347.44㎡(付帯駐車場含む)
◆ 延床面積-293.68㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 営業内容-一日一組の葬儀施行、葬儀の事前相談、相続や遺品整理などのご相談、各種法要の手配、会員向けセミナー・イベントなど
◆ 運営事業者-阪急メディアックス
◆ 着工-2023年01月
◆ 竣工-2023年08月予定
◆ 開業-2023年09月予定


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「エテルノ鳴尾武庫川 式場イメージ」です。


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「エテルノ鳴尾武庫川 会食室イメージ」です。


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「エテルノ鳴尾武庫川 周辺地図」です。



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2023年2月 7日 (火)

「阪神甲子園球場」に新たなシートが誕生! 「アルプスウイングビューボックス、レフトスカイビューボックス、レフトスカイビューカウンター」を新設!

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-阪神甲子園球場-
 「阪神電気鉄道」が運営する阪神甲子園球場では、1塁・3塁両アルプス席に「アルプスウイングビューボックス」を、レフト外野席に「レフトスカイビューボックス」・「レフトスカイビューカウンター」を、新設することとしました。今回の改修工事により、座席数が現在の47,466席から47,400席へと66席減少します。

 引用資料 阪神電気鉄道(2023/01/17)
 阪神甲子園球場に新たなシートが誕生します ~『アルプスウイングビューボックス』『レフトスカイビューボックス』 『レフトスカイビューカウンター』を新設~

 これら3種類の新シートは2023年3月4日(土)のプロ野球オープン戦から利用出来ます。なお、各シートの発売方法などの詳細は、後日、各興行の主催者より発表される情報や、阪神タイガース及び阪神甲子園球場公式サイト等より確認出来ます。


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「アルプスウイングビューボックス(1塁・3塁)」のシート設置位置です。


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「アルプスウイングビューボックス(1塁・3塁)」のシートイメージです。定員は、1ボックスにつき4名(計24名)です。


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「レフトスカイビューボックス/レフトスカイビューカウンター」のシート設置位置です。


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「レフトスカイビューボックス(上段)・レフトスカイビューカウンター(下段)」のシートイメージです。定員は、レフトスカイビューボックスが1ボックスにつき6名(計12名)、レフトスカイビューカウンターが4名です。


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「レフトスカイビューボックス(上段)・レフトスカイビューカウンター(下段)」のシートイメージです。



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2022年10月 7日 (金)

アサヒビール西宮工場跡地 西宮市域と阪神地域の総合医療拠点「西宮総合医療センター(仮称)」 WTO対象の一般競争入札を公告!

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-西宮総合医療センター(仮称)-

 「兵庫県」は2021年11月19日に、「兵庫県立西宮病院」と「西宮市立中央病院」を統合して新設する「西宮総合医療センター(仮称)」の基本設計概要を公表しました。建設場所は西宮市津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地の敷地面積約26,000㎡です。

 総延床面積約56,165㎡(病院棟、放射線治療棟、救急ワークステーション棟)の3棟を整備します。新病院の診療科目は35診療科で、病床数は552床(一般病床544床、精神病床8床)、西宮市域と阪神地域の総合医療拠点として最先端の高度医療を提供します。

 引用資料 兵庫県・公式HP(2021/11/19)
 西宮総合医療センター(仮称)及び関連施設の基本設計概要

 南側敷地に「病院棟」、西隣に「放射線治療棟」、南隣に「救急ワークステーション棟」を計画しています。北側敷地では別途、民間活力で「立体駐車場」の整備を予定しています。

 「病院棟」は、地震対策として「免震構造」を採用します。屋上には「ヘリポート」を設置します。浸水対策として災害時でも医療機能を維持できるよう敷地のかさ上げを行います。

● 一般競争入札の実施!
 「兵庫県」は2022年10月4日に、WTO(世界貿易機関)対象の「県立西宮総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事」の一般競争入札を公告しました。11月21日から22日に入札し、11月24日に開札します。

 引用資料 兵庫県・公式HP(2022/10/03)
 一般競争入札(県立西宮総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事)の実施

 2022年度下期~2025年度上期に建設工事を進める予定です。その後、開院準備を経て2025年度下期に開院する予定です。概算事業費は386億円(建設工事費247億円、医療機器整備費70億円、用地費55億円、設計監理費14億円)を予定しています。

西宮総合医療センター(仮称)の概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市津門大塚町(アサヒビール西宮工場跡地)
◆ 交通-阪急電鉄今津線「阪神国道」駅
◆ 階数-(病院棟)地上11階、塔屋1階、(放射線治療棟)地上3階、地下0階、(救急ワークステーション棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)53.5m、(放射線治療棟)14.7m、(救急ワークステーション棟)9.6m
◆ 敷地面積-約26,000㎡
◆ 延床面積-(病院棟)約54,555㎡、(放射線治療棟)約1,228㎡、(救急ワークステーション棟)約382㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄骨造、(放射線治療棟)鉄筋コンクリート造、(救急ワークステーション棟)鉄骨造
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造、(放射線治療棟)耐震構造、(救急ワークステーション棟)耐震構造
◆ 用途-病院
◆ 診療科目-35診療科
◆ 病床数-552床(一般病床544床、精神病床8床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者-(基本・実施設計)佐藤総合計画
◆ 着工-2022年度下期予定
◆ 竣工-2025年度上期予定
◆ 開院-2025年度下期予定
◆ 概算事業費-386億円(建設工事費247億円、医療機器整備費70億円、用地費55億円、設計監理費14億円)


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断面図」です。


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「配置図」です。敷地面積約26,000㎡です。「病院棟、放射線治療棟、救急ワークステーション棟」の3棟を整備します。敷地北側には、民間活力(公募により選定された民間事業者が自らの資金で整備)で「立体駐車場棟」の整備を予定しています。「病院棟」とはデッキで接続する予定です。


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「位置図」です。西宮市津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地の敷地西側に建設されます。最寄りの駅は、阪急電鉄今津線の「阪神国道駅(はんしんこくどうえき)」となります。


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「整備スケジュール」です。 着工が2022年度下期予定、竣工が2025年度上期予定、 開院が2025年度下期予定となっています。



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2022年10月 3日 (月)

兵庫医科大学 地上15階、延床面積約71,000㎡の「兵庫医科大学病院 新病院棟」 2026年5月開院予定! 

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-兵庫医科大学-
 昨日(10月2日)は、大阪の「オリックス・バファローズ」が大逆転で、1995年~96年以来のリーグ連覇を飾り、大阪唯一の乃木坂46のメンバーであり、私の推しでもある「早川聖来」が活動再開しました。私は「早川聖来」は活動休止のまま卒業すると覚悟していたので本当に良かったです。

 本題に戻って、「兵庫医科大学(Hyogo Medical University)」は、兵庫県西宮市武庫川町に本部を置く、1972年に設置された私立の医科大学です。教授陣は、大阪大学医学部や神戸大学医学部出身の教授が多いです。

 「兵庫医科大学病院」は、施設の老朽化による診療機能の低下に対する対応や、将来の先端医療に対する拡張性・臨床教育の充実を確保することなどを目的とし、現在「兵庫医科大学病院 新病院棟」を計画しています。

 引用資料 学校法人兵庫医科大学・公式HP
 新病院棟(2026年開院予定)

 「社会性」「機能性」「快適性」「安全性」など、あらゆる要素を兼ね備えた最新設備の地上15階の「病院棟」の建設を予定しており、隣接する急性医療総合センターとの行き来を可能にすることで、両棟で病院機能の統合を図る計画としています。

兵庫医科大学新病院棟の概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市武庫川1番1号
◆ 交通-阪神本線「武庫川」駅すぐ
◆ 階数-地上15階、塔屋1階(ヘリポート設置)、地下0階
◆ 高さ-建物高さ約73m
◆ 敷地面積-42,494.15㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約5,550㎡
◆ 延床面積-約71,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 主要部門-医事・患者支援、放射線治療、解剖・剖検、放射線診断、外来、内視鏡センター、生理検査、検体検査、輸血検査、がんセンター、血液浄化センター、アイセンター、リハビリ、臨床研究支援センター、供給(SPD、栄養、薬剤)、病棟
◆ 病床数-(全体)963床予定、(新病院棟)842床
◆ 建築主-学校法人兵庫医科大学
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2025年10月予定
◆ 開院-2026年05月予定


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兵庫医科大学は「武庫川」の西側に立地しています。


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「外観(3Dイメージ動画より)」です。塔屋階には「ヘリポート」が設置されます。


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「フロア構成」です。


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「新病院棟」の建設予定地です。「9号館」と「立体駐車場」の跡地に建設する予定です。


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「スケジュール」です。


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建て替えステップ

 2017年に基本構想を開始し、2020年には立体駐車場とデッキ棟が完成。現在は9号館と旧立体駐車場の解体工事を進めています。新病院棟の開院後は、現在外来や医局がある建物(1号館、2号館、8号館)も解体予定です。

● 北西側が広場に!
 最終的には、「1号館、2号館、8号館」が解体されて広場になります。数十年後の再度の建て替えドミノに備えて、広場や駐車場として残しておくと思われます。大病院は、定期的な建て替えに備えて、一定の広さの用地を広場や駐車場として残しておく事が多いです。


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解体前の「新病院棟」の建設予定地です。手前の「9号館(解体済)」と奥の「立体駐車場(解体済)」の跡地に建設する予定です。


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2017年11月に撮影した「兵庫医科大学」です。「新病院棟」の建設により景観が大きく変わります。



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2022年7月21日 (木)

アサヒビール西宮工場跡地 西宮市域と阪神地域の総合医療拠点 「西宮総合医療センター(仮称)」 WTO対象の一般競争入札を秋に公告!

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-西宮総合医療センター(仮称)-

 「兵庫県」は11月19日に、「兵庫県立西宮病院」と「西宮市立中央病院」を統合して新設する「西宮総合医療センター(仮称)」の基本設計概要を公表しました。建設場所は西宮市津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地の敷地面積約26,000㎡です。

 総延床面積約56,165㎡(病院棟、放射線治療棟、救急ワークステーション棟)の3棟を整備します。新病院の診療科目は35診療科で、病床数は552床(一般病床544床、精神病床8床)、西宮市域と阪神地域の総合医療拠点として最先端の高度医療を提供します。

 引用資料 兵庫県・公式HP(2021/11/19)
 西宮総合医療センター(仮称)及び関連施設の基本設計概要

 南側敷地に「病院棟」、西隣に「放射線治療棟」、南隣に「救急ワークステーション棟」を計画しています。北側敷地では別途、民間活力で「立体駐車場」の整備を予定しています。

 「病院棟」は、地震対策として「免震構造」を採用します。屋上には「ヘリポート」を設置します。浸水対策として災害時でも医療機能を維持できるよう敷地のかさ上げを行います。

● WTO対象の一般競争入札を秋に公告
 「兵庫県」は、「(仮称)西宮総合医療センターの建設工事」について、WTO対象の一般競争入札を2022年秋に公告したい考えです。現在は佐藤総合計画が実施設計を進めている。

 建設通信新聞(2022/07/13)
 兵庫県の西宮総合医療C/WTOで今秋公告/年度内着工、25年度に開院

 2022年度下期~2025年度上期に建設工事を進める予定です。その後、開院準備を経て2025年度下期に開院する予定です。概算事業費は386億円(建設工事費247億円、医療機器整備費70億円、用地費55億円、設計監理費14億円)を予定しています。

西宮総合医療センター(仮称)の概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市津門大塚町(アサヒビール西宮工場跡地)
◆ 交通-阪急電鉄今津線「阪神国道」駅
◆ 階数-(病院棟)地上11階、塔屋1階、(放射線治療棟)地上3階、地下0階、(救急ワークステーション棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)53.5m、(放射線治療棟)14.7m、(救急ワークステーション棟)9.6m
◆ 敷地面積-約26,000㎡
◆ 延床面積-(病院棟)約54,555㎡、(放射線治療棟)約1,228㎡、(救急ワークステーション棟)約382㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄骨造、(放射線治療棟)鉄筋コンクリート造、(救急ワークステーション棟)鉄骨造
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造、(放射線治療棟)耐震構造、(救急ワークステーション棟)耐震構造
◆ 用途-病院
◆ 診療科目-35診療科
◆ 病床数-552床(一般病床544床、精神病床8床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者-(基本・実施設計)佐藤総合計画
◆ 着工-2022年度下期予定
◆ 竣工-2025年度上期予定
◆ 開院-2025年度下期予定
◆ 概算事業費-386億円(建設工事費247億円、医療機器整備費70億円、用地費55億円、設計監理費14億円)


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断面図」です。


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「配置図」です。敷地面積約26,000㎡です。「病院棟、放射線治療棟、救急ワークステーション棟」の3棟を整備します。敷地北側には、民間活力(公募により選定された民間事業者が自らの資金で整備)で「立体駐車場棟」の整備を予定しています。「病院棟」とはデッキで接続する予定です。


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「位置図」です。西宮市津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地の敷地西側に建設されます。最寄りの駅は、阪急電鉄今津線の「阪神国道駅(はんしんこくどうえき)」となります。


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「整備スケジュール」です。 着工が2022年度下期予定、竣工が2025年度上期予定、 開院が2025年度下期予定となっています。



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2022年6月25日 (土)

地上35階、高さ約128mの「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」 「A街区」の施設建築物(新卸売市場)新築工事に着手!

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-JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業-

 JR西宮駅南西地区には、民設の西宮東地方卸売市場が立地しており、地区内には老朽木造建築物が密集し、建物の不燃化、耐震化への対応が十分でないことや、広場などの都市基盤施設が十分に整備されていないことから、地震火災等による大きな被害が予測され、大規模災害時の緊急輸送道路である国道2号の機能を確保するためにも、沿道建物の不燃化、耐震化は当地区喫緊の課題となっています。

 このため、「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」の実施により、卸売市場の再生整備とともに、都市核にふさわしいにぎわいと魅力ある都市空間の形成を推進し、地区全体の都市機能の更新と合理的かつ健全な土地利用を図るものです。

 引用資料 西宮市・公式ホームページ
 JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業について

 「東急不動産」が、参加組合員予定者に選定されています。「東急不動産」は、保留床取得に加え、再開発の事業計画や管理運営計画の提案、事業推進支援なども担います。再開発コンサルタント業務は「アール・アイ・エー」、事業協力者は「竹中工務店」が担当しています。

● A街区の新築工事に着手!
 「JR西宮駅南西地区市街地再開発組合」は、2022年度に2期解体工事、A街区の施設建築物(新卸売市場)新築工事に着手するとともに、西宮市場卸売市場検討部会に協力する形で新卸売市場の設計検討を行います。

 建設通信新聞(2022/06/23)
 組合/JR西宮駅南西地区再開発/2期解体、新卸売市場に着手

JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市池田町の一部
◆ 交通-JR東海道本線「西宮」駅徒歩約1分、阪神本線「西宮」駅徒歩約9分
◆ 階数-地上35階(C街区)
◆ 高さ-約128m(C街区) 
◆ 地区面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-約13,100㎡
◆ 延床面積-約52,600㎡(A街区約5,300㎡、B街区約1,300㎡、C街区約46,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A街区)卸売市場、駐車場、(B街区)店舗、事務所、駐車場、(C街区)共同住宅、店舗等、駐車場
◆ 総戸数-377戸
◆ 施行者-JR西宮駅南西地区市街地再開発組合
◆ 事業コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 事業協力者-竹中工務店
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2027年04月下旬予定(全街区竣工)
◆ 総事業費-約251億円


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「イメージパース」です。


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「建築物配置図」です。


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解体工事が始まる前の「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。南西側のガソリンスタンドを含む複数の建物は再開発に参画しません。



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