JR新大阪駅 おおさか東線新大阪駅構内改良工事 2011年10月3日の建設状況
-おおさか東線-
「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。
そのうち南側の「放出駅」~「宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日にに部分開業しました。
未開業区間の「新大阪駅」~「 放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2018年度末に開業予定です。
当初は、「新大阪駅」止まりの予定でしたが、さらに先の「梅田貨物線」を経由して、「うめきた」に計画されている「北梅田駅(仮称)」に乗り入れる計画に変更されています。
ただ「おおさか東線」は、過去に開業が何度も延期になったので、多くの関西人は疑心暗鬼になっており、2018年度末の全面開業は更に遅れると思っている方が多いと思います・・・
その中の新大阪駅の工事が「おおさか東線新大阪駅構内改良工事」です。「労災保険関係成立票」を見ると、工期は2010年2月19日~2017年1月26日までとなっています。工事はJR西日本グループの「大鉄工業」により行われています。
新大阪駅の東端に島式のホームを建設中です。在来線の新大阪駅は島式4面8線ですが、このホームが完成すると島式5面10線になります。
このホームは何番になるのでしょうか? 在来線は西から11番~18番、新幹線は20番か~26番(27番建設中)となっています。
間が19番しか空いていないので番号が足りません。新幹線はJR東海の管轄なので番号を変える事は考えられないので、在来線の番号をスライドさせるしかないですね。
歩道橋から南側を見た様子です。この先の空き地に軌道が敷かれ、更に先で合流すると思われます。
18番のりば(特急の鳥取方面・福知山・城崎温泉・天橋立方面)の北側から北側を見た様子です。
18番のりばの北側から南側を見た様子です。
在来線の上に建設している謎の工事です。鉄骨の柱も立派です。何を建設しているのかJR西日本もそろそろ完成予想図を発表して欲しいです。
JR東海の部分は分かりますが、JR西日本の部分は謎のままです。普通に考えたら橋上駅舎の拡張ですが・・・
橋上駅舎の下あたりです。
建設中の新しいホームを北側から見た様子です。これより北側はホームがまだ姿を現していません。
「デッキプレート」が敷かれています。この上に鉄筋を配筋してコンクリートを打設すると思われます。
建設中の新しいホームを南側から見た様子です。
南側を見た様子です。線路を南側に伸ばすには、歩道橋の降りる部分を更に東側に移動する必要がある事が分かります。
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