34 大阪市・湾岸部

2025年12月20日 (土)

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」近く 「インターコンチネンタル、キンプトン、ホリデイ・イン リゾート」の3ブランド計817室を展開!

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-此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり事業-

 此花西部臨港緑地エリアは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接し、年間1400万人を超える集客エリアであるとともに、対岸の天保山エリアには、世界最大級の水族館である海遊館や大型客船の発着する岸壁があります。

 また、本エリアが位置する大阪港は、大阪港港湾計画において、魅力的な観光・集客拠点の形成と臨海部の活性化を図ることとされており、本エリアが位置する淀川水系西大阪ブロックは、淀川水系西大阪ブロック河川整備計画において、水都大阪の中心である中之島エリアと夢洲を含むベイエリアとを結ぶ主要な舟運ルートとしてさらなる舟運の活性化を図ることとされています。

 さらに、本エリアにほど近い此花区の夢洲においては、大阪・関西万博の開催を控え、さらには統合型リゾート(IR)を含む国際観光拠点の形成に向けたまちづくりが進められようとしており、まさに此花区の臨海部は、大阪・関西全体の賑わいを押し上げる役割を担うことが期待されます。

 此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり協議会は、「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり構想」に基づき、公募型プロポーザル方式により水辺遊歩空間の賑わいづくり等を行う事業者を募集しました。

 応募事業者からの提案内容について、2023年2月27日に協議会審査部会においてプレゼンテーション及び審査を実施するとともに、2023年3月9日に協議会への報告・承認を経て、事業予定者が決定しました。事業予定者は「合同会社桜島開発」です。

● Osaka Sakurajima Resort
 「鹿島建設、日本郵政不動産、SMFLみらいパートナーズ、京阪神ビルディング」の4社が共同出資する「合同会社桜島開発」は、2025年12月、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン オフィシャルホテルで唯一となる外資系ホテル「Osaka Sakurajima Resort」プロジェクトが本格着工しました。

 引用資料 鹿島建設(2025/12/18)
 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン オフィシャルホテル唯一の外資系ホテル「Osaka Sakurajima Resort」プロジェクトが本格着工~3ブランドを冠する「トリプルブランド」ホテル 2029年開業予定~

 「Osaka Sakurajima Resort」は、世界最大級のグローバルホテル企業である「IHGホテルズ&リゾーツ」の運営により、「インターコンチネンタル」、「キンプトン」、「ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ」の3つのホテルブランドを展開する予定です。

Osaka Sakurajima Resortの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区桜島一丁目506番、507番(地番)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 交通-JR桜島線「ユニバーサルシティ」駅徒歩6分
◆ 敷地面積-17,246.12㎡
◆ 延床面積-約100,494㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン、プール等
◆ 客室数-全817室(インターコンチネンタル244室、キンプトン246室、ホリデイ・インリゾート327室)
◆ 建築主-合同会社桜島開発(鹿島建設、日本郵政不動産、SMFLみらいパートナーズ、京阪神ビルディングが出資するSPC)
◆ 運営会社-IHG Japan Management合同会社
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2025年12月
◆ 竣工-2029年予定
◆ 開業-2029年予定


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「安治川側 外観パース」です。外観パースの左側の棟が「インターコンチネンタル」と「ホリデイ・インリゾート」となります。私の予想では、上層階が「インターコンチネンタル(244室)」、下層階が「ホリデイ・インリゾート(327室)」となると思います。

● 鹿島建設なので大丈夫
 日本全国で資材価格や人件費の急騰でプロジェクトの延期や中止が相次いでいますが、建築主の「合同会社桜島開発」にスーパーゼネコンの「鹿島建設」が入っているので頓挫する心配がほぼありません。

ゼネコン2026年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-3,000,000百万円(202,000百万円)
2位 大林組-2,570,000百万円(165,000百万円)
3位 大成建設-2,090,000百万円(148,000百万円)
4位 清水建設-1,910,000百万円(78,000百万円)
5位 竹中工務店-1,522,000百万円(3,700百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,240,000百万円(97,000百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,600,000百万円(510,000百万円)
参考 積水ハウス-4,331,000百万円(340,000百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、長谷工コーポレーション」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


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「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン側 外観パース」です。外観パースの左側の棟が「キンプトン(246室)」となります。


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「位置図」です。


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「広域図」です。


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(開発前)営業していた頃の「アルカンシエルベリテ大阪」を西側から見た様子です。

● アルカンシエルベリテ大阪
 「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」のすぐ近くのベイエリアに2005年9月3日に結婚式場「アルカンシエルベリテ大阪」がオープンしました。「アルカンシエルベリテ大阪」は、2021年7月31日に閉館し、その後解体されました。



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2025年12月 7日 (日)

三菱地所 夢洲第2期区域(大阪・関西万博会場の跡地開発) & クボタ本社跡地のアリーナ建設構想 開発プロジェクトの参画を検討!

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-三菱地所-

 大阪・関西万博会場の跡地開発に「三菱地所」が参画を検討していることが12月5日に分かりました。大阪では万博後の経済成長に向けた大規模開発が本格化し、会場跡地「夢洲第2期区域」には複数の在阪有力企業や大手ゼネコンが参画を目指しています。大阪・関西万博会場の跡地とは別に、「三菱地所」は大阪市内で2026年移転する農機大手クボタ本社跡地のアリーナ建設構想にも意欲を示しています。

 共同通信(2025/12/05)
 三菱地所、万博跡地の開発参画へ クボタ跡地アリーナ建設にも意欲

 大阪府市は人工島・夢洲の「夢洲第2期区域」について、開発事業者の募集を2026年春に開始します。関西財界からは官民一体の再開発で実績のある「三菱地所」の手腕に期待する声が出ています。


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「夢洲第2期区域(大阪・関西万博会場の跡地開発)」の建設予定地です。


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「夢洲第2期区域(大阪・関西万博会場の跡地開発)」の建設予定地です。


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クボタ 
 
「クボタ」は、 大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号の現本社は「なんばパークス」の近くに位置し、グループ従業員約2,700人が勤務しています。2021年から建て替えも含めた検討を行っていましたが、建設費の高騰などもありテナントとして移転することに決定しました。

 移転先は「グラングリーン大阪 パークタワー」の15階~19階です。クボタがオフィスとして占める部分の面積は現本社に比べ狭くなりますが、1フロア当たりの面積は約5.5倍となるため効率的な運用が可能になります。JR大阪駅と直結するため、従業員の利便性も向上します。

● 跡地に収容人数1万2000人規模のアリーナを整備!
 クボタが2026年5月をめどに移転する大阪市内の本社跡地で「アリーナ」を中心とした再開発に乗り出すことが分かりました。アリーナは1万2000人規模と大阪城ホールなどに次ぐ大阪府内で最大級となります。敷地面積は保有する隣接地も含めて約24,000㎡です。


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南西側から見た様子です。手前のビルは「第一別館」です。


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三菱地所は大阪の大規模再開発に大きく貢献!
 「三菱地所」は、「グランフロント大阪、グラングリーン大阪」などの大規模再開発の中心的役割を果たしています。両プロジェクト共に「三菱地所」が要にいてリーダーシップを発揮したので成功したと私は思っています。「三菱地所」は、大阪の発展に大きく貢献しています。
 
 同じ旧財閥系の不動産会社でも関西のオフィスビルにほとんど投資しない「三井不動産、住友不動産」と違って、「三菱地所」は積極的に関西のオフィスビルに投資してくれています。

 「三菱地所」の金城湯池である東京の「丸の内、大手町」及びその周辺に集中投資した方が遥かに効率的だと思います。そんな中でも関西に大規模な投資をしてくれているのは感謝しかありません。



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2025年11月18日 (火)

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 (仮称)大阪IRプロジェクト 成功の鍵を握る「オリックス」 2026年3月期連結決算予想

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年4月24日に「起工式」を執り行い、本体工事に着工しました。

 施工者は、 ”(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体「竹中工務店、竹中土木、銭高組、南海辰村建設、浅沼組、松村組、森組」” と「大林組・大鉄工業・TSUCHIYA・富国建設共同企業体」となっています。

 「大阪IR株式会社」は、2025年5月9日に「MGM大阪株式会社」に社名変更しました。ラスベガスのカジノホテル「MGMグランド」などを運営する米MGMリゾーツ・インターナショナルの知名度を生かし、ブランド力を高めるのが狙いです。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/06/10)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 環境影響評価書

● 初期投資が約2400億円増加して1兆5130億円に!
 大阪府・大阪市は2025年9月12日に、2030年秋頃の開業を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の初期投資額が従来の約1兆2700億円から約1兆5130億円に増額されると明らかにしました。

 増額は物価高に伴う建設資材費や労務費などの上昇が主な理由で計画全体に大きな変更はありません。増額分は運営会社「MGM大阪」の主要株主である米MGMリゾーツ・インターナショナルの日本法人とオリックスが、それぞれ出資額を約1200億円増やすことで対応します。

● オリックスの貢献!
 「(仮称)大阪IRプロジェクト」の建設が本格化していますが、ここまで来たのは、「大阪オンリー」を貫いた「MGMリゾーツ・インターナショナル」の功績が大きいですが、私はパートナーの「オリックス」の存在が非常に大きいと思っています。

 日本と大阪を熟知した「オリックス」、なおかつ高収益で日本屈指の優良企業である「オリックス」がパートナーで「MGM」にとっては非常に心強かったと思います。

 「オリックス」が、「大阪府・大阪市」と「MGM」との間を取り持ち、時には「コーディネーター」、時には「接着剤」となり、2者の関係を繋ぎ止めた思っています。もしも「MGM」の単独だったら、撤退していた可能性もあったのではないでしょうか?

(仮称)大阪IRプロジェクトブロックB新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目1-17ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-最高部126.22m
◆ 敷地面積-101,713.11㎡
◆ 建築面積-83,743.77㎡
◆ 延床面積-527,320.70㎡(容積対象面積467,473.70㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 用途-ホテル、遊技場、観覧場(劇場)、店舗、飲食店、駐車場
◆ 建築主-MGM大阪株式会社(大阪IR株式会社から社名変更)
◆ 設計者-竹中工務店・日本設計設計共同体
◆ 施工者-(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体「竹中工務店、竹中土木、銭高組、南海辰村建設、浅沼組、松村組、森組」  
◆ 着工-2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月末予定


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」のイメージです。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目の一部ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 計画地面積-約642.000㎡(太陽光発電事業計画候補地を含む)、約492.000㎡(大阪IR)
◆ 延床面積-約769,000㎡
◆ 用途-会議施設、展示等施設、劇場、ミュージアム、飲食施設、バスターミナル、フェリーターミナル、係留施設、宿泊施設、カジノ、駐車場、太陽光発電設備
◆ 来場想定者数-(年間)来場者数約1,987万人、(日)最大来場者数約10万人
◆ 駐車台数-約3,200台
◆ 着工-2024年10月15日(準備工事)、2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月31日予定
◆ 供用開始-2030年秋頃予定
◆ 初期投資額-約1兆5130億円(約1兆2700億円から変更)


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オリックス
 「オリックス」は、1964年4月に「オリエント・リース」として設立されました。リース事業からスタートして隣接分野に進出し、新たな専門性を獲得することにより事業を進化させてきました。

 その結果、現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。

 オリックスには「東京本社」と「大阪本社」があります。「東京本社」は、東京都港区浜松町二丁目4番1号の「世界貿易センタービル南館(2021年5月6日より)、「大阪本社」は、大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号の「オリックス本町ビル」にあります。

 オリックス 決算短信(PDF:2025/11/12)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔米国基準〕(連結)

オリックスの連結決算(営業収益/営業利益)
-----------------------------------------
1999年3月      593,941百万円     31,042百万円
2000年3月      616,513百万円     52,886百万円
-----------------------------------------
2001年3月      586,149百万円     57,148百万円
2002年3月      658,462百万円     75,369百万円
2003年3月      683,645百万円     38,083百万円
2004年3月      720,773百万円     84,775百万円
2005年3月      928,730百万円   131,713百万円
2006年3月      947,824百万円   217,338百万円
2007年3月   1,142,500百万円   282,166百万円
2008年3月   1,151,500百万円   187,990百万円
2009年3月   1,075,800百万円     54,739百万円
2010年3月      912,294百万円    28,710百万円
-----------------------------------------
2011年3月      946,878百万円    75,296百万円
2012年3月      970,821百万円   124,467百万円
2013年3月   1,065,638百万円   150,598百万円
2014年3月   1,375,292百万円   203,048百万円
2015年3月   2,174,283百万円   256,829百万円
2016年3月   2,369,202百万円   287,741百万円
2017年3月   2,678,659百万円   329,224百万円
2018年3月   2,862,771百万円   336,195百万円
2019年3月   2,434,864百万円   329,438百万円
2020年3月   2,280,329百万円   269,681百万円
-----------------------------------------
2021年3月   2,292,708百万円   258,814百万円
2022年3月   2,520,365百万円   302,083百万円
2023年3月   2,666,373百万円   313,988百万円
2024年3月   2,814,361百万円   360,713百万円
2025年3月   2,874,821百万円   331,826百万円

2026年3月期予想
2025年3月   3,019,102百万円   422,651百万円(コ)

(備考)「オリックス」は、2026年3月期の連結業績予想を公表していません。(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2025年11月19日時点の数値です。



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2025年10月27日 (月)

大阪・関西万博 イタリア館の芸術作品を展示する特別展 大阪市立美術館で「天空のアトラス イタリア館の至宝」を開催!

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-天空のアトラス イタリア館の至宝-

 2025年大阪・関西万博のレガシーを文化的に継承することを目的とした特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」が、2025年10月25日(土)~2026年1月12日(月・祝)まで「大阪市立美術館」で開催されています。

 大阪市立美術館
 天空のアトラス イタリア館の至宝

 「天空のアトラス イタリア館の至宝」は、日本とイタリアの国交160周年を記念し、2025年大阪・関西万博のイタリア館で展示されていた芸術作品の一部を展示する特別展です。

 展示作品は、万博でアジア初公開となった、古代からルネサンスに至る西洋美術史の流れを象徴する大理石の彫刻「ファルネーゼのアトラス」、ルネサンス時代に活躍したレオナルド・ダビンチの「アトランティコ手稿」、ペルジーノの代表作「正義の旗」などです。


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「イタリア館」の内部です。


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ファルネーゼのアトラス
 「ファルネーゼのアトラス」は、古代ローマ時代の紀元150年頃に作られた石像です。イタリアの「ナポリ国立考古学博物館」が所蔵しています。世界的な文化遺産として知られていて、複製は存在せず、世界に一つしかありません。「大阪・関西万博」でアジア初公開となりました。


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紀元150年と言えば、日本はでは弥生時代の終わりから古墳時代が始まる時期にあたります。日本が「弥生土器」を作っていた時代にこんな高度な石像を作るとは「ローマ帝国恐るべし!」です。

● ローマ人の物語
 私はローマ帝国の歴史が好きだったので、20年くらい前に塩野七生氏の「ローマ人の物語(全15刊?)」を買って読んでいました。一番好きなのがローマ側の英雄「スキピオ・アフリカヌス」とローマ史上最強の敵として恐れられたカルタゴの名将「ハンニバル・バルカ」との戦いです。

 カルタゴの「ハンニバル・バルカ」と中国の「秦の始皇帝」は、私が最も好きな歴史上の人物です。共に紀元前200年代に活躍していました。2人共に「残虐きわまりなかった人物」として今も語られていますが、「ハンニバル・バルカ」は勝利したローマ側が、「秦の始皇帝」は秦を滅ぼした漢王朝が自国に都合のいいように書いているので、私は実際はそこまで残酷では無かったと思っています。


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正義の旗
 ペルジーノの代表作「正義の旗」です。「ウンブリア国立美術館」が所蔵しています。「大阪・関西万博」でイタリア国外で初めて公開されました。


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アトランティコ手稿

 レオナルド・ダビンチの「アトランティコ手稿」です。大阪市立美術館に展示されているのは別ページの手稿です。



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2025年10月26日 (日)

2024年テーマパーク入場者数ランキング 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が3年連続で世界3位!

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-2024年テーマパーク入場者数ランキング-
 米テーマエンターテインメント協会(TEA)は2025年10月24日までに、2024年の世界のテーマパークの来園客数を発表しました。去年は8月15日の発表だったので約2カ月遅れです。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が3年連続で世界3位になりました。

 引用資料 AECOM(2025/10/24)
 TEA Global Experience Index

 引用資料 日本経済新聞(2025/10/24)
 USJの来園客数、3年連続で世界3位 東京ディズニーランドは4位

 1位は12年連続で、アメリカのフロリダ州オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」にある4つの巨大テーマパークの1つである「マジックキングダム」です。

 中国本土が末恐ろしいです。14億人を超える人口を背景にすでに1,000万人以上が2カ所あります。世界最大の水族館である「珠海長隆海洋王国」が1,262万人も集客しています。「上海ディズニーランド」の2023年の伸びが凄かったので、2024年は「東京ディズニーランド」を追い抜くかと思っていましたが、なんとか踏ん張りました。

テーマパーク別2024年入場者数ランキング(単位千人/対前年比)
01 マジックキングダム(米・オーラント)-17,836(0.7%)
02 ディズニーランド(米・アナハイム)-17,337(0.5%)
03 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(日本)-16,000(0.0%)
04 東京ディズニーランド(日本)-15,104(2.6%)
05 上海ディズニーランド(中国・上海)-14,700(5.0%)
06 珠海長隆海洋王国(中国・珠海)-12,628(0.9%)
07 東京ディズニーシー(日本)-12,441(2.9%)
08 エプコット(米・オーラント)-12,133(1.3%) 
09 ディズニー・ハリウッド・スタジオ(米・オーランド)-10,333(0.3%)
10 ディズニーランド・パーク(仏・パリ)-10,214(△1.8%)
------------------------------------
11 ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー(米・アナハイム)-10,050(0.5%)
12 ユニバーサル・スタジオ・北京(中国・北京)-9,775(8.6%)
13 ユニバーサル・スタジオ(米・オーランド)-9,500(△2.6%)
14 アイランド・オブ・アドベンチャー(米・オーランド)-9,450(△5.5%)
15 ディズニー・アニマルキングダム(米・オーランド)-8,800(0.3%) 

テーマパーク別2023年入場者数ランキング(単位千人/対前年比)
01 マジックキングダム(米・オーラント)-17,720(3.4%)
02 ディズニーランド(米・アナハイム)-17,250(2.2%)
03 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(日本)-16,000(29.6%)
04 東京ディズニーランド(日本)-15,100(25.8%)
05 上海ディズニーランド(中国・上海)-14,000(164.2%)
06 珠海長隆海洋王国(中国・珠海)-12,520(184.5%)
07 東京ディズニーシー(日本)-12,400(22.8%)
08 エプコット(米・オーラント)-11,980(19.8%) 
09 ディズニーランド・パーク(仏・パリ)-10,400(4.7%)
10 ディズニー・ハリウッド・スタジオ(米・オーランド)-10,300(△5.5%)
------------------------------------
11 アイランド・オブ・アドベンチャー(米・オーランド)-10,000(△9.3%)
11 ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー(米・アナハイム)-10,000(11.1%)
13 ユニバーサル・スタジオ(米・オーランド)-9,750(△9.3%)
14 ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(米・ハリウッド)-9,660(15.0%)
15 ユニバーサル・スタジオ・北京(中国・北京)-9,000(109.3%)
16 ディズニー・アニマルキングダム(米・オーランド)-8,770(△2.8%) 
17 香港ディズニーランド(香港)- 6,400(88.2%)
18 ヨーロッパ・パーク(独・ルスト)-6,000(11.1%)
19 エバーランド(韓・龍仁)-5,880(1.9%)
20 ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク(仏・パリ)-5,700(6.7%)


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テーマパーク群のランキング
 テーマパーク単体では集客力が判断出来ません。テーマパーク群のランキングは下記のようになります。やはりアメリカのフロリダ州オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」が圧倒的です。フランス・パリの「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」のみ2023年の入場者数です。

1位 ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(米・オーランド)
◆ マジックキングダム-17,836千人
◆ エプコット-12,133千人
◆ ディズニー・ハリウッド・スタジオ-10,333千人
◆ ディズニー・アニマルキングダム-8,800千人
------------------------------------
合計 49,102千人

2位 東京デズニーリゾート(日本・浦安)
◆ 東京ディズニーランド-15,104千人
◆ 東京ディズニーシー12,545千人
------------------------------------
合計 27,649千人

3位 ディズニーランド・リゾート(米・アナハイム)
◆ ディズニーランド- 17,337千人
◆ ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー10,050千人
------------------------------------
合計 27,387千人

4位 ユニバーサル・オーランド・リゾート(米・オーランド)
◆ ユニバーサル・スタジオ-9,500千人
◆ アイランド・オブ・アドベンチャー9,450千人
------------------------------------
合計 18,950千人

5位 ディズニーランド・パリ(フランス・パリ)
◆ ディズニーランド・パーク-10,214千人
◆ ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク-5,700千人(2023年)
------------------------------------
合計 15,914千人

6位 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(日本)
◆ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン-16,000千人 

7位 上海ディズニーランド(中国・上海)
◆ 上海ディズニーランド(中国・上海)-14,700千人



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2025年9月29日 (月)

「ミャクミャク」グッズ絶好調! 近鉄百貨店が「2026年2月期第2四半期(中間期)(2025年3月1日~2025年8月31日)」を上方修正!

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-ミャクミャク-

 大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」ですが、発表された当時は「違和感がありまくり!」「シンプルにキモい!」とか評判は散々でした。それが万博アンチや維新アンチにとって絶好の燃料投下になったようで、酷い叩かれようでした。

 いざ万博が始まると「ミャクミャク」の限定グッズを求めて大阪・関西万博の会場内では長蛇の列が出来ています。大阪・関西万博の会場内だけではなく「ミャクミャク」の売場はどこも賑わっています。

 「近鉄百貨店」は2025年9月26日に、2025年8月中間連結決算の業績予想を上方修正しました。大阪・関西万博の会場内で運営するオフィシャルストアのグッズ販売が好調なため、売上高を7月時点の予想より4.3%増の625億円に、本業のもうけを示す営業利益を30.0%増の26億円に引き上げました。

 公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみやキーホルダー、カチューシャなどが人気ということです。大阪・関西万博だけでなく、「あべのハルカス近鉄本店」内のオフィシャルストアにも連日、大勢の客が訪れています。

 引用資料 近鉄百貨店(PDF:2025/09/26)
 業績予想(連結・個別)の修正に関するお知らせ

 読売新聞オンライン(2025/09/27)
 「ミャクミャク」グッズ絶好調!…近鉄百貨店が業績を上方修正

● 1970年万博の太陽の塔は当初は不気味がられた!
 1970年の「日本万国博覧会(Expo'70)」は、今の時代では想像も出来ませんが、日本中を熱狂させた超巨大イベントでした。私は高知県の小学校の下級生でしたが、学校から帰るとNHKと民放が毎日毎日これでもかと言わんばかりに万博のイベントを長時間テレビ中継していました。だから高知県の小学生でも「日本万国博覧会(Expo'70)」の内容を詳しく知っていました。

 1970年の「日本万国博覧会(Expo'70)」のシンボルと言えば「太陽の塔」ですが、当初は評判が良かった訳ではありません。私の同級生は顔が怖いとか気持ち悪いとか言っていました。知名度もそんなに高くなく「太陽の塔 アイジャック事件」で日本中に知られました。

 テーマソングは三波春夫らが歌う「世界の国からこんにちは」でしたが、私の兄が「太陽の塔」の置物を持って ♪こんにちは こんにちは♪ と歌いながら私の顔の前に突き出してきました。私は「太陽の塔」の置物の顔が怖くて号泣したのを今でもはっきり覚えています(笑)。

 「太陽の塔」や奈良の「せんとくん」もそうですが、強烈なインパクトを放つちょっと気持ち悪いキャラクターの方が後に人々の記憶に残るのかも知れません。


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東ゲートの公式キャラクターの「ミャクミャク」は正座で手をついて来場者を迎えています。


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西ゲートの公式キャラクターの「ミャクミャク」は立って来場者を迎えています。


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「あべのハルカス近鉄本店」です。


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「連結業績予想数値の修正について」です(引用:近鉄百貨店)。



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2025年9月22日 (月)

大阪・関西万博のシンボルである「大屋根リング」 1周2kmのうち北東側の200mを残し、公園・緑地として整備!

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-大屋根リングの保存-

 閉幕後の活用が議論されていた大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」は、大阪市が1周2kmのうち北東側の200mを残し、公園・緑地として整備することで決着しました。

 引用資料 読売新聞(2025/09/17)
 上れる大屋根リングの保存を歓迎…万博会場跡地の公園化、200メートル

 当初は閉幕後にすべて解体される予定でしたが、来場者からの好評を背景に、吉村府知事が一部保存を主張し、本格的に議論がスタートしました。一時は南側の350mを残す案も浮上しましたが、大阪府・市は大阪メトロ 夢洲駅に近い北東200m案に絞って検討を進めました。

 大屋根リングの保存の最大の問題は改修や維持管理にかかるコストです。大屋根リングは、一部を残すだけでも改修に数十億円、さらに維持管理には10年間で10億円以上かかるとされていました。


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「大屋根リングの保存箇所」です(引用:読売新聞)。


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「大屋根リング」です。


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「大屋根リング」です。


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夜間の「大屋根リング」です。


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内部の様子です。


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「大屋根リング」の高さは約12m(外側約20m)です。


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1周2kmの上部は全周歩くことが出来ます。


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海側です。


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海側の夜間ライトアップです。



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2025年9月14日 (日)

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 (仮称)大阪IRプロジェクト 初期投資が約2400億円増加して1兆5130億円に!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/06/10)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 環境影響評価書

● 2025年4月24日に起工式および本体工事に着工!

 2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年4月24日に「起工式」を執り行い、本体工事に着工しました。

 施工者は、 ”(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体「竹中工務店、竹中土木、銭高組、南海辰村建設、浅沼組、松村組、森組」” と「大林組・大鉄工業・TSUCHIYA・富国建設共同企業体」となっています。

 「大阪IR株式会社」は、2025年5月9日に「MGM大阪株式会社」に社名変更しました。ラスベガスのカジノホテル「MGMグランド」などを運営する米MGMリゾーツ・インターナショナルの知名度を生かし、ブランド力を高めるのが狙いです。

● 初期投資が約2400億円増加して1兆5130億円に!
 大阪府・大阪市は2025年9月12日に、2030年秋頃の開業を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の初期投資額が従来の約1兆2700億円から約1兆5130億円に増額されると明らかにしました。同日、施設の概要や資金計画などをまとめた「区域整備計画」の変更を国に届け出ました。

 日本経済新聞(2025/09/12)
 大阪IR、物価高で初期投資が約2400億円増加 1兆5130億円に

 増額は物価高に伴う建設資材費や労務費などの上昇が主な理由で計画全体に大きな変更はありません。増額分は運営会社「MGM大阪」の主要株主である米MGMリゾーツ・インターナショナルの日本法人とオリックスが、それぞれ出資額を約1200億円増やすことで対応します。

 最近の建設資材費や労務費の高騰を見ていると、私は1兆8000億円くらいに増額されるんじゃないか?と覚悟していました。約2400億円の増額に収まったのが逆に不思議なくらいです。

(仮称)大阪IRプロジェクトブロックB新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目1-17ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-最高部126.22m
◆ 敷地面積-101,713.11㎡
◆ 建築面積-83,743.77㎡
◆ 延床面積-527,320.70㎡(容積対象面積467,473.70㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 用途-ホテル、遊技場、観覧場(劇場)、店舗、飲食店、駐車場
◆ 建築主-MGM大阪株式会社(大阪IR株式会社から社名変更)
◆ 設計者-竹中工務店・日本設計設計共同体
◆ 施工者-(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体「竹中工務店、竹中土木、銭高組、南海辰村建設、浅沼組、松村組、森組」  
◆ 着工-2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月末予定


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」のイメージです。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目の一部ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 計画地面積-約642.000㎡(太陽光発電事業計画候補地を含む)、約492.000㎡(大阪IR)
◆ 延床面積-約769,000㎡
◆ 用途-会議施設、展示等施設、劇場、ミュージアム、飲食施設、バスターミナル、フェリーターミナル、係留施設、宿泊施設、カジノ、駐車場、太陽光発電設備
◆ 来場想定者数-(年間)来場者数約1,987万人、(日)最大来場者数約10万人
◆ 駐車台数-約3,200台
◆ 着工-2024年10月15日(準備工事)、2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月31日予定
◆ 供用開始-2030年秋頃予定
◆ 初期投資額-約1兆5130億円(約1兆2700億円から変更)


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「本事業の対象範囲」です。



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2025年8月19日 (火)

ライバルは待ってはくれない! シンガポールのランドマーク マリーナベイ・サンズの拡張「4棟目のタワー」 2025年7月15日に着工!

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-マリーナベイ・サンズ-

 ライバルは待ってはくれません。「シンガポール」のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の「マリーナベイ・サンズ」は、拡張計画を発表しています。この拡張計画に含まれるのは、スカイルーフ付きラグジュアリーホテルタワー、最先端エンターテイメントアリーナ、プレミアムMICEスペースの増設、新たな飲食やナイトライフの施設などです。

● 4棟目のタワーなどを2025年7月15日に着工!
 計画は当初よりも遅れていましたが、2025年7月15日に起工式を執り行いました。完成は2030年、開業は2031年第1四半期を予定しています。「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」とほぼ同じ時期に開業します。

 引用資料 時事通信(2025/08/02)
 マリーナベイ・サンズに4棟目のタワー シンガポールのランドマーク、31年開業

 「マリーナベイ・サンズIR2」と呼ばれるこのプロジェクトの目玉は地上55階の4棟目のタワーです。570室のオールスイートホテルタワー、1万5000席のエンターテインメントアリーナ、約20万平方フィート(1平方フィートは0.3048㎡)の会議・展示スペース、高級レストラン、高級小売り施設、ウェルネス施設を備えます。

 拡張計画の投資額は80億米ドルです。1米ドル=147.5円として1兆1800億円になります。「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の初期投資額が約1兆2700億円なのでほぼ同じです。


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大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

● 2025年4月24日に起工式および本体工事に着工!

 2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年4月24日に「起工式」を執り行い、本体工事に着工しました。

 大阪市・報道発表資料(2025/04/24)
 大阪IR建設工事の着手及び起工式の開催について

 「大阪IR株式会社」は、2025年5月9日に「MGM大阪株式会社」に社名変更しました。ラスベガスのカジノホテル「MGMグランド」などを運営する米MGMリゾーツ・インターナショナルの知名度を生かし、ブランド力を高めるのが狙いです。

 「MGM大阪株式会社」には、MGM日本法人とオリックスが41%ずつ出資します。パナソニックホールディングスやJR西日本など、在阪企業22社も少数株主として参画します。株主の資本構成のスキームは従来と変更ありません。

(仮称)大阪IRプロジェクトブロックB新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目1-17ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-最高部126.22m
◆ 敷地面積-101,713.11㎡
◆ 建築面積-83,743.77㎡
◆ 延床面積-527,320.70㎡(容積対象面積467,473.70㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 用途-ホテル、遊技場、観覧場(劇場)、店舗、飲食店、駐車場
◆ 建築主-MGM大阪株式会社(大阪IR株式会社から社名変更)
◆ 設計者-竹中工務店・日本設計設計共同体
◆ 施工者-(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体「竹中工務店、竹中土木、銭高組、南海辰村建設、浅沼組、松村組、森組」  
◆ 着工-2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月末予定


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」のイメージです。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目の一部ほか
◆ 交通-Osaka Metro中央線「夢洲」駅
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 計画地面積-約642.000㎡(太陽光発電事業計画候補地を含む)、約492.000㎡(大阪IR)
◆ 延床面積-約769,000㎡
◆ 用途-会議施設、展示等施設、劇場、ミュージアム、飲食施設、バスターミナル、フェリーターミナル、係留施設、宿泊施設、カジノ、駐車場、太陽光発電設備
◆ 来場想定者数-(年間)来場者数約1,987万人、(日)最大来場者数約10万人
◆ 駐車台数-約3,200台
◆ 着工-2024年10月15日(準備工事)、2025年04月24日(起工式、着工)
◆ 竣工-2030年07月31日予定
◆ 供用開始-2030年度秋頃予定
◆ 初期投資額-約1兆2,700億円(建設関連投資約9,600億円、その他初期投資額約3,100億円)



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2025年8月 8日 (金)

大阪府・大阪市 大阪湾の人工島「夢洲」と大阪市の中心部などをつなぐ新たな鉄道路線 「JR桜島線延伸」と「京阪中之島線延伸」が優位性!

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-夢洲アクセス鉄道-

 大阪府・大阪市は2024年10月3日に、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」と大阪市の中心部などをつなぐ新たな鉄道路線の整備を検討する協議体を設置すると発表しました。夢洲は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場で、2030年秋頃の開業を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の予定地です。北側から乗り入れる2ルートについて採算性や実現性、技術的な課題を整理します。

 学識経験者や、「JR西日本、京阪電気鉄道、阪神電気鉄道、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、大阪港トランスポートシステム(OTS)が参加します。2024年11月に議論を始め2025年度前半に結論を出します。

● JR桜島線と京阪中之島線を延伸するルートが優位性が高い!
 大阪市の夢洲でカジノを含むIR施設の開業が予定される中、鉄道アクセスの整備をめぐり2つのルートを比較してきた検討会は、2025年8月6日に、JR桜島線と京阪中之島線を延伸するルートが、費用対効果などで優位性が高いとする検討結果を公表しました。

 引用資料 大阪市(2025/08/06) 
 夢洲アクセス鉄道に関する検討について

 JR桜島線を延伸するルートは、延長4.9km、事業費約2,850億円、京阪中之島線を延伸するルートは、延長2.1km、事業費約660億円です。合計の事業費は約3,510億円となります。


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「需要推計ケース・路線の整備概要」です。


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「推計結果」です。


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「開発人口」です。


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」です。


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JR桜島線の延伸案では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」と「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の予定地が鉄道で直結します。


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「JR桜島駅」です。



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