82 熊本県

2024年7月11日 (木)

熊本市新庁舎整備 「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」に隣接するNTT西日本の所有地が適地 概算事業費は約597億円+α

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-熊本市役所本庁舎-

 耐震性能不足が指摘されている熊本市役所本庁舎の建て替え場所として、熊本市が候補地とした4カ所のうち、「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」に隣接するNTT西日本の所有地を適地として、熊本市議会に提示する方向で最終調整しています。2016年4月の「熊本地震」を機に検討が始まった本庁舎の建て替えが具体化します。

 引用資料 熊本市・公式HP(PDF:2024/06/24)
 建設地についての市の考え方(令和6年6月24日 庁舎整備に関する特別委員会)

 桜町の利点として、「(1)現在は空きビルで早期の解体・建設工事着手が可能、(2)桜町バスターミナルに隣接し、利便性が非常に高い、(3)移転の際の仮設庁舎が不要」などです。概算事業費は約597億円+αです。

 「NTT西日本」は2020年11月に桜町ビルに入居していた熊本支店などを九品寺に移転させました。ビルは解体して跡地にホテルやオフィスなどが入る複合ビルを建設する計画でしたが、「新型コロナウイルス感染症」の影響で、3年半以上にわたって解体されずに空きビルとなっています。

 現庁舎は1981年10月に完成しました。熊本市は熊本地震後に実施した調査の結果、現行の建築基準法などが求める耐震性能を有していないと判断しました。


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「建設検討対象地」です。「③」の「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」に隣接するNTT西日本の所有地を適地として最終調整しています。


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「建設検討対象地」の「NTT桜町敷地」です(写真提供@祥明氏)。


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NTT桜町ビル(閉鎖中)
 「NTT桜町敷地」の「NTT桜町ビル」です。「NTT西日本熊本支店」は、建設していた「NTT新九品寺ビル」が完成し、2020年11月9日に移転が完了しています。「NTT桜町ビル」は解体待ちの状態です(写真提供@祥明氏)。


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SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)
 すぐ南側は、複合商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」です。延床面積164,100.85㎡で、2019年9月14日に開業しました(写真提供@祥明氏)。


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熊本市役所本庁舎(現庁舎)
 現在の熊本市役所本庁舎は、1981年10月に完成しました(写真提供@祥明氏)。



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2024年7月 8日 (月)

半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」 敷地面積約32万mの第2工場(菊陽町)造成開始 現地に掲示された「標識」

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です(写真提供@祥明氏)。

 「TSMC」は、「第1工場」の建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日には「開所式」を開きました。2024年末の本格出荷に向けて順調に進んでいます。その先の「第2工場~第4工場」の話題も飛び交っています。

● 敷地面積約32万mの第2工場が造成開始!
 半導体受託製造の世界最大手「TSMC(台湾積体電路製造)」が、熊本県菊陽町に建設する「第2工場」の敷地の造成工事を始めたことが2024年6月26日に明らかになりました。TSMCの子会社JASM」によると2024年6月22日から造成工事が始まっているようです。建屋の建設は当初予定通り2024年後半に開始し、2027年末までに稼働する計画です。

 共同通信(2024/06/26)
 熊本で第2工場の造成開始 台湾のTSMC、27年稼働

 RKK熊本放送(2024/06/26)
 『投資額139億ドル』TSMC第2工場の造成工事始まる 工場建設開始は年内を予定 熊本・菊陽町

 「第2工場」は、第1工場の東側隣接地です。経済産業省によると、敷地面積は第1工場の約1.5倍となる約321,000㎡となる見通しです。投資額は139億ドル(日本円で約2兆1000億円)規模で、日本政府が最大7,320億円を助成します。

 「第2工場」は、2024年の10月~12月に量産を開始する第1工場よりも先端品となる回路線幅6~7ナノm(ナノは10億分の1)相当の製品も生産する予定です。


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東端に配置されている「オフィス棟」です(写真提供@祥明氏)。


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「オフィス棟」の北側の駐車場です(写真提供@祥明氏)。


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建設予定地に「標識」が掲示されています。敷地面積は第1工場の約1.5倍となる約321,000㎡となる見通しです(写真提供@祥明氏)。

第1工場
◆ 着工-2022年04月21日
◆ 竣工-2023年12月末
◆ 開所式-2024年02月24日
◆ 稼働-2024年末予定

第2工場
◆ 造成-2024年06月22日
◆ 着工-2024年後半予定
◆ 竣工-2026年12月31日予定
◆ 稼働-2027年末予定


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「許可済」の標識です。工期は2024年6月22日~2026年12月31日(予定)となっています。2024年後半に建屋の建設予定なので半導体工場は約2年で建設するようです(写真提供@祥明氏)。


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「林地開発行為標示板」です(写真提供@祥明氏)。


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TSMC(台湾積体電路製造)
 「第2工場」は「第1工場」の東側の隣接地に建設します(Googleマップの衛星写真を引用)。

● ソニーの新工場
 近くの熊本県合志市には「ソニーセミコンダクタソリューションズ」のイメージセンサー新工場を建設中です。敷地面積は約37万㎡と当初の予定よりも約10万㎡広くなっています。



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2024年6月29日 (土)

シリコンアイランド九州 半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」 敷地面積約32万mの第2工場(菊陽町)造成開始!

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です(写真提供@祥明氏)。

 「TSMC」は、「第1工場」の建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日には「開所式」を開きました。2024年末の本格出荷に向けて順調に進んでいます。その先の「第2工場~第4工場」の話題も飛び交っています。

● 敷地面積約32万mの第2工場が造成開始!
 半導体受託製造の世界最大手「TSMC(台湾積体電路製造)」が、熊本県菊陽町に建設する「第2工場」の敷地の造成工事を始めたことが2024年6月26日に明らかになりました。TSMCの子会社JASM」によると2024年6月22日から造成工事が始まっているようです。建屋の建設は当初予定通り2024年後半に開始し、2027年末までに稼働する計画です。

 共同通信(2024/06/26)
 熊本で第2工場の造成開始 台湾のTSMC、27年稼働

 RKK熊本放送(2024/06/26)
 『投資額139億ドル』TSMC第2工場の造成工事始まる 工場建設開始は年内を予定 熊本・菊陽町

 「第2工場」は、第1工場の東側隣接地です。経済産業省によると、敷地面積は第1工場の約1.5倍となる約321,000㎡となる見通しです。投資額は139億ドル(日本円で約2兆1000億円)規模で、日本政府が最大7,320億円を助成します。

 「第2工場」は、2024年の10月~12月に量産を開始する第1工場よりも先端品となる回路線幅6~7ナノm(ナノは10億分の1)相当の製品も生産する予定です。


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東端に配置されている「オフィス棟」です(写真提供@祥明氏)。


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東側から見た様子です。手前(東側)の農地に「第2工場」が建設されます。敷地面積は第1工場の約1.5倍となる約321,000㎡となる見通しです(写真提供@祥明氏)。


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西側から見た様子です。私は手前(西側)の農地に「第3工場」が建設されると妄想しています(写真提供@祥明氏)。


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TSMC(台湾積体電路製造)
 「第2工場」は「第1工場」の東側の隣接地に建設します。何の根拠もありませんが、私は「第3工場」は「第1工場」の西側の隣接地だと妄想しています(Googleマップの衛星写真を引用)。

● ソニーの新工場
 近くの熊本県合志市には「ソニーセミコンダクタソリューションズ」のイメージセンサー新工場を建設中です。敷地面積は約37万㎡と当初の予定よりも約10万㎡広くなっています。



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2024年6月 2日 (日)

シリコンアイランド九州 ソニーグループ 熊本県合志市にイメージセンサー新工場を着工 敷地面積は当初計画より約10万㎡拡大して約37万㎡に!

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-ソニーグループの画像センサー用の新工場-
 「ソニーグループ」は2023年5月25日に、熊本県合志市で約27万㎡の土地を取得することを正式に明らかにしました。画像センサー用の新工場を建設します。投資金額は未定としていますが、数千億円規模になる可能性があります。中長期での画像センサー需要の拡大を見据え、生産能力を増強して成長につなげます。

 立地は、傘下の半導体事業会社である「ソニーセミコンダクタソリューションズ」の熊本県菊陽町にある既存の熊本工場や半導体受託製造大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」が建設中の新工場に近いです。

 2023年6月下旬には、ソニーグループが熊本県合志市に取得する約27万㎡の土地に画像センサーの新工場を建設することを正式に表明しました。取得は2023年内に完了します。上位機種のスマートフォン用の画像センサー需要は堅調に伸びると予想され、2024年~2026年度の画像センサー向け設備投資額は約9000億円規模を見込みます。現在、世界首位の画像センサー事業を強化し、盤石なものにします。

● 熊本新工場の建設開始!
 ソニーグループは2024年5月31日に事業説明会を開き、熊本県合志市でスマートフォンなどに使う画像センサーの新工場の建設を始めたと発表しました。画像センサーの世界シェアを2025年に金額ベースで現状の約5割から6割に引き上げる方針です。新工場の完成や稼働の時期は非開示となっています。
 
 引用資料 EE Times Japan(2024/05/31)
 ソニーが熊本県合志市にイメージセンサー新工場を建設へ

 動画 TKUテレビくまもと(2024/05/31)
 ソニーグループが合志市に新工場建設を発表【熊本】

 敷地面積は約37万㎡と2024年2月に約10万㎡を追加取得して、当初の約27万㎡より広くなっています。「TKUテレビくまもと」の建設現場の動画を見ると「三点式パイルドライバ」や「クローラークレーン」が林立しています。新工場は2024年4月にすでに着工していたようです。


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ソニーの新工場
 「ソニーセミコンダクタソリューションズ」のイメージセンサー新工場を建設予定地です。敷地面積は約37万㎡と当初の予定よりも約10万㎡広くなっています。「②」は「TSMC(台湾積体電路製造)」の「第2工場」の建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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すぐ近くに「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング」の「熊本テクノロジーセンター」があります(写真提供@祥明氏)。


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ソニーグループの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月     6,755,490百万円    520,210百万円
1999年3月     6,794,619百万円    338,649百万円
2000年3月     6,686,661百万円    223,204百万円
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2001年3月     7,314,824百万円    225,346百万円
2002年3月     7,578,300百万円    134,600百万円
2003年3月     7,473,600百万円    185,400百万円
2004年3月     7,496,400百万円      89,900百万円
2005年3月     7,159,600百万円     113,900百万円
2006年3月     7,510,600百万円     226,400百万円
2007年3月     8,295,700百万円      71,800百万円
2008年3月     8,871,400百万円     457,300百万円
2009年3月     7,730,000百万円  △227,800百万円
2010年3月     7,213,998百万円      31,772百万円
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2011年3月     7,181,273百万円     199,821百万円
2012年3月     6,492,312百万円    △67,275百万円
2013年3月     6,800,851百万円     230,100百万円
2014年3月     7,767,266百万円       26,495百万円
2015年3月     8,215,800百万円       68,548百万円
2016年3月     8,105,712百万円     294,197百万円
2017年3月     7,603,250百万円     288,702百万円
2018年3月     8,543,982百万円     734,860百万円
2019年3月     8,665,687百万円     894,235百万円
2020年3月     8,259,885百万円     845,459百万円
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2021年3月     8,999,360百万円     971,865百万円
2022年3月     9,921,513百万円   1,202,339百万円
2023年3月   11,539,837百万円   1,208,206百万円
2024年3月   13,020,768百万円   1,208,831百万円

2025年3月期予想
2025年3月   12,310,000百万円   1,275,000百万円(会)
2025年3月   12,377,542百万円   1,314,767百万円(コ)
*売上高が減少するのは、金融子会社を分社化して上場させる計画のため

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年6月2日時点の数値です。



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2024年4月 9日 (火)

シリコンアイランド九州 半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」  第2工場も「菊陽町(熊本県)」 CEOが正式表明!

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です(写真提供@祥明氏)。

 「TSMC」は、「第1工場」の建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日に「開所式」を開きます。2024年末の本格出荷に向けて順調に進んでいます。その先の「第2工場~第4工場」の話題も飛び交っています。

● 第2工場も菊陽町(熊本県)
 岸田文雄首相は2024年4月6日に、半導体受託製造の世界最大手「TSMC(台湾積体電路製造)」が熊本県菊陽町に建てた日本初の生産拠点となる第1工場を視察し、TSMCの魏哲家最高経営責任者(CEO)と会談しました。魏氏は熊本県内に予定する第2工場に関し、第1工場と同じ菊陽町に建設する方針を正式に表明しました。TSMC側が第2工場の建設場所を明らかにするのはこれが初めてです。

 NHK(2024/04/06)
 TSMC幹部 岸田首相との懇談で「第2工場も菊陽町に建設」

 読売新聞(2024/04/07)
 TSMC第2工場も熊本県菊陽町に建設へ…魏哲家CEO「今後も熊本に好影響をもたらす」

 第2工場の具体的な場所は触れませんでしたが、第1工場の近くとみられます。第2工場は2027年末に稼働し、回路線幅が6~7ナノメートルの先端半導体などをつくる計画です。投資額は139億ドル(約2兆1000億円)で、日本政府が最大7,320億円を補助します。


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東端に配置されている「オフィス棟」です(写真提供@祥明氏)。


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東側から見た様子です。手前(東側)の農地に「第2工場」が建設されるとウワサされています(写真提供@祥明氏)。


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西側から見た様子です。私は手前(西側)の農地に「第3工場」が建設されると妄想しています(写真提供@祥明氏)。


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TSMC(台湾積体電路製造)
 多くの情報を見ると「第2工場」は「第1工場」の東側の隣接地に建設するようです。何の根拠もありませんが、私は「第3工場」は「第1工場」の西側の隣接地だと妄想しています。近くには「SONY」も半導体の新工場を建設する予定なので、土地の確保よりも、最大のネックとなるのは工業用水となる「水」の確保です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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「菊陽町(熊本県)」の範囲です。上記の「②、③」はギリギリ「菊陽町」内です。「第2工場」は「第1工場」の東側の隣接地に間違いないと思われます(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2024年1月30日 (火)

シリコンアイランド九州 半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」  第2工場も「菊陽町(熊本県)」 2024年2月6日に正式発表!

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です(写真提供@祥明氏)。

 「TSMC」は、「第1工場」の建屋が2023年末に完成しました。2024年2月24日に「開所式」を開きます。2024年末の本格出荷に向けて順調に進んでいます。その先の「第2工場~第4工場」の話題も飛び交っています。

● 第2工場も菊陽町(熊本県)
 半導体受託生産の世界最大手、「TSMC(台湾積体電路製造)」が熊本県に建設を検討中の第2工場に関し、第1工場と同じ菊陽町とすることが2024年1月28日に分かりました。菊陽町を含む熊本3区を地盤とする坂本哲志農相が、地元首長や県議を集めた会合で明らかにしました。TSMCが2月6日にも正式発表します。

 日本経済新聞(2024/01/28)
 第2工場も熊本・菊陽町に建設 2月発表か

 熊本日日新聞(2024/01/28)
 TSMC第2工場も熊本・菊陽町 2月6日にも正式発表

 第2工場は、第1工場の隣接地に立地するとみられます。第2工場では、第1工場よりも先端品となる回路線幅7ナノメートル相当の製品などを生産する見通しです。第2工場は、2兆円規模の投資額になるとみられています。

● TSMCは日本メディア報道を否定
 ちなみに「TSMC」は1月29日に、日本第2工場について「進捗はない」とし、報道を否定しています。まあこのような事はよくあります。第2工場が「菊陽町」に建設されるのは間違い無いと思われます。


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東端に配置されている「オフィス棟」です(写真提供@祥明氏)。


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東側から見た様子です。手前(東側)の農地に「第2工場」が建設されるとウワサされています(写真提供@祥明氏)。


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西側から見た様子です。私は手前(西側)の農地に「第3工場」が建設されると妄想しています(写真提供@祥明氏)。


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TSMC(台湾積体電路製造)
 多くの情報を見ると「第2工場」は「第1工場」の東側の隣接地に建設するようです。何の根拠もありませんが、私は「第3工場」は「第1工場」の西側の隣接地だと妄想しています。近くには「SONY」も半導体の新工場を建設する予定なので、土地の確保よりも、最大のネックとなるのは工業用水となる「水」の確保です(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2024年1月 6日 (土)

シリコンアイランド九州 半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」 熊本県の「第1工場」 2024年1月初旬の建設状況

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です(写真提供@祥明氏)。

 「TSMC」は、「第1工場」の建屋が2023年末に完成したと明らかにしました。2024年2月24日に「開所式」を行う方向で調整しています。2024年末の本格出荷に向けて順調に進んでいます。

 それに伴い「第2工場~第4工場」の話題が飛び交っています。「ブルームバーグ」から2023年11月21日に新たな情報がありました。半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県内に3つ目の工場を設け、最先端半導体の製造を検討していることが分かりました。

 Bloomberg(2023/11/21)
 TSMCが熊本県に3つ目の半導体工場、3ナノ品生産も検討-関係者

● 第2工場は5ナノ世代の可能性も?
 ”TSMCは既に熊本県菊陽町に、主に12ナノ半導体などを製造する第1工場を建設中。第2工場を建設し5ナノ世代を製造する計画もある。”とあります。第2工場は5ナノ世代の可能性もあるようです。

● 第3工場は3ナノ世代の可能性も?
 ”検討中の第3工場では、量産段階として最先端の回路線幅が3ナノメートル(ナノは10億分の1)半導体の製造も視野に入っているという。”とあります。第3工場は3ナノ世代の可能性もあるようです。

 現在の最先端である3ナノメートルですが、第3工場が稼働する頃には、3ナノの技術は1~2世代遅れている可能性は高いものの、様々な世代の半導体がそろう事になります。

● 第4工場は熊本県外? 大阪府の可能性も? 
 ”第4工場の可能性も模索されているが、土地などの不足により北九州市など熊本県外になる可能性もあるとした。”とあります。Googleマップの衛星写真を見ても近隣に「第4工場」を建設するのは難しそうです。

 台湾のメディアが、「TSMC」の第4工場(記事では第3工場となっている)の候補地として「大阪府」が有力だと伝えました。しかし、私は「大阪府」の可能性は極めて低いと思っています。「半導体工場」は工場単独では稼働出来ません。周辺に部材やガスなどを提供するすそ野の広い多数の協力工場が必要です。

 大阪には大きな半導体工場が無いために協力工場がほとんど存在しません。「シリコンアイランド 九州」には、多数の協力工場がすでに存在しています。そのため「第4工場」は、熊本県が無理でも九州内に建設する可能性が高いと思います。

 マイナビ(2024/01/05)
 TSMCの日本における第3工場建設地が大阪になる可能性が浮上、台湾メディア報道


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東端に配置されている「オフィス棟」の2024年1月初旬の建設状況です(写真提供@祥明氏)。


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東側から見た様子です。手前の農地に「第2工場」が建設されるとウワサされています(写真提供@祥明氏)。

● 第2工場は2024年4月頃をめどに起工!
 「第2工場」は、「第1工場」の隣接地を第一候補に2024年4月頃をめどに起工する見通しで、「第1工場」の開所式に併せて正式発表されるものと見られています。起工の発表と同時期に経済産業省より7,500億円規模の支給決定の発表が行われる見込みです。


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西側から見た様子です(写真提供@祥明氏)。



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2023年12月25日 (月)

TSMC効果 「熊本空港(阿蘇くまもと空港)」の近く 大和ハウス工業 工業団地「D-Project Industry シリコンヒルズ熊本」を開発!

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-DPIシリコンヒルズ熊本-

 「大和ハウス工業」は2023年12月20日、熊本県益城町において工業団地「DPI(ディープロジェクトインダストリー)シリコンヒルズ熊本」の開発工事に着手したと発表しました。着工に先立ち、大和ハウス工業と益城町は8月25日、産業の振興と雇用機会の拡大に寄与するため本工業団地での協力協定を締結しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2023/12/20)
 工業団地「DPIシリコンヒルズ熊本」を開発します

 引用資料 公式ホームページ
 D-Project Industry シリコンヒルズ熊本

 「TSMC(台湾積体電路製造)」の進出に沸く熊本県ですが、国内外からの企業誘致を見込める熊本県益城町において、工業団地「DPIシリコンヒルズ熊本」を開発することになりました。

 この工業団地は、合志市と菊陽町にまたがる「セミコンテクノパーク」など、大型半導体関連施設が相次いで建設されているエリアにも近接しており、半導体関連企業の工場や食品工場などの開発にも適した立地です。

 交通アクセスに優れており、半導体関連施設の集積地「セミコンテクノパーク」から約10kmと近接することから半導体製造工場など関連施設の立地場所として最適です。また、九州自動車道「益城熊本空港IC」から約8km、熊本空港から2.5km、熊本駅から18kmに位置し、自動車輸送から空輸、貨物輸送まで対応可能な交通アクセスに優れた立地特性を有しています。

DPIシリコンヒルズ熊本の概要
◆ 所在地-熊本県上益城郡益城町大字小谷2083-7、2167-3
◆ 敷地面積-約79,000㎡
◆ 販売予定面積-約74,000㎡
◆ 事業規模-約110億円を想定(土地と建物)


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「区画概要」です。


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「区画」です。


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「DPIシリコンヒルズ熊本」の予定地です。「熊本空港(阿蘇くまもと空港)」のすぐ南側です(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2023年12月22日 (金)

JR九州が「TSMC」進出の菊陽町に新駅設置 豊肥本線 三里木~原水間の新駅設置に関する覚書の締結 2027年春の開業目指す!

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-JR豊肥本線 三里木駅~原水駅間に新駅設置-

 「JR九州」が2023年12月20日の会見で、菊陽町の豊肥線三里木駅と原水駅の間に新しい駅を作ることを発表しました。2027年春の開業を目指します。会見前の12月18日に、熊本県の田嶋副知事も交えて菊陽町と設置に関する覚書を締結しました。

 引用資料 JR九州(PDF:2023/12/20)
 豊肥本線 三里木~原水間の新駅設置に関する覚書の締結について

 引用資料 KKT熊本県民テレビ(2023/12/20)
 JR豊肥線 TSMC進出の菊陽町に新駅建設 2027年春の開業目指す

 現時点での建設費用は周辺施設と合わせて約16億円と試算されています。新駅は「菊陽町」からの「請願駅」となります。そのためすべて「菊陽町」が負担します。

 建設予定地の周辺には町の広場や温泉施設などがあり、JR九州は近年の人口増加を受けて一日900人ほどの利用を見込むとともに、周辺の渋滞緩和にもつながるとしています。菊陽町は1999年に新駅建設を要望しましたが、当時、JR九州は「十分な利用者数が見込めない」として実現していませんでした。

 新駅の予定地は町の図書館の近くです。すでに開発が進んでいる南側に対して、今後は北側の開発が見込まれています。特にTSMCを始めとした工場に通勤する人たちの利用が見込まれていて、交通ターミナル的な役割が期待されます。

 覚書の概要
◆ 締結日-2023年12月18日
◆ 締結者-菊陽町、JR九州(九州旅客鉄道)
◆ 新駅設置箇所-豊肥本線 三里木駅~原水駅間
◆ 開業時期目標-2027年春
◆ 整備概要-鉄道施設(ホーム、鉄道線路等)、周辺施設(交通広場、交流施設等)


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「新駅設置位置」です(引用:KKT熊本県民テレビ)。


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「新駅設置位置」です。三里木駅~原水駅間は3.2㎞ですが、熊本方面1.3㎞、大分方面1.9㎞の位置に設置します(引用:JR九州)。


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新駅は「TSMC(台湾積体電路製造)」の工場の近くではないですが、「TSMC」の進出効果がどんどん波及しています(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2023年12月10日 (日)

シリコンアイランド九州 「TSMC(台湾積体電路製造)」前の道路 「県道大津植木線」を6車線化 2028年度中に完了へ!

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です(写真提供@祥明氏)。

 「ブルームバーグ」が2023年11月21日に半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の「第2工場、第3工場、第4工場」について報道しました。

 Bloomberg(2023/11/21)
 TSMCが熊本県に3つ目の半導体工場、3ナノ品生産も検討-関係者

◆ 第2工場は5ナノ世代の可能性も?
 ”TSMCは既に熊本県菊陽町に、主に12ナノ半導体などを製造する第1工場を建設中。第2工場を建設し5ナノ世代を製造する計画もある。”とあります。第2工場は5ナノ世代の可能性もあるようです。

◆ 第3工場は3ナノ世代の可能性も?
 ”検討中の第3工場では、量産段階として最先端の回路線幅が3ナノメートル(ナノは10億分の1)半導体の製造も視野に入っているという。”とあります。第3工場は3ナノ世代の可能性もあるようです。

 現在の最先端である3ナノメートルですが、第3工場が稼働する頃には、3ナノの技術は1~2世代遅れている可能性は高いものの、様々な世代の半導体がそろう事になります。

◆ 第4工場は熊本県外になる可能性も?
 ”第4工場の可能性も模索されているが、土地などの不足により北九州市など熊本県外になる可能性もあるとした。”とあります。Googleマップの衛星写真を見ても近隣に「第4工場」を建設するのは難しそうです。

● TSMC前の道路を6車線化!
 熊本県は2023年12月7日に、菊陽町に建設中の台湾積体電路製造(TSMC)新工場周辺の道路整備に関し、新工場南側を通る県道大津植木線の多車線化と、中九州横断道路の合志インターチェンジ(IC、仮称)までを結ぶアクセス道路の一部について、2028年度中の完成を目指す方針を示しました。

 引用資料 熊本日日新聞(2023/12/08)
 県道大津植木線の6車線化など、2028年度中に完了へ 熊本県 TSMC周辺の道路整備

 県道大津植木線の多車線化区間は、国道325号交差点から合志ICに接続するアクセス道路までの4.7kmを片側3車線の6車線化も可能な道幅で整備します。合志ICへのアクセス道路(約3.5km)の一部に当たる南側バイパスは、県道大津植木線と県道新山原水線をつなぐ1.2kmです。既存の道路がない区間を先行整備し、残る区間は道路拡幅などで対応します。


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「位置図」です。


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TSMC前の現在の「県道大津植木線」は、2~3車線です。片側3車線の6車線化も可能な道幅に拡幅されます。



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