49 大阪府・その他

2023年9月23日 (土)

万博記念公園に最大収容人数18,000人の大規模アリーナを建設 万博記念公園駅前周辺地区活性化事業 新しい「外観イメージパース」を公開!

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-万博記念公園駅前周辺地区活性化事業-

 「大阪府」は2019年9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。

 大阪府は、「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」を公募し、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体を事業予定者に決定しました。最大18,000人を収容するアリーナを中心に、「商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅」を整備します。

● 新しい「外観イメージパース」を公開!
 
大阪府は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点」を実現するため、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体との間で、万博記念公園駅前周辺地区に関する基本協定書を締結しました。

 2023年9月22日に「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」からリリースがあり、新しい「外観イメージパース」が公開されました。 

 引用資料 三菱商事都市開発(2023/09/22)
 「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」に関する大阪府との基本協定締結

 2025年6月末までに造成工事に着手し、2029年1月末までにアリーナ棟、商業・カジュアルホテル棟、住宅棟の第Ⅰ期をオープンし、2037年3月末までにすべて開業する予定です。

アリーナ棟の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 開業目標-2029年01月末予定


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2023年9月22日に公開された「イメージパース(アリーナ棟)」です。2021年5月19日に公開されたイメージパースは、外観が四角でしたが、円形に変更されています。


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2021年5月19日に公開された「イメージパース(アリーナ棟)」です。


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2021年5月19日に公開された 「イメージパース(全体)」です。


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2021年5月19日に公開された 「配置図」です。


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「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」の建設予定地です。



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2023年8月11日 (金)

万博記念公園に最大収容人数18,000人の大規模アリーナを建設 万博記念公園駅前周辺地区活性化事業 基本協定書を2023年7月26日に締結!

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-万博記念公園駅前周辺地区活性化事業-

 「大阪府」は2019年9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。

 「大阪府」では、「日本万国博覧会記念公園の活性化に向けた将来ビジョン」の具体化を図るため、万博記念公園駅前周辺地区の活性化に向けて、大阪府日本万国博覧会記念公園運営審議会からの意見等も伺い、検討を重ねた結果、民間事業者とともに「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点づくり」を推進していくこととしました。

 大阪府は、「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」を公募し、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体を事業予定者に決定しました。

 最大18,000人を収容するアリーナを中心に、「商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅」を整備します。2023年に工事に着工し、2027年に第Ⅰ期(アリーナ等)開業します。第Ⅱ期以降は、2032年以降、2037年までに順次開業する予定です。

● 基本協定書を2023年7月26日に締結!
 大阪府は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点」を実現するため、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体との間で、万博記念公園駅前周辺地区に関する基本協定書を締結しました。

 引用資料 大阪府・公式HP(2023/08/09)
 万博記念公園駅前周辺地区に関する基本協定書の締結について(令和5年8月9日)

 2025年6月末までに造成工事に着手し、2029年1月末までにアリーナ棟、商業・カジュアルホテル棟、住宅棟の第Ⅰ期をオープンし、2037年3月末までにすべて開業する予定です。「アリーナ棟」は、2027年秋頃の開業予定だったので1年数か月遅れるようです。

アリーナ棟の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 開業目標-2029年01月末予定(2027年秋頃から延期)


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「イメージパース(全体)」です。


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「配置図」です。


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「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」の建設予定地です。



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2023年8月 8日 (火)

門真市 地上41階、高さ約137mの「門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業」 「大林組」の施工により2023年10月末に着工!

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-門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業-

 「門真市」では、京阪古川橋駅北側にある廃校となった旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として、「(仮称)門真市立生涯学習複合施設」と交流広場をまちの核に位置づけ、多様な学びを通じた人と人との出会いや新たな賑わいが生まれる場となるよう、官民連携の手法によるまちづくりを推進しています。

 「門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業」は、複合施設に隣接する市有地において、事業者の技術やアイデア等を活用し、「門真市第6次総合計画」、「門真市都市計画マスタープラン」、「門真市立地適正化計画」の各計画を踏まえ、事業区域におけるエリアの価値を高めるとともに、門真市の魅力アップを先導するまちづくりを進めるものです。

 これらを踏まえ、事業用地では、「門真市随一」とも言える土地のポテンシャルを最大限活用するため、複合施設や交流広場との機能分担を図りながら、本市の玄関口としてふさわしい住宅・商業・業務機能等の複合的な都市機能の集積と賑わいのあるまちづくりを実現していくことを目的としています。

 「門真市」は、門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業について、公募型プロポーザル方式により事業者候補者の選定を行い、優先交渉権者を「(代表法人)住友不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、ミサワホーム」に決定しました。

 引用資料 門真市・公式ホームページ
 門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業

 引用資料 住友不動産(PDF:2021/10/29)
 「門真市幸福町・垣内庁地区まちづくり用地活用事業」門真市と基本協定を締結

● 2023年10月末に大林組により着工!
 大阪府門真市にある京阪電鉄古川橋駅の北側エリアを対象とした「幸町・垣内町地区」のまちづくりが本格化します。門真市内で最大規模となる地上41階、地下1階、高さ約137mの超高層タワーマンション建設が2023年10月末に着工します。

 建設通信新聞(2023/08/07)
 古川橋駅前まちづくりが本格化/41階建てマンション、大林で秋着工/門真市、駅広設計に年度内着手

門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業の概要
◆ 所在地-大阪府門真市幸福町11番地
◆ 交通-京阪本線「古川橋」駅より徒歩3分
◆ 階数-(共同住宅)地上41階、地下1階、(商業棟)地上2階
◆ 高さ-約137m
◆ 敷地面積-約8,527㎡
◆ 延床面積-約68,991㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-567戸
◆ 事業者-(代表法人)住友不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、ミサワホーム
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年10月末予定
◆ 竣工-2026年11月末予定


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「京阪古川橋駅方面からの鳥瞰パース」です(引用:門真市)。


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「駅前から事業用地を見たアイレベルパース」です(引用:門真市)。


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「夕景」です(引用:住友不動産)。


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「事業コンセプト」です(引用:住友不動産)。


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「屋外広場(賑わいの輪)」です(引用:住友不動産)。


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「屋外広場(学びの輪)」です(引用:門真市)。


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「[空間計画]施設配置・動線計画・防災広場」です(引用:門真市)。


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「各施設の土地利用計画図(案)」です。京阪本線「古川橋」駅至近の好立地です。旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として整備します(引用:門真市)。


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「位置図」です。古川橋は、大阪府民には「門真運転免許試験場」でお馴染みです(引用:住友不動産)。



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2023年7月 2日 (日)

JR千里丘駅前 地上36階、高さ約127mの「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」 特定建築者の業務に関する基本協定締結!

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-千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業-
 千里丘駅西地区は、駅前の交通混雑や狭い道路に囲まれて建物が密集しているなどの課題を抱えており、その解消と駅前の賑わいづくりに向けて、駅前広場や道路、住宅、商業業務施設などの建築物を整備する再開発事業を実施します。

 JR千里丘駅の西隣に駅前交通広場を設け、広場の西側の「1街区」に地上35階の超高層タワーマンションや商業・業務施設、自走式駐車場を計画しています。1街区の北側の「2街区」にも商業・業務施設を配置します。

 「摂津市」は、「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者として、「大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、住友不動産、関電不動産開発、大林組 共同企業体」を決定しています。

● 特定建築者の業務に関する基本協定締結!
 「摂津市」は、JR東海道本線「千里丘駅」の西地区で進める「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」について、「大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、フージャースコーポレーション」及び「関電不動産開発」による共同企業体と2023年6月30日に、特定建築者の業務に関する基本協定を締結し、4社共同企業体を本事業の特定建築者に決定しました。地上35階から地上36階に変更になっています。

 引用資料 摂津市・公式ホームページ
 千里丘駅西地区再開発事業

千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-北部大阪都市計画事業千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-大阪府摂津市千里丘一丁目の一部
◆ 交通-JR京都線(東海道本線)「千里丘」駅すぐ
◆ 階数-(1街区)地上36階、(2街区)地上6階(6階は塔屋階)
◆ 高さ-約127m(35階時のため変更されている可能性あり)
◆ 施行面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-(1街区)約6,180㎡、(2街区)約1,050㎡
◆ 延床面積-(1街区)約47,250㎡、(2街区)約3,040㎡
◆ 構造-(1街区)鉄筋コンクリート造、(2街区)鉄骨造
◆ 用途-(1街区)共同住宅、商業業務、駐車場、(2街区)商業業務
◆ 総戸数-335戸
◆ 事業協力者-(代表構成員)大和ハウス工業、(構成員)JR西日本不動産開発、住友不動産、関電不動産開発、大林組
◆ 着工-2024年04月予定
◆ 竣工-2027年03月予定
◆ 事業費-約258億5,000万円


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「JR千里丘駅上空から見たイメージ(夜間)」です。

 

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「西側シンボルロード入り口」です。


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「シンボルロードからの眺め」です。


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「高層タワーマンションエントランス完成イメージ」です。


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「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」計画図です。


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「事業地の位置」です。



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2023年3月26日 (日)

日本GLP 総延床面積約329,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK 茨木」 「GLP ALFALINK 茨木2」の起工式を2023月3月16日に挙行!

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-GLP ALFALINK 茨木-

 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である「日本GLP」は、2021年6月15日に大阪府茨木市で延床面積約320,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)茨木」を開発する事を発表しました。

 1年後の2022年6月15日に「GLP ALFALINK 茨木」の具体的な開発プロジェクト内容について発表がありました。今回の開発は、南目垣・東野々宮地区の土地区画整理事業の敷地内に3棟の物流施設を建設するものす。

 引用資料 日本GLP(2022/06/15)
 GLP ALFALINKシリーズ第3弾 「GLP ALFALINK 茨木」開発進捗を発表

● GLP ALFALINK茨木2を着工!
 
次世代の社会インフラである物流施設、データセンター、再生可能エネルギーと関連テクノロジーのビジネスビルダーであり、施設の開発・運営を行う「日本GLP」は、大阪府茨木市で延床面積約44,000㎡の大型物流施設「GLP ALFALINK茨木2」を着工し、2023月3月16日に起工式を執り行いました。

 引用資料 日本GLP(2023/03/16)
 大阪府茨木市で「GLP ALFALINK茨木2」を着工 顧客ニーズに寄り添う汎用性の高い先進的物流施設

 「GLP ALFALINK茨木2」は、大規模面開発を通して新たな価値を提供する「ALFALINK」ブランドの第3弾である「GLP ALFALINK茨木」の第2棟目で、汎用性の高いマルチテナント型先進的物流施設として、2024年7月の竣工を予定しています。

GLP ALFALINK 茨木の概要
◆ 所在地-大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
◆ 交通-「吹田JCT」から約6.2km
◆ 敷地面積-約136,000㎡(プロジェクト全体)
◆ 延床面積-約329,000㎡(プロジェクト全体)
◆ 施設数-3棟

GLP ALFALINK 茨木2の概要
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 敷地面積-約20,000㎡
◆ 延床面積-約44,000㎡
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 着工-2023月03月16日(起工式)
◆ 竣工-2024年07月予定


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「GLP ALFALINK茨木2」外観イメージです。


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「カフェテリア」です。


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「GLP ALFALINK 茨木」完成イメージです。


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「GLP ALFALINK茨木」広域図です。



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2023年3月21日 (火)

阪急京都線「摂津市駅」を中心に高架化 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」 2023年2月末時点で用地買収進捗5割弱!

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-阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業-
 阪急電鉄京都線は、「大阪(梅田)」と「京都(河原町)」を結ぶ鉄道で、2010年3月14日の「摂津市駅」の開業により、駅東側では摂津市立コミュニティプラザや集合住宅等が整備されました。

 しかしながら、摂津市駅周辺の踏切では、開かずの踏切などにより慢性的な交通渋滞が発生し、また、鉄道により地域が分断され、地域活動の支障となっています。

 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」は、大阪府が事業主体となり、阪急京都線摂津市駅を中心に、山田川から大正川付近(一部茨木市域)までの全長約2.1kmの区間で、線路を高架にすることによって5ヶ所の踏切を無くします。

 引用資料 摂津市・公式ホームページ
 連続立体交差推進課  

 連続立体交差事業により鉄道を高架化し、交通渋滞や踏切事故を抜本的に解消するとともに、市街地の一体化を図り、また消防車等緊急車両の迅速性が確保されるなど、地域の発展に大きく寄与します。

● 用地買収進捗5割弱!
 大阪府と摂津市、茨木市、阪急電鉄が進める「阪急電鉄京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」で、事業区間の用地買収が、2023年2月末時点で5割弱まで進捗していることが分かりました。2023年度も引き続き用地買収を推進し、付け替え道路や仮設駅前広場の整備にも着手する予定です。

 日刊建設工業新聞(2023/03/16)
 大阪府ら/阪急京都線摂津市駅付近連立事業の用地買収進捗5割弱、事業延長2・1キロ

阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業の概要
◆ 事業区間-大阪府摂津市庄屋一丁目~大阪府茨木市丑寅二丁目
計画延長-約2,550m(線路線数2)
事業延長-約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)
構造形式-嵩上式(約1,430m)、地表式(約1,120m)
高架化される駅-摂津市駅
踏切除却数-5ヶ所(うち開かずの踏切2ヶ所)
事業者-大阪府、摂津市、茨木市、阪急電鉄
◆ 用地取得-2018年度~
◆ 工事着手-2023年度予定
◆ 事業完了-2033年度予定


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事業延長は、約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)です。


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南西側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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北東側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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摂津市駅部の「断面図」です。


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高架部の「断面図」です。


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阪急京都線の「摂津市駅(せっつしえき)」のホームです。2010年3月14日に開業しました。相対式の2面2線の地上駅となっています。いかにも暫定的な造りになっているのは、将来的に高架化されるためです。



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2023年3月 7日 (火)

箕面市 川合・山之口地区及び彩都粟生地区における都市計画等の変更について パブリックコメントの手続きに着手!

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-川合・山之口地区及び彩都粟生地区-

 大阪府箕面市は、川合・山之口地区の都市計画の変更などに必要な市民の意見を聞くパブリックコメントの手続きに着手しました。公表した土地区画整理事業素案によると、場所は粟生間谷東1、2で、面積は約20.3haです。市街化調整区域から市街化区域に変更することで、商業施設や物流施設、データセンターなどが立地する市街地の形成を計画しています。

 日刊建設工業新聞(2023/03/07)
 大阪府箕面市/川合・山之口地区20ヘクタール区画整理、市民意見4月4日まで受付

 引用資料 箕面市・公式HP
 川合・山之口地区及び彩都粟生地区における都市計画等の変更について

 川合・山之口地区では、1995年~から2000年まで、モノレール彩都線の延伸に伴う(仮称)川合駅新設と連動させた駅周辺地区の土地区画整理事業が地元まちづくり協議会において検討されていましたが、地権者合意が整わず最終的にはまちづくりを断念しました。

 しかし、2018年に川合・山之口地区を含む粟生間谷全地区の自治会長連名で、「新駅設置」と「周辺地区のまちづくりの再開への市の支援」を項目に含む要望書が市へ提出されたことを皮切りに、まちづくりに対する検討は再開され、2021年8月には箕面市川合・山之口土地区画整理準備組合が設立され、2022年3月には業務代行予定者が決定しました。

 以上の状況を踏まえ、箕面市は川合・山之口地区の自然環境の保全や景観等との整合を図りつつ、公共施設の整備改善と宅地の利用増進に努め、健全な市街地を形成することを目的として、都市計画及び景観計画の変更、追加に係る検討をしています。


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「計画図」です。


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「計画図」です。



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2023年2月28日 (火)

阪急電鉄茨木市駅西口の再々開発計画 超高層タワーマンションが計画されている「茨木市阪急茨木西口駐車場」を事業エリアから除外!

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-(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業-

 「阪急不動産」と「大林組」のグループ(代表企業:阪急不動産)は、「阪急茨木駅前ソシオ管理組合」が実施した「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業 事業パートナー募集選定」において、事業パートナーとして選定されました。

 阪急茨木市駅西地区は、「日本万国博覧会」の開幕に合わせた1969年の市街地改造事業により、駅前広場(公共施設)と民間施設ソシオ茨木(茨木ビル・永代ビル)が一体的に整備されました。

 しかし、築後数十年が経過し、ソシオ茨木の建物・設備の老朽化にともない、2008年7月より建替えの検討を開始し、2014年12月の管理組合臨時総会にて建替え推進決議が可決され、ソシオ茨木建替え推進委員会が発足して現在に至ります。

 「阪急不動産・大林組グループ」は、阪急茨木駅前ソシオ管理組合やユーデーコンサルタンツ、茨木市とパートナーシップを形成し、今後、ソシオ茨木及び市営駐車場、駅前広場を含む区域における都市再開発法に基づく市街地再開発の事業化に向け、阪急茨木市駅西地区の新たなまちづくりに取り組みます。

 一番上のイメージ図は、2020年6月に茨木市が公開した「整備後(概ね10年後)のイメージ」です。あくまでもイメージで、確定したものではありませんが、大規模な超高層タワーマンションが描かれています。

● 市営駐車場を事業エリアから除外!
 
大阪府茨木市は、阪急電鉄茨木市駅西口の再々開発計画で、住宅保留床を抑制するモデルケースを取りまとめ、商業施設の所有・運営などに関するサウンディング(対話)型市場調査を行うと公表しました。

 住宅保留床を確保する超高層マンションを計画していた「茨木市阪急茨木西口駐車場」を事業エリアから除外し、事業面積を約2haから約1.6haに縮小しました。

 日刊建設工業新聞(2023/02/27)
 大阪府茨木市/阪急茨木市駅西口再々開発、商業施設所有・運営で対話調査


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「駅舎北側自由通路から阪急本通り商店街方向を望む(概ね10年後)」です(引用:茨木市)。


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「商店街前の広場のイメージ(概ね10年後)」です(引用:茨木市)。


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「対象地区」です。「駅前広場」と「「茨木市阪急茨木西口駐車場」のあたりに超高層タワーマンションを配置するようです。(引用:茨木市)。


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阪急茨木市駅西地区の「ソシオ茨木(ソシオ1茨木ビル、ソシオ2永代ビル)」です。


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駅前広場の北側にある「ソシオ1茨木ビル」です。


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「ソシオ1茨木ビル」のアップです。「ソシオ1茨木ビル」は、地上6階、地下2階、敷地面積3,963.09㎡、延床面積16,990.64㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。


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「ソシオ2永代ビル」を南東側から見た様子です。「ソシオ2永代ビル」は、地上4階、地下2階、敷地面積1,417.88㎡、延床面積4,632.29㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。


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「ソシオ2永代ビル」を南西側から見た様子です。


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駅前広場の南側にある「茨木市阪急茨木西口駐車場」です。


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「茨木市阪急茨木西口駐車場」のアップです。「茨木市阪急茨木西口駐車場」は、地上3階、敷地面積2,273.22㎡、延床面積5,409.91㎡です。1979年4月に竣工しました。


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「駅前広場」です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に整備されました。



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2023年2月27日 (月)

KUZUHA MALL(くずはモール) 2023リニューアル第1弾 ライフスタイルへのアプローチを強化、40店舗がぞくぞくオープン予定!

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-KUZUHA MALL(くずはモール)-

 「京阪流通システムズ」が運営する京阪電車樟葉駅に隣接のショッピングモール「KUZUHA MALL(くずはモール)」は、2023年3月から秋にかけて段階的にリニューアルを実施します。第1弾となる3月24日(金)については、新規&リニューアルで40店舗がオープンします。

 引用資料 京阪流通システムズ(PDF:2023.02.16)
 KUZUHA MALL(くずはモール)2023リニューアル 第1弾 詳細 ライフスタイルへのアプローチを強化、40店舗がぞくぞくオープン予定!

 コロナ禍においても、生活の変化や顧客の新たな要望に目を向け、インドアグリーンショップや大型アウトドア・スポーツショップの導入を始めとし、ライフスタイルへのアプローチを中心に新たな魅力を発信してきた当施設です。

 今回の第1弾リニューアルでは、さらに多様化するライフスタイルに対応するため、ホビー系ショップを追加。また、人気の雑貨、コスメ、アパレル店舗の大型化を図ることで、より一層ご満足いただけるラインアップとします。

 さらに、館内設備についても、ベビー休憩室の新設や新たなデジタルサイネージの導入で、顧客の充実した時間を過ごしてもらえる施設を目指します。第2弾として4月中旬には「食」の充実を軸にフードコートを刷新するほか、SANZEN-HIROBAへの京阪電車5000系車両復刻展示にあわせ、広場をリニューアルする予定です。


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「ミドリノモールトイレ 3F ベビールーム イメージ」です。


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「ミドリノモールトイレ リニューアル イメージ」です。


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「館内デジタルサイネージ イメージ」です。



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2023年2月23日 (木)

門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業 (仮称)門真市立生涯学習複合施設 設計・施工一括発注 大林組・久米設計グループに決定!

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-門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業-

 「門真市」では、京阪古川橋駅北側にある廃校となった旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として、「(仮称)門真市立生涯学習複合施設」と交流広場をまちの核に位置づけ、多様な学びを通じた人と人との出会いや新たな賑わいが生まれる場となるよう、官民連携の手法によるまちづくりを推進しています。

 「門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業」は、複合施設に隣接する市有地において、事業者の技術やアイデア等を活用し、「門真市第6次総合計画」、「門真市都市計画マスタープラン」、「門真市立地適正化計画」の各計画を踏まえ、事業区域におけるエリアの価値を高めるとともに、門真市の魅力アップを先導するまちづくりを進めるものです。

 これらを踏まえ、事業用地では、「門真市随一」とも言える土地のポテンシャルを最大限活用するため、複合施設や交流広場との機能分担を図りながら、本市の玄関口としてふさわしい住宅・商業・業務機能等の複合的な都市機能の集積と賑わいのあるまちづくりを実現していくことを目的としています。

 「門真市」は、門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業について、公募型プロポーザル方式により事業者候補者の選定を行い、優先交渉権者を「(代表法人)住友不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、ミサワホーム」に決定しました。

 引用資料 門真市・公式ホームページ
 門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業

● (仮称)門真市立生涯学習複合施設 設計・施工
 門真市は、(仮称)門真市立生涯学習複合施設の設計施工を委託する総合評価一般競争入札について、落札候補者を「大林組・久米設計グループ」に決定しました。大林組・久米設計グループのみが応札していました。

 建設通信新聞(2023/02/22)
 門真市/大林・久米グループに決定/生涯学習複合施設DB

 引用資料 門真市・公式ホームページ
 (仮称) 門真市立生涯学習複合施設 設計・施工一括発注について

 実施設計と施工を一括委託するデザインビルド(DB)方式で、概要は、鉄骨造、地上5階、延床面積約7,300㎡で、図書館や店舗、文化会館の機能が入ります。


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門真市と基本協定を締結 
 「住友不動産、京阪電鉄不動産、ミサワホーム」の事業者グループは、2021年10月19日に「門真市」と京阪電車古川橋駅北側の幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業の基本協定を締結しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2021/10/29)
 「門真市幸福町・垣内庁地区まちづくり用地活用事業」門真市と基本協定を締結

 「共同住宅(超高層タワーマンション)」は、古川橋駅至近、地上41階、高さ約138m、総戸数567戸の門真市内No1の大規模・超高層タワーマンションとなります。 360度顔となるデザインで、門真市民だけでなく他の市からも住みたいと憧れを持たれるようなランドマークを創出します。

門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業の概要
◆ 所在地-大阪府門真市幸福町11番地
◆ 交通-京阪本線「古川橋」駅より徒歩3分
◆ 階数-(共同住宅)地上41階、(商業棟)地上2階
◆ 高さ-約138m
◆ 敷地面積-約8,527㎡
◆ 建築面積-(未発表)
◆ 延床面積-(未発表)
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-567戸
◆ 事業者-(代表法人)住友不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、ミサワホーム
◆ 土地の引渡し・建築工事着工-2023年04月以降予定
◆ 竣工-2026年春頃予定


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「駅前から事業用地を見たアイレベルパース」です(引用:門真市)。


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「事業コンセプト」です(引用:住友不動産)。


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「各施設の土地利用計画図(案)」です。京阪本線「古川橋」駅至近の好立地です。旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として整備します(引用:門真市)。


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「位置図」です。古川橋は、大阪府民には「門真運転免許試験場」でお馴染みです(引用:住友不動産)。



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