82 熊本県

2025年12月26日 (金)

シリコンアイランド九州 半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」 「第2工場」の工事中断 先端品「4ナノ」に計画変更か?

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の「第1工場」は、2022年4月21日に着工、建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日には「開所式」を開きました。2024年末に本格出荷を開始しています(写真提供@祥明氏)。 

 「第2工場」の敷地の造成工事を始めたことが2024年6月26日に明らかになりました。TSMCの子会社JASMによると2024年6月22日から造成工事が始まっています。

 トランプ関税の影響で、「第2工場」の先行きが不透明になっていました。アメリカへの投資を最優先して「第2工場」の建設を延期が伝えられていました。アメリカへの総投資額は1,650億ドルになると言われています。

● 「第2工場(菊陽町)」を2025年10月24日に本格着工!
 「第2工場」の着工時期は複数回延期されました。現地では造成工事に向けて杭打ち機の搬入が進んでいます。2025年10月24日の記者会見で「きょうの立地協定締結を経て本格的に着工した」と述べました。

 「TSMC」の熊本工場を運営する子会社のJASM(熊本県菊陽町)は2025年10月24日に、第2工場建設地の菊陽町と立地協定を締結しました。2027年12月に稼働させ、第1工場よりも先端の回路線幅6ナノメートル(ナノは10億分の1)の半導体を主に製造する計画です。投資額は約139億ドル(1$=152円として約2兆1000億円)で、「経済産業省」は最大7,320億円を補助します。

● 工事が中断 
 「第2工場」の工事は2025年10月に始まりました。11月には多くの重機が林立していましたが、12月上旬までにほとんど姿を消す「異変」が起きています。工事が中断しています。

 新工場の計画を変更し、先端半導体の生産を検討しているようです。人工知能(AI)向けで主流となっている回路線幅4ナノメートル(ナノは10億分の1)の製造設備導入に向けて調整を始めたようです。実現すればAI半導体の国内安定供給につなががります。

 日本経済新聞(2025/12/11)
 TSMC、熊本でAI半導体生産を検討 先端品「4ナノ」に計画変更

 いろいろなウワサが飛び交っており、熊本県で建設する日本第2工場で最先端の2ナノメートル(ナノは10億分の1)の製造を検討しているという話まで出ています。

第1工場
◆ 着工-2022年04月21日
◆ 竣工-2023年12月末
◆ 開所式-2024年02月24日
◆ 稼働-2024年12月
◆ 投資額-約86億ドル

第2工場
◆ 造成-2024年06月22日
◆ 着工-2025年10月24日
◆ 竣工-(不明)
◆ 稼働-2027年12月予定(大幅延期が予想される)
◆ 投資額-約139億ドル予定(大幅増額が予想される)


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東端に配置されている「オフィス棟」です(写真提供@祥明氏)。


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「オフィス棟」の北側の駐車場です(写真提供@祥明氏)。


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TSMC(台湾積体電路製造)
 「第2工場」は「第1工場」の東側の隣接地に建設します(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2025年11月24日 (月)

TSMC進出で半導体人材育成急ぐ熊本県 熊本大学の「半導体デバイス工学課程」に続き、熊本県立大学に「半導体学部(仮称)」を設置!

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-TSMC進出で半導体人材育成急ぐ熊本県-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の「第1工場」は、2022年4月21日に着工、建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日には「開所式」を開きました。2024年末に本格出荷を開始しています(Googleマップの衛星写真を引用)。

  「第2工場(菊陽町)」の着工時期は複数回延期されました。2025年10月24日の記者会見で「きょうの立地協定締結を経て本格的に着工した」と述べました。

 「第2工場」は「第1工場」の東隣に建てます。自動運転などに使う先端半導体の日本での量産拠点となります。稼働時期は2027年12月とするが、フル生産となる時期はそれより先になる見通しです。

● 熊本大学・半導体デバイス工学課程
 「TSMC」の進出で九州(特に熊本県)は、半導体人材育成を急いでいます。国立の「熊本大学」は、2024年4月に「半導体デバイス工学課程」を新設しました。

 「半導体デバイス工学課程」は、半導体技術者・研究者の育成に特化した国内初めての学士課程です。社会や産業界からの要請に応えるために、大規模集積回路・システムの設計から半導体デバイス・製造プロセス技術に関する専門知識を備え、人間社会を半導体デバイスや半導体システム分野から支える使命感と正しい倫理観を持ち、世界最先端の科学技術の追求や未踏の工学領域の開拓を担う実践的人材を育成することを目的としています。

● 熊本県立大学・半導体学部(仮称)
 「熊本県立大学」は2025年9月22日に、半導体関連企業が熊本県内に進出する中、人材の育成に向けた「半導体学部(仮称)」を新設すると発表しました。2027年4月の開設を目指し、2026年3月に文部科学省へ認可申請する方針です。

 「半導体学部(仮称)」の入学定員は60人を想定しています。現在ある三つの学部のうち、「総合管理学部(入学定員280名)」を入学定員220名に縮小することで大学全体の定員数は維持します。

 引用資料 熊本県立大学(2025/09/22)
 半導体学部(仮称)設置構想案を発表!


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「熊本県立大学半導体学部(仮称)設置構想案」です。


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入学定員280名の「総合管理学部」の入学定員220名に縮小することで大学全体の定員数480人を維持します。



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2025年10月28日 (火)

シリコンアイランド九州 半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」 「第2工場」を2025年10月24日に本格着工!

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の「第1工場」は、2022年4月21日に着工、建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日には「開所式」を開きました。2024年末に本格出荷を開始しています(写真提供@祥明氏)。 

 「第2工場」の敷地の造成工事を始めたことが2024年6月26日に明らかになりました。TSMCの子会社JASMによると2024年6月22日から造成工事が始まっています。

 トランプ関税の影響で、「第2工場」の先行きが不透明になっていました。アメリカへの投資を最優先して「第2工場」の建設を延期が伝えられていました。アメリカへの総投資額は1,650億ドルになると言われています。

● 「第2工場(菊陽町)」を2025年10月24日に本格着工!
 「第2工場」の着工時期は複数回延期されました。現地では造成工事に向けて杭打ち機の搬入が進んでいます。2025年10月24日の記者会見で「きょうの立地協定締結を経て本格的に着工した」と述べました。

 日本経済新聞(2025/10/24)
 TSMC、熊本で6ナノ半導体製造へ 第2工場27年12月稼働 新生シリコンアイランド

 「TSMC」の熊本工場を運営する子会社のJASM(熊本県菊陽町)は2025年10月24日に、第2工場建設地の菊陽町と立地協定を締結しました。2027年12月に稼働させ、第1工場よりも先端の回路線幅6ナノメートル(ナノは10億分の1)の半導体を主に製造する計画です。投資額は約139億ドル(1$=152円として約2兆1000億円)で、「経済産業省」は最大7,320億円を補助します。

 「第2工場」は「第1工場」の東隣に建てます。自動運転などに使う先端半導体の日本での量産拠点となります。稼働時期は2027年12月とするが、フル生産となる時期はそれより先になる見通しです。。

第1工場
◆ 着工-2022年04月21日
◆ 竣工-2023年12月末
◆ 開所式-2024年02月24日
◆ 稼働-2024年12月
◆ 投資額-約86億ドル

第2工場
◆ 造成-2024年06月22日
◆ 着工-2025年10月24日
◆ 竣工-(不明)
◆ 稼働-2027年12月予定
◆ 投資額-約139億ドル予定


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東端に配置されている「オフィス棟」です(写真提供@祥明氏)。


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「オフィス棟」の北側の駐車場です(写真提供@祥明氏)。


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TSMC(台湾積体電路製造)
 「第2工場」は「第1工場」の東側の隣接地に建設します(Googleマップの衛星写真を引用)。

● ソニーの新工場
 近くの熊本県合志市には「ソニーセミコンダクタソリューションズ」のイメージセンサー新工場を建設中です。敷地面積は約37万㎡と当初の予定よりも約10万㎡広くなっています。



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2025年9月 5日 (金)

熊本県 JR豊肥本線「肥後大津」駅より徒歩2分 エリア最大級となる賃貸オフィスビル「(仮称)JR肥後大津ビル開発計画」

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-(仮称)JR肥後大津ビル開発計画-

 トランプ大統領は、TSMCがアメリカに3,000億ドル投資して世界最大の半導体工場建設と発表しています。TSMCが明らかにした投資金額と2倍近い開きがあります。3,000億ドルは1$=148円で計算すると44兆4000億円と国家予算並みの金額です。

 流石に3,000億ドルはあり得ないと思いますが、「TSMC」にとって対米投資が社運を賭ける最優先のプロジェクトでる事は間違いないです。「TSMC」と言えどもトランプ大統領の機嫌を損ねないように必死です。

 その影響は日本を直撃しています。米国投資を優先して「TSMC」が熊本第2工場建設を延期しています。「TSMC」は表向きは熊本工場周辺の交通渋滞を理由にしていますが、米国投資を最優先しているのは明らかです。

 「TSMC」の熊本への投資意欲は明らかに落ちていますが、企業の熊本への投資意欲はまだ衰えていないようです。「JR九州」は、熊本県菊池郡大津町にエリア最大級となる賃貸オフィスビルの開発を行うこととなりました。

 引用資料 JR九州(PDF:2025/08/27)
 (仮称)JR 肥後大津ビル開発計画について

 計画地はJR豊肥本線「肥後大津駅」から徒歩2分、JASM 第一工場など半導体関連産業が集積するセミコンテクノパークまで車で約8分(約 3.5㎞)の場所に位置しており、通勤やビジネスにおいて利便性の高い立地を有しいます。竣工は2027年1月を予定しています。

(仮称)JR肥後大津ビル開発計画の概要
◆ 所在地-熊本県菊池郡大津町大字大津字門出1208番1(地番)
◆ 交通-JR豊肥本線「肥後大津」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上7階、地下0階(オフィスフロアは2階~6階)
◆ 敷地面積-約2,556㎡
◆ 延床面積-約9,212㎡(賃貸面積約5,814㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、駐車場
◆ 建築主-JR九州
◆ 設計者・監理者-梓設計
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2025年12月予定
◆ 竣工-2027年01月予定


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「アプローチイメージ」です。


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「専有部イメージ」です。


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「基準階専有部レイアウト」です。


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「位置図」です。



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2025年7月 5日 (土)

ソニーグループ 熊本県合志市の敷地面積約37万㎡に巨大なイメージセンサー新工場 外観がほぼ完成 2025年7月上旬の建設状況

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-ソニーグループの画像センサー用の新工場-
 「ソニーグループ」は2023年5月25日に、熊本県合志市で約27万㎡の土地を取得することを正式に明らかにしました。画像センサー用の新工場を建設します。投資金額は未定としていますが、数千億円規模になる可能性があります。中長期での画像センサー需要の拡大を見据え、生産能力を増強して成長につなげます。

 立地は、傘下の半導体事業会社である「ソニーセミコンダクタソリューションズ」の熊本県菊陽町にある既存の熊本工場や半導体受託製造大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」が建設中の新工場に近いです。

 2023年6月下旬には、ソニーグループが熊本県合志市に取得する約27万㎡の土地に画像センサーの新工場を建設することを正式に表明しました。取得は2023年内に完了します。上位機種のスマートフォン用の画像センサー需要は堅調に伸びると予想され、2024年~2026年度の画像センサー向け設備投資額は約9000億円規模を見込みます。現在、世界首位の画像センサー事業を強化し、盤石なものにします。

● 熊本新工場の建設開始!
 ソニーグループは2024年5月31日に事業説明会を開き、熊本県合志市でスマートフォンなどに使う画像センサーの新工場の建設を始めたと発表しました。画像センサーの世界シェアを2025年に金額ベースで現状の約5割から6割に引き上げる方針です。新工場の完成や稼働の時期は非開示となっています。

 敷地面積は約37万㎡と2024年2月に約10万㎡を追加取得して、当初の約27万㎡より広くなっています。新工場は2024年4月にすでに着工していたようです。

 ソニーグループの半導体子会社「ソニーセミコンダクタソリューションズ」は、熊本県合志市で建設を進めている画像センサーの新工場について、建屋が2025年度下期に完成するとの見通しを示しました。稼働開始の時期については「経済状況を踏まえ慎重に判断したい」と従来通り未定としました。

● 2025年3月期(2024年度)の金額シェアは53%!
 ソニーグループのイメージング&センシングソリューション分野の2024年度業績は売上高が前年度比12%増の1兆7990億円、営業利益は前年度比35%増の2611億円で、ともに過去最高を更新しました。

 「イメージセンサー事業は、2025年に金額シェア60%を目標に進めていましたが、2024年は市場を上回る売り上げ成長を果たせず、シェアは横ばいの53%になりました。2025年は56%になる見通しです。

 ちなみに「キオクシア」の2025年3月期(2024年度)の売上高は前年比58.5%増の1兆7065億円、営業利益は4530億円(前年度は赤字)です。2024年度はソニーグループが日本一の半導体メーカーということになります。


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ソニーグループの半導体子会社「ソニーセミコンダクタソリューションズ」のイメージセンサー新工場の2025年7月上旬の建設状況です。建屋の外観がほぼ完成しています(写真提供@祥明氏)。


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現在は外構工事が本格的に行われています(写真提供@祥明氏)。


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「労災保険関係成立票」です。施工者は「大成建設」です。事業の期間は、2025年10月31日(予定)までとなっています(写真提供@祥明氏)。


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ソニーの新工場
 「ソニーセミコンダクタソリューションズ」のイメージセンサー新工場を建設予定地です。敷地面積は約37万㎡と当初の予定よりも約10万㎡広くなっています。「②」は「TSMC(台湾積体電路製造)」の「第2工場」の建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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すぐ近くに「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング」の「熊本テクノロジーセンター」があります(写真提供@祥明氏)。



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2025年6月23日 (月)

ソニーグループ 熊本県合志市の敷地面積約37万㎡に巨大なイメージセンサー新工場を建設中 2025年度下期に完成予定!

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-ソニーグループの画像センサー用の新工場-
 「ソニーグループ」は2023年5月25日に、熊本県合志市で約27万㎡の土地を取得することを正式に明らかにしました。画像センサー用の新工場を建設します。投資金額は未定としていますが、数千億円規模になる可能性があります。中長期での画像センサー需要の拡大を見据え、生産能力を増強して成長につなげます。

 立地は、傘下の半導体事業会社である「ソニーセミコンダクタソリューションズ」の熊本県菊陽町にある既存の熊本工場や半導体受託製造大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」が建設中の新工場に近いです。

 2023年6月下旬には、ソニーグループが熊本県合志市に取得する約27万㎡の土地に画像センサーの新工場を建設することを正式に表明しました。取得は2023年内に完了します。上位機種のスマートフォン用の画像センサー需要は堅調に伸びると予想され、2024年~2026年度の画像センサー向け設備投資額は約9000億円規模を見込みます。現在、世界首位の画像センサー事業を強化し、盤石なものにします。

● 熊本新工場の建設開始!
 ソニーグループは2024年5月31日に事業説明会を開き、熊本県合志市でスマートフォンなどに使う画像センサーの新工場の建設を始めたと発表しました。画像センサーの世界シェアを2025年に金額ベースで現状の約5割から6割に引き上げる方針です。新工場の完成や稼働の時期は非開示となっています。

 敷地面積は約37万㎡と2024年2月に約10万㎡を追加取得して、当初の約27万㎡より広くなっています。新工場は2024年4月にすでに着工していたようです。

● 2025年度下期に完成!
 ソニーグループの半導体子会社「ソニーセミコンダクタソリューションズ」は、熊本県合志市で建設を進めている画像センサーの新工場について、建屋が2025年度下期に完成するとの見通しを示しました。稼働開始の時期については「経済状況を踏まえ慎重に判断したい」と従来通り未定としました。

 YouTube TKUテレビくまもと(2025/06/19)
 ソニーセミコンダクタソリューションズ 新工場は今年度下期完成の見通し【熊本】

 動画の中に2025年1月の新工場の建設現場の空撮写真が出てきますが、パッと見で10基くらいのタワークレーンが稼働している物凄い建設現場です。

● 2025年3月期(2024年度)の金額シェアは53%!
 ソニーグループのイメージング&センシングソリューション分野の2024年度業績は売上高が前年度比12%増の1兆7990億円、営業利益は前年度比35%増の2611億円で、ともに過去最高を更新しました。

 「イメージセンサー事業は、2025年に金額シェア60%を目標に進めていましたが、2024年は市場を上回る売り上げ成長を果たせず、シェアは横ばいの53%になりました。2025年は56%になる見通しです。

 ちなみに「キオクシア」の2025年3月期(2024年度)の売上高は前年比58.5%増の1兆7065億円、営業利益は4530億円(前年度は赤字)です。2024年度はソニーグループが日本一の半導体メーカーということになります。


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ソニーの新工場
 「ソニーセミコンダクタソリューションズ」のイメージセンサー新工場を建設予定地です。敷地面積は約37万㎡と当初の予定よりも約10万㎡広くなっています。「②」は「TSMC(台湾積体電路製造)」の「第2工場」の建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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すぐ近くに「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング」の「熊本テクノロジーセンター」があります(写真提供@祥明氏)。


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ソニーグループの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月     6,755,490百万円    520,210百万円
1999年3月     6,794,619百万円    338,649百万円
2000年3月     6,686,661百万円    223,204百万円
-----------------------------------------
2001年3月     7,314,824百万円    225,346百万円
2002年3月     7,578,300百万円    134,600百万円
2003年3月     7,473,600百万円    185,400百万円
2004年3月     7,496,400百万円      89,900百万円
2005年3月     7,159,600百万円     113,900百万円
2006年3月     7,510,600百万円     226,400百万円
2007年3月     8,295,700百万円      71,800百万円
2008年3月     8,871,400百万円     457,300百万円
2009年3月     7,730,000百万円  △227,800百万円
2010年3月     7,213,998百万円      31,772百万円
-----------------------------------------
2011年3月     7,181,273百万円     199,821百万円
2012年3月     6,492,312百万円    △67,275百万円
2013年3月     6,800,851百万円     230,100百万円
2014年3月     7,767,266百万円       26,495百万円
2015年3月     8,215,800百万円       68,548百万円
2016年3月     8,105,712百万円     294,197百万円
2017年3月     7,603,250百万円     288,702百万円
2018年3月     8,543,982百万円     734,860百万円
2019年3月     8,665,687百万円     894,235百万円
2020年3月     8,259,885百万円     845,459百万円
-----------------------------------------
2021年3月     8,999,360百万円     971,865百万円
2022年3月     9,921,513百万円   1,202,339百万円
2023年3月   11,539,837百万円   1,208,206百万円
2024年3月   13,020,768百万円   1,208,831百万円
2025年3月   12,957,064百万円   1,407,163百万円

2026年3月期予想
2026年3月   11,700,000百万円   1,280,000百万円(会)
2026年3月   12,295,905百万円   1,406,315百万円(コ)
(売上高が減少するのは、金融子会社を分社化するため)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2025年6月23日時点の数値です。



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2025年6月22日 (日)

熊本国際空港 熊本空港アクセス鉄道 阿蘇くまもと空港アクセス鉄道整備調査における鉄道ルートの絞り込み結果 中間駅の設置も検討!

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-熊本空港アクセス鉄道-

 「熊本空港アクセス鉄道」は、JR豊肥線三里木駅~熊本空港を結ぶ鉄道新線計画です。2023年3月23日供用開始予定の熊本空港新ターミナルビルの建設を前に、熊本県が実現に向け調査を進めてきました。熊本県知事は、2018年12月の県議会本会議で鉄道建設を進めることを表明し、2019年2月にJR九州と基本合意しました。

 「空港アクセス検討委員会」は2022年11月9日に、JR豊肥本線の熊本空港(益城町)への分岐・延伸について、熊本県が検討しているルート3案のうち肥後大津駅から分岐する「肥後大津ルート」が妥当とする結論をまとめました。熊本県では今後、JR九州と費用負担などを協議し、できるだけ早くルートを決めたいとしています。

 「熊本県」の12月定例議会が2022年12月2日開会し、蒲島知事は、JR豊肥本線と熊本空港を結ぶ「空港アクセス鉄道」の整備ルートについて「肥後大津ルート」に決定したことを明らかにしました。

 台湾の半導体大手、TSMCの進出に伴って再検討されることになった空港アクセス鉄道をめぐっては、有識者で作る検討委員会が大津町の「肥後大津駅」から分岐する「肥後大津ルート」が最も事業費が低く、豊肥本線との接続が唯一、直通で妥当だとする意見をとりまとめています。またJR九州も「肥後大津ルート」について熊本県の判断を尊重しながら具体的な検討を進める考えを示していました。

● 空港アクセス鉄道の整備ルート案を絞り込み!
 「熊本県」は2025年6月18日に、JR豊肥線と熊本空港を結ぶ空港アクセス鉄道の整備ルート案を絞り込み、公表しました。「肥後大津駅」から南へ分岐して国道57号や白川を横断し、空港南側の地上に新設する終着駅と結びます。空港がある「高遊原台地は」トンネルで抜けます。2022年12月に約1.5km幅で示したルートを3分の1の約500m幅に狭めました。

 引用資料 熊本県・公式HP(2025/06/18)
 阿蘇くまもと空港アクセス鉄道整備調査における鉄道ルートの絞り込み結果について

 単線で整備しますが、速達性向上のため中間にすれ違い出来る施設を整備する予定です。設置場所は未定ですが、「大津町」が中間駅の設置を検討しています。

 工費削減などを理由に終点の駅は熊本空港南側の敷地外に設置する計画です。空港ターミナルビル直下に駅を整備すると工費が150億円以上余計にかかるようです。空港と駅が約120m離れるため、空中回廊や地下通路での接続を検討しています。


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「鉄道(構造)縦断イメージ」です。


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「空港アクセス鉄道 3ルート概要図(ルート帯)」です。

● 三里木ルートから大きく変化!
 当初は「三里木ルート」で計画されていましたが、台湾の世界最大手半導体企業「TSMC」が、菊陽町(セミコンテクノパーク隣接)に進出することが決定したことにより状況が一変しました。「原水ルート」と「肥後大津ルート」についても調査を実施し、より効率的で効果の高いルートについて、比較検討を実施する事になりました。


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「阿蘇くまもと空港周辺における人口変動と企業立地状況」です。



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2025年3月29日 (土)

熊本県 「TSMC」などの半導体関連企業の集積を産学官連携につなげる 「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」を公表!

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-くまもとサイエンスパークー

 「熊本県」は2025年3月25日に、半導体関連産業や研究機関のさらなる集積に向けた方針となる「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」を公表しました。東アジアでの代表的な産学官連携拠点の形成を目指し、セミコンテクノパークなどの複数の工業団地を軸に、企業や研究機関が共同利用できる拠点施設などを整備します。

 引用資料 熊本県・公式HP(2025/03/25)
 くまもとサイエンスパークについて

 「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」について、定例記者会見で木村知事は、今後10年で形を作りあげるとしたうえで、「新しい産業が起きる場、そして新しい人材が生まれていく場にしたい」と語りました。

 台湾のサイエンスパークを参考に、セミコンテクノパークなどの複数拠点で産学官連携に必要な機能を分担した「分散型サイエンスパーク」の形成を目指します。

 半導体関連産業などの集積では、装置メーカーなどを含めた半導体製造に必要なサプライチェーンを構成する幅広い企業をバランス良く誘致し、自動運転、遠隔医療といった将来的な社会実装が期待される分野の半導体ユーザー企業も呼び込み、新産業の創出につながる研究開発、人材育成を図ります。


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「セミコンテクノパーク周辺地域における拠点の分布状況と将来の交通ネットワーク」です。


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「空港周辺エリア全域での新大空港構想の実現」です。


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「東アジアを代表する産学官連携拠点を目指して」です。



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2024年9月13日 (金)

熊本県菊陽町 TSMC第1工場南側の約25ha農地に新工業団地整備検討 工業団地の整備に向けた調査に着手!

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です(写真提供@祥明氏)。

 「TSMC」は、「第1工場」の建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日には「開所式」を開きました。2024年末の本格出荷に向けて順調に進んでいます。

 「TSMC」が、熊本県菊陽町に建設する「第2工場」の敷地の造成工事を始めたことが2024年6月26日に明らかになりました。TSMCの子会社JASM」によると2024年6月22日から造成工事が始まっているようです。建屋の建設は当初予定通り2024年後半に開始し、2027年末までに稼働する計画です。

 「第2工場」は、第1工場の東側隣接地です。経済産業省によると、敷地面積は第1工場の約1.5倍となる約321,000㎡となる見通しです。投資額は139億ドル(日本円で約2兆1000億円)規模で、日本政府が最大7,320億円を助成します。

 「第2工場」は、2024年の10月~12月に量産を開始する第1工場よりも先端品となる回路線幅6~7ナノm(ナノは10億分の1)相当の製品も生産する予定です。

● TSMC第1工場南側に新工業団地整備検討
 熊本県菊陽町は、2024年9月5日に、TSMC第1工場の南側に位置する約25ha農地で、新たな工業団地の整備に向けた調査に着手すると表明しました。菊陽町は、今回の工業団地の可能性調査を「半導体関連産業の一層の投資促進を図るため」と目的を説明しています。

 引用資料 RKK熊本放送(2024/09/12)
 TSMC進出の熊本・菊陽町に新たな工業団地検討「さらなる町の発展へ」 地権者に説明会

 9月11日夜に調査に向けた地権者説明会が非公開で行われ、菊陽町によると、地権者約100人のうち40人ほどが参加し、菊陽町側の事業内容の説明などに対して地権者から反対意見はなかったということです。

 菊陽町は2024年10月上旬に住民説明会も行う予定で、その後、土地の状況や事業費などを調査し、2025年3月までに工業団地に適しているかどうかを判断することにしています。

 熊本県はTSMCの「第3工場」についても県内への誘致を目指す考えで、木村敬知事が2024年8月に台湾にある本社を訪問し、経営幹部と会談する中で第3工場の建設を要望しました。


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「TSMC」第1工場の「オフィス棟」です(写真提供@祥明氏)。


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工業団地の整備について検討している場所です。TSMC第1工場の南側に位置する約25ha農地です(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2024年7月11日 (木)

熊本市新庁舎整備 「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」に隣接するNTT西日本の所有地が適地 概算事業費は約597億円+α

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-熊本市役所本庁舎-

 耐震性能不足が指摘されている熊本市役所本庁舎の建て替え場所として、熊本市が候補地とした4カ所のうち、「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」に隣接するNTT西日本の所有地を適地として、熊本市議会に提示する方向で最終調整しています。2016年4月の「熊本地震」を機に検討が始まった本庁舎の建て替えが具体化します。

 引用資料 熊本市・公式HP(PDF:2024/06/24)
 建設地についての市の考え方(令和6年6月24日 庁舎整備に関する特別委員会)

 桜町の利点として、「(1)現在は空きビルで早期の解体・建設工事着手が可能、(2)桜町バスターミナルに隣接し、利便性が非常に高い、(3)移転の際の仮設庁舎が不要」などです。概算事業費は約597億円+αです。

 「NTT西日本」は2020年11月に桜町ビルに入居していた熊本支店などを九品寺に移転させました。ビルは解体して跡地にホテルやオフィスなどが入る複合ビルを建設する計画でしたが、「新型コロナウイルス感染症」の影響で、3年半以上にわたって解体されずに空きビルとなっています。

 現庁舎は1981年10月に完成しました。熊本市は熊本地震後に実施した調査の結果、現行の建築基準法などが求める耐震性能を有していないと判断しました。


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「建設検討対象地」です。「③」の「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」に隣接するNTT西日本の所有地を適地として最終調整しています。


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「建設検討対象地」の「NTT桜町敷地」です(写真提供@祥明氏)。


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NTT桜町ビル(閉鎖中)
 「NTT桜町敷地」の「NTT桜町ビル」です。「NTT西日本熊本支店」は、建設していた「NTT新九品寺ビル」が完成し、2020年11月9日に移転が完了しています。「NTT桜町ビル」は解体待ちの状態です(写真提供@祥明氏)。


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SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)
 すぐ南側は、複合商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」です。延床面積164,100.85㎡で、2019年9月14日に開業しました(写真提供@祥明氏)。


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熊本市役所本庁舎(現庁舎)
 現在の熊本市役所本庁舎は、1981年10月に完成しました(写真提供@祥明氏)。



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