34 大阪市・湾岸部

2025年4月30日 (水)

遂にここまで来た! 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 2025年4月24日に「(仮称)大阪IRプロジェクト」の起工式および本体工事に着工!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 「MGMリゾーツ」と「オリックス」が中核株主を務める大阪IRは、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の環境影響評価書と事後調査計画書を大阪市に提出し、環境アセスメントの手続きを完了しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/06/10)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 環境影響評価書

● 2025年4月24日に起工式および本体工事に着工!

 2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年4月24日に「起工式」を執り行い、本体工事に着工しました。

 大阪市・報道発表資料(2025/04/24)
 大阪IR建設工事の着手及び起工式の開催について

 施工者は、 ”(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体「竹中工務店、竹中土木、銭高組、南海辰村建設、浅沼組、松村組、森組」” と「大林組・大鉄工業・TSUCHIYA・富国建設共同企業体」となっています。

 私は遂にここまで来たかと感慨無量です。これからマスコミの「維新やカジノ叩き!」がますます過熱してくる事が予想されますが、私は悲観していません。叩き過ぎてIRを中止に追い込むと「MGMリゾーツ・インターナショナル」のバックにいるアメリカとの外交問題に発展する可能性が高いためです。アメリカには怒ったら何するかわからない「トランプ大統領」がいますから・・・(笑)。

(仮称)大阪IRプロジェクトブロックB新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目1-17ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-最高部約130m(過去の情報)
◆ 敷地面積-101,713.11㎡
◆ 建築面積-83,743.77㎡
◆ 延床面積-527,320.70㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 用途-ホテル、遊技場、観覧場(劇場)、店舗、飲食店、駐車場
◆ 建築主-大阪IR株式会社
◆ 設計者-竹中工務店・日本設計設計共同体
◆ 施工者-(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体「竹中工務店、竹中土木、銭高組、南海辰村建設、浅沼組、松村組、森組」  
◆ 着工-2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月31日予定


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」のイメージです。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目の一部ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 計画地面積-約642.000㎡(太陽光発電事業計画候補地を含む)、約492.000㎡(大阪IR)
◆ 延床面積-約769,000㎡
◆ 用途-会議施設、展示等施設、劇場、ミュージアム、飲食施設、バスターミナル、フェリーターミナル、係留施設、宿泊施設、カジノ、駐車場、太陽光発電設備
◆ 来場想定者数-(年間)来場者数約1,987万人、(日)最大来場者数約10万人
◆ 駐車台数-約3,200台
◆ 着工-2024年10月15日(準備工事)、2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月31日予定
◆ 供用開始-2030年度秋頃予定
◆ 初期投資額-約1兆2,700億円(建設関連投資約9,600億円、その他初期投資額約3,100億円)


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「IR施設の規模」です。現時点の総延床面積約77万㎡(約769,000㎡)です。


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「万博会場・IRエリア」です。「大阪万博」と「IRエリア」が近接しています。そのため「IR工事における万博への影響低減策」を行います。

 引用資料 大阪府・大阪市・大阪IR株式会社(PDF:2024/09)
 IR工事における万博への影響低減策


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「IR敷地全体の施工基盤面を道路面より約3.0m~7.6m切り下げることで騒音影響を低減」します。


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施工地盤面を切り下げることで「三点式パイルドライバ」や「クローラークレーン」が万博会場から低く見えます。


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「杭工事」のピークを「大阪万博」の閉幕後に後ろ倒しします。


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「IR事業の工事工程」です。躯体工事は2028年度半ば(2028年秋頃?)完了する予定です。思った以上に早くて驚きます。今から4年後には建物の外観がほとんど完成している事になります。

● 逆打ち工法?
 「施工ステップ(イメージ)」では、地上躯体と地下躯体を同時に構築する「逆打ち工法」で描かれています。ただ「三井住友建設」のホームページのイメージを引用しているようなので、あくまでもイメージだけかも知れません。


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「事業計画地内の施設配置図」です。


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「駐車場の位置・台数等」です。敷地にはかなり余裕があります。「大阪IR」が順調に進むと将来的には、南西側の約1,450台の「駐車場」の部分も開発されると思われます。


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「本事業の対象範囲」です。



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2025年4月 6日 (日)

ブルーインパルス 2025年4月13日(日)大阪・関西万博の開幕日 「通天閣-大阪城-太陽の塔-ひらかたパーク-万博会場」の飛行ルート公表!

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-ブルーインパルス-
 「航空自衛隊」は、大阪・関西万博が開幕する2025年4月13日(日)に、開幕イベントとして大阪上空を飛行するアクロバットチーム「ブルーインパルス」の飛行ルートを公表しました。

 当日は11時40分ごろに関西国際空港を離陸し、大阪府南部から飛行を開始予定です。「通天閣-大阪城-太陽の塔-ひらかたパーク」と大阪市内~大阪府北部のランドマーク上空を飛行したあと、夢洲会場での展示飛行を行います。

 読売新聞オンライン(2025/04/02)
 万博「ブルーインパルス」、通天閣・大阪城・太陽の塔上空に…開幕イベントの飛行ルート判明


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「ブルーインパルス」の飛行ルートです(引用:読売新聞オンライン)。


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T-4(練習機)

 「航空自衛隊」の亜音速ジェット機です。「川崎重工業」製で、小型で丸みを帯びた姿から「ドルフィン(イルカ)」と呼ばれています。


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機体に「スモーク発生装置」を装備しています。そのため発生する仕組みが「飛行機雲」とは異なります。「スモーク」は、昔は色々な色がありましたが、白色以外は人体などへの影響を考慮して最近は使用されていないようです。


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「ブルーインパルス」のアクロバット飛行「デルタ360ターン」です。


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「ブルーインパルス」のアクロバット飛行「サンライズ」です。


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「ブルーインパルス」のアクロバット飛行「サクラ」です。



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2025年3月26日 (水)

大阪市港区 ウォーターフロントの開放 築港南地区再開発に係るマーケット・サウンディング(市場調査)の実施結果!

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-築港南地区再開発-
 大阪市港区の築港地区では、大阪港の玄関口にふさわしい“みなとまち”の再生に向けて、「21世紀に向けて新たな交流と創造の育まれるまち」を基本テーマとして、文化・業務等が連携する文化的な賑わいのある空間を形成することをめざしてきました。

 この方針を具体化するため、大阪市港区役所が作成した「築港・天保山まちづくり計画」では、築港南地区において、現在物流施設が立地している土地等の動向を踏まえ、将来的に必要に応じて土地利用の規制を見直し、住宅等の都市的な土地利用への転換を誘導することとしています。

 「埋立地」は、大規模災害時の防災拠点だけではなく、市民にウォーターフロントを開放し、交流の場としても機能する緑地として埋立免許を取得していますが、調査の結果を踏まえ、今後、土地利用の見直しも視野に検討を進めていきます。

● マーケット・サウンディング(市場調査)を実施!
 「大阪市」は、築港南地区再開発の検討に向けたマーケット・サウンディング(市場調査)を実施し、提案を受け付けました。大阪市はその概要を公表しました。提案者の名称は非公表とし、アイデア及びノウハウ保護のため、概要のみ公表しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2025/03/03)
 報道発表資料 築港南地区再開発に係るマーケット・サウンディング(市場調査)の実施結果について

 今後は、マーケット・サウンディングの結果及び「築港・天保山まちづくり計画」の趣旨を踏まえ、2025年度から土質調査・検討調査及びまちづくりビジョンの検討を行い、にぎわい創出の実現に向けて取り組みます。


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「築港南地区再開発」のイメージです。


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「築港南地区再開発」の予定地です。


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「埋立予定地」と「船溜まり」です。



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2025年2月24日 (月)

大阪IR(統合型リゾート)の南側隣接地 大阪・関西万博跡地の約50ha 「夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)」を公表!

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-夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)-

 2025年2月18日に「副首都推進本部(大阪府市)会議」の第15回会合を大阪市内で開き、「夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)」を提示し了承を得ました。

 引用資料 大阪府(PDF:2025/02/18)
 夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)について(説明資料)

 「大阪府」と「大阪市」は大阪市此花区にある人工島・夢洲の大阪・関西万博跡地(夢洲第2期区域約50ha)を「(1)ゲートウエイゾーン、(2)グローバルエンターテインメント・レクリエーションゾーン、(3)IR連携ゾーン、(4)大阪ヘルスケアパビリオン跡地活用ゾーン」の4ゾーンに分け、開発を進める方針を示ました。2025年夏にマスタープランを策定、2025年度後半の開発事業者公募を目指します。


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「土地利用方針」です。


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道路ネットワークの形成

 適切な交通処理を実現し、快適な移動に資するため、外縁部に、既設の観光外周道路とつながる、道路を整備するとともに、土地利用計画上、必要に応じて区域内に区画道路を整備します。


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歩行者動線ネットワークの形成

 夢洲全体の一体性を確保するため、第1期区域から第3期区域まで連続した回遊性の高い歩行者動線ネットワークを形成します。


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大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 「MGMリゾーツ」と「オリックス」が中核株主を務める大阪IRは、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の環境影響評価書と事後調査計画書を大阪市に提出し、環境アセスメントの手続きを完了しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/06/10)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 環境影響評価書

● 2025年4月30日に本体工事に着手予定!

 2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年4月30日にも本体工事に着手予定です。


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マリーナベイ・サンズの拡張

 ライバルは待ってはくれません。「シンガポール」のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の「マリーナベイ・サンズ」は、拡張計画を発表しています。この拡張計画に含まれるのは、スカイルーフ付きラグジュアリーホテルタワー、15,000席の最先端エンターテイメントアリーナ、プレミアムMICEスペースの増設、新たな飲食やナイトライフの施設などです。

 引用資料 マリーナベイ・サンズ
 素晴らしい成果と拡大計画で新たな地平を切り開く

 4棟目となる超高層ビルが目を引きます。2025年7月までに建設を開始し、2029年7月までの完成を目指します。「デザイン強化の最終フェーズ」となっていますが、Googleマップの衛星写真を見るともう1回くらい大規模に拡張する用地が残っているように見えます。



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2025年2月14日 (金)

大阪IR 延床面積527,320.70㎡の巨大複合ビル「(仮称)大阪IRプロジェクトブロックB新築工事」 2025年4月30日に本体工事に着手予定!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 「MGMリゾーツ」と「オリックス」が中核株主を務める大阪IRは、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の環境影響評価書と事後調査計画書を大阪市に提出し、環境アセスメントの手続きを完了しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/06/10)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 環境影響評価書

● 2025年4月30日に本体工事に着手予定!

 2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年4月30日にも本体工事に着手予定です。

 現地に「建築計画のお知らせ」が掲示されたようで、SNSで盛り上がっていました。掲示されたのは今から2カ月程前の2024年12月10日だったようです。

 引用資料 建設データバンク(2024/12/10) 
 (仮称)大阪IRプロジェクトブロックB新築工事

 1棟のビルとしては桁違いに巨大な延床面積527,320.70㎡となっています。「グラングリーン大阪」の総延床面積約55万㎡超なのでそれに匹敵します。

 1棟のビルとして日本国内で最も延床面積が広いのは「麻布台ヒルズ森JPタワー」の延床面積461,774.38㎡、建設中も含めるとTOKYO TORCH(トウキョウトーチ)の「Torch Tower(トーチタワー)」の延床面積約553,000㎡、建設予定も含めると六本木五丁目西地区市街地再開発事業(第二六本木ヒルズ)の「A-1街区」の延床面積約794,450㎡です。

(仮称)大阪IRプロジェクトブロックB新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目1-17ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-最高部約130m(過去の情報)
◆ 敷地面積-101,713.11㎡
◆ 建築面積-83,743.77㎡
◆ 延床面積-527,320.70㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 用途-ホテル、遊技場、観覧場(劇場)、店舗、飲食店、駐車場
◆ 建築主-大阪IR株式会社
◆ 設計者-竹中工務店・日本設計設計共同体
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2025年04月30日予定
◆ 竣工-2030年07月31日予定


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」のイメージです。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目の一部ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 計画地面積-約642.000㎡(太陽光発電事業計画候補地を含む)、約492.000㎡(大阪IR)
◆ 延床面積-約769,000㎡
◆ 用途-会議施設、展示等施設、劇場、ミュージアム、飲食施設、バスターミナル、フェリーターミナル、係留施設、宿泊施設、カジノ、駐車場、太陽光発電設備
◆ 来場想定者数-(年間)来場者数約1,987万人、(日)最大来場者数約10万人
◆ 駐車台数-約3,200台
◆ 着工-2024年10月15日(準備工事)、2025年04月30日予定(本体工事)
◆ 竣工-2030年07月31日予定
◆ 供用開始-2030年度秋頃予定
◆ 初期投資額-約1兆2,700億円(建設関連投資約9,600億円、その他初期投資額約3,100億円)


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「IR施設の規模」です。現時点の総延床面積約77万㎡(約769,000㎡)です(引用:大阪府・大阪市・大阪IR株式会社)。


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「事業計画地内の施設配置図」です。


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「本事業の対象範囲」です。


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明治×美少女戦士セーラームーン(第2弾)

 ”明治×『美少女戦士セーラームーン』タイアップ第2弾” です。2025年2月11日から始まりました。2月11日に「ローソン」に行きました。今回は私の推しの戦士である冥王星を守護に持つ「セーラープルート(冥王せつな)」が買えました。

 背の高い方が「セーラープルート」です。背の低い方は土星を守護に持つ「セーラーサターン(土萠ほたる)」です。「外部太陽系戦士」のこの2人は過酷な運命を背負った幸薄い戦士です。


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側面です。



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2024年12月 4日 (水)

大阪IR(大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業) 現時点の総延床面積は約77万㎡ 躯体工事は2028年度半ば(2028年秋頃?)に完了!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 それにしてもマスコミは「大阪・関西万博」や「維新」に不利な情報は毎回毎回うれしそうに嬉々として報じますね。「1度決めたらとことん叩く!」、兵庫県知事関連と同じ匂いを感じます。

 本題に戻って、大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 「MGMリゾーツ」と「オリックス」が中核株主を務める大阪IRは、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の環境影響評価書と事後調査計画書を大阪市に提出し、環境アセスメントの手続きを完了しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/06/10)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 環境影響評価書

● 2024年10月15日に準備工事に着手!
 2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年春にも施設本体の建設に移行します。

 今の不安定な政治情勢を見ていると、これが「大阪IR(大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業)」を政府が認定する前でなくて本当に良かったと思います。今の状態では政府が認定する事は絶対に無かったと思います。

 「大阪IR」は本当に運が良かったと思います。数々の関門を潜り抜けてここまで来ました。振り返れば本当に関門だらけでした。もうダメかも?と思ったことも何度もありました。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業の概要

◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目の一部ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅(2025年01月末開業予定)
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 計画地面積-約642.000㎡(太陽光発電事業計画候補地を含む)、約492.000㎡(大阪IR)
◆ 延床面積-約769,000㎡
◆ 用途-会議施設、展示等施設、劇場、ミュージアム、飲食施設、バスターミナル、フェリーターミナル、係留施設、宿泊施設、カジノ、駐車場、太陽光発電設備
◆ 来場想定者数-(年間)来場者数約1,987万人、(日)最大来場者数約10万人
◆ 駐車台数-約3,200台
◆ 着工-2024年10月15日(準備工事)、2025年春頃予定(本体工事)
◆ 竣工-2030年度夏頃予定
◆ 供用開始-2030年度秋頃予定
◆ 初期投資額-約1兆2,700億円(建設関連投資約9,600億円、その他初期投資額約3,100億円)


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「IR施設の規模」です。現時点の総延床面積約77万㎡(約769,000㎡)です。

 引用資料 大阪府・大阪市・大阪IR株式会社(PDF:2024/06)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設区域の整備に関する計画について

● マリーナベイ・サンズ
 ライバルになると思われるシンガポールの「マリーナベイ・サンズ」は、2010年7月23日に開業しました。規模的には、敷地面積約20.6万㎡、延床面積約57万㎡、客室数2,561室です。


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「万博会場・IRエリア」です。「大阪万博」と「IRエリア」が近接しています。そのため「IR工事における万博への影響低減策」を行います。

 引用資料 大阪府・大阪市・大阪IR株式会社(PDF:2024/09)
 IR工事における万博への影響低減策


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「IR敷地全体の施工基盤面を道路面より約3.0m~7.6m切り下げることで騒音影響を低減」します。


Osakamgm241214
施工地盤面を切り下げることで「三点式パイルドライバ」や「クローラークレーン」が万博会場から低く見えます。


Osakamgm241215
「杭工事」のピークを「大阪万博」の閉幕後に後ろ倒しします。


Osakamgm241216
「IR事業の工事工程」です。躯体工事は2028年度半ば(2028年秋頃?)完了する予定です。思った以上に早くて驚きます。今から4年後には建物の外観がほとんど完成している事になります。

● 逆打ち工法?
 「施工ステップ(イメージ)」では、地上躯体と地下躯体を同時に構築する「逆打ち工法」で描かれています。ただ「三井住友建設」のホームページのイメージを引用しているようなので、あくまでもイメージだけかも知れません。


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「事業計画地内の施設配置図」です。


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「駐車場の位置・台数等」です。敷地にはかなり余裕があります。「大阪IR」が順調に進むと将来的には、南西側の約1,450台の「駐車場」の部分も開発されると思われます。


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「施設配置イメージ図」です。


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「本事業の対象範囲」です。計画地面積約642.000㎡と当初計画の約492.000㎡より広くなっているのは、「太陽光発電事業計画候補地」を含むためです。



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2024年11月17日 (日)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の新エリア「ドンキーコング・カントリー」 2024年12月11日にオープン!

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-USJの「ドンキーコング」エリア-
 「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」は2024年11月12日に、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の新エリア「ドンキーコング・カントリー」を2024年12月11日に開業すると発表しました。

 引用資料 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(2024/11/12)
 『スーパー・ニンテンドー・ワールド™』エリア拡張 ドンキーコングをテーマにした世界初の新エリア 『ドンキーコング・カントリー™』 2024年12月11日(水) グランドオープン決定! エリアのシンボル「黄金のしんでん」の一部および新ライド・アトラクションを本日初公開!!

 引用資料 任天堂(2024/11/12)
 2024年12月11日、「ドンキーコング・カントリー」がいよいよ開業。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」内『スーパー・ニンテンドー・ワールド™』に拡張オープン。

 ドンキーコングをテーマにした新エリアがオープンすることで、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の敷地面積が1.7倍に拡大します。新エリアのシンボル「黄金のしんでん」や、新アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」のコースター車両と乗り場を報道関係者に公開しました。

 「ドンキーコング」は、任天堂が1981年7月にリリースしたアーケードゲームです。以後は1982年に「ゲーム&ウオッチ」、1983年に「ファミリーコンピュータ」に移植されました。2025年1月にはリメイク版「ドンキーコング リターンズ HD」がNintendo Switch用ソフトして発売されます。


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「ドンキーコング」エリアのエリアマップです。


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「黄金のしんでん」のイメージです。「ピクミン」がいますね!


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「黄金のしんでん」の壁画です。


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「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」のコースター車両です。



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2024年10月 5日 (土)

大阪府・大阪市 大阪湾の人工島「夢洲」と大阪市の中心部などをつなぐ新たな鉄道路線の整備を検討 JR桜島線延伸が一番有力?

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-夢洲アクセス鉄道-
 大阪府・大阪市は2024年10月3日に、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」と大阪市の中心部などをつなぐ新たな鉄道路線の整備を検討する協議体を設置すると発表しました。夢洲は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場で、2030年秋頃の開業を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の予定地です。北側から乗り入れる2ルートについて採算性や実現性、技術的な課題を整理します。

 引用資料 日本経済新聞(2024/10/03)
 大阪府市、「夢洲アクセス鉄道」で検討会 25年度に結論

 学識経験者や、「JR西日本、京阪電気鉄道、阪神電気鉄道、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、大阪港トランスポートシステム(OTS)が参加します。2024年11月に議論を始め2025年度前半に結論を出します。

 検討対象は3案で、(1)京阪中之島線駅延伸・西九条ルート-京阪電鉄の中之島駅から夢洲に至る新ルートを設ける案です。途中駅にはJRと阪神電鉄が通る西九条駅や舞洲などを想定しています。(2)京阪中之島線駅延伸・九条ルート-京阪電鉄の中之島線を大阪メトロ中央線九条駅まで延伸する案です。(3)JR桜島線延伸-JR桜島線を延伸して桜島駅から夢洲駅に乗り入れる案です。

● JR桜島線延伸が一番有力?
(1)京阪中之島線駅延伸・西九条ルートは、延長約11kmです。莫大な工事費に見合う効果があるとは到底思えません。
(2)京阪中之島線駅延伸・九条ルートは、延長約2kmです。大阪市営地下鉄中央線「九条駅」の両側が「阪神高速16号大阪港線」に挟まれている事が最大のネックです。「九条駅」の手前に軌道の合流・分岐のジャンクションを設けるには莫大なお金を投入して「阪神高速16号大阪港線」の高架橋を移動させてスペースを確保する必要があります。工事費に見合う効果があるとは思えません。
(3)JR桜島線延伸は、延長約6kmです。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」と「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の予定地が鉄道で直結するメリットは大きいです。

 採用されるとしたら「JR桜島線延伸」ですが、人の住んでいない埋立地を結ぶ路線のため乗降客は「統合型リゾート(IR)」以外は見込めません。莫大な工事費をどのように負担するのか? 課題は山積しています。


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」です。


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JR桜島線の延伸案では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」と「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の予定地が鉄道で直結します。


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JR桜島線の延伸案

 JR西日本は、コロナ禍前の2018年4月27日に、2018年3月期期末決算に合わせて「JR西日本グループ中期経営計画2022」を発表しました。その中に「夢洲(ゆめしま)」への桜島線延伸を長期的な構想として検討することが盛り込まれました。JR西日本の社長は記者会見で、「夢洲がIRの拠点となっていけば、交通アクセス面で桜島線を活用することが大事」と述べました。

 「桜島線」は、西九条駅~桜島駅間の約4.1kmです。一部の電車は大阪環状線から乗り入れ、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」への足としても利用されています。

● 桜島駅の地下化もしくは半地下化が必要
 「桜島駅」は、島式1面2線の地上駅です。ホームへは「跨線橋」で連絡しています。「桜島駅」のすぐ西側には、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の外周道路があるので、その手前で地下に潜る必要があります。「桜島駅」の地下化もしくは半地下化が必要になると思われます。


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「桜島駅」のホーム西端です。ここからの延伸になります。


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すぐ西側の上空には、「阪神高速5号湾岸線」が走っています。


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「桜島駅」のすぐ西側には、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の外周道路があるので、その手前で地下に潜る必要があります。

 

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「桜島駅」のすぐ西側の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の外周道路です。この部分は地下に潜る必要があります。



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2024年9月12日 (木)

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 海外パビリオン157か国分の配置固まる 独自に設計・建設する「タイプA」は47か国!

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-2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)-
 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」は、日本中のマスコミの絶好の叩きネタになっています。それに便乗して私の中では良識派と思っていた「YouTuber(ユーチューバー)」まで叩いています。でも私も含め応援している人間もたくさんいるので頑張って博覧会を成功させて欲しいです。

 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」を運営する「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」は、海外パビリオンの配置を固めました。海外パビリオンは各国で施工業者の選定が難航し、建設が遅れていましたが、合計157か国の立地に見通しが立ちました。

 引用資料 2025年日本国際博覧会協会(2024/09/10)
 海外パビリオンの出展状況について

 「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」の関係者によると、海外パビリオンは万博のシンボル・大屋根(リング)の内側にひしめく形で立ち並びます。「独自パビリオン」を設けるのは計52か国で、医療やデジタル活用などテーマごとに三つのゾーンに分かれて配置されました。このうち、参加国が設計・建設する「タイプA」は47か国にのぼり、協会が建設を代行する簡易型の「タイプX」は5か国となりました。

 このほか、「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」が建物を用意し、各国が内部を装飾する「タイプB」の16か国・3国際機関、複数の国・地域が共同利用する「タイプC」の89か国・5国際機関の配置も決まりました。「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」には合計161か国が参加する予定で、残るタイプBとCの計4か国の区画は今後決定します。


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「海外パビリオン」の配置図です。

 引用資料 読売新聞(2024/09/10)
 大阪・関西万博、海外パビリオン157か国分の配置固まる…大屋根の内側にひしめく

海外パビリオンの配置図
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(01)セルビア
(02)バングラデシュ
(03)セネガル
(04)エジプト
(05)共同館
(06)ウズベキスタン
(07)インド
(08)インドネシア
(09)オーストラリア
(10)サウジアラビア
-------------------
(11)スペイン
(12)タイ
(13)トルコ
(14)モナコ
(15)イラン
(16)アゼルバイジャン
(17)共同館
(18)韓国
(19)ドイツ
(20)ルクセンブルク
-------------------
(21)ネパール
(22)共同館
(23)マレーシア
(24)アイルランド
(25)ヨルダン
(26)ペルー
(27)ボツワナ
(28)ギリシャ
(29)モザンビーク
(30)フィリピン
-------------------
(31)アメリカ合衆国
(32)フランス
(33)ベトナム
(34)エルサルバドル
(35)カタール
(36)アラブ首長国連邦(UAE)
(37)カナダ
(38)ポルトガル
(39)コロンビア
(40)スイス
-------------------
(41)オーストリア
(42)ブラジル
(43)クウェート
(44)中国
(45)バーレーン
(46)トルクメニスタン
(47)北欧5か国
(48)マルタ
(49)チェコ
(50)アンゴラ
-------------------
(51)イギリス
(52)ルーマニア
(53)ポーランド
(54)ハンガリー
(55)オマーン
(56)共同館
(57)オランダ
(58)ブルガリア
(59)シンガポール
(60)イタリア・バチカン
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(61)共同館
(62)チリ
(63)チュニジア
(64)カンボジア
(65〉アルジェリア
(66)バルト2か国
(67)EU
(68)ベルギー



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2024年9月 8日 (日)

大阪IR「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」 事業撤退の権利を放棄へ! 2030年度秋頃に計画されている開業がほぼ確実に!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の環境影響評価書と事後調査計画書を大阪市に提出し、環境アセスメントの手続きを完了しました。2024年6月14日から縦覧が行われました。残る心配は、2026年9月末までは違約金なしで撤退できる「解除権」が盛り込まれている事です。

● 事業撤退の権利を放棄へ!
 「大阪府」と「大阪市」が大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を進めている「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の建設を巡り、運営事業者の「大阪IR株式会社」が、事業から違約金なしで撤退できる権利を放棄する方針を固めたことが9月7日に分かりました。

 産経新聞(2024/09/07)
 大阪IR、事業撤退の権利を放棄へ 令和12年秋にも開業、ほぼ確実に

 最初に私の目に「大阪IR 事業撤退」の文字が飛び込んで来たので、ショックで全身の力が抜けてしまいました。しかし、もう一度読むと全く逆で、狂喜乱舞してしまいました。

 「大阪府」と「大阪市」は8月10日にも発表します。9月末にも準備工事に着手する方針で、2030年度秋頃に計画されているIR開業が、ほぼ確実となりました。本当に良かったです。

 大阪IRの建設予定地が「2025年大阪・関西万博」の会場に隣接していることから、博覧会国際事務局や日本国際博覧会協会が今夏、万博期間中の工事中断を要請していました。

 事業の継続が危ぶまれる状況となり、大阪IRが解除権を行使する可能性がありました。テレビや出版などのマスコミはいつものごとく撤退の可能性をうれしそうに煽っていました。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目の一部ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅(2025年01月末開業予定)
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 計画地面積-約642.000㎡(太陽光発電事業計画候補地を含む)
◆ 延床面積-約848,000㎡
◆ 用途-会議施設、展示等施設、劇場、ミュージアム、飲食施設、バスターミナル、フェリーターミナル、係留施設、宿泊施設、カジノ、駐車場、太陽光発電設備
◆ 来場想定者数-(年間)来場者数約1,987万人、(日)最大来場者数約10万人
◆ 駐車台数-約3,200台
◆ 着工-2024年09月末予定(準備工事)
◆ 竣工-2030年度夏頃予定
◆ 供用開始-2030年度秋頃予定
◆ 初期投資額-約1兆2700億円


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「事業計画地内の施設配置図」です。


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「駐車場の位置・台数等」です。敷地にはかなり余裕があります。「大阪IR」が順調に進むと将来的には、南西側の約1,450台の「駐車場」の部分も開発されると思われます。


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「施設配置イメージ図」です。


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「本事業の対象範囲」です。計画地面積約642.000㎡と当初計画より広くなっているのは、「太陽光発電事業計画候補地」を含むためです。


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「工事工程(想定)」です。



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