49 大阪府・その他

2023年3月26日 (日)

日本GLP 総延床面積約329,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK 茨木」 「GLP ALFALINK 茨木2」の起工式を2023月3月16日に挙行!

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-GLP ALFALINK 茨木-

 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である「日本GLP」は、2021年6月15日に大阪府茨木市で延床面積約320,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)茨木」を開発する事を発表しました。

 1年後の2022年6月15日に「GLP ALFALINK 茨木」の具体的な開発プロジェクト内容について発表がありました。今回の開発は、南目垣・東野々宮地区の土地区画整理事業の敷地内に3棟の物流施設を建設するものす。

 引用資料 日本GLP(2022/06/15)
 GLP ALFALINKシリーズ第3弾 「GLP ALFALINK 茨木」開発進捗を発表

● GLP ALFALINK茨木2を着工!
 
次世代の社会インフラである物流施設、データセンター、再生可能エネルギーと関連テクノロジーのビジネスビルダーであり、施設の開発・運営を行う「日本GLP」は、大阪府茨木市で延床面積約44,000㎡の大型物流施設「GLP ALFALINK茨木2」を着工し、2023月3月16日に起工式を執り行いました。

 引用資料 日本GLP(2023/03/16)
 大阪府茨木市で「GLP ALFALINK茨木2」を着工 顧客ニーズに寄り添う汎用性の高い先進的物流施設

 「GLP ALFALINK茨木2」は、大規模面開発を通して新たな価値を提供する「ALFALINK」ブランドの第3弾である「GLP ALFALINK茨木」の第2棟目で、汎用性の高いマルチテナント型先進的物流施設として、2024年7月の竣工を予定しています。

GLP ALFALINK 茨木の概要
◆ 所在地-大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
◆ 交通-「吹田JCT」から約6.2km
◆ 敷地面積-約136,000㎡(プロジェクト全体)
◆ 延床面積-約329,000㎡(プロジェクト全体)
◆ 施設数-3棟

GLP ALFALINK 茨木2の概要
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 敷地面積-約20,000㎡
◆ 延床面積-約44,000㎡
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 着工-2023月03月16日(起工式)
◆ 竣工-2024年07月予定


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「GLP ALFALINK茨木2」外観イメージです。


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「カフェテリア」です。


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「GLP ALFALINK 茨木」完成イメージです。


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「GLP ALFALINK茨木」広域図です。



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2023年3月21日 (火)

阪急京都線「摂津市駅」を中心に高架化 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」 2023年2月末時点で用地買収進捗5割弱!

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-阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業-
 阪急電鉄京都線は、「大阪(梅田)」と「京都(河原町)」を結ぶ鉄道で、2010年3月14日の「摂津市駅」の開業により、駅東側では摂津市立コミュニティプラザや集合住宅等が整備されました。

 しかしながら、摂津市駅周辺の踏切では、開かずの踏切などにより慢性的な交通渋滞が発生し、また、鉄道により地域が分断され、地域活動の支障となっています。

 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」は、大阪府が事業主体となり、阪急京都線摂津市駅を中心に、山田川から大正川付近(一部茨木市域)までの全長約2.1kmの区間で、線路を高架にすることによって5ヶ所の踏切を無くします。

 引用資料 摂津市・公式ホームページ
 連続立体交差推進課  

 連続立体交差事業により鉄道を高架化し、交通渋滞や踏切事故を抜本的に解消するとともに、市街地の一体化を図り、また消防車等緊急車両の迅速性が確保されるなど、地域の発展に大きく寄与します。

● 用地買収進捗5割弱!
 大阪府と摂津市、茨木市、阪急電鉄が進める「阪急電鉄京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」で、事業区間の用地買収が、2023年2月末時点で5割弱まで進捗していることが分かりました。2023年度も引き続き用地買収を推進し、付け替え道路や仮設駅前広場の整備にも着手する予定です。

 日刊建設工業新聞(2023/03/16)
 大阪府ら/阪急京都線摂津市駅付近連立事業の用地買収進捗5割弱、事業延長2・1キロ

阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業の概要
◆ 事業区間-大阪府摂津市庄屋一丁目~大阪府茨木市丑寅二丁目
計画延長-約2,550m(線路線数2)
事業延長-約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)
構造形式-嵩上式(約1,430m)、地表式(約1,120m)
高架化される駅-摂津市駅
踏切除却数-5ヶ所(うち開かずの踏切2ヶ所)
事業者-大阪府、摂津市、茨木市、阪急電鉄
◆ 用地取得-2018年度~
◆ 工事着手-2023年度予定
◆ 事業完了-2033年度予定


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事業延長は、約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)です。


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南西側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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北東側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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摂津市駅部の「断面図」です。


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高架部の「断面図」です。


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阪急京都線の「摂津市駅(せっつしえき)」のホームです。2010年3月14日に開業しました。相対式の2面2線の地上駅となっています。いかにも暫定的な造りになっているのは、将来的に高架化されるためです。



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2023年3月 7日 (火)

箕面市 川合・山之口地区及び彩都粟生地区における都市計画等の変更について パブリックコメントの手続きに着手!

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-川合・山之口地区及び彩都粟生地区-

 大阪府箕面市は、川合・山之口地区の都市計画の変更などに必要な市民の意見を聞くパブリックコメントの手続きに着手しました。公表した土地区画整理事業素案によると、場所は粟生間谷東1、2で、面積は約20.3haです。市街化調整区域から市街化区域に変更することで、商業施設や物流施設、データセンターなどが立地する市街地の形成を計画しています。

 日刊建設工業新聞(2023/03/07)
 大阪府箕面市/川合・山之口地区20ヘクタール区画整理、市民意見4月4日まで受付

 引用資料 箕面市・公式HP
 川合・山之口地区及び彩都粟生地区における都市計画等の変更について

 川合・山之口地区では、1995年~から2000年まで、モノレール彩都線の延伸に伴う(仮称)川合駅新設と連動させた駅周辺地区の土地区画整理事業が地元まちづくり協議会において検討されていましたが、地権者合意が整わず最終的にはまちづくりを断念しました。

 しかし、2018年に川合・山之口地区を含む粟生間谷全地区の自治会長連名で、「新駅設置」と「周辺地区のまちづくりの再開への市の支援」を項目に含む要望書が市へ提出されたことを皮切りに、まちづくりに対する検討は再開され、2021年8月には箕面市川合・山之口土地区画整理準備組合が設立され、2022年3月には業務代行予定者が決定しました。

 以上の状況を踏まえ、箕面市は川合・山之口地区の自然環境の保全や景観等との整合を図りつつ、公共施設の整備改善と宅地の利用増進に努め、健全な市街地を形成することを目的として、都市計画及び景観計画の変更、追加に係る検討をしています。


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「計画図」です。


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「計画図」です。



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2023年2月28日 (火)

阪急電鉄茨木市駅西口の再々開発計画 超高層タワーマンションが計画されている「茨木市阪急茨木西口駐車場」を事業エリアから除外!

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-(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業-

 「阪急不動産」と「大林組」のグループ(代表企業:阪急不動産)は、「阪急茨木駅前ソシオ管理組合」が実施した「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業 事業パートナー募集選定」において、事業パートナーとして選定されました。

 阪急茨木市駅西地区は、「日本万国博覧会」の開幕に合わせた1969年の市街地改造事業により、駅前広場(公共施設)と民間施設ソシオ茨木(茨木ビル・永代ビル)が一体的に整備されました。

 しかし、築後数十年が経過し、ソシオ茨木の建物・設備の老朽化にともない、2008年7月より建替えの検討を開始し、2014年12月の管理組合臨時総会にて建替え推進決議が可決され、ソシオ茨木建替え推進委員会が発足して現在に至ります。

 「阪急不動産・大林組グループ」は、阪急茨木駅前ソシオ管理組合やユーデーコンサルタンツ、茨木市とパートナーシップを形成し、今後、ソシオ茨木及び市営駐車場、駅前広場を含む区域における都市再開発法に基づく市街地再開発の事業化に向け、阪急茨木市駅西地区の新たなまちづくりに取り組みます。

 一番上のイメージ図は、2020年6月に茨木市が公開した「整備後(概ね10年後)のイメージ」です。あくまでもイメージで、確定したものではありませんが、大規模な超高層タワーマンションが描かれています。

● 市営駐車場を事業エリアから除外!
 
大阪府茨木市は、阪急電鉄茨木市駅西口の再々開発計画で、住宅保留床を抑制するモデルケースを取りまとめ、商業施設の所有・運営などに関するサウンディング(対話)型市場調査を行うと公表しました。

 住宅保留床を確保する超高層マンションを計画していた「茨木市阪急茨木西口駐車場」を事業エリアから除外し、事業面積を約2haから約1.6haに縮小しました。

 日刊建設工業新聞(2023/02/27)
 大阪府茨木市/阪急茨木市駅西口再々開発、商業施設所有・運営で対話調査


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「駅舎北側自由通路から阪急本通り商店街方向を望む(概ね10年後)」です(引用:茨木市)。


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「商店街前の広場のイメージ(概ね10年後)」です(引用:茨木市)。


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「対象地区」です。「駅前広場」と「「茨木市阪急茨木西口駐車場」のあたりに超高層タワーマンションを配置するようです。(引用:茨木市)。


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阪急茨木市駅西地区の「ソシオ茨木(ソシオ1茨木ビル、ソシオ2永代ビル)」です。


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駅前広場の北側にある「ソシオ1茨木ビル」です。


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「ソシオ1茨木ビル」のアップです。「ソシオ1茨木ビル」は、地上6階、地下2階、敷地面積3,963.09㎡、延床面積16,990.64㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。


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「ソシオ2永代ビル」を南東側から見た様子です。「ソシオ2永代ビル」は、地上4階、地下2階、敷地面積1,417.88㎡、延床面積4,632.29㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。


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「ソシオ2永代ビル」を南西側から見た様子です。


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駅前広場の南側にある「茨木市阪急茨木西口駐車場」です。


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「茨木市阪急茨木西口駐車場」のアップです。「茨木市阪急茨木西口駐車場」は、地上3階、敷地面積2,273.22㎡、延床面積5,409.91㎡です。1979年4月に竣工しました。


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「駅前広場」です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に整備されました。



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2023年2月27日 (月)

KUZUHA MALL(くずはモール) 2023リニューアル第1弾 ライフスタイルへのアプローチを強化、40店舗がぞくぞくオープン予定!

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-KUZUHA MALL(くずはモール)-

 「京阪流通システムズ」が運営する京阪電車樟葉駅に隣接のショッピングモール「KUZUHA MALL(くずはモール)」は、2023年3月から秋にかけて段階的にリニューアルを実施します。第1弾となる3月24日(金)については、新規&リニューアルで40店舗がオープンします。

 引用資料 京阪流通システムズ(PDF:2023.02.16)
 KUZUHA MALL(くずはモール)2023リニューアル 第1弾 詳細 ライフスタイルへのアプローチを強化、40店舗がぞくぞくオープン予定!

 コロナ禍においても、生活の変化や顧客の新たな要望に目を向け、インドアグリーンショップや大型アウトドア・スポーツショップの導入を始めとし、ライフスタイルへのアプローチを中心に新たな魅力を発信してきた当施設です。

 今回の第1弾リニューアルでは、さらに多様化するライフスタイルに対応するため、ホビー系ショップを追加。また、人気の雑貨、コスメ、アパレル店舗の大型化を図ることで、より一層ご満足いただけるラインアップとします。

 さらに、館内設備についても、ベビー休憩室の新設や新たなデジタルサイネージの導入で、顧客の充実した時間を過ごしてもらえる施設を目指します。第2弾として4月中旬には「食」の充実を軸にフードコートを刷新するほか、SANZEN-HIROBAへの京阪電車5000系車両復刻展示にあわせ、広場をリニューアルする予定です。


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「ミドリノモールトイレ 3F ベビールーム イメージ」です。


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「ミドリノモールトイレ リニューアル イメージ」です。


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「館内デジタルサイネージ イメージ」です。



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2023年2月23日 (木)

門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業 (仮称)門真市立生涯学習複合施設 設計・施工一括発注 大林組・久米設計グループに決定!

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-門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業-

 「門真市」では、京阪古川橋駅北側にある廃校となった旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として、「(仮称)門真市立生涯学習複合施設」と交流広場をまちの核に位置づけ、多様な学びを通じた人と人との出会いや新たな賑わいが生まれる場となるよう、官民連携の手法によるまちづくりを推進しています。

 「門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業」は、複合施設に隣接する市有地において、事業者の技術やアイデア等を活用し、「門真市第6次総合計画」、「門真市都市計画マスタープラン」、「門真市立地適正化計画」の各計画を踏まえ、事業区域におけるエリアの価値を高めるとともに、門真市の魅力アップを先導するまちづくりを進めるものです。

 これらを踏まえ、事業用地では、「門真市随一」とも言える土地のポテンシャルを最大限活用するため、複合施設や交流広場との機能分担を図りながら、本市の玄関口としてふさわしい住宅・商業・業務機能等の複合的な都市機能の集積と賑わいのあるまちづくりを実現していくことを目的としています。

 「門真市」は、門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業について、公募型プロポーザル方式により事業者候補者の選定を行い、優先交渉権者を「(代表法人)住友不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、ミサワホーム」に決定しました。

 引用資料 門真市・公式ホームページ
 門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業

● (仮称)門真市立生涯学習複合施設 設計・施工
 門真市は、(仮称)門真市立生涯学習複合施設の設計施工を委託する総合評価一般競争入札について、落札候補者を「大林組・久米設計グループ」に決定しました。大林組・久米設計グループのみが応札していました。

 建設通信新聞(2023/02/22)
 門真市/大林・久米グループに決定/生涯学習複合施設DB

 引用資料 門真市・公式ホームページ
 (仮称) 門真市立生涯学習複合施設 設計・施工一括発注について

 実施設計と施工を一括委託するデザインビルド(DB)方式で、概要は、鉄骨造、地上5階、延床面積約7,300㎡で、図書館や店舗、文化会館の機能が入ります。


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門真市と基本協定を締結 
 「住友不動産、京阪電鉄不動産、ミサワホーム」の事業者グループは、2021年10月19日に「門真市」と京阪電車古川橋駅北側の幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業の基本協定を締結しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2021/10/29)
 「門真市幸福町・垣内庁地区まちづくり用地活用事業」門真市と基本協定を締結

 「共同住宅(超高層タワーマンション)」は、古川橋駅至近、地上41階、高さ約138m、総戸数567戸の門真市内No1の大規模・超高層タワーマンションとなります。 360度顔となるデザインで、門真市民だけでなく他の市からも住みたいと憧れを持たれるようなランドマークを創出します。

門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業の概要
◆ 所在地-大阪府門真市幸福町11番地
◆ 交通-京阪本線「古川橋」駅より徒歩3分
◆ 階数-(共同住宅)地上41階、(商業棟)地上2階
◆ 高さ-約138m
◆ 敷地面積-約8,527㎡
◆ 建築面積-(未発表)
◆ 延床面積-(未発表)
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-567戸
◆ 事業者-(代表法人)住友不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、ミサワホーム
◆ 土地の引渡し・建築工事着工-2023年04月以降予定
◆ 竣工-2026年春頃予定


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「駅前から事業用地を見たアイレベルパース」です(引用:門真市)。


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「事業コンセプト」です(引用:住友不動産)。


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「各施設の土地利用計画図(案)」です。京阪本線「古川橋」駅至近の好立地です。旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域内において、門真市の顔となる中心拠点として整備します(引用:門真市)。


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「位置図」です。古川橋は、大阪府民には「門真運転免許試験場」でお馴染みです(引用:住友不動産)。



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2023年2月21日 (火)

箕面市 関西圏初、マンション建替え円滑化法の「マンション敷地売却制度」を活用 「みのおサンプラザ1号館」再生事業本格始動!

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-みのおサンプラザ1号館敷地売却事業-

 「東京建物」と「阪急阪神不動産」は、両社が事業協力者として参画し、区分所有者とともに推進する「みのおサンプラザ1号館」の再生事業において、2023年1月31日の区分所有者臨時集会で敷地売却決議が可決され、事業が本格始動することとなりました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/02/17)
 関西圏初、マンション建替え円滑化法の「マンション敷地売却制度」を活用、「みのおサンプラザ1 号館」再生事業本格始動

 建設通信新聞(2023/02/21)
 25年秋に本体着工/サンプラザ1号館建替/箕面市/延べ約1.8万㎡想定

 本物件は、「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」に定める「マンション敷地売却制度」を関西圏で初めて活用する事例になります。2027年春頃に竣工予定の新たな建物は、箕面市が底地を所有する70年の定期借地権付き複合マンションとなり、現在の区分所有者である箕面市が1階~3 階の大部分を再取得することで、地域の核となるにぎわい施設の設置を目指します。なお、4階~11階の住宅部分は両社が分譲する計画です。

 建て替え後の想定規模は、地上11階、延床面積約17,600㎡、1階~3階が施設フロア、4階から上が共同住宅となります。総戸数は109戸です。箕面市は1階~3階のフロアに「交流施設」や「地域活性化施設」を設置して、新たなにぎわい創出を図る方針です。

みのおサンプラザ1号館敷地売却事業の概要
◆ 所在地-大阪府箕面市箕面六丁目1番(地番)
◆ 交通-阪急電鉄箕面線「箕面」駅
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 敷地面積-約2,900㎡(建築敷地)
◆ 延床面積-約17,600㎡
◆ 用途-共同住宅、公共施設、店舗その他
◆ 総戸数-109戸
◆ 事業協力者-阪急阪神不動産、東京建物、ゼンクリエイト、オーク計画研究所、IAO竹田設計、大末建設
◆ 解体工事-2024年夏頃予定
◆ 着工-2025年秋頃予定
◆ 竣工-2027年春頃予定


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「外観イメージ」です。


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「みのおサンプラザ1号館敷地売却事業」の予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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「位置図」です。



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2023年2月11日 (土)

パナソニック工場(南門真地区)跡地 三井ショッピングパーク ららぽーと門真 & 三井アウトレットパーク 大阪門真 2023年4月17日(月)グランドオープン!

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-パナソニック工場跡地-
 京阪本線の「門真市駅」から、大阪モノレール(大阪中央環状線)沿いに南へ少し行った門真市松生町に、かつて「パナソニック」の「南門真地区」と呼ばれ、カラーテレビやオーディオといったAV機器の本部、研究開発、工場が置かれた拠点がありました

 「パナソニック」は、経営効率化の一環として、敷地面積166,772.10㎡の広大な「南門真地区」を閉鎖して、「三井不動産」に売却しました。解体工事が行われ、敷地は「A敷地、B敷地、C敷地、D敷地」に分割され、A敷地には「(仮称)ららぽーと門真」、B敷地には「共同住宅」、C敷地には「(仮称)コストコホールセール門真倉庫店」、D敷地には「事務所」が建設される予定です。

 2021年10月4日に商業施設街区の「(仮称)門真市松生町商業施設計画」の起工式を執り行いました。商業施設の開業は2023年春を予定しています。

 「三井不動産」は、大阪府門真市松生町で推進中の「(仮称)大阪府門真市松生町商業施設計画」を、初となる「三井ショッピングパーク ららぽーと」と「三井アウトレットパーク」の両ブランド複合型の大型商業施設とすることを決定しました。

 施設名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」、「三井アウトレットパーク 大阪門真」として、2023年春の開業を予定しています。なお、当施設の開業に伴い、1995年3月に開業した「三井アウトレットパーク 大阪鶴見」は2023年3月12日に閉館し、「三井アウトレットパーク 大阪門真」として新たに生まれ変わります。

● 2023年4月17日(月)グランドオープン!
 「三井不動産」は、大阪府門真市松生町にて推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」 、「三井アウトレットパーク 大阪門真」 を、2023年4月17日(月)にグランドオープンします。

 引用資料 三井不動産(2023/02/08)
 三井不動産初の2業態複合型商業施設が誕生! 「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真」2023年4月17日(月)グランドオープン 大阪初出店19店舗(ららぽーと)、関西アウトレット初出店17店舗を含む、全251店舗が出店

(仮称)門真市松生町商業施設計画の概要
◆ 施設名称-三井ショッピングパーク ららぽーと門真、三井アウトレットパーク 大阪門真
◆ 所在地-大阪府門真市松生町1番11号
◆ 交通-京阪本線・大阪モノレール線「門真市」駅徒歩約8分 *将来的には大阪モノレールの新駅に直結予定
◆ 階数-(店舗棟)地上4階、地下0階、(立体駐車場棟)6層7段×2棟
◆ 敷地面積-約116,400㎡
◆ 延床面積-約196,800㎡(店舗面積約66,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設、駐車場等
◆ 店舗数-251店舗(ららぽーと門真153店舗、MOP大阪門真98店舗)
◆ 駐車台数-約4,300台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 基本設計-石本建築事務所
◆ 実施設計・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-(店舗棟)竹中工務店、(立体駐車場棟)綿半ソリューションズ
◆ 着工-2021年10月04日(起工式)
◆ 竣工-2023年02月予定
◆ 開業-2023年04月17日(グランドオープン)


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「くすのき広場」CGです。


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屋上「空の広場」CGです。


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「センターコート」CGです。


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「フロア配置図」です。


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「フロアイメージ図」です。


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「建物配置図」です。


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「当計画狭域図」です。京阪本線・大阪モノレール線「門真市」駅徒歩約8分ですが、将来的には延伸される大阪モノレールの「新駅」と直結する予定です。


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「広域図」です。

● 三井アウトレットパーク 大阪鶴見は閉館
 商圏が被るので、1995年3月に開業した「三井アウトレットパーク 大阪鶴見」は2023年3月12日に閉館します。「三井アウトレットパーク 大阪鶴見」は、店舗数約70店舗なので、実質的には店舗数約100店舗となる「三井アウトレットパーク 大阪門真」への拡張移転です。



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2023年1月12日 (木)

日本GLP 総延床面積約326,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK 茨木」 「GLP ALFALINK 茨木1」の起工式を2023年1月11日に挙行!

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-GLP ALFALINK 茨木-

 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である「日本GLP」は、2021年6月15日に大阪府茨木市で延床面積約320,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)茨木」を開発する事を発表しました。

 1年後の2022年6月15日に「GLP ALFALINK 茨木」の具体的な開発プロジェクト内容について発表がありました。今回の開発は、南目垣・東野々宮地区の土地区画整理事業の敷地内に3棟の物流施設を建設するものす。

 引用資料 日本GLP(2022/06/15)
 GLP ALFALINKシリーズ第3弾 「GLP ALFALINK 茨木」開発進捗を発表

● GLP ALFALINK 茨木1を着工!
 「日本GLP」は、大阪府茨木市で延床面積約165,000㎡の大型物流施設「GLP ALFALINK 茨木1」を着工し、2023年1月11日に起工式を執り行いました。今回着工する「GLP ALFALINK 茨木1」は、大規模面開発を通して新たな価値を提供する「ALFALINK」ブランドの第3弾である「GLP ALFALINK 茨木」の第1棟目で、プロジェクト最大規模の大型マルチテナント型先進的物流施設として、2024年7月の竣工を予定しています。

 引用資料 日本GLP(2023/01/11)
 大阪府茨木市で「GLP ALFALINK 茨木1」を着工

 「GLP ALFALINK 茨木1」の6階にはトラックターミナル区画が設けられ、「佐川急便」の入居が決定しており、施設に入居する企業は本ターミナルを利用することで荷物の出荷・集荷の効率化が可能です。

GLP ALFALINK 茨木の概要
◆ 所在地-大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
◆ 交通-「吹田JCT」から約6.2km
◆ 敷地面積-約136,000㎡(プロジェクト全体)
◆ 延床面積-約326,000㎡(プロジェクト全体)
◆ 施設数-3棟

GLP ALFALINK 茨木1の概要
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 敷地面積-約69,000㎡
◆ 延床面積-約165,000㎡
◆ 構造-PC造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 着工-2023年01月11日
◆ 竣工-2024年07月予定


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「GLP ALFALINK 茨木1」外観イメージです。


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「公園と一体感のあるメインエントランスイメージ」です。


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「施設で働く方々の共有休憩室イメージ」です。


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「地域の方もご利用いただける共用棟カフェテリアイメージ」です。


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「GLP ALFALINK 茨木」完成イメージです。


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「広域図」です。



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2022年11月 3日 (木)

地上36階、高さ約123mの超高層ツインタワー「(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価提案書の縦覧! 

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-(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業-

 吹田市は、「(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価」を公表しました。北千里駅前地区において高さ約30mの商業・公益棟と高さ約123mの住宅・商業棟を整備する計画です。2026年度から解体工事を行い、2027年度の建築工事着工を想定します。

 引用資料 吹田市・公式HP(2022/11/01)
 (仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価について

 北千里駅前の千里北地区センターは、青山台、藤白台、古江台の近隣3住区に対する商業や公的サービスの機能を有する住民の生活や地域活動の拠点であり、開業から50年以上もの間、店舗リニューアルなどを行ってきましたが、施設の老朽化や社会情勢・周辺環境の変化により、さまざまな課題が顕在化し、更新が望まれています。

 商業・公益棟が、地上5階、地下1階で延床面積約40,400㎡、高さ約30m、住宅・商業棟が地上36階の超高層ツインタワーで、延床面積約82,000㎡、高さ約123mを想定しています。

(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市古江台四丁目内
◆ 交通-阪急電鉄千里線「北千里」駅
◆ 階数-(住宅・商業棟)地上36階、地下0階、(商業・公益棟)地上5階、地下1階
◆ 高さ-(住宅・商業棟)約123m、(商業・公益棟)約30m
◆ 敷地面積-(住宅・商業棟)約10,300㎡、(商業・公益棟)約14,000㎡
◆ 建築面積-(住宅・商業棟)約4,700㎡、(商業・公益棟)約11,100㎡
◆ 延床面積-(住宅・商業棟)約82,000㎡、(商業・公益棟)約40,400㎡
◆ 用途-(住宅・商業棟)共同住宅、商業、駐車場、(商業・公益棟)商業、業務、公益施設、駐車場
◆ 総戸数-約700戸
◆ 解体工事-2026年度予定
◆ 着工-2027年度予定
◆ 着工-2034年度予定


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「建築物断面模式図(イメージ図)」です。「商業・公益棟」が、地上5階、地下1階、高さ約30m、延床面積約40,400㎡、「住宅・商業棟」が、地上36階、地下0階、高さ約123m、延床面積約82,000㎡を想定しています。


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「土地利用計画図(イメージ図)」です。


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「事業計画地の位置」です。


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「工事スケジュール(案)」です。工期は、2027年度~2034年度の長期に渡ります。



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