49 大阪府・その他

2025年7月 9日 (水)

阪急京都線「摂津市駅」を中心に高架化 阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業 事業完了時のイメージパース

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-阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業-
 阪急電鉄京都線は、「大阪(梅田)」と「京都(河原町)」を結ぶ鉄道で、2010年3月14日の「摂津市駅」の開業により、駅東側では摂津市立コミュニティプラザや集合住宅等が整備されました。

 しかしながら、摂津市駅周辺の踏切では、開かずの踏切などにより慢性的な交通渋滞が発生し、また、鉄道により地域が分断され、地域活動の支障となっています。

 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」は、大阪府が事業主体となり、阪急京都線摂津市駅を中心に、山田川から大正川付近(一部茨木市域)までの全長約2.1kmの区間で、線路を高架にすることによって5ヶ所の踏切を無くします。

 引用資料 摂津市・公式ホームページ
 連続立体交差推進課  

 連続立体交差事業により鉄道を高架化し、交通渋滞や踏切事故を抜本的に解消するとともに、市街地の一体化を図り、また消防車等緊急車両の迅速性が確保されるなど、地域の発展に大きく寄与します。

● 事業完了時のイメージパース
 久しぶりにホームページを見たら「事業完了時のイメージパース」が公開されていました「摂津市駅周辺、坪井踏切付近、産業道路踏切付近、庄屋二丁目付近」における事業完了時のイメージパースです。

 引用資料 摂津市・公式ホームページ
 阪急電鉄京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業について

阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業の概要
◆ 事業区間-大阪府摂津市庄屋一丁目~大阪府茨木市丑寅二丁目
計画延長-約2,550m(線路線数2)
事業延長-約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)
構造形式-嵩上式(約1,430m)、地表式(約1,120m)
高架化される駅-摂津市駅
踏切除却数-5ヶ所(うち開かずの踏切2ヶ所)
事業者-大阪府、摂津市、茨木市、阪急電鉄
◆ 用地取得-2018年度~
◆ 工事着手-2023年度予定
◆ 事業完了-2033年度予定


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「坪井踏切付近」のイメージパースです。


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「産業道路踏切付近」のイメージパースです。


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「庄屋二丁目付近」のイメージパースです。


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事業延長は、約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)です。


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南西側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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北東側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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摂津市駅部の「断面図」です。


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高架部の「断面図」です。


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阪急京都線の「摂津市駅(せっつしえき)」のホームです。2010年3月14日に開業しました。相対式の2面2線の地上駅となっています。いかにも暫定的な造りになっているのは、将来的に高架化されるためです。


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阪急京都線の「摂津市駅(せっつしえき)」です。



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2025年6月21日 (土)

「門真プラザ」の再開発 地上43階、高さ162.6mの超高層タワーマンション「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可!

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門真市駅前地区第一種市街地再開発事業- 
 「前田建設工業、野村不動産、東急不動産、京阪電鉄不動産、旭化成不動産レジデンス」の5社は、門真市駅前地区市街地再開発準備組合が実施した「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」の施行に伴う特定業務代行者選定に係る事業提案競技募集において事業企画提案を行った結果、特定業務代行者に選定されました。2028年に施設建築物工事の着工、2032年に竣工を予定しています。

 施行予定地区は、大阪府門真市新橋町3番です。1973年竣工の「門真プラザ」と駅前広場を含む約2.0haの区域となります。京阪本線と大阪モノレールの交通結節点として多くの利用者がいますが、駅周辺の賑わい空間としての機能が低下しており、「門真プラザ」は耐震性の課題等を抱えています。

 駅前に相応しいまちづくりが求められ、建物の耐震性が喫緊の課題となっていました。本事業では、各社の実績や技術力を活かし、「商業機能の更新による賑わい創出」、「質の高い住環境の整備」などに寄与することで、権利者や事業関係者とともに魅力あるまちづくりを推進していきます。

 門真市駅前地区市街地再開発組合設立発起人より、大阪府知事へ都市再開発法第11条第1項の規定に基づく組合設立認可申請がなされたことを受け、「門真市」は、同法第16条第1項の規定に基づき、2025年5月1日~5月14日までの期間で「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」の事業計画の縦覧を行いました。

● 市街地再開発組合設立認可!
 「門真市駅前地区市街地再開発準備組合」と「野村不動産、東急不動産、京阪電鉄不動産、旭化成ホームズ」は、大阪府門真市で推進している「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」について2025年6月4日、大阪府より市街地再開発組合設立の認可を受けました。「野村不動産、東急不動産、京阪電鉄不動産、旭化成ホームズ」は再開発組合の設立に伴い、参加組合員として事業参画します。

 引用資料 野村不動産(PDF:2025/06/19)
 「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

門真市駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-大阪府門真市新橋町452番2、433番1、762番3
◆ 交通- 京阪本線・大阪モノレール「門真市」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上43階、塔屋1階、地下0階、(商業棟)地上4階、塔屋1階、地下0階、(駐車場棟)4層5段
◆ 高さ-(住宅棟)162.600m、(商業棟)27.900m、(駐車場棟)19.900m
◆ 敷地面積-約8,860㎡(施設全体)
◆ 建築面積-(住宅棟)約1,457㎡、(商業棟)約3,322㎡、(駐車場棟)約1,405㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)約55,739㎡、(商業棟)約11,820㎡、(駐車場棟)約4,607㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、(商業棟)鉄骨造、(駐車場棟)鉄骨造
◆ 用途-(住宅棟)共同住宅、(商業棟)商業・事務所、(駐車場棟)駐輪場
◆ 総戸数-約510戸
◆ 建築主-門真市駅前地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、東急不動産、京阪電鉄不動産、旭化成ホームズ)
◆ 事業コンサルタント-ユーデーコンサルタンツ
◆ 特定業務代行者-前田建設工業(代表企業)、野村不動産、東急不動産、京阪電鉄不動産、旭化成ホームズ
◆ 着工-2028年度予定
◆ 竣工-2032年度予定


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「イメージパース」です(引用:門真市)。


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「断面図」です(引用:門真市)。


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「住宅棟」の高さは最高部162.600mとなっています(引用:門真市)。


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「断面図」です(引用:門真市)。


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「1階平面図」です(引用:門真市)。


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「施行予定地区」です(引用:門真市)。


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「位置図」です(引用:門真市)。



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2025年5月 5日 (月)

「門真プラザ」の再開発 地上43階、高さ162.6mの超高層タワーマンション「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」 事業計画の縦覧等!

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門真市駅前地区第一種市街地再開発事業- 
 「前田建設工業、野村不動産、東急不動産、京阪電鉄不動産、旭化成不動産レジデンス」の5社は、門真市駅前地区市街地再開発準備組合が実施した「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」の施行に伴う特定業務代行者選定に係る事業提案競技募集において事業企画提案を行った結果、特定業務代行者に選定されました。2028年に施設建築物工事の着工、2032年に竣工を予定しています。

 施行予定地区は、大阪府門真市新橋町3番です。1973年竣工の「門真プラザ」と駅前広場を含む約2.0haの区域となります。京阪本線と大阪モノレールの交通結節点として多くの利用者がいますが、駅周辺の賑わい空間としての機能が低下しており、「門真プラザ」は耐震性の課題等を抱えています。

 駅前に相応しいまちづくりが求められ、建物の耐震性が喫緊の課題となっていました。本事業では、各社の実績や技術力を活かし、「商業機能の更新による賑わい創出」、「質の高い住環境の整備」などに寄与することで、権利者や事業関係者とともに魅力あるまちづくりを推進していきます。

● 事業計画の縦覧等!
 門真市駅前地区市街地再開発組合設立発起人より、大阪府知事へ都市再開発法第11条第1項の規定に基づく組合設立認可申請がなされたことを受け、「門真市」は、同法第16条第1項の規定に基づき、2025年5月1日(木)~5月14日(水)までの期間で「門真市駅前地区第一種市街地再開発事業」の事業計画の縦覧を行っています。

 引用資料 門真市・公式HP(2025/05/01)
 門真市駅前地区第一種市街地再開発事業の事業計画の縦覧等

門真市駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-大阪府門真市新橋町452番2、433番1、762番3
◆ 交通- 京阪本線・大阪モノレール「門真市」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上43階、塔屋1階、地下0階、(商業棟)地上4階、塔屋1階、地下0階、(駐車場棟)4層5段
◆ 高さ-(住宅棟)162.600m、(商業棟)27.900m、(駐車場棟)19.900m
◆ 敷地面積-約8,860㎡(施設全体)
◆ 建築面積-(住宅棟)約1,457㎡、(商業棟)約3,322㎡、(駐車場棟)約1,405㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)約55,739㎡、(商業棟)約11,820㎡、(駐車場棟)約4,607㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、(商業棟)鉄骨造、(駐車場棟)鉄骨造
◆ 用途-(住宅棟)共同住宅、(商業棟)商業・事務所、(駐車場棟)駐輪場
◆ 建築主-門真市駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2032年度予定


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「イメージパース」です。


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「断面図」です。


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「住宅棟」の高さは最高部162.600mとなっています。


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「断面図」です。


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「1階平面図」です。


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「施行予定地区」です。


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「位置図」です。



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2024年12月23日 (月)

門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業 地上41階、高さ約137mの「シティタワー古川橋」 建設現場を報道公開!

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-門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業-

 「門真市」では、京阪古川橋駅北側にある廃校となった旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として、「(仮称)門真市立生涯学習複合施設」と交流広場をまちの核に位置づけ、多様な学びを通じた人と人との出会いや新たな賑わいが生まれる場となるよう、官民連携の手法によるまちづくりを推進しています。

 「門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業」は、複合施設に隣接する市有地において、事業者の技術やアイデア等を活用し、「門真市第6次総合計画」、「門真市都市計画マスタープラン」、「門真市立地適正化計画」の各計画を踏まえ、事業区域におけるエリアの価値を高めるとともに、門真市の魅力アップを先導するまちづくりを進めるものです。

 これらを踏まえ、事業用地では、「門真市随一」とも言える土地のポテンシャルを最大限活用するため、複合施設や交流広場との機能分担を図りながら、本市の玄関口としてふさわしい住宅・商業・業務機能等の複合的な都市機能の集積と賑わいのあるまちづくりを実現していくことを目的としています。

 「門真市」は、門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業について、公募型プロポーザル方式により事業者候補者の選定を行い、優先交渉権者を「(代表法人)住友不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、ミサワホーム」に決定しました。

● シティタワー古川橋
 大阪府門真市にある京阪電鉄古川橋駅の北側エリアを対象とした「幸町・垣内町地区」のまちづくりが本格化しました。門真市内で最大規模となる地上41階、地下1階、高さ約137mの超高層タワーマンション建設が2023年10月末に着工しました。

 「住友不動産」などは2024年12月20日に、大阪府門真市で初となるタワーマンション「シティタワー古川橋」の建設現場を報道公開しました。京阪電気鉄道の古川橋駅北側の再開発の一環で、緑地公園や図書館と一体開発し、付近一帯の活性化を狙います。

 引用資料 公式ホームページ
 シティタワー古川橋

シティタワー古川橋の概要
◆ 計画名-門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業
◆ 所在地-大阪府門真市幸福町2024番3(門真市幸福東土地区画整理事業仮換地2街区1画地)
◆ 交通-京阪本線「古川橋」駅より徒歩4分
◆ 階数-(共同住宅)地上41階、地下1階、(商業棟)地上2階
◆ 高さ-137.10m
◆ 敷地面積-8,527.00㎡
◆ 建築面積-3,579.70㎡
◆ 延床面積-70,020.96㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-648戸
◆ 建築主-住友不動産、京阪電鉄不動産、ミサワホーム
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年10月31日
◆ 竣工-2026年10月中旬予定
◆ 入居開始-2027年03月中旬予定


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「外観完成予想図」です。


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「くすのき広場完成予想図」です。


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「グランドエントランス完成予想図」です。


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「敷地配置概念図」です。


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「各施設の土地利用計画図(案)」です。京阪本線「古川橋」駅至近の好立地です。旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として整備します(引用:門真市)。


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「位置図」です。古川橋は、大阪府民には「門真運転免許試験場」でお馴染みです(引用:住友不動産)。



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2024年12月21日 (土)

JR千里丘駅前 千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業 地上36階、高さ約127mの「プレミストタワー千里丘」 概要が決定!

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-プレミストタワー千里丘-
 千里丘駅西地区は、駅前の交通混雑や狭い道路に囲まれて建物が密集しているなどの課題を抱えており、その解消と駅前の賑わいづくりに向けて、駅前広場や道路、住宅、商業業務施設などの建築物を整備する再開発事業を実施します。

 JR千里丘駅の西隣に駅前交通広場を設け、広場の西側の「1街区」に地上36階の超高層タワーマンションや商業・業務施設、自走式駐車場を計画しています。1街区の北側の「2街区」にも商業・業務施設を配置します。

 「摂津市」は、JR東海道本線「千里丘駅」の西地区で進める「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」について、「大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、フージャースコーポレーション」及び「関電不動産開発」による共同企業体と2023年6月30日に、特定建築者の業務に関する基本協定を締結しました。

 再開発ビルの名称が決定しています。住宅施設名称が「プレミストタワー 千里丘」、商業業務施設名称が「BRIGHT STELLA SETTSU SENRIOKA(ブライトステラ摂津千里丘)」となりました。

● プレミストタワー千里丘の概要が決定!
 「大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、フージャースコーポレーション」および「関電不動産開発」による共同企業体は、2024年4月に着工した分譲マンション「プレミストタワー千里丘」の概要が決定しました。2025年1月中旬にモデルルームをオープンさせ、2025年3月より販売を開始する予定です。

 引用資料 大和ハウス工業(2024/12/19)
 JR京都線「千里丘駅」周辺での再開発のシンボルツリー タワーマンション「プレミストタワー千里丘」概要決定

 引用資料 公式ホームページ
 プレミストタワー千里丘

 「1街区」の中で、超高層タワーマンション部分の「プレミストタワー千里丘」の概要が判明しました。建築面積1,461.90㎡、延床面積38,770.56㎡です。

プレミストタワー千里丘の概要
◆ 計画名-北部大阪都市計画事業千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-大阪府摂津市千里丘一丁目703番(地番)
◆ 交通-JR京都線「千里丘」駅徒歩2分( ペデストリアンデッキにて駅直結)
◆ 階数-(1街区)地上36階、地下1階、(2街区)地上6階(6階は塔屋階)
◆ 高さ-127.300m
◆ 敷地面積-(1街区)6,182.52㎡、(2街区)約1,050㎡
◆ 建築面積-(1街区)4,938.03㎡「プレミストタワー千里丘1,461.90㎡」、(2街区)約620㎡
◆ 延床面積-(1街区)47,446.70㎡「プレミストタワー千里丘38,770.56㎡」、(2街区)約3,040㎡
◆ 構造-(1街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(2街区)鉄骨造
◆ 用途-(1街区)共同住宅、商業業務、駐車場、(2街区)商業業務
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭 *管理人の推測
◆ 地震対策-大林組独自の超高層制振構造システム「デュアル・フレーム・システム(DFS)」 *管理人の推測
◆ 総戸数-335戸(一般分譲対象外11戸含む、別途管理棟1戸)
◆ 建築主-大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、フージャースコーポレーション、関電不動産開発
◆ 設計者-東畑建築事務
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2024年04月
◆ 竣工-2027年06月予定
◆ 入居開始-2027年08月予定
◆ 総事業費-約258億5,000万円


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「屋上庭園完成予想CG」です。


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「エントランスホール完成予想CG」です。


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「ビューラウンジ完成予想CG」です。


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「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」計画図です。


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「位置図」です。



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2024年11月14日 (木)

「南海電気鉄道」と「泉北高速鉄道」が合併! 路線名は「泉北線」 合併に伴い「南海電気鉄道」の駅は105駅、営業キロは169.0kmに拡大!

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-南海電気鉄道と泉北高速鉄道の合併-
 「南海電気鉄道」と「泉北高速鉄道」は、鉄道事業法に基づき、2024年10月11日(金)に鉄道事業の合併認可申請を行い、11月1日に、国土交通大臣より認可されました。2025年4月1日(火)より、「泉北高速鉄道線」を「泉北線」と命名し、南海電鉄の路線として営業します。

 「南海電気鉄道」は、完全子会社の「泉北高速鉄道」を2025年4月1日付で吸収合併します。両社の鉄道や不動産の事業で人員配置や投資を効率化します。初乗り運賃の2度払いを解消して運賃引き下げや利便性を高めます。沿線の堺市と和泉市にまたがる泉北ニュータウンで人口が減る中、グループの鉄道事業の経営を一体化して沿線ブランドをテコ入れします。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2024/11/01)
 南海電気鉄道と泉北高速鉄道の鉄道事業の合併が認可されました

 引用資料 国土交通省(PDF:2024/11/01)
 南海電気鉄道株式会社と泉北高速鉄道株式会社の合併認可について

● 泉北高速鉄道
 「泉北高速鉄道」は、1965年に大阪府などの第三セクター「大阪府都市開発」として設立されました。泉北ニュータウンへの交通手段として、中百舌鳥(堺市)―和泉中央(和泉市)を結ぶ泉北高速鉄道線を営業するほか、大阪府内で物流倉庫事業を営みます。2014年に大阪府などによる株式譲渡で南海電鉄の傘下に入って現社名となり、2022年に南海電鉄が完全子会社化しました。

 「泉北高速鉄道」の2024年3月期の単体の売上高は約142億円、営業利益は約42億円です。初乗り運賃の2度払いが解消されることで、2026年3月期に運賃収入が10億円程度減る可能性があります。


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現行路線図

 「南海電気鉄道」の営業キロは154.7km、合併後の営業キロは169.0kmとなります(引用:国土交通省)。


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2025年4月1日以降の南海電鉄路線図

 合併に伴い、「南海電気鉄道」の駅数は100駅から105駅になります(引用:南海電気鉄道)。



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2024年11月 9日 (土)

和泉市 「大阪母子医療センター」の建て替え 地上10階、延床面積約36,967㎡の「大阪母子医療センター建替整備事業」 完成イメージ初公開!

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-大阪母子医療センター建替整備事業-

 大阪府和泉市に位置する「大阪母子医療センター」の建て替えに関する基本設計概要が2024年11月6日に公表され、新しい施設の完成イメージが初めて公開されました。設計コンセプトは母と子どもに優しい配置計画や安全で効率的な動線、高度な医療支援を目的としたゾーニングが特徴です。

 引用資料 大阪母子医療センター(PDF:2024/11/06)
 大阪母子医療センタ ー建替基本設計(概要版)

 運営する「大阪府立病院機構」によるとセンターは開院から40年以上が経過し、老朽化が進んだため、地域の周産期・小児医療の拠点病院として機能を強化し、現在地で建て替えます。

 「新センター棟」は、敷地面積約68,077㎡、地上10階、地下1階、延床面積約36,967㎡、病床数347床、診療科数29科です。設計・施工一括(地上DB)方式で事業者を募集・選定し、2025年・2026年度に実施設計、2027年~2029年度に工事を行い、2030年3月の完成を目指します。

● 南海電気鉄道と泉北高速鉄道が合併!
 「大阪母子医療センター」のアクセスは、泉北高速鉄道線「光明池」駅から徒歩5分ですが、「南海電気鉄道」と「泉北高速鉄道」は、鉄道事業法に基づき2024年10月11日に鉄道事業の合併認可申請を行ない、11月1日に国土交通大臣より認可されました。

 合併予定日は2025年4月1日です。2025年4月1日より泉北高速鉄道線は「泉北線」の路線名で南海電鉄の路線として営業します。合併後は、現在の「泉北高速鉄道」は解散します。「泉北高速鉄道」は、中百舌鳥駅~和泉中央駅間の14.3kmを運行する鉄道です。

 「泉北高速鉄道」の沿線には、泉ケ丘駅前に2025年11月に「学校法人近畿大学」の近畿大学医学部および病床数800床の近畿大学病院が移転開院する予定です。沿線に大病院があると沿線住民も安心ですね!

大阪母子医療センター建替整備事業の概要
◆ 所在地-大阪府和泉市室堂町840(現地建替 )
◆ 交通-泉北高速鉄道線「光明池」駅から徒歩5分 *2025年4月1日より南海電鉄泉北線に名称変更
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 敷地面積-約68,077m
◆ 延床面積-(新センター棟)約36,967m、(エネルギー棟)約600m
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリー卜造
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-347床
◆ 診療科-29診療科
◆ 建築主-大阪府立病院機構
◆ 竣工-2030年03月予定


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「上空から見た新センター棟のイメージ」です。


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「1階エントランスホールのイメ ー ジ」です。


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「階構成イメ ージ」です。


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「配置計画」です。



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2024年8月10日 (土)

万博記念公園に最大収容人数18,000人の大規模アリーナを建設 万博記念公園駅前周辺地区活性化事業 実施協定書の締結、各棟の概要が判明!

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-万博記念公園駅前周辺地区活性化事業-

 「大阪府」は2019年9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。

 大阪府は、「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」を公募し、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体を事業予定者に決定しました。最大18,000人を収容するアリーナを中心に、「商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅」を整備します。

 大阪府は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点」を実現するため、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体との間で、万博記念公園駅前周辺地区に関する基本協定書を締結しました。

 引用資料 三菱商事都市開発(2023/09/22)
 「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」に関する大阪府との基本協定締結

 2025年6月末までに造成工事に着手し、2029年1月末までにアリーナ棟、商業・カジュアルホテル棟、住宅棟の第Ⅰ期をオープンし、2037年3月末までにすべて開業する予定です。

● 実施協定書の締結!
 「大阪府」は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点づくり」を実現するため、「三菱商事都市開発株式会社、Anschutz Entertainment Group, Inc.、関電不動産開発株式会社 共同企業体」との間で、万博記念公園駅前周辺地区活性化事業に関する実施協定書を2024年7月31日に締結しました。

 引用資料 大阪府公式ホームページ
 万博記念公園駅前周辺地区の活性化

 1期事業では「アリーナ棟」の他に、「住宅棟」、「商業・カジュアルホテル棟」を整備します。2期以降では、「住宅棟」×2、「オフィス棟」、「ホテル・オフィス棟」 を整備します。

アリーナ棟の概要(1期事業)
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約34m
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 開業目標-2029年01月末予定

1期事業(アリーナ棟以外)
住宅棟-地上15階、地下0階、高さ約45m、総戸数588戸
◆ 商業・カジュアルホテル棟-地上11階、地下2階、高さ約45m

2期以降
◆ 住宅棟-地上10階、地下0階、高さ約31m、総戸数327戸
◆ 住宅棟-地上14階、地下0階、高さ約45m、総戸数236戸
◆ オフィス棟-地上9階、地下1階、高さ約45m
◆ ホテル・オフィス棟-地10階、地下1階、高さ約45m


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「イメージパース(アリーナ棟)」です。


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「最新の平面図及び本事業における予定各期プロジェクト及び使途」です。


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「街区図」です。「物件番号1」が地積約103,650㎡、「物件番号2」が地積約25,000㎡、「物件番号3」が地積約13,200㎡、「物件番号4」が地積約9,690㎡となっています。


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「貸付物件内に現存する建物及び施設」です。


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「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」の建設予定地です。



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2024年7月31日 (水)

京阪ホールディングス 「ステーションヒル枚方」の商業エリアと枚方市駅高架下商業施設を合わせた商業施設「枚方モール」 2024年9月6日(金)に開業!

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-枚方モール-

 「京阪ホールディングス」は、枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区の「ステーションヒル枚方」の商業エリアと、枚方市駅高架下商業施設を合わせた商業施設「枚方モール」を2024年9月6日(金)に開業します。

 新開業エリアでは全78店舗の新規オープンを予定しており、沿線初出店の「about her.park」や地元の名店九十九堂本舗の新業態「カフェ&ベーカリー 茶屋TSUKUMO」といった店舗などが新たに決定しました。

 引用資料 京阪ホールディングス(PDF:2024/07/26)
 ~えきから始まるまちづくり~ 枚方市駅と一体の商業施設「枚方モール」 2024年9月6日(金)に開業! 

 また、枚方モールのうち既存の枚方市駅高架下Cブロックでは、一部店舗の入れ替えに伴い、コスメのセレクトショップ「メイクアップソリューション」が拡大するほか、新たにバターシリアルスイーツの「シュガーバターの木」が2024年8月29日(木)に先行オープンします。

 「枚方モール」は「Life Promenade(豊かな暮らしにつづく道)」のコンセプトのもと、暮らしの日常動線を施設に内包することで、近道と道草を同時にかなえる一挙両得の散歩道を実現し、豊かな暮らしに欠かせない、枚方で一番心地よい場所を目指します。また「ステーションヒル枚方」のパブリックスペース「川テラス」や「川庭」を、「枚方モール」と一体で新しい価値が生まれるよう活用します。


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「枚方モール」の施設配置図です。

枚方モール(新開業エリア)の概要
◆ 所在地-大阪府枚方市岡東町19-1
◆ 交通-京阪電車「枚方市」駅(京阪電車枚方市駅東改札口に直結)
◆ フロア構成-地上1階~5階
◆ 延床面積-約33,800㎡(新開業エリア)
◆ 店舗数-全78店舗
◆ 開業日-2024年09月06日予定

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「ステーションヒル枚方」内のパブリックスペースの詳細です。


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「ステーションヒル枚方北東側 天野川沿いエリア」です。



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2024年7月30日 (火)

大阪モノレール延伸事業 路線延長約8.9km(門真市駅~松生町駅~門真南駅~鴻池新田駅~荒本駅~瓜生堂駅) 費用増大や工期遅れも「事業継続」が妥当!

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-大阪モノレール延伸事業-

 「大阪モノレール」は、大阪府の第三セクター、「大阪高速鉄道(OKT)」が運行しています。「大阪モノレール」の延伸計画について、「大阪府」と「東大阪市」は2015年7月22日に、事業化することで合意していました。

 大阪モノレールの「門真市駅」から「(仮称)瓜生堂駅」の延伸について、2019年7月22日に工事実施に必要となる工事施行認可を申請していましたが、2020年4月1日付けで 国土交通大臣より認可されました。

 引用資料 大阪モノレール
 延伸プロジェクト 大阪のまちをつなぐ、広げる、つくる。

 大阪空港と門真市を結ぶ大阪モノレールは、現在、終着駅となっている門真市駅から東大阪市までの8.9km(営業延長)の区間を延伸するための工事を行っています。

 こうした中で、支柱や軌道の建設などにかかる事業費について、資材価格や人件費の高騰などにより、総事業費が大幅に増加する見込みとなりました。また2029年を目指していた開業をおよそ4年延期することを発表しました。

● 費用増大や工期遅れも「事業継続」が妥当!
 「大阪モノレール」の延伸事業を巡る総事業費の増大や工期遅れについて、公共事業の妥当性を審査する大阪府建設事業評価審議会は、2024年7月24日に、事業継続が妥当と結論付けました。物価上昇や駅舎の基礎工法の変更など府の説明に合理性があり、事業効果が認められると判断しました。

 読売新聞(2024/07/27)
 モノレールの延伸、費用増大や工期遅れも「事業継続」が妥当…府評価審が結論

 事業では、門真市駅から南に路線延長約8.9km延伸、「(仮称)松生町駅、(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅」の5駅を設けます。総事業費が当初の1,113億円から1,864億円に増額し、2029年としていた開業時期が2033年度にずれ込む見通しとなっていました。

大阪モノレールの延伸計画の概要
◆ 区間-門真市~瓜生堂
◆ 路線延長-約8.9km(複線)
◆ 新駅5駅-(仮称)松生町駅、(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅
◆ 総事業費-約1,864億円(約1,113億円から増額)
◆ 車庫-大阪中央環状線の未利用地を活用
◆ 開業目標-2033度年予定(2029年予定から延期)


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「大阪モノレール」です。


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「路線計画図」です。8.9km延伸します。「(仮称)松生町駅、(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅」の5駅を新設し、(1)Osaka Metro長堀鶴見緑地線、(2)JR学園都市線、(3)近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)、(4)近鉄奈良線と乗り換えができるようにします。


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「新規開業駅」です。



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