77 岡山県・鳥取県

2024年2月19日 (月)

岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業 地上31階、高さ約114mの「プラウドタワー岡山」 公式ホームページがオープン!

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-JR岡山駅前市街地再開発事業-
 
駅前町一丁目2番3番4番地区は、2016年9月に市街地再開発準備組合を設立、2019年3月には「駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」に関する都市計画の決定を受け、再開発計画を進めています。

 この地区は、商業や業務施設が高度に集積し、鉄道・路面電車・バスなどの乗継拠点としての交通の要所「JR岡山駅」の真正面に位置していますが、低利用もしくは未使用の土地も多く見受けられ、既存建物の老朽化も進んでいます。コミュニティが弱化し、商店街もかつてほどの賑わいをなくしているなど、多くの課題を抱えています。

 こうした状況下、優れた立地に相応しい再開発に取り組み、ホテル、コンベンション施設、商業施設、市街型住居などの都市機能を備えたエリア整備を進めています。岡山の正面玄関にふさわしい発信機能を持った「都心拠点」となることを目指しています。

 「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者として「野村不動産」を代表企業とするグループ「野村不動産、JR西日本不動産開発、奥村組」が参画しています。

 「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区市街地再開発組合」は、岡山市北区駅前町一丁目で推進している「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」において、2022年11月8日に起工式を執り行いました。

● プラウドタワー岡山
 「野村不動産」と「JR西日本不動産開発」は、ともに参加組合員として推進している「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」において、住宅棟である岡山県最大級総戸数422戸の新築分譲マンション「プラウドタワー岡山」を発表しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2024/02/14)
 JR 岡山駅前の新たなランドマークとなる大規模複合再開発 新築分譲マンションシリーズ「プラウド」岡山県初進出、「プラウドタワー岡山」発表

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー岡山

プラウドタワー岡山の概要
◆ 計画名-岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-岡山県岡山市北区駅前町一丁目2番3番4番(地番)
◆ 交通-JR山陽新幹線「岡山」駅より徒歩3分、JR山陽線「岡山」駅より徒歩3分
◆ 階数-(住宅棟)地上31階、地下2階、(ホテル棟)地上16階、地下1階、(駐車場棟)地上7階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)約114m、(ホテル棟)約60m、(駐車場棟)約23m
◆ 敷地面積-(西街区)約6,700㎡、(東街区)約3,900㎡
◆ 建築面積-(西街区)約4,400㎡、(東街区)約2,700㎡
◆ 延床面積-(西街区)約67,600㎡、(東街区)約14,600㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-(西街区)共同住宅、ホテル、店舗、(東街区)駐車場、店舗
◆ 総戸数-422戸(非分譲55戸含む)
◆ 建築主-岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、JR西日本不動産)
◆ 特定業務代行者-奥村組、美樹工業、北川鉄工所、大建設計
◆ 施工者-奥村組
◆ 解体工事-2022年02月
◆ 着工-2022年11月08日(起工式)
◆ 竣工-2025年12月中旬予定(住宅棟)
◆ 竣工-2026年03月下旬予定(住宅棟)


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「外観完成予想図」です。


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「外観完成予想図」です。


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「フロア概念図」です。


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「立地概念図」です。


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「位置図[」です。



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2023年11月28日 (火)

岡山市 新アリーナの基本計画素案を発表 観客席5,000席以上のメインアリーナ 事業費は概算で約145億円と試算

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-岡山市がアリーナ整備-

 岡山市は2023年11月27日に、岡山市内を拠点とするプロスポーツ3チームを支援するため、岡山市北区野田の市営住宅跡地への整備を検討している新アリーナの基本計画素案を発表しました。

 物価高騰などを加味した結果、新アリーナ本体の整備費は約118億円で、昨年の基礎調査時に算出した約80億円から増加しています。周辺施設、各種設備も含めた総事業費は概算で計約145億円と試算しました。

 引用資料 山陽新聞デジタル(2023/11/27)
 アリーナ整備 総事業費145億円 岡山市素案 歩行者用デッキも計画

 素案では、本体はバレーボールコート3面分で、観客席5,000席以上のメインアリーナとコート2面分のサブアリーナのほか、VIP室やラウンジなどを備えます。施設面積は基礎調査から約2,300㎡拡大して約13,300㎡としています。

 加えて、観客を安全に誘導するため、アリーナと隣接する「北長瀬未来ふれあい総合公園」を結ぶ歩行者用のペデストリアンデッキの建設も計画、デッキや映像設備の整備に伴う事業費は概算で約27億円と示しました。岡山市は新アリーナを巡り、財政負担を含めて岡山県に協力要請を続けていますが、現時点で進展はありません。


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「新アリーナの完成イメージ」です。岡山市が示した素案によると、メインアリーナやサブアリーナなどを整備、メインアリーナには5,000席以上の観客席を設けるなどして、各プロスポーツの上位リーグの参入条件を満たすようにします。


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「新アリーナの完成イメージ」です。アリーナはどこ? と探してしまいますが、完成イメージの右上に小さく描かれています。

● 北長瀬未来ふれあい総合公園
 たくさんの緑や岡山ドームがある部分は、「北長瀬未来ふれあい総合公園」です。岡山操車場跡地に総合公園として整備しています。私的には、前から「北長瀬未来ふれあい総合公園にアリーナを整備したらいいのに、そうしたらJR北長瀬駅もより近いのに・・・」と思っていましたが、実現しないようです。

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最寄り駅となる「JR北長瀬駅」の駅前広場です。「北長瀬駅」は下り線の「岡山駅」の次の駅です。


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「JR北長瀬駅」のホームです。相対式2面2線の地上駅で橋上駅舎となっています。



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2023年10月15日 (日)

鳥取砂丘西側市有地活用促進事業 「マリオット」最高級ブランドホテルの「ラグジュアリーコレクション」 鳥取砂丘西側エリアに2026年開業へ!

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-鳥取砂丘西側市有地活用促進事業-

 2020年2月に「dhp都市開発」と「鳥取市」との間で、鳥取砂丘西側市有地活用促進事業に係る基本協定と鳥取市有財産売買仮契約を締結しました。「dhp都市開発」には、鳥取市として長期にわたり課題であった砂丘西側市有地の開発、活用について、鳥取県初のハイグレード4つ星リゾートホテルの建設提案を受けました。

 鳥取砂丘西側の土地を購入した大阪の不動産開発会社とともに、外国人の宿泊客をメインにした高級リゾートホテルを誘致する計画を進めていましたが、新型コロナの影響で当初の計画から2年延期しました。

 引用資料 鳥取市(PDF:2023/05/12)
 鳥取砂丘西側市有地活用促進事業(リゾートホテル誘致)の進捗について

● 「マリオット」最高級ブランドホテルを誘致!
 
鳥取砂丘西側への高級リゾートホテルの誘致で、アメリカに本社を置く「マリオット・インターナショナル」の最高級ホテルの進出が、2023年10月13日に明らかになりました。2026年の開業予定です。

 NHK(2023/10/13)
 鳥取砂丘西側に「マリオット」の最高級ブランドのホテル開業へ

 進出するのは、アメリカに本社を置き、世界各地に「マリオット」や「リッツカールトン」など様々なホテルブランドを展開している「マリオット・インターナショナル」で、このうち誘致が決まったのは「ラグジュアリーコレクション」と呼ばれる最高級ホテルブランドだということです。

 建設されるホテルは、客室数は100室~110室で、プールや大浴場をはじめ、様々な施設を備えます。主に海外の富裕層をターゲットにしていて、砂丘に近い北棟では全ての階層から馬の背を眺めることができる造りになります。鳥取県初の「4つ星ホテル」になります。

鳥取砂丘西側市有地活用促進事業の概要
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 敷地面積-約18,263㎡
◆ 建物面積-約5,158㎡
◆ 延床面積-約14,328㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-116室(北棟60室、南棟56室) ※1室約50㎡
◆ 開業-2026年予定


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「夜景」です。


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「(仮称)星取テラス」とし、星を見るスペースです。


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「施設配置図」です。


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「鳥取砂丘周辺施設との連携イメージ」です。



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2023年2月 2日 (木)

岡山・備後エリアに導入する新型車両(227系近郊形直流電車) 新型車両の愛称名が「Urara(うらら)」に決定!

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-岡山・備後エリアに導入-

 JR西日本は2022年5月10日に、岡山・備後エリアに2023年以降導入を予定する新型車両(227系近郊形直流電車)のデザインを発表しました。山陽線などへの導入を予定しており、西日本エリアの活性化を通じて地域価値の向上を図ります。

 投入する新型車両は2両編成と3両編成の計101両です。岡山エリアの車両では初となる「衝撃吸収構造」や「戸挟み検知装置」「EBーN装置(運転士異常時列車停止装置)」などの安全装置・設備を導入します。ほかにも防犯カメラやつかまりやすい形状でオレンジ色調を採用したつり手や手すりを設置し、安全性の向上を図ります。

● Urara(うらら)
 岡山・備後エリアに2023年度導入予定の新型車両について、利用する乗降客や沿線の方々により親しみを持ってもらえるよう、車両愛称名を募集していましたが、車両愛称名「Urara(うらら)」に決定しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2023/01/31)
 岡山・備後エリアに導入する新型車両の愛称名について


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Urara(うらら)

  車両愛称名は「Urara(うらら)、デザインコンセプト「豊穏の彩」の穏やかさ、柔らかさを表現しています。


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車両デザインコンセプト

 車両デザインのコンセプトは「豊穏の彩(ほうおんのいろどり)」です。豊饒(ほうじょう)と穏和からの造語で、岡山・備後エリアの豊かで穏やかな気候・風土をイメージしました。沿線を象徴する豊穏のピンクをシンボルカラーに、太陽の恵みと豊かさを暖色のグラデーションで表現しました。


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「車内イメージ」です。


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227系近郊型直流電車(広島シティネットワーク)

 「広島シティネットワーク」を駆け抜ける新型車両「227系近郊型直流電車」が、2015年3月14日のダイヤ改正でデビューを飾りました。広島地区への新型電車投入は32年ぶりとなりました。投入線区は、広島エリアの「山陽本線、呉線、可部線」で、入車両数276両(3両編成×64本、2両編成×42本)の大量投入を行いました。

 岡山・備後エリアに2023年以降導入を予定する新型車両「227系近郊型直流電車」も「広島シティネットワーク」に導入された車両と基本的にはほぼ同じになります。


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「広島シティネットワーク」に導入された「227系近郊型直流電車」の内部の様子です。岡山・備後エリアに導入予定の新型車両の内部も基本的にはほぼ同じになります。



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2022年11月 8日 (火)

JR岡山駅前の大規模複合再開発 地上31階の「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」 2022年11月8日に起工式を挙行!

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-JR岡山駅前市街地再開発事業-
 
駅前町一丁目2番3番4番地区は、2016年9月に市街地再開発準備組合を設立、2019年3月には「駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」に関する都市計画の決定を受け、再開発計画を進めています。

 この地区は、商業や業務施設が高度に集積し、鉄道・路面電車・バスなどの乗継拠点としての交通の要所「JR岡山駅」の真正面に位置していますが、低利用もしくは未使用の土地も多く見受けられ、既存建物の老朽化も進んでいます。コミュニティが弱化し、商店街もかつてほどの賑わいをなくしているなど、多くの課題を抱えています。

 こうした状況下、優れた立地に相応しい再開発に取り組み、ホテル、コンベンション施設、商業施設、市街型住居などの都市機能を備えたエリア整備を進めています。岡山の正面玄関にふさわしい発信機能を持った「都心拠点」となることを目指しています。

 「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者として「野村不動産」を代表企業とするグループ「野村不動産、JR西日本不動産開発、奥村組」が参画しています。

 引用資料 公式ホームページ
 岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業

● 2022年11月8日に起工式を挙行!
 「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区市街地再開発組合」は、岡山市北区駅前町一丁目で推進している「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」において、2022年11月8日に起工式を執り行いました。

 KSB瀬戸内海放送(2022/11/07)
 JR岡山駅前の再開発工事始まる 地上31階・地下2階建てのマンションやホテルなど 2026年度中に完成予定

 建設されるのは地上31階、地下2階、総戸数422戸の「住宅棟」と、地上16階、地下1階の「ホテル棟」、地上7階の「駐車場棟」の3棟の建物が建設されます。全てが完成するのは2026年度中の予定です。

JR岡山駅前市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-岡山県岡山市北区駅前町一丁目2番3番4番(地番)
◆ 階数-(住宅棟)地上31階、地下2階、(ホテル棟)地上16階、地下1階、(駐車場棟)地上7階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)約108m、(ホテル棟)約60m、(駐車場棟)約23m
◆ 施工区域面積-約14,000㎡
◆ 敷地面積-(西街区)約6,700㎡、(東街区)約3,900㎡
◆ 延床面積-(西街区)約67,800㎡、(東街区)約16,500㎡
◆ 用途-(西街区)共同住宅、ホテル、店舗、(東街区)駐車場、店舗
◆ 総戸数-422戸
◆ 建築主-岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、JR西日本不動産)
◆ 再開発コーディネーター-ユーデーコンサルタンツ
◆ 特定業務代行者-奥村組、美樹工業、北川鉄工所、大建設計
◆ 解体工事-2022年02月
◆ 着工-2022年11月08日(起工式)
◆ 竣工-2026年度予定(工事完了)


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「完成予想パース」です。


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「配置図及び施設計画」です。


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「位置図」です。施工区域面積は約1.4haです。



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2022年10月23日 (日)

JR西日本 山陰・山陽エリアを結ぶ特別急行列車(運行区間は岡山駅~出雲市駅) 特急やくも273系車両デザインの決定!

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-特急やくも273系車両デザインの決定-

 2022年10月11日から、1日あたりの入国者数の制限が撤廃されました。街でも外国人観光客を多く見かけるようになりました。本当にうれしいです。約2年半ぶりですが、新型コロナウイルス禍による鎖国状態がこんなに長く続くとは夢にも思っていませんでした。

 JR西日本グループでは「JR西日本グループ中期経営計画 2022」に掲げる、地域共生の深耕に向けて新幹線を基軸とした広域鉄道ネットワークの磨き上げの取り組みを進めています。この度、2024年春以降に山陰・山陽エリアを結ぶ特急「やくも」に投入予定の新型車両(273系特急形直流電車)の車両デザインが決定しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/10/20)
 特急やくも273系車両デザインの決定について

 新型車両は、大山の朝日や宍道湖の夕日、独特の赤褐色で知られる石州瓦の家並みにあうようブロンズ色を基調に、窓まわりなどは白に統一、シンボルマークは現在の八つの雲がわきたつ形から、雲が流れる躍動感のある形にしています。

● やくも
 「やくも」は、JR西日本が岡山駅~ 出雲市駅間を山陽本線・伯備線・山陰本線経由で運行している特別急行列車です。停車駅は、岡山駅-倉敷駅-(総社駅)-備中高梁駅-新見駅-(生山駅)-(根雨駅)-(伯耆大山駅)-米子駅-安来駅-松江駅-(玉造温泉駅)-(宍道駅)-出雲市駅です(カッコは一部の列車のみ停車)。

概要
◆ 運行区間-岡山駅~出雲市駅
◆ 投入車両数-44両(4両×11編成)
◆ 営業開始時期-2024年春以降、営業運転開始予定


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グリーン車

 明るく空間の広がりを感じられる黄色ベースに、富と長寿の象徴とされる亀の甲羅をイメージした「積石亀甲」模様をあしらい、山陰の文化・風土を演出します。


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普通車

 沿線の山々をイメージした緑色ベースに、古来から神事に用いられ、人を守る魔除けの意味もある「麻の葉」模様をあしらい、沿線の自然・風土を演出します。


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グループ向け座席

 鉄道車両の特性を活かし、大きな窓からの車窓が楽しめ、向かい合える座席構成、フラットにできるシート、大型テーブルと緩やかな仕切りで適度なプライベート空間としたグループ向け座席を新たに設け、くつろぎを演出します。


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「グループ向け座席」です。



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2022年7月30日 (土)

岡山市の「両備グループ」 杜の街グレース(杜の街づくりプロジェクト) 商業エリアが2022年9月23日にオープン!

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-杜の街づくりプロジェクト-

 岡山市の「両備グループ」は、閉店した「イトーヨーカドー岡山店」跡地を再開発しています。超高層タワーマンションやオフィス、店舗など5棟を整備、1期工事の総事業費は約300億円を予定しています。

 事業名は「杜(もり)の街づくりプロジェクト」で、両備グループが100%出資する特別目的会社(SPC)「杜の街づくりプロジェクト1合同会社」が進めます。敷地面積は16,797.22㎡(建築確認対象面積)です。

 5棟の中で最大のマンション棟は、地上37階、地下1階、高さ約134m、延床面積約48,000㎡、総戸数363戸です。高さ約134mは、岡山県内最高となります。

 「両備グループ」は、2019年1月8日に、岡山県内最高層となる地上37階の超高層タワーマンションの起工式を行い、1月15日に着工しました。正式名称は「杜の街グレース 岡山 ザ・タワー」です。続いて、2019年5月27日に、オフィス・商業棟の起工式を行いました。

 「杜の街グレース」のオフィス棟が、2021年2月26日に竣工、2021年7月1日に開業しました。「杜の街グレース 岡山 ザ・タワー」は、2021年8月に竣工予定、2021年12月に入居開始しました。

● 商業エリアが2022年9月23日にオープン!
 「両備ホールディングス」による、複合型施設「杜の街グレース」は、2021年7月より段階的に開業しました。商業・ヘルスケア施設棟「MORINOMACHI PLAZA(杜の街プラザ)」、「MORINOMACHI GRACE OFFICE SQUARE(杜の街グレース オフィススクエア)」、オフィススクエア)の1階、「MORINOMACHI GRACE店舗棟(杜の街グレース店舗棟)」の1~2階が、2022年9月23日(金)にオープンします。

 引用資料 両備ホールディングス(2022/07/28)
 杜の街グレース 商業エリア9月23日オープン! 中国・四国地方初出店2店舗を含む19店舗が開業 順次オープンを含む全30店舗が出店予定


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「杜の街グレースの開業エリア」です。


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「岡山・瀬戸内の食の魅力を結集した約2,800㎡の大型フードホール」です。


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SOLSOによる1,000種類もの花と緑にあふれるグリーンゾーン「グリーンアベニュー」です。


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「グリーンアベニュー」のイメージです。



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2022年7月12日 (火)

「岡山城」をイメージした新たなランドマーク 地上17階、高さ約87mの 「岡山市新庁舎整備」 一般競争入札(総合評価方式・簡易型)を公告!

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-岡山市本庁舎等整備基本計画-

 「岡山市」の新庁舎は、「岡山城」をモチーフにしており、各階にひさしを設けて天守閣の屋根の重なり合いを表現しました。建物北側は城郭のような段々状の広場とし、イベントを開いて中心市街地のにぎわい創出にも活用します。建物内は危機管理部門や消防局などを集約するフロアを設け、災害時の連携を強化します。

 引用資料 岡山市・公式ホームページ
 岡山市新庁舎整備について

● 一般競争入札(総合評価方式・簡易型)を公告
 岡山市は、WTO対象の「岡山市新庁舎整備事業庁舎建築工事」の一般競争入札(総合評価方式・簡易型)を公告しました。参加申請は2022年8月10日まで、財政局財務部契約課管理係で受け付けます。

 建設通信新聞(2022/07/11)
 8月10日まで郵送受付/WTO岡山市新庁舎建築

岡山市本庁舎等整備の概要
◆ 所在地-岡山県岡山市北区大供一丁目1番1号 他
◆ 階数-地上17階(中2階を含む)、地下2階
◆ 高さ-最高部約87m
◆ 敷地面積-約13,960㎡
◆ 建築面積-約5,389㎡
◆ 延床面積-約56,318㎡(容積対象面積約48,126㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎(GL-16m付近から出現する「粘土混じり砂礫層」を支持層とした杭基礎)
◆ 地震対策-ハイブリッド中間層免震構造(5階床下に免震層を設置)+制振構造
◆ 用途-市庁舎
◆ 建築主-岡山市
◆ 設計者-山下設計・丸川建築設計共同企業体
◆ 解体工事-2022年04月
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定
◆ 事業費-約299億円


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「まちのシンボルとなる庁舎のイメージ(北方面から)」です。


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「庁舎イメージ(北西側から)」です。15階には「展望テラス」、6階には「屋上テラス」が設けられます。


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「外装計画」です。


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免震構造+制振構造
 大地震時に主要機械室や防災対策関係諸室の機能確保を図るため、「免震構造」を採用します。 多くの市⺠が利用する2階大屋根ひろばの周りに可動寸法が大きい免震用エキスパンションジョイント金物が 設置されることを回避し、大地震時の市⺠の安全を確保するため、免震層位置は「中間層」とします。

 5階床下に「免震層」を設け、免震層下部には制振ダンパーを配置した「ハイブリッド中間層免震構造」とし、免震層の上部・下部ともに地震時の安全性および建物の機能確保に配慮した計画とします。


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「防災計画断面イメージ」です。5階床下に「免震層」を設置します。 屋上には「ヘリポート」を設置します。


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「1階アプローチイメージ」です。


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「整備手順」です。


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「岡山市役所」の現在の本庁舎を北側から見た様子です(写真提供ヤマさん)。



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2022年5月12日 (木)

岡山・備後エリアに導入する新型車両(227系近郊形直流電車)のデザインの決定! 車両デザインのコンセプトは「豊穏の彩(ほうおんのいろどり)」

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-岡山・備後エリアに導入-

 JR西日本は2022年5月10日に、岡山・備後エリアに2023年以降導入を予定する新型車両(227系近郊形直流電車)のデザインを発表しました。山陽線などへの導入を予定しており、西日本エリアの活性化を通じて地域価値の向上を図ります。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/05/10)
 岡山・備後エリアに導入する新型車両のデザインの決定について

 投入する新型車両は2両編成と3両編成の計101両です。岡山エリアの車両では初となる「衝撃吸収構造」や「戸挟み検知装置」「EBーN装置(運転士異常時列車停止装置)」などの安全装置・設備を導入します。ほかにも防犯カメラやつかまりやすい形状でオレンジ色調を採用したつり手や手すりを設置し、安全性の向上を図ります。


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車両デザインコンセプト

 車両デザインのコンセプトは「豊穏の彩(ほうおんのいろどり)」です。豊饒(ほうじょう)と穏和からの造語で、岡山・備後エリアの豊かで穏やかな気候・風土をイメージしました。沿線を象徴する豊穏のピンクをシンボルカラーに、太陽の恵みと豊かさを暖色のグラデーションで表現しました。


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「車内イメージ」です。


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227系近郊型直流電車(広島シティネットワーク)

 「広島シティネットワーク」を駆け抜ける新型車両「227系近郊型直流電車」が、2015年3月14日のダイヤ改正でデビューを飾りました。広島地区への新型電車投入は32年ぶりとなりました。投入線区は、広島エリアの「山陽本線、呉線、可部線」で、入車両数276両(3両編成×64本、2両編成×42本)の大量投入を行いました。

 岡山・備後エリアに2023年以降導入を予定する新型車両「227系近郊型直流電車」も「広島シティネットワーク」に導入された車両と基本的にはほぼ同じになります。


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「広島シティネットワーク」に導入された「227系近郊型直流電車」の内部の様子です。岡山・備後エリアに導入予定の新型車両の内部も基本的にはほぼ同じになります。



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2021年11月19日 (金)

岡山市 延床面積約40,400㎡の大規模再開発「野田屋町一丁目2番3番地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者の公募を公告!

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-野田屋町一丁目2番3番地区第一種市街地再開発事業-
 「野田屋町一丁目2番3番地区」は、JR岡山駅から東へ約300mの距離にあり、岡山駅より岡山城や後楽園方面に向かう路面電車が走る桃太郎通りの一本北側の駅前商店街を通って「西川緑道公園」に面したエリアで、戦後より「岡山の台所」の愛称で親しまれてきた「岡ビル市場」および住居を有する地区です。

 しかし近年では、郊外への大型商業施設出店の影響もあり、「岡ビル市場」のテナント数はピークの半数ほどまで減少し、地区内には築年数のたった低層の建物も密集しています。
 こうした状況に対し、駅至近の広域中心拠点として土地が有効活用されに加え、建物の不燃化・耐震化等による地区の防災機能が向上された、安心・安全で、にぎわいのある快適な生活拠点を目指すまちづくりが望まれていました。

 「野田屋町一丁目2番3番地区市街地再開発準備組合」は、「野田屋町一丁目2番3番地区」の約0.7haを対象に「岡ビル市場」などを解体して、共同住宅、ホテル、店舗などからなる「野田屋町一丁目2番3番地区第一種市街地再開発事業」を行います。

 引用資料 公式ホームページ
 野田屋町一丁目2・3番地区市街地再開発準備組合

 「住宅棟」と「ホテル棟」で構成されています。「住宅棟」は3階~19階が総戸数約200戸の共同住宅、「ホテル棟」は、1階・2階が店舗、3階~12階が、客室数約330室のホテルになります。

● 特定業務代行者の公募を公告!
 「野田屋町一丁目2番3番地区市街地再開発準備組合」は、「岡山市野田屋町1丁目2番3番地区第1種市街地再開発事業」の特定業務代行者の公募を公告します。

 建設通信新聞(2021/11/17)
 11月26日まで募集要項配布/住宅・ホテルなど4万平米/野田屋町1丁目2・3番再開発

野田屋町一丁目2番3番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-岡山県岡山市北区野田屋町一丁目2番3番地区
◆ 交通-岡山電気軌道「西川緑道公園」電停近く
◆ 階数-(住宅棟)地上19階、地下0階、(ホテル棟)地上12階、地下1階
◆ 高さ-最高部59.39m、建築物58.18m、軒高57.58m
◆ 施行範囲-約7,000㎡
◆ 敷地面積-約5,600㎡
◆ 建築面積-約4,200㎡
◆ 延床面積-約40,400㎡(容積対象面積約31,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗
◆ 総戸数-約200戸
◆ 客室数-約330室
◆ 建築主-野田屋町一丁目2番3番地区市街地再開発組合(予定)
◆ 事業協力者-フジタ、三菱地所レジデンス
◆ 事業コンサルタント-都市環境研究所
解体・着工-2021年度以降予定
◆ ​竣工-2024年度以降予定


Okayamanoda200612
「完成イメージ」です。


Okayamanoda200613
「断面図」です。「住宅棟」と「ホテル棟」で構成されます。


Okayamanoda200614
「位置図」です。



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