2026年3月期の連結決算発表! 売上高が2兆円突破「JR東海(東海旅客鉄道)」 売上高・営業利益共に過去最高「JR西日本(西日本旅客鉄道)」

-JR西日本・JR東海-
「京都アニメーション」躍進のきっかけとも言えるアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が、放送開始20周年を記念し、2006年放送版(全14話)が再放送されています。「TVer(ティーバー)」で観られますが、20年経過した今見ても面白いです。「涼宮ハルヒ」の行動が無茶苦茶すぎて笑ってしまいます(笑)。ちなみに舞台は「兵庫県立西宮北高等学校(現:兵庫県立西宮苦楽園高校)」です。
本題に戻って、1987年4月1日に、「国鉄」は115年の歴史に幕を閉じて分割・民営化されました。北から「JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州」そして「JR貨物」のJR7社が発足しました。「国鉄清算事業団」が約25兆円の借金を引き継ぎました。
経営が安定していた本州3社「JR東日本、JR東海、JR西日本」は株式上場を果たし、その後「JR九州」も株式上場を果たしています。それに比べて「JR北海道、JR四国」は地理的ハンディから苦しい状況が続いています。
2026年3月期の本州3社の売上高(営業利益)を比較すると、1位の「JR東日本」が売上高3,084,679百万円(営業利益414,258百万円)、2位の「JR東海」が売上高2,006,218百万円(営業利益830,167百万円)、3位の「JR西日本」が売上高1,845,840百万円(営業利益198,081百万円)となっています。
「JR東海」と「JR西日本」は、売上高が比較的近いですが、2026年3月期の営業利益は、「JR東海」が830,167百万円と営業利益8,000億円を超える超優良企業です。「JR西日本」の198,081百万円と4倍以上の差があります。
西日本旅客鉄道(JR西日本)
「JR西日本(西日本旅客鉄道)」は、首都圏に圧倒的な在来線の鉄道網を持つ「JR東日本(東日本旅客鉄道)」や超高収益が約束されている東海道新幹線を持つ「JR東海(東海旅客鉄道)」と比べて鉄道が弱いので、多角化しないと収益を伸ばすのが難しいです。
2026年3月期連結決算では、大阪・関西万博の開催効果で鉄道や物販の収入が伸び、売上高・営業利益共に過去最高を更新しました。2027年3月期は、その反動で減収減益の予想をしています。
2026年3月期の売上高1,845,840百万円(1兆8458億円)の内訳は、鉄道・バス・フェリーなどのモビリティ業1兆1056億円(59.9%)、流通業約2,326億円(12.6%)、不動産業約2,857億円(15.5%)となっています。
その中で鉄道収入は約9,479億円です。内訳は新幹線約5,482億円(山陽新幹線約4,660億円+北陸新幹線約821億円)、在来線約3,997億円となっています。JR西日本の鉄道収入に占める新幹線の割合は57.8%です。新幹線への依存度が割と低いJR西日本でも新幹線の存在感は際立っています。
JR西日本・IR資料室(2026/04/30)
2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2025年度期末決算について
西日本旅客鉄道の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月 1,229,137百万円 118,111百万円
1999年3月 1,205,078百万円 117,941百万円
2000年3月 1,191,009百万円 107,758百万円
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2001年3月 1,195,516百万円 111,877百万円
2002年3月 1,190,610百万円 117,649百万円
2003年3月 1,165,571百万円 122,636百万円
2004年3月 1,215,735百万円 126,930百万円
2005年3月 1,220,847百万円 133,100百万円
2006年3月 1,240,098百万円 135,218百万円
2007年3月 1,262,935百万円 135,341百万円
2008年3月 1,290,190百万円 137,413百万円
2009年3月 1,275,308百万円 122,519百万円
2010年3月 1,190,135百万円 76,530百万円
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2011年3月 1,213,506百万円 95,988百万円
2012年3月 1,287,679百万円 109,799百万円
2013年3月 1,298,913百万円 129,497百万円
2014年3月 1,331,019百万円 134,593百万円
2015年3月 1,350,336百万円 139,774百万円
2016年3月 1,451,300百万円 181,539百万円
2017年3月 1,441,411百万円 176,392百万円
2018年3月 1,500,445百万円 191,365百万円
2019年3月 1,529,308百万円 196,946百万円
2020年3月 1,508,201百万円 160,628百万円
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2021年3月 898,172百万円 △245,544百万円
2022年3月 1,031,103百万円 △119,091百万円
2023年3月 1,395,531百万円 83,970百万円
2024年3月 1,635,023百万円 179,748百万円
2025年3月 1,707,944百万円 180,161百万円
2026年3月 1,845,840百万円 198,081百万円
2027年3月予想
2027年3月 1,829,000百万円 165,000百万円(会)
2027年3月 1,849,167百万円 177,557百万円(コ)
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年5月1日時点の数値です。
東海旅客鉄道(JR東海)
「東海道新幹線」を持つ「JR東海(東海旅客鉄道)」は、「東海道新幹線」の一本足打法となっています。「東海道新幹線」からの莫大な収益が約束されているからです。
2026年3月期連結決算では、大阪・関西万博の開催効果で鉄道や物販の収入が伸び、売上高・営業利益共に過去最高を更新しました。2027年3月期は、大阪・関西万博の増収分がなくなることや人件費などの高騰を織り込み、減収減益を見込んでいます。
2026年3月期は、売上高2,006,218百万円と遂に売上高が2兆円を突破しました。内訳は、運輸業1,641,663百万円(81.8%)、流通業174,477百万円(8.7%)、不動産業55,534百万円(2.8%)となっています。
● 全体の売上高の約74%が東海道新幹線!
鉄道収入は、新幹線が約1兆4793億円+在来線が約1,060億円=約1兆5853億円となっています。鉄道収入に占める「東海道新幹線」の割合は93.3%です。JR東海の全売上高に占める「新幹線」の割合は73.7%です。
「JR東海」は、「リニア中央新幹線」の建設に毎年莫大な金額を支払っており、なおかつ開業の見通しが立っていませんが、それなのに経営が傾かないのは超ドル箱の「東海道新幹線」があるためです。「JR東海」が「JR東日本」のような斬新な新幹線車両を開発しないのは、冒険よりも「安全・安定・安心」を何よりも重視するためです。
JR東海・株主・投資家情報(2026/04/28)
2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2026年3月期(2025年度) 期末決算補足説明資料
東海旅客鉄道の連結決算(売上高/営業利益)
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2007年3月 1,146,245百万円 380,601百万円
2008年3月 1,147,112百万円 368,672百万円
2009年3月 1,234,269百万円 337,019百万円
2010年3月 1,221,629百万円 325,698百万円
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2011年3月 1,333,294百万円 335,949百万円
2012年3月 1,366,965百万円 370,475百万円
2013年3月 1,585,319百万円 426,142百万円
2014年3月 1,652,547百万円 494,612百万円
2015年3月 1,672,295百万円 506,598百万円
2016年3月 1,738,409百万円 578,677百万円
2017年3月 1,756,980百万円 619,564百万円
2018年3月 1,822,039百万円 662,023百万円
2019年3月 1,878,137百万円 709,775百万円
2020年3月 1,844,647百万円 656,163百万円
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2021年3月 823,517百万円 △184,751百万円
2022年3月 935,139百万円 1,708百万円
2023年3月 1,400,285百万円 374,503百万円
2024年3月 1,710,407百万円 607,381百万円
2025年3月 1,831,847百万円 702,794百万円
2026年3月 2,006,218百万円 830,167百万円
2027年3月予想
2027年3月 1,993,000百万円 702,000百万円(会)
2027年3月 2,015,767百万円 782,533百万円(コ)
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年5月1日時点の数値です。
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