74 静岡県(浜松市)

2023年8月 7日 (月)

スズキ 2024年3月期連結決算で売上高5兆円を予想! 巨大市場インドで大きく成長が予想される「マルチ・スズキ・インディア」

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-スズキ-
 「スズキ」の本社は、静岡県浜松市南区高塚町300に本社を置く自動車メーカーです。1909年10月に「鈴木式織機製作所」として創業しました。軽自動車国内2強、インドで4輪シェア約4割です(Googleマップの衛星写真を引用)。

 「スズキ」は、2023年8月4日に「2024年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2023年4月~6月までの連結決算で、売上高1,208,896百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益99,802百万円(前年同期比33.9%増)でした。

 2024年3月期の業績予想を上方修正しました。前回公表値の売上高は4兆9000億円から1,000億円増の5兆円と初の5兆円台を見込みます。営業利益は300億円増の3,600億円を見込みます。世界販売台数は東南アジアなどの市場状況などを踏まえ、前回公表値から5,000台少ない318万1000台に引き下げました。


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マルチ・スズキ・インディア

 「マルチ・スズキ・インディア(Maruti Suzuki India Limited、)」は、スズキのインドにおける乗用車生産販売子会社です。インド政府との合弁会社「マルチ・ウドヨグ」として1981年2月に設立、2002年5月に出資比率を引き上げたスズキが子会社化、2007年7月に社名を「マルチ・スズキ」に変更しました。スズキの出資比率は56.21%です。

 インドは今や日本を抜いて、中国、アメリカに次ぐ世界第3位の自動車消費国です。人口でも2023年中に中国を抜いて、世界1位になることが確実視されています。これから大きく成長するインド市場が、今後のスズキの世界事業を大きく後押しすることは間違い無いです。

インドメーカー別乗用車国内販売台数(2022年4月~2023年3月)
(1) マルチ・スズキ 1,606,870台(市場シェア41.3%)
(2) 現代自動車 567,546台(市場シェア14.6%)
(3) タタ・モーターズ 544,391台(市場シェア14.0%)
(4) マヒンドラ&マヒンドラ 359,253台(市場シェア9.2%)
(5) 起亜自動車 269,229台(市場シェア6.9%)
(6) トヨタ・キルロスカ 173,245台(市場シェア4.5%)
(7) ホンダ 91,418台(市場シェア2.4%)
(8) ルノー 78,926台(市場シェア2.0%)
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累計 3,890,114台(乗用車国内販売台数)

● スズキがインドで2030年度に400万台体制へ!
 「スズキ」は2023年6月23日の株主総会で、急成長する主力インド市場に合わせて、2030年度に向け年間生産能力を5カ所目の新工場建設を含めて400万台を超える態勢へ増強し、乗用車シェア50%台の回復を目指す方針を明らかにしています。

 400万台以上の生産能力態勢は、2022年度の倍増の規模です。2030年度に向けては、既存の3工場(現在計225万台)に加え、2025年に稼働するカルコダ工場(ハリヤナ州)と別に建設予定の新工場がそれぞれ100万台規模となる見込みです。


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2024年3月期第1四半期決算短信
 「スズキ」は、2023年8月4日に「2024年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2023年4月~6月までの連結決算で、売上高1,208,896百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益99,802百万円(前年同期比33.9%増)でした。

 スズキ(PDF:2023/08/04)
 2024年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

スズキの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月   1,488,785百万円    49,667百万円
1999年3月   1,455,832百万円    47,261百万円
2000年3月   1,521,192百万円    42,599百万円
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2001年3月   1,600,253百万円    50,727百万円
2002年3月   1,668,251百万円    58,460百万円
2003年3月   2,015,309百万円    74,204百万円
2004年3月   2,198,986百万円    95,140百万円
2005年3月   2,365,571百万円   107,542百万円
2006年3月   2,746,453百万円   113,865百万円
2007年3月   3,163,669百万円   132,900百万円
2008年3月   3,502,419百万円   149,405百万円
2009年3月   3,004,888百万円    76,926百万円
2010年3月   2,469,063百万円    79,368百万円
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2011年3月   2,608,217百万円   106,934百万円
2012年3月   2,512,186百万円   119,304百万円
2013年3月   2,578,317百万円   144,564百万円
2014年3月   2,938,314百万円   187,747百万円
2015年3月   3,015,461百万円   179,424百万円
2016年3月   3,180,659百万円   195,308百万円
2017年3月   3,169,542百万円   266,685百万円
2018年3月   3,757,219百万円   374,182百万円
2019年3月   3,871,496百万円   324,365百万円
2020年3月   3,488,433百万円   215,069百万円
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2021年3月   3,178,209百万円   194,432百万円
2022年3月   3,568,380百万円   191,460百万円
2023年3月   4,641,644百万円   350,551百万円
  
2024年3月期予想
2024年3月   5,000,000百万円   360,000百万円(会)
2024年3月   5,060,207百万円   389,973百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。

● フォルクスワーゲン傘下への危機
 「スズキ」は、2009年12月に「フォルクスワーゲン(VW)」との包括的業務資本提携を発表しました。「スズキ」は「GM」に代わる緩い業務資本提携のつもりでしたが、フォルクスワーゲンはしたたかで、経営への介入を強めてきました。危機感を感じたスズキは、2011年9月に 取締役会において、フォルクスワーゲンとの提携解消を決定しました。

 経営への介入を強めたいフォルクスワーゲンと離脱したいスズキの攻防が続きました。フォルクスワーゲンは敵対的買収も辞さない構えでしたが、2015年8月に「国際仲裁裁判所」が、フォルクスワーゲンがスズキ株を売却すべきだという判決を示し、フォルクスワーゲンが保有するスズキの全株式(19.9%)を手放すことになり、提携解消しました。

 「スズキ」が「フォルクスワーゲン」の傘下になってしまう危機でしたが、あの時に「スズキ」が「フォルクスワーゲン」の傘下になっていたら「トヨタ VS フォルクスワーゲン」の世界一の座の争いもフォルクスワーゲンが圧倒的に有利になっていたと思います。日本にとって本当に良かったと思います。スズキにとっては自ら危機を呼び込んだ「痛恨の経営判断ミス」でした。



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2021年12月17日 (金)

浜松市 世界最大の楽器メーカー「ヤマハ」が本社新オフィス棟を建設  多様な人材の融合を促進する新たな拠点 2024年2月末に竣工予定!

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-ヤマハ(YAMAHA)-

 静岡県浜松市に本社を置く世界最大の楽器メーカー「ヤマハ」は、営業部門・スタッフ部門の新たな拠点として、本社構内にオフィス棟を建設することを決定しました。

 2024年春に竣工を予定する新オフィス棟は、営業部門とスタッフ部門を集結し、本社機能の中枢を担う建物として、地上12階、延面積約22,000㎡の規模で計画しています。

 引用資料 ヤマハ(PDF:2021/12/15)
 ヤマハ(株)本社 新オフィス棟建設について - 多様な人材の融合を促進する新たな拠点として 2024 年 2 月末に竣工予定 -

 「ヤマハ」は、人材を価値創造の源泉かつ持続的成長の原動力と捉えており、従業員一人ひとりがいきいきと働ける環境づくりの推進と、併せて、老朽建物の刷新によるBCM強化を図るため、本社内の建物の再配置計画を2007年から検討を開始し、順次対応を進めてきました。

 この方針に基づいて、2018年4月には「イノベーションセンター」開発棟を建設して、ヤマハのコア技術にさらに磨きをかける開発機能を強化しました。
 それに続いて今回は、営業部門やスタッフ部門の従業員約1,000人を収容する新オフィス棟を建設して、隣接する「イノベーションセンター」の3つの建物とともに生産・開発・営業・スタッフの各機能を有機的に結合させ、「ヤマハ」が創出する新しい価値を、迅速かつより効果的に顧客に届ける体制を整えます。

 新オフィス棟と既存の3つの建物は従業員が活発に往来できるよう通路で接続しており、さまざまな業務で活躍している多様な従業員が融合することで、イノベーションの誘発を促進していきます。

ヤマハ(株)本社新オフィス棟の概要
◆ 所在地-静岡県浜松市中区中沢町10番1号
◆ 交通-遠州鉄道「八幡」駅すぐ
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-59.7m
◆ 延床面積-約22,087㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-5階~12階(執務エリア、会議室)、4階(研修センター、外部テラスなど)、3階(カフェ、食堂など)、2階(会議室など)、1階(ロビー、応接室、展示スペースなど)
◆ 着工-2022年10月予定
◆ 竣工-2024年02月末予定
◆ 投資額-総額約100億円


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「新オフィス棟のイメージ」です。


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「新オフィス棟およびイノベーションセンターの俯瞰イメージ」です。


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ヤマハ(紫)とヤマハ発動機(赤)
 「ヤマハ発動機」は、「日本楽器製造(現:ヤマハ)」の二輪部門が独立して誕生した企業です。そのため2社のロゴタイプには多くの共通点がありますが、よく見ると違いもあります。

 コーポレートカラーは、ヤマハが「バイオレット(薄紫色)」、ヤマハ発動機が「赤色」です。「音叉マーク」の大きさや立体感、YAMAHA」のアルファベットの形状(Mの形状、アルファベットの形が左右対称か左右非対称)が微妙に違います。2社のロゴの違いを見比べると面白いです。

● ヤマハ(旧:日本楽器製造)
 「ヤマハ株式会社(Yamaha Corporation)」は、静岡県浜松市中区中沢町10番1号に本社を置く世界最大の総合楽器メーカーです。楽器、音響機器(オーディオ・ビジュアル)、スポーツ用品、自動車部品、ネットワーク機器の製造発売を手がけます。

 「ヤマハ株式会社」は、「山葉寅楠」が浜松尋常小学校でオルガンを修理、1887年11月にオルガン製作に成功したのが始まりです。1987年の創業100周年を機に、社名を「日本楽器製造株式会社」から「ヤマハ株式会社」に変更しました。

● ヤマハ発動機
 「ヤマハ発動機株式会社(Yamaha Motor Co., Ltd.)」は、静岡県磐田市新貝2500に本社を置くオートバイを中心とした輸送用機器を製造するメーカーです。1955年に「日本楽器製造」の二輪部門が独立して誕生しました。かつての親会社だった「ヤマハ株式会社」の出資比率はどんどん下がって、2021年6月30日現在では9.91%と10%を切っています。



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2020年5月 8日 (金)

浜松駅前の静岡県内最高層の超高層タワーマンション 地上30階、高さ約122mの「一条タワー」

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-一条タワー-

 「一条工務店」が、浜松駅北口にて開発を進める商業・業務複合型の「タワーマンションプロジェクト」を含む「旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業」の起工式が2018年1月8日に行われました。正式名称は「一条タワー」です。

 概要は、地上30階、搭屋1階、地下0階、高さ121.93m、総戸数246戸(非分譲住戸を含む)です。2020年3月末に竣工、2020年5月末まで試運転・諸検査を行い、2020年6月上旬の入居開始予定です。すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 一条タワー

 引用資料 西松建設・須山建設・中村組共同企業体
 旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業に係る施設建築物新築工事

 「旭・板屋地区第一種市街地再開発事業」は、「B地区、C地区、A-1地区」と段階的に整備を行っています。「A-2地区」が完成することで「浜松駅北の玄関口」に相応しい駅前にぎわい拠点の整備が完了することになります。
 
一条タワーの概要
◆ 計画名-旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業に係る施設建築物新築工事
◆ 所在地-静岡県浜松市中区板屋町105番3、107番、旭町6番1
◆ 交通-JR東海道線「浜松」駅徒歩4分、遠州鉄道「第一通り」駅徒歩3分
◆ 階数-地上30階、搭屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部121.93m
◆ 敷地面積-3,576.49㎡
◆ 建築面積-1,604.91㎡
◆ 延床面積-37,763.27㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(基礎と1階の床の間に免震層)+制振構造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務施設、駐車場
◆ 総戸数-246戸(非分譲住戸を含む)
◆ 建築主-旭・板屋A-2地区市街地再開発組合(売主 一条工務店)
◆ 設計者・監理者-IMARI・ASAI共同企業体
◆ 施工者-西松建設・須山建設・中村組共同企業体
◆ 着工-2018年01月08日(起工式)
◆ 竣工-2020年03月末(竣工)、2020年05月末予定(試運転・諸検査)
◆ 入居開始-2020年06月上旬予定


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下層階のイメージです。


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エントランスのイメージです。


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「計画地」です。



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2020年1月 8日 (水)

トヨタ自動車 自動運転車などが走る実証都市「コネクティッド・シティ」プロジェクト 富士山裾野に約70万8000㎡の範囲で街づくり!

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-「コネクティッド・シティ」プロジェクト-

 「トヨタ自動車」は、2020年1月7日に米国ネバダ州ラスベガスで開幕した「CES 2020」で、人々の暮らしを支えるあらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」プロジェクトの概要を発表しました。

 引用資料 トヨタ自動車(2020/01/07)
 トヨタ、「コネクティッド・シティ」プロジェクトをCESで発表

 「コネクティッド・シティ」プロジェクトは、人々が生活を送るリアルな環境のもと、自動運転、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証できる実証都市を新たに作るものです。

 2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本の「東富士工場(静岡県裾野市)」の跡地を利用して、2021年初頭に着工予定です。将来的に約70万8000㎡(175エーカー)の範囲で街づくりを進めます。

 「トヨタ自動車」は、網の目のように道が織り込まれ合う街の姿から、この街を「Woven City(ウーブン・シティ)」と名付け、初期は、トヨタの従業員やプロジェクトの関係者をはじめ、2,000名程度の住民が暮らすことを想定しています。

 今回のプロジェクトでは、デンマーク出身の著名な建築家でビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)でCEOを務めるビャルケ・インゲルス氏が都市設計などを担当します。BIGは、ニューヨークの新たな第2ワールドトレードセンターやGoogleの新しい本社屋など、これまで数多くの著名なプロジェクトを手掛けています。


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「コネクティッド・シティ」プロジェクトのイメージです。


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「コネクティッド・シティ」プロジェクトのイメージです。


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「コネクティッド・シティ」プロジェクトのイメージです。


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「コネクティッド・シティ」プロジェクトのイメージです。



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2018年2月19日 (月)

浜松駅前に静岡県内最高層の超高層タワーマンション 地上30階、高さ約122mの「旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業」が着工!

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-旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業-

 「一条工務店」が、浜松駅北口にて開発を進める商業・業務複合型の「タワーマンションプロジェクト」を含む「旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業」の起工式が2018年1月8日に行われ、2020年3月の竣工に向けてプロジェクトをスタートしました。分譲マンションとしては静岡県内最高層の超高層タワーマンションとなります。

 引用資料 一条工務店(PDF:2018/01/08)
 都市再生整備が進む浜松駅北口に新たなランドマーク誕生浜松駅北口に商業・業務複合型タワーマンション 静岡県内最高層約118mの免震+制振分譲マンション、2020年の完成を目指し着工

 西松建設・須山建設・中村組共同企業体
 旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業に係る施設建築物新築工事

● 旭・板屋地区第一種市街地再開発事業
 「旭・板屋地区第一種市街地再開発事業」は、「B地区、C地区、A-1地区」と段階的に整備を行っています。「A-2地区」が完成することで「浜松駅北の玄関口」に相応しい駅前にぎわい拠点の整備が完了することになります。
 
旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業に係る施設建築物新築工事
◆ 所在地-静岡県浜松市中区板屋町105番3、107番、旭町6番1
◆ 交通-JR東海道線「浜松」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上30階、搭屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部121.93m、軒高約118m
◆ 敷地面積-3,576.49㎡
◆ 建築面積-1,604.91㎡
◆ 延床面積-37,763.27㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造+制振構造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務施設、駐車場
◆ 総戸数-246戸(非分譲住戸を含む)
◆ 建築主-旭・板屋A-2地区市街地再開発組合 
◆ 設計者・監理者-IMARI・ASAI共同企業体
◆ 施工者-西松建設・須山建設・中村組共同企業体
◆ 着工-2018年01月08日(起工式)
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ 入居開始-2020年06月予定


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「エントランスイメージ」です。


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「計画地」です。


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Dグラフォート浜松 D‘s Tower

 「旭・板屋地区第一種市街地再開発事業」の第一弾として、「B地区」に、地上34階、高さ116.5m、総戸数210戸の「Dグラフォート浜松 D‘s Tower」が建設されました。


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浜松アクトタワー

 浜松駅前には、浜松市のシンボルである「浜松アクトタワー」が聳えています。日本には高さ200mを超える超高層ビルは、「東京都、横浜市、浜松市、名古屋市、大阪市、泉佐野市」以外にはありません。

浜松アクトタワーの概要
◆ 所在地-静岡県浜松市中区板屋町111-2
◆ 交通-東海道新幹線、JR浜松駅から徒歩2分、遠州鉄道「新浜松」駅から徒歩5分
◆ 階数-地上45階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部212.77m、軒高190.7m
◆ 敷地面積-12,334.88㎡(施設全体)
◆ 延床面積-150,978,39㎡(施設全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-商業施設、ホール、オフィス、ホテル
◆ 建築主-第一生命保険相互会社、三菱地所
◆ 設計者・監理者-日本設計、三菱地所
◆ 施工者-アクトシティ建設共同企業体(鹿島建設、清水建設、竹中工務店、須山建設、中村建設、中村組、林工組、鈴木組)
◆ 着工-1991年08月26日 (A、B、C、Dゾーン) 起工式
◆ 竣工-1994年07月31日 (A、B、Cゾーン)、2015年01月31日 (Dゾーン)
◆ オープン-1994年08月


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2010年4月16日 (金)

静岡県 「浜松駅前 旭・砂山地区再生事業」 2010年4月10日の建設状況

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-浜松駅前 旭・砂山地区再生事業-

 新幹線と在来線の浜松駅前では、「旭・板屋地区」の再開発計画以外にも「浜松駅前 旭・砂山地区再生事業」が進行中です。
 
 「遠鉄百貨店」の北隣にあった
「フォルテ」を解体し、「遠州鉄道」により、2010年2月1日から本体工事が行われています。
 概要は、鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上13階、地下2階、高さ63.135m、延床面積44,123.61㎡の商業施設とオフィスで構成されるビルになる予定です。
 
 既存の「遠鉄百貨店」と新商業ビルを「ギャラリーモール」の地下1階、地上3階~6階部分で接続します。
 「遠州鉄道」グループの「遠鉄百貨店」は、浜松市はもとより、静岡県内のなかで最高の売り上げを誇る百貨店です。
 
 
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地上から見た建設現場です。正面に見える尖った高層ビルは「プレスタワー」で、地上17階、地下1階、高さ約90mで、静岡放送、静岡新聞などが入っています。
 
 
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浜松駅前 旭・砂山地区再生事業」の「中高層建築物の建築に係る計画のお知らせ」です。
◆ 建築主-
遠州鉄道
◆ 設計・監理-竹中工務店

◆ 施工-(新商業ビル工区)竹中工務店、須山建設、中村組、中村建設、林工組、鈴木組、常盤工業、遠鉄建設JV、(ギャラリーモール工区)鹿島建設

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2010年4月11日 (日)

静岡県浜松市 シティタワー浜松 2010年4月10日の建設状況

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シティタワー浜松-

 浜松駅で下車するのは、航空自衛隊「浜松基地」で毎年秋に行われてる航空祭「エアフェスタ浜松」の「ブルーインパルス」のアクロバット飛行(展示飛行)を見に行って以来なので、約10年ぶりくらいになります。
 浜松市は、とちらのブログにUPしようか悩みましたが日帰りだったので、関西を中心とした方に含める事にしました。かなり無理がありますが・・・(笑)
 
 浜松市は、2007年4月1日に政令指定都市に昇格しました。2010年3月1日の推計人口は809,233人です。
 ただ周辺市町村との合併を繰り返したので、面積は1,558.04㎢(一部境界線不確定)と香川県の1,876.52㎢
に近い広大な面積となっています。
 
 新幹線と在来線の浜松駅前では、政令都市にふさわしい駅前にするために「旭・板屋地区」の再開発計画が進行中です。
 先にB地区の「旭・板屋B地区」が完成し、「B-1棟」として地上34階、高さ116.5mの超高層タワーマンション「D’グラフォート浜松D’sTower」が竣工しています。
 
 現在は、
「旭・板屋C地区」として、住宅、ホテル、店舗で構成される超高層複合ビルが建設中です。
 住宅棟の部分は、地上32階、高さ113.60m、総戸数194戸の「シティタワー浜松」となっています。竣工は2010年8月末を予定、入居開始は2010年11月下旬を予定しています。
 
 
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別角度から見た様子です。

 
 
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浜松駅の目と鼻の先に「旭・板屋C地区第1種市街地再開発事業施設建築物新築工事」として建設されています。
手前部分はホテル棟です。 
 
 
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「中高層建築物の建築に係る建築のお知らせ」です。浜松市では「建築計画のお知らせ」がこのような名称になっています。
 高さが113.60mとなっていますが、私の目の錯覚だと思いますが、隣の「D’グラフォート浜松D’sTower」の高さ116.5mより高く見えました。

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