34 大阪市・湾岸部

2023年9月21日 (木)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 液状化対策は「セメント系固化工法」、対策費用は255億円!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 大阪府・大阪市 IR推進局(PDF:2023/09/05)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備 関連協定(案)等について

 大阪府と市の会議で公表された実施協定の案では、開業までの工程を当初から、約1年程度見直し、2025年春頃に建設工事などを着工、2030年夏頃に建設工事を完了させ、2030年秋頃に開業予定としました。事業者の初期投資額について、建設資材価格等の高騰の影響により、当初の約1兆800億円から1兆2700億円に増額となりました。

● 液状化対策はセメント系固化工法!
 「大阪府」と「大阪市」は2023年9月19日に、SPC(特定目的会社)の大阪IRがカジノを含む統合型リゾート(IR)施設を整備する事業エリアの液状化対策を発表しました。

 引用資料 大阪府・公式HP(2023/09/19)
 IR予定区域等における液状化対策に関する専門家会議

 建物を建てる場所約21haで「セメント系固化工法」を使用します。建物直下の深さ約3m~5mを改良します。その外側の区域は、液状化被害が局所的で小規模とみられることから復旧対応が可能としました。工事はIR事業者が行います。2023年秋頃の着工を目指します。

 検討結果に基づく液状化対策費用は255億円と見込まれ、大阪市の土地課題対策にかかる債務負担行為限度額788億円のうち、液状化対策の費用410億円の範囲内となりました。

 当初、採用を想定していた「締め固め砂杭工法(サンドコンパクションパイル工法)」の効果が十分期待できない可能性があると分析し、より確実な効果が見込める「セメント系固化工法」の採用を決めました。

見直し後(2023年9月)
◆ 2023年秋頃-液状化対策工事の着手
◆ 2024年夏頃-IR準備工事の発注及び着手
◆ 2025年春頃-IR建設工事の発注及び着手
◆ 2030年夏頃-工事の完了
◆ 2030年秋頃-IR施設の開業(約1年程度延期)

◆ 初期投資額-約1兆2,700億円(約1兆800億円から増額)


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「イメージパース:全景」です。


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


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「液状化対策の対策範囲」です。検討結果に基づく液状化対策費用は255億円と見込まれ、大阪市の土地課題対策にかかる債務負担行為限度額788億円のうち、液状化対策の費用410億円の範囲内となりました。


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「改良形式による余改良の考え方」です。


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「改良形式・施工方法の検討フロー」です。


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「格子状改良の検討フロー」です。



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2023年9月 6日 (水)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 2030年秋頃に開業、初期投資額は約1兆2700億円に増額!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。

● 2030年秋頃にIR施設開が開業!
 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 大阪府・大阪市 IR推進局(PDF:2023/09/05)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備 関連協定(案)等について

 大阪府と市の会議で公表された実施協定の案では、開業までの工程を当初から、約1年程度見直し、2025年春頃に建設工事などを着工、2030年夏頃に建設工事を完了させ、2030年秋頃に開業予定としました。事業者の初期投資額について、建設資材価格等の高騰の影響により、当初の約1兆800億円から1兆2700億円に増額となりました。

見直し後(2023年9月)
◆ 2023年秋頃-液状化対策工事の着手
◆ 2024年夏頃-IR準備工事の発注及び着手
◆ 2025年春頃-IR建設工事の発注及び着手
◆ 2030年夏頃-工事の完了
◆ 2030年秋頃-IR施設の開業(約1年程度延期)

◆ 初期投資額-約1兆2,700億円(約1兆800億円から増額)


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「イメージパース:全景」です。


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


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「IR関連協定等(案)の重要項目:大阪・夢洲地区」です。



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2023年8月27日 (日)

Osaka Metro中央線「夢洲駅」 「夢洲駅の南東出入口(大阪・関西万博東エントランスへの出入口)」の建築デザイン等を決定!

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-夢洲駅の南東出入口-

 「大阪市」では、大阪・関西万博開催に向け、Osaka Metro中央線の延伸となる北港テクノポート線(コスモスクエア駅~夢洲駅間)の整備を進めているところです。

 大阪・関西万博開催時は万博会場の東エントランスと夢洲駅を結び、大阪・関西万博後は夢洲国際観光拠点の玄関口となる「夢洲駅の南東出入口」の建築デザインを含む施設の仕様を決定しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2023/08/25)
 報道発表資料 「夢洲駅の南東出入口」(大阪・関西万博東エントランスへの出入口)の建築デザイン等を決定しました

施設概要
◆ 規模-(長さ)約65m、(幅)約19m、(地上からの高さ)約9.7m
◆ 構造-鉄骨造(膜屋根構造)
◆ 階段幅-約10m
◆ 昇降機設備-エスカレーター×4基、エレベーター×2基(24人乗り、二方向出入口)


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「外観2」です。


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「外観3」です。


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「外観4」です。


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「内観(地上部)」です。


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「内観(地下部)」です。



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2023年8月 5日 (土)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 実施協定案の策定は2023年秋を見込む!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。

● 実施協定案の策定は2023年秋を見込む!
 「MGMリゾーツ・インターナショナル」のビル・ホーンバックル最高経営責任者(CEO)は2023年8月2日(米国時間)、大阪市内で運営を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)を巡り、着工時期など具体的な計画を定めた実施協定案の策定は「今秋(2023年秋)を見込む」と述べました。

 日本経済新聞(2023/08/03)
 大阪IRの実施協定案策定「今秋見込む」 米MGMのCEO


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「イメージパース:全景」です。


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
 「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催期間を2025年4月13日(日)~10月13日(月)の184日間を想定しています。

 海外パビリオン建設が遅れている問題で、2025年4月13日に開幕出来るのか? 開催期間が延期されるのか? 現時点では分かりません。マスコミはこの状態を嬉々として嬉しそうに報道しています。
 嬉しそうに報道する理由は、マスコミが「維新」が大嫌いだからだと思います。そもそも「2025年日本国際博覧会」は国の事業なのに、マスコミが「維新」の大失点として叩くのはなんだかなあ・・・と思います。

 ただ、半年もしくは1年延期されるという最悪の状態も想定しておく必要があります。仮に開催期間が延期されて場合でも、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」への影響を最小限にとどめる必要があります。

● 2つの用地は重複しない!
 上記の図を見ると、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の用地は、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の用地と重複していない事が分かります。

 仮に開催期間が1年延期された場合、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の開催中に、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」が着工するという事態になるかもしれません。

 用地が重複していなくても境界線付近では、景観や騒音の問題で工事が出来ないという事態は充分考えられますが、そのほかの部分では影響は最小限に抑える事が出来ると思います。



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2023年6月29日 (木)

夢洲の「カジノを含む統合型リゾート(IR)」に追い風 「オリックス」の2024年3月期連結決算(営業収益/営業利益)が過去最高を更新か?

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

● IRの開業にはオリックスの経営安定が必須!
 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。

 2030年上半期の開業までには、あと約7年もあります。いままでも紆余曲折がありましたが、これからも紆余曲折が予想され、一筋縄ではいかないと思います。「MGMリゾーツ・インターナショナル」をつなぎとめておくには「オリックス」が大きなカギを握ります。

 日本と大阪を熟知した「オリックス」、なおかつ高収益で日本屈指の優良企業である「オリックス」がパートナーで「MGM」にとっては非常に心強いと思います。もしも「MGM」の単独だったら、コロナ禍で撤退していた可能性もあったのではないでしょうか?

 「オリックス」としても財務的に余裕が無いと「カジノを含む統合型リゾート(IR)」は非常に難しいです。そのためには「オリックス」の経営安定が何よりも大切です。幸いにも、コロナ禍で落ち込んだ業績もかなり回復しています。2024年3月連結決算では、過去最高だった2018年3月連結決算の営業収益・営業利益を上回る可能性が高いです。営業収益の3兆円突破も見えてきました。


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IR開業までのプロセス
 MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しました。最大の難関だった国の「区域整備計画の認定・公示」という壁を乗り越えました。

 引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
 特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について


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オリックス
 「オリックス」は、1964年4月に「オリエント・リース」として設立されました。リース事業からスタートして隣接分野に進出し、新たな専門性を獲得することにより事業を進化させてきました。

 その結果、現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。

 オリックスには「東京本社」と「大阪本社」があります。「東京本社」は、東京都港区浜松町二丁目4番1号の「世界貿易センタービル南館(2021年5月6日より)、「大阪本社」は、大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号の「オリックス本町ビル」にあります。

オリックスの連結決算(営業収益/営業利益)
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1997年3月     347,784百万円    36,889百万円
1998年3月     380,510百万円    38,412百万円
1999年3月     593,941百万円    31,042百万円
2000年3月     616,513百万円    52,886百万円
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2001年3月     586,149百万円    57,148百万円
2002年3月     658,462百万円    75,369百万円
2003年3月     683,645百万円    38,083百万円
2004年3月     720,773百万円    84,775百万円
2005年3月     928,730百万円   131,713百万円
2006年3月     947,824百万円   217,338百万円
2007年3月   1,142,500百万円   282,166百万円
2008年3月   1,151,500百万円   187,990百万円
2009年3月   1,075,800百万円    54,739百万円
2010年3月     912,294百万円    28,710百万円
-----------------------------------------
2011年3月     946,878百万円    75,296百万円
2012年3月     970,821百万円   124,467百万円
2013年3月   1,065,638百万円   150,598百万円
2014年3月   1,375,292百万円   203,048百万円
2015年3月   2,174,283百万円   256,829百万円
2016年3月   2,369,202百万円   287,741百万円
2017年3月   2,678,659百万円   329,224百万円
2018年3月   2,862,771百万円   336,195百万円
2019年3月   2,434,864百万円   329,438百万円
2020年3月   2,280,329百万円   269,681百万円
-----------------------------------------
2021年3月   2,292,708百万円   258,814百万円
2022年3月   2,520,365百万円   302,083百万円
2023年3月   2,666,373百万円   313,988百万円

2024年3月期予想
2024年3月   2,866,620百万円   403,518百万円(コ)

(備考)2024年3月期予想は、オリックスが未発表のためコンセンサス(アナリスト予想)のみになります。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年6月29日時点の数値です。



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2023年6月25日 (日)

第2六本木ヒルズ「(仮称)六本木五丁目西地区」の高さ制限が約126mも規制緩和 大阪との規制緩和の差はいったいなんなのか?

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-グラングリーン大阪-

 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」の延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です(引用:三菱地所)。

 「グラングリーン大阪」は巨大プロジェクトですが、東京に持っていくと霞んでいます。昨日(2023年6月24日)、第2六本木ヒルズとも言われている「(仮称)六本木五丁目西地区」のWEB説明動画が公開され、概要が判明しました。

 六本木五丁目西地区市街地再開発準備組合(2023/06/24)
 六本木五丁目西地区に係る開発計画(WEB 説明動画)

 メインの「A-1街区」は、地上66階、地下8階、高さ約327m、延床面積約794,500㎡(容積対象面積649,300㎡)の超高層複合ビルとなります。1棟の延床面積約794,500㎡は、「グラングリーン大阪」の総延床面積より大きいです。

 もう1棟の「B街区」は、地上70階、地下5階、高さ約288m、延床面積約239,100㎡(容積対象面積149,900㎡)の超高層タワーマンションとなります。

● 国家戦略特区は東京のためのもの!
 2023年6月19日に、「東京都 都市再生プロジェクトについて(東京圏国家戦略特別区域)」、事業の熟度が高まってきた2プロジェクトを新たに追加しました。従来までの49プロジェクトから51プロジェクトとなりました。

 「国家戦略特区」は、はっきり言って東京のために設けられたものです。過去からずっと「国家戦略特区」の資料を見ていますが、東京以外は「おまけ」みたいなものです。

 51プロジェクトの中で、「羽田空港」の航空法の高さ制限を大幅に上回る緩和されたプロジェクトがかなりあります。第2六本木ヒルズとも言われている「(仮称)六本木五丁目西地区」も大幅に緩和されています。

 メインの「A-1街区」は、地上66階、地下8階、高さGL+約327mです。建設予定地は、東京湾平均海面(Tokyo Peil:T.P.)+約25mです。「羽田空港高さ制限回答システム」によると制限高(標高):約226m(建築等可能高=制限高-照会地の地盤の高さ)となっています。約327m+約25m-約226m=約126mとなります。なんと高さ約126mも規制緩和された事になります。

 これらを見ると「グラングリーン大阪」の航空法の高さ制限もなんとかならなかったのか? と思います。グラングリーン大阪は、すぐ東側が空路である「延長進入表面」なので、「(仮称)六本木五丁目西地区」程の規制緩和は難しいと思いますが、タワークレーン先端の高さまでは緩和可能だと思います。


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大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

● 大阪は圧倒的な2位を目指すべき!
 東京は、「司法・立法・行政・経済界・マスコミなど」のすべての権力が全面的にバックアップしているので、東京都知事がどんなポンコツになろうとも今後とも東京の圧倒的な一人勝ちの状態が続きます。他の都市は首長がポンコツだと一気に都市の勢いが減速しますが、東京はびくともしません。

 大阪はこの現実を受け入れて、「3位に圧倒的な差をつけて、圧倒的な2位を目指すべき!」だと私は思っています。そのために「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」は絶対に成功させなければなりません!



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2023年5月 3日 (水)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 MGMのCEOが発言 開業時期は2030年1月~6月頃!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。

 事業期間は35年間(延長30年間)です。MGMとオリックスに加え、関西電力やJR西日本など関西ゆかりの出資企業20社で構成する「大阪IR株式会社(予定)」を設立します。

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

● 開業時期は2030年1月~6月頃!
 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。MGMの日本法人によると、これは現地時間の5月1日に、アメリカで開かれたMGMの決算会見で、「ビル・ホーンバックルCEO」が明らかにしました。

 日本経済新聞(2023/05/02)
 大阪IR開業「2030年1〜6月に」 実施協定案は今秋に

 読売テレビ(2023/05/02)
 IR 大阪の開業時期2030年1~6月頃か 事業者CEOが発言 横山市長「早期実現に取り組む」

 ホーンバックル氏はこの中で「おそらく2030年の第1クオーターか第2クオーターにオープンすることになると思う」と述べ、大阪でのIRの開業時期が、2030年の上半期ごろになるという認識を示しました。

 誘致を進めている大阪府と大阪市は、2029年の秋から冬ごろの開業を目指していますが、整備計画の政府の認定が当初より半年遅れの今年4月になったことで、開業時期が後ろ倒しになるという懸念が出ていました。


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IR開業までのプロセス
 MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しました。最大の難関だった国の「区域整備計画の認定・公示」という壁を乗り越えました。

 引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
 特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について


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「イメージパース:全景」です。


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


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「イメージパース:夢洲の道路インフラ整備イメージ」です。



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2023年4月18日 (火)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」を政府が認定 「東京都」は誘致を表明すのか?

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。政府による認定が第1弾となり、日本初のカジノ開業が正式決定します。大阪府・大阪市は2029年秋~冬の開業を目指します。

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」に興味がある方は、首都圏もいずれ必ず誘致を表明すると予想していると思います。「横浜市」は反対派が市長に当選したため誘致を撤回しました。今後は、賛成派の市長が当選しない限り誘致は難しいと思います。

 「東京都」は、1999年に当時の石原慎太郎知事が「台場へのカジノ誘致」を唱えました。「言い出しっぺ」ですが、現時点では誘致に消極的で、様子見の段階です。現状では、世論の反対が多いIR誘致を掲げて、都知事選挙に立候補する強者はいないと思います。ただし、風向きが変わったら一気に動き出すと思います。

● 東京都はお台場の一択?
 「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)」は、中心市街地や住宅地から離れている事が絶対的な条件です。「築地市場跡地」に誘致を表明したら近隣から猛烈な反対運動が起こる事は火を見るよりも明らかです。その点、「お台場」は近くに超高層タワーマンションはありますが、人口が少ないので近隣の反対運動は少ないと思います。

 お台場の「青海P区画」には、「森ビル」が、地上18階、地下1階、高さ約88m、延床面積約117,592㎡の高層ビルを建設する予定でしたが、実現しませんでした。「青海R区画」には、「東京建物」が、地上20階、塔屋1階、地下1階、高さ98.80m、延床面積約167,291㎡の高層ビルを建設する予定でしたが、実現しませんでした。

 2棟のビルの建設中止は、「リーマン・ショック」と時期的に重なっているので、単なる経済的な理由だったのかも知れません。しかし、ここ10年は「青海P区画、青海O区画、青海N区画、青海R区画」の公募も行っていません。私は、「東京都が将来に備えて更地を確保している?」と思っています。


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臨海副都心青海地区(Googleマップ引用)

 あくまでも私の勝手な予想ですが、東京都は、臨海副都心の「青海地区」に「カジノを含む統合型リゾート(IR)」を誘致を想定していると思われます。「お台場」と言った方が分かりやすいでしょうか?


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「臨海副都心青海地区」の区画図です。「青海P区画、青海O区画、青海N区画、青海R区画」が更地、「青海S区画、青海T区画、青海K区画」が暫定利用となっています。

 引用資料 東京都港湾局
 臨海副都心青海地区

 私は、東京都の「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の候補地は、「青海P区画、青海O区画、青海N区画、青海R区画、青海S区画、青海T区画(一部)」だと予想しています。


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青海P区画・青海O区画・青海N区画

 写真右側から奥にかけて「青海P区画、青海O区画、青海N区画」です。「青海P区画」には、「森ビル」が、地上18階、地下1階、高さ約88m、延床面積約117,592㎡の高層ビルを建設する予定でしたが、実現しませんでした。まちづくりの計画指針により、高さ制限は航空法の高さ制限よりも低い120m程度以下となっています。


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青海R区画

 「青海R区画」には、「東京建物」が、地上20階、塔屋1階、地下1階、高さ98.80m、延床面積約167,291㎡高層ビルを建設する予定でした。「建築計画のお知らせ」も掲示されましたが、実現しませんでした。まちづくりの計画指針により、高さ制限は航空法の高さ制限よりも低い120m程度以下となっています。 


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青海S区画・青海T区画
 
「パレットタウン(palette town)」は、「森ビル」が臨海副都心の「青海ST区画」に1999年3月22日に開業しました。暫定利用の事業用借地権を活用しています。当初は2010年に閉鎖される予定でしたが、延長されました。

 「臨海副都心パレットタウン運営協議会」は、事業区域における開発事業の一部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン」の営業を、2021年12月より順次終了し、解体されました。

 「青海T区画」の東側に、「トヨタ不動産」らが複合アリーナ「(仮称)TOKYO A-ARENA」を建設します。2023年6月に工事着手し、2025年秋の開業を目指します。

 トヨタ自動車男子バスケットボール部を母体とするプロロバスケットボールBリーグの「アルバルク東京」の試合会場としても使用する予定ですが、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を発信する各種イベント等が開催できる「多機能アリーナ」として計画しています。


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新海面処分場(Googleマップ引用)

 東京都の内陸部では、廃棄物最終処分場の確保が困難であるため、資源利用できない廃棄物等を適正に処分する廃棄物海面処分場の整備を推進しています。処分場は港湾の貴重な水面の埋立であるため、受入容量の増大策により、延命化をはかっています。

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」は、中心市街地や住宅地から離れている事が絶対的な条件です。その点では「新海面処分場」は問題はありませんが、(1)「廃棄物最終処分場」のため液状化や土壌汚染などの対策が必要、(2)大量輸送するために鉄道の整備が必要、(3)「羽田空港」と非常に近いため高さ制限が厳しいなど問題が多いです。


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 築地市場跡地(Googleマップ引用)
 
「築地市場跡地」です。東京都は都心の大規模な土地、歴史・文化資源などのポテンシャルを生かしながら、民間の力を最大限に活用して、東京の持続的な成⾧につながるま、ちづくりを進めていくこととしています。

 活用都有地面積194,679.11㎡は、一時は「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の候補地と報じらていましたが、IR用地の可能性はほぼ無くなっています。仮に、誘致を表明しても近隣から猛烈な反対運動が起こる事は火を見るよりも明らかです。



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2023年4月12日 (水)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」を政府が認定へ! 長崎の計画は協議中

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。

 事業期間は35年間(延長30年間)です。MGMとオリックスに加え、関西電力やJR西日本など関西ゆかりの出資企業20社で構成する「大阪IR株式会社(予定)」を設立します。

 統一地方選挙の前半戦は2023年4月9日に投票が行われ、大阪維新の会は、大阪知事選では現職の「吉村洋文氏」が再選、大阪市長選では元府議の「横山英幸氏」が初当選しました。維新はダブル選挙で4連勝、大阪での「1強」体制を守りました。さらに、初めて大阪府議会と大阪市議会の両方で過半数を獲得しました。IRにとって追い風になるのは間違いないです。

● 政府が認定する方向で最終調整!
 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が認定する方向で最終調整していることが分かりました。一方で長崎県の計画については審査の継続を含めて対応を協議しているとみられます。政府による認定が実現すれば第1弾となり、日本初のカジノ開業が正式決定します。大阪府・大阪市は2029年秋~冬の開業を目指します。

 NHK(2023/04/12)
 大阪の「カジノ含むIR」計画 認定の方向で調整 政府

 共同通信(2023/04/12)
 大阪のカジノIR、政府が認定へ 長崎の計画は協議中

 統一地方選挙で維新が圧倒的に支持されたのが効果てきめんだったのかな? ただ、過去に何度もぬか喜びをしたので「本当かなあ??」というのが私の今の心境です。


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IR開業までのプロセス
 MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しましたが、国の「区域整備計画の認定・公示」という事業者と行政が乗り越えるべき大きなハードルが残っています。

 引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
 特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について


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「イメージパース:全景」です。


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


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「イメージパース:夢洲の道路インフラ整備イメージ」です。



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2023年4月10日 (月)

「大阪維新の会」が大阪で知事と市長のダブル選挙を制する! 夢洲地区の「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の認定はどうなる?

Osakamgm210911
-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。

 事業期間は35年間(延長30年間)です。MGMとオリックスに加え、関西電力やJR西日本など関西ゆかりの出資企業20社で構成する「大阪IR株式会社(予定)」を設立します。

 2022年12月22日に、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備に向けて大阪府・大阪市が提出している計画を巡り、日本維新の会の馬場伸幸代表は、来年1月にも国から認定の判断が示されるとの見通しを示しました。しかし、認定されることは無く、「ぬか喜び」に終わりました。

● 大阪維新の会が知事と市長のダブル選挙を制する!
 統一地方選挙の前半戦は2023年4月9日に投票が行われ、大阪維新の会は、大阪知事選では現職の「吉村洋文氏」が再選、大阪市長選では元府議の「横山英幸氏」が初当選しました。維新はダブル選挙で4連勝、大阪での「1強」体制を守りました。さらに、初めて大阪府議会と大阪市議会の両方で過半数を獲得しました。

 「大阪維新の会」および「「日本維新の会」は、奈良県知事選挙では、大阪以外で初めて維新公認の知事が誕生しました。さらに、41の道府県議会議員選挙で選挙前の倍以上となる124議席を獲得しました。

 間違いなく、人工島「夢洲」に誘致を目指す「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」にとっては、追い風にになると思います。「統一地方選挙の後半戦が終わったら認定されるかも?」と期待していますが、どうなるのでしょうか?


Osakaorix210914
IR開業までのプロセス
 MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しましたが、国の「区域整備計画の認定・公示」という事業者と行政が乗り越えるべき大きなハードルが残っています。

 引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
 特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について


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「イメージパース:全景」です。


Osakamgm211211
「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


Osakamgm211212
「イメージパース:夢洲の道路インフラ整備イメージ」です。



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