84 鹿児島県

2023年3月14日 (火)

JR九州 「鹿児島中央駅」と直結 延床面積31,869.75㎡の「JR鹿児島中央ビル」 2023年4月頃開業予定!

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-鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)-

 「JR九州」は、2004年の九州新幹線部分開業を契機に、アミュプラザ鹿児島などの開発により、鹿児島中央駅周辺にて、「住みたい、働きたい、訪れたい、まちづくり」を進めています。

 そして現在では、その「まちづくり」を鹿児島中央駅西口エリアにも広げていくべく、鹿児島中央駅西口のJR九州用地の敷地面積約9,500㎡において、オフィスをはじめとした複合ビル開発及び住居等開発計画を進めています。

 鹿児島中央駅西口用地における「まちづくり」のⅠ期開発として、2021年11月18日に複合ビルの工事に着手するとともに、安全祈願祭を執り行いました。

● JR鹿児島中央ビル
 鹿児島中央駅西口地区においては、鹿児島市による周辺道路整備事業に併せて、JR九州が鹿児島市道敷地を取得し歩行者空間として整備を行い、安心安全な基盤整備を進めています。

 今回のまちづくりに伴う開発は2つの段階に分けて進めていますが、そのうちのⅠ期開発(敷地面積6,485.07㎡)である「(仮称)鹿児島中央駅西口複合ビル」の名称を「JR鹿児島中央ビル」に、商業ゾーンの名称を「AMU WE(アミュ ウィー)決定しました。開業日は2023年4月頃を予定しています。

 引用資料 JR九州(PDF:2023/01/26)
 「JR鹿児島中央ビル」誕生! ~建物、商業ゾーン名称及び出店テナント決定のお知らせ~

JR鹿児島中央ビルの概要
◆ 所在地-鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)
◆ 所在地-鹿児島県鹿児島市武一丁目2番10号
◆ 交通-JR「鹿児島中央」駅徒歩1分
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-54.21m
◆ 敷地面積-6,485.07㎡(Ⅰ期開発) 
◆ 延床面積-31,869.75㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(4階~10階)、商業施設(1階~3階)、立体駐車場
◆ 建築主-JR九州
◆ 設計者・管理者-清水建設
◆ 施工者-清水・九鉄特定建設工事共同企業体(清水建設・九鉄工業JV)
◆ 着工-2021年11月18日(着工及び安全祈願祭)
◆ 開業-2023年04月頃予定


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「4階ラウンジイメージ」です。


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「1階商業イメージ」です。


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「2階商業・オフィスエントランスイメージ」です。


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「基準階平面図」です。


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「フロア構成図」です。


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「商業ゾーンマップ」です。



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2022年8月19日 (金)

京セラ 怒涛に設備投資ラッシュ 積層セラミックコンデンサ(MLCC)の需要増に対応 「京セラ鹿児島国分工場」に新工場棟を建設!

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-京セラ-

 「京セラ」は、京都市伏見区に本社を置く「電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品」などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーです。

 1959年4月1日に「稲盛和夫氏」が京都市中京区西ノ京原町でファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク」として設立しました。1982年10月1日に「京セラ」へ商号変更しています。

 「稲盛和夫氏」は、鹿児島県鹿児島市で生まれです。大学は「鹿児島県立大学(現:鹿児島大学)」の工学部を卒業しています。そのため鹿児島県には、「鹿児島川内工場、鹿児島隼人工場、鹿児島国分工場、ものづくり研究所(鹿児島国分工場内)」など、「京セラ」の拠点がたくさんあります。

● 鹿児島国分工場に新工場棟を建設!
 「京セラ」は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の生産容量の拡大や技術開発力の強化、将来を見据えた生産スペースの確保などを目的に、鹿児島国分工場内に第5-1-2工場を建設することを決定しました。2022年8月17日、地元自治体である霧島市と立地協定締結の調印式を行った後、2022年9月より既設研究棟を解体し、2023年2月より新工場棟の建設を開始する予定です。

 引用資料 京セラ(2022/08/17)
 積層セラミックコンデンサ(MLCC)の需要増に対応 京セラ鹿児島国分工場に新工場棟を建設

京セラ株式会社鹿児島国分工場 第5-1-2工場の概要

◆ 所在地-鹿児島県霧島市国分山下町1-1
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 建築面積-約7,197㎡
◆ 延床面積-約37,600㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-工場(製品品目 積層セラミックコンデンサ(MLCC)など)
◆ 着工-2023年02月予定
◆ 操業-2024年05月予定
◆ 投資総額-約150億円(工場および一部の生産設備)


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鹿児島川内工場に新工場棟を建設
 「京セラ」は、有機パッケージや水晶デバイス用パッケージなど、半導体部品の増産に伴う生産スペース確保を目的に、鹿児島川内工場に国内最大の建屋となる第23工場を建設することを決定しました。

 引用資料 京セラ(2022/04/20)
 有機パッケージ・水晶デバイス用パッケージの需要増に対応 京セラ鹿児島川内工場に新工場棟を建設

 現在、有機パッケージは、5G(第5世代移動通信システム)の本格化により基地局やデータセンター向けの需要が拡大していることに加え、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転技術の高度化により、センサーカメラや高機能プロセッサ向けなどの需要の伸びが見込まれています。一方で、水晶デバイス用パッケージは、パソコンやスマートフォンといった情報端末から、家電、自動車、産業機械など、多様な機器に搭載されることから、今後も市場拡大が期待されています。

京セラ株式会社鹿児島川内工場 第23工場の概要
◆ 所在地-鹿児島県薩摩川内市高城町2310-10
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 建築面積-約12,380㎡
◆ 延床面積-約65,530㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-工場(製品品目 有機パッケージ、水晶デバイス用パッケージなど)
◆ 操業-2023年10月予定
◆ 投資総額-約625億円


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鹿児島国分工場に新工場2棟を建設
 「京セラ」は、ファインセラミック事業の更なる拡大および、他事業の将来的な設備増設を見据えた生産スペースの確保を目的として、鹿児島国分工場に新たに「第7-1工場、第7-2工場」を建設しています。

 引用資料 京セラ(2021/10/20)
 半導体製造装置用ファインセラミック部品の需要増に対応 京セラ鹿児島国分工場に新工場2棟を建設

 現在、IoTの進展や通信5Gの普及に伴い、パソコンやスマートフォン、データセンター、自動車をはじめ、あらゆる製品に使用される半導体の需要が急速に高まっており、今後も継続した市場成長が期待されています。

 それに伴い、半導体製造装置に使用されるファインセラミック部品についても大幅な増産が求められています。これらの要求に迅速に対応するため、「第7-1工場」は2022年10月、「第7-2工場」は2023年10月から順次生産を開始し、鹿児島国分工場における同製品の生産能力を従来の約2倍にする計画です。

新工場の概要
◆ 名称-京セラ株式会社鹿児島国分工場 第7-1工場/第7-2工場
◆ 所在地-鹿児島県霧島市国分上小川1002番地1
◆ 階数-(第7-1工場)地上2階、地下0階、(第7-2工場)地上6階、地下0階
◆ 建築面積-(第7-1工場)約5,174㎡、(第7-2工場)約6,996㎡
◆ 延床面積-(第7-1工場)約10,120㎡、(第7-2工場)約37,497㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 製品品目-半導体製造装置用ファインセラミック部品等  
◆ 着工-(第7-1工場)2021年11月、(第7-2工場)2021年11月
◆ 操業-(第7-1工場)2022年10月予定、(第7-2工場)2023年10月予定
◆ 投資総額-約110億円


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京セラの本社

 「京セラ」の本社は、京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあります。

京セラの連結決算(売上高/営業利益)

-----------------------------------------
1998年3月       752,312百万円     95,513百万円
1999年3月       725,326百万円     55,770百万円
2000年3月       812,626百万円     92,151百万円
-----------------------------------------
2001年3月    1,285,053百万円    207,200百万円
2002年3月    1,034,574百万円     51,561百万円
2003年3月    1,069,770百万円     83,388百万円
2004年3月    1,140,814百万円    108,962百万円
2005年3月    1,180,655百万円    100,968百万円
2006年3月    1,181,489百万円    103,207百万円
2007年3月    1,283,897百万円    135,102百万円
2008年3月    1,290,436百万円    152,420百万円
2009年3月    1,128,586百万円     43,419百万円
2010年3月    1,073,805百万円     63,860百万円
-----------------------------------------
2011年3月    1,266,924百万円    155,924百万円
2012年3月    1,190,870百万円     97,675百万円
2013年3月    1,280,054百万円     76,926百万円
2014年3月    1,447,369百万円    120,582百万円
2015年3月    1,526,536百万円     93,428百万円
2016年3月    1,479,627百万円     92,656百万円
2017年3月    1,422,754百万円    104,542百万円
2018年3月    1,577,039百万円     95,575百万円
2019年3月    1,623,710百万円     94,823百万円
2020年3月    1,599,053百万円    100,193百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,526,897百万円     70,644百万円
2022年3月    1,838,938百万円   148,910百万円

2023年3月期予想
2023年3月    2,000,000百万円   174,000百万円(会)
2023年3月    1,978,359百万円   179,732百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2022年8月19日時点の数値です。



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2022年5月 9日 (月)

京セラ 有機パッケージ・水晶デバイス用パッケージの需要増に対応 投資総額約625億円 鹿児島川内工場に新工場棟を建設!

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-京セラ-

 「京セラ」は、京都市伏見区に本社を置く「電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品」などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーです。

 1959年4月1日に「稲盛和夫氏」が京都市中京区西ノ京原町でファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク」として設立しました。1982年10月1日に「京セラ」へ商号変更しています。

 「稲盛和夫氏」は、鹿児島県鹿児島市で生まれです。大学は「鹿児島県立大学(現:鹿児島大学)」の工学部を卒業しています。そのため鹿児島県には、「鹿児島川内工場、鹿児島隼人工場、鹿児島国分工場、ものづくり研究所(鹿児島国分工場内)」など、「京セラ」の拠点がたくさんあります。

● 鹿児島川内工場に新工場棟を建設!
 「京セラ」は、有機パッケージや水晶デバイス用パッケージなど、半導体部品の増産に伴う生産スペース確保を目的に、鹿児島川内工場に国内最大の建屋となる第23工場を建設することを決定しました。2022年5月より新工場の建設を開始する予定です。

 引用資料 京セラ(2022/04/20)
 有機パッケージ・水晶デバイス用パッケージの需要増に対応 京セラ鹿児島川内工場に新工場棟を建設

 現在、有機パッケージは、5G(第5世代移動通信システム)の本格化により基地局やデータセンター向けの需要が拡大していることに加え、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転技術の高度化により、センサーカメラや高機能プロセッサ向けなどの需要の伸びが見込まれています。一方で、水晶デバイス用パッケージは、パソコンやスマートフォンといった情報端末から、家電、自動車、産業機械など、多様な機器に搭載されることから、今後も市場拡大が期待されています。

京セラ株式会社鹿児島川内工場 第23工場の概要
◆ 所在地-鹿児島県薩摩川内市高城町2310-10
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 建築面積-12,380㎡
◆ 延床面積-65,530㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-工場(製品品目 有機パッケージ、水晶デバイス用パッケージなど)
◆ 操業-2023年10月予定
◆ 投資総額-約625億円


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鹿児島国分工場に新工場2棟を建設
 「京セラ」は、ファインセラミック事業の更なる拡大および、他事業の将来的な設備増設を見据えた生産スペースの確保を目的として、鹿児島国分工場に新たに「第7-1工場、第7-2工場」を建設しています。

 引用資料 京セラ(2021/10/20)
 半導体製造装置用ファインセラミック部品の需要増に対応 京セラ鹿児島国分工場に新工場2棟を建設

 現在、IoTの進展や通信5Gの普及に伴い、パソコンやスマートフォン、データセンター、自動車をはじめ、あらゆる製品に使用される半導体の需要が急速に高まっており、今後も継続した市場成長が期待されています。

 それに伴い、半導体製造装置に使用されるファインセラミック部品についても大幅な増産が求められています。これらの要求に迅速に対応するため、「第7-1工場」は2022年10月、「第7-2工場」は2023年10月から順次生産を開始し、鹿児島国分工場における同製品の生産能力を従来の約2倍にする計画です。

新工場の概要
◆ 名称-京セラ株式会社鹿児島国分工場 第7-1工場/第7-2工場
◆ 所在地-鹿児島県霧島市国分上小川1002番地1
◆ 階数-(第7-1工場)地上2階、地下0階、(第7-2工場)地上6階、地下0階
◆ 建築面積-(第7-1工場)約5,174㎡、(第7-2工場)約6,996㎡
◆ 延床面積-(第7-1工場)約10,120㎡、(第7-2工場)約37,497㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 製品品目-半導体製造装置用ファインセラミック部品等  
◆ 着工-(第7-1工場)2021年11月、(第7-2工場)2021年11月
◆ 操業-(第7-1工場)2022年10月予定、(第7-2工場)2023年10月予定
◆ 投資総額-約110億円


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京セラの本社

 「京セラ」の本社は、京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあります。

京セラの連結決算(売上高/営業利益)

-----------------------------------------
2000年3月       812,626百万円     92,151百万円
-----------------------------------------
2001年3月    1,285,053百万円    207,200百万円
2002年3月    1,034,574百万円     51,561百万円
2003年3月    1,069,770百万円     83,388百万円
2004年3月    1,140,814百万円    108,962百万円
2005年3月    1,180,655百万円    100,968百万円
2006年3月    1,181,489百万円    103,207百万円
2007年3月    1,283,897百万円    135,102百万円
2008年3月    1,290,436百万円    152,420百万円
2009年3月    1,128,586百万円     43,419百万円
2010年3月    1,073,805百万円     63,860百万円
-----------------------------------------
2011年3月    1,266,924百万円    155,924百万円
2012年3月    1,190,870百万円     97,675百万円
2013年3月    1,280,054百万円     76,926百万円
2014年3月    1,447,369百万円    120,582百万円
2015年3月    1,526,536百万円     93,428百万円
2016年3月    1,479,627百万円     92,656百万円
2017年3月    1,422,754百万円    104,542百万円
2018年3月    1,577,039百万円     95,575百万円
2019年3月    1,623,710百万円     94,823百万円
2020年3月    1,599,053百万円    100,193百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,526,897百万円     70,644百万円
2022年3月    1,838,938百万円   148,910百万円

2023年3月期予想
2023年3月    2,000,000百万円   174,000百万円



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2021年11月15日 (月)

JR九州 「鹿児島中央駅」と直結 延床面積約31,600㎡の「鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)」 2021年11月18日に工事着手及び安全祈願祭を挙行!

Kagoshima211111
-鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)-

 「JR九州」は、2004年の九州新幹線部分開業を契機に、アミュプラザ鹿児島などの開発により、鹿児島中央駅周辺にて、「住みたい、働きたい、訪れたい、まちづくり」を進めています。

 そして現在では、その「まちづくり」を鹿児島中央駅西口エリアにも広げていくべく、鹿児島中央駅西口のJR九州用地の敷地面積約9,500㎡において、オフィスをはじめとした複合ビル開発及び住居等開発計画を進めています。

 鹿児島中央駅西口用地における「まちづくり」のⅠ期開発として、2021年11月18日に複合ビルの工事に着手するとともに、安全祈願祭を執り行います。

 引用資料 JR九州(PDF:2021/11/12)
 鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)の工事着手及び安全祈願祭について

 鹿児島の陸の玄関口「鹿児島中央駅」と直結した、地上11階の商業・オフィスビルと立体駐車場からなる複合施設を「Ⅰ期開発」とし、2023年春の開業を目指します。オフィスは4階~10階、商業施設は1階~3階を予定しています。立体駐車場は、5層6段(240台)を予定しています。

 その後も、「Ⅱ期開発」として、定住人口の増加によるにぎわいの拡大を目指し、住居等の開発を計画しており、鹿児島中央駅周辺のまちづくりを進めていきます。

鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)の概要 (Ⅰ期開発)
◆ 所在地-鹿児島県鹿児島市武一丁目2番1号 他
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 敷地面積-約9,500㎡(Ⅰ期開発約6,400㎡) 
◆ 延床面積-約31,600㎡(オフィス・商業施設26,200㎡、駐車場5,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(4階~10階)、商業施設(1階~3階)、立体駐車場
◆ 建築主-JR九州
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水・九鉄特定建設工事共同企業体(清水建設・九鉄工業JV)
◆ 着工-2021年11月18日(着工及び安全祈願祭)
◆ 開業-2023年春予定


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「複合ビル外観イメージ」です。


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2021年4月28日に公開された外観イメージです。外観デザインが少し変更されています。

 引用資料 JR九州(PDF:2021/04/28)
 鹿児島中央駅西口におけるまちづくりの概要について~2023年春 新たなランドマークが誕生します~


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2021年4月28日に公開された「フロア構成イメージ」です。地上10階から11階に変更になっていますが、フロア構成は変更はありません。オフィス11階部分は「設備スペース」となります。



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2021年10月25日 (月)

京セラ 半導体製造装置に使用されるファインセラミック部品の大幅な増産 鹿児島国分工場に新工場2棟(第7-1工場、第7-2工場)を建設!

Kyocera211011
-京セラ-

 「京セラ」は、京都市伏見区に本社を置く「電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品」などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーです。

 1959年4月1日に「稲盛和夫氏」が京都市中京区西ノ京原町でファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク」として設立しました。1982年10月1日に「京セラ」へ商号変更しています。

 「稲盛和夫氏」は、鹿児島県鹿児島市で生まれです。大学は「鹿児島県立大学(現:鹿児島大学)」の工学部を卒業しています。そのため鹿児島県には、「鹿児島川内工場、鹿児島隼人工場、鹿児島国分工場、ものづくり研究所(鹿児島国分工場内)」など、「京セラ」の拠点がたくさんあります。

 「京セラ」は、情報通信や環境エネルギー分野における研究開発体制の強化を目的に、鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)内に新たに研究棟を建設します。2021年1月より新研究棟の建設を開始しています。

 京セラ ニュースリリース(2020/12/18)
 研究開発体制の強化により、製品・技術開発のスピードアップを図る 京セラ鹿児島国分工場に新研究棟を建設

● 鹿児島国分工場に新工場2棟を建設!
 「京セラ」は、ファインセラミック事業の更なる拡大および、他事業の将来的な設備増設を見据えた生産スペースの確保を目的として、鹿児島国分工場に新たに「第7-1工場、第7-2工場」を建設することを決定しました。2021年11月より新工場の建設を開始する予定です。

 引用資料 京セラ(2021/10/20)
 半導体製造装置用ファインセラミック部品の需要増に対応 京セラ鹿児島国分工場に新工場2棟を建設

 現在、IoTの進展や通信5Gの普及に伴い、パソコンやスマートフォン、データセンター、自動車をはじめ、あらゆる製品に使用される半導体の需要が急速に高まっており、今後も継続した市場成長が期待されています。

 それに伴い、半導体製造装置に使用されるファインセラミック部品についても大幅な増産が求められています。これらの要求に迅速に対応するため、「第7-1工場」は2022年10月、「第7-2工場」は2023年10月から順次生産を開始し、鹿児島国分工場における同製品の生産能力を従来の約2倍にする計画です。

新工場の概要
◆ 名称-京セラ株式会社鹿児島国分工場 第7-1工場/第7-2工場
◆ 所在地-鹿児島県霧島市国分上小川1002番地1
◆ 階数-(第7-1工場)地上2階、地下0階、(第7-2工場)地上6階、地下0階
◆ 建築面積-(第7-1工場)約5,174㎡、(第7-2工場)約6,996㎡
◆ 延床面積-(第7-1工場)約10,120㎡、(第7-2工場)約37,497㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 製品品目-半導体製造装置用ファインセラミック部品等  
◆ 着工-(第7-1工場)2021年11月予定、(第7-2工場)2021年11月予定
◆ 操業-(第7-1工場)2022年10月予定、(第7-2工場)2023年10月予定
◆ 投資総額-約110億円


Kyocera211012
「完成予想図(第7-1工場)」です。延床面積約10,120㎡、2021年11月着工、2022年10月操業開始予定です。


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「完成予想図(第7-2工場)」です。延床面積約37,497㎡、2021年11月着工、2022年10月操業開始予定です。


Kyotokyoto201115 
京セラの本社

 「京セラ」の本社は、京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあります。

京セラの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2000年3月       812,626百万円     92,151百万円
-----------------------------------------
2001年3月    1,285,053百万円    207,200百万円
2002年3月    1,034,574百万円     51,561百万円
2003年3月    1,069,770百万円     83,388百万円
2004年3月    1,140,814百万円    108,962百万円
2005年3月    1,180,655百万円    100,968百万円
2006年3月    1,181,489百万円    103,207百万円
2007年3月    1,283,897百万円    135,102百万円
2008年3月    1,290,436百万円    152,420百万円
2009年3月    1,128,586百万円     43,419百万円
2010年3月    1,073,805百万円     63,860百万円
-----------------------------------------
2011年3月    1,266,924百万円    155,924百万円
2012年3月    1,190,870百万円     97,675百万円
2013年3月    1,280,054百万円     76,926百万円
2014年3月    1,447,369百万円    120,582百万円
2015年3月    1,526,536百万円     93,428百万円
2016年3月    1,479,627百万円     92,656百万円
2017年3月    1,422,754百万円    104,542百万円
2018年3月    1,577,039百万円     95,575百万円
2019年3月    1,623,710百万円     94,823百万円
2020年3月    1,599,053百万円    100,193百万円
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2021年3月    1,526,897百万円     70,644百万円

2022年3月期予想
2022年3月    1,730,000百万円    117,000百万円(会)
2022年3月    1,740,708百万円    135,021百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。



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2021年5月 3日 (月)

JR九州 「鹿児島中央駅」と直結 「鹿児島中央駅西口地区」に延床面積約25,400㎡の大規模複合施設 2023年春に新たなランドマークが誕生!

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-鹿児島中央駅西口地区-

 「JR九州」は、これまで鹿児島中央駅西口地区の「まちづくり」について、関係機関との協議を重ねながら検討を進めてきました。鹿児島中央駅西口地区の「まちづくり」の核となり、新たなランドマークとなる開発計画の概要がまとまりました。

 鹿児島の陸の玄関口「鹿児島中央駅」と直結した、地上10階の商業・オフィスビルと立体駐車場からなる複合施設を「Ⅰ期開発」とし、2023年春の開業を目指します。オフィスは、4階~10階の賃貸面積約13,500㎡、商業施設は、1階~3階の店舗面積4,000㎡を予定しています。

 引用資料 JR九州(PDF:2021/04/28)
 鹿児島中央駅西口におけるまちづくりの概要について~2023年春 新たなランドマークが誕生します~

 その後も、「Ⅱ期開発」として、定住人口の増加によるにぎわいの拡大を目指し、住居等の開発を計画しており、鹿児島中央駅周辺のまちづくりを進めていきます。

鹿児島中央駅西口地区(Ⅰ期開発)の概要
◆ 所在地-鹿児島県鹿児島市武一丁目2番1号 他
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 敷地面積-約9,500㎡(1期開発約6,500㎡、Ⅱ期開発約3,000㎡)
◆ 延床面積-約25,400㎡
◆ 用途-商業・オフィス、立体駐車場
◆ 建築主-JR九州
◆ 着工-2021年秋予定
◆ 開業-2023年春予定


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「Ⅰ期開発イメージ(夜景)」です。


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「歩行者空間の整備イメージ」です。


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「フロア構成イメージ」です。



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2020年12月28日 (月)

京セラ 研究開発体制の強化により、製品・技術開発のスピードアップを図る 鹿児島国分工場に新研究棟を建設 2021年1月に着工!

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-京セラ-

 「京セラ」は、京都市伏見区に本社を置く「電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品」などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーです。

 1959年4月1日に「稲盛和夫氏」が京都市中京区西ノ京原町でファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク」として設立しました。1982年10月1日に「京セラ」へ商号変更しています。

 「稲盛和夫氏」は、鹿児島県鹿児島市で生まれです。大学は「鹿児島県立大学(現:鹿児島大学)」の工学部を卒業しています。そのため鹿児島県には、「鹿児島川内工場、鹿児島隼人工場、鹿児島国分工場、ものづくり研究所(鹿児島国分工場内)」など、「京セラ」の拠点がたくさんあります。

● 京セラ鹿児島国分工場に新研究棟を建設
 「京セラ」は、情報通信や環境エネルギー分野における研究開発体制の強化を目的に、鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)内に新たに研究棟を建設します。2021年1月より新研究棟の建設を開始する予定です。

 引用資料 京セラ(2020/12/18)
 研究開発体制の強化により、製品・技術開発のスピードアップを図る 京セラ鹿児島国分工場に新研究棟を建設
 
 現在、鹿児島国分工場内には、材料技術の研究を行う「ものづくり研究所」、プロセス技術の研究を行う生産技術部門、解析評価技術の研究を行う分析部門の3部門があり、「京セラ」の研究開発における主要拠点の一つとなっています。

 情報通信分野では、5G対応のスマートフォンやIoT機器に使用されるコンデンサ、セラミックパッケージ、環境エネルギー分野では、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の主要部品であるセルスタックなどの研究開発を行っています。さらに、既存の研究を応用し、航空・宇宙、医療・ヘルスケアなど、新規分野への展開を図っています。

 新研究棟では、敷地内に分散していた3部門を集約し、連携を強化することで、製品・技術開発のスピードアップを図るとともに、製品の立ち上げ時から設備の自動化や生産の効率化に至るまで、総合的にサポートできる体制を確立します。また、社外の技術者を含めた交流の場としても活用し、技術情報の共有をはじめ、人材育成、イノベーションの創出を推進していきます。

新研究棟の概要
◆ 名称-京セラ株式会社 鹿児島国分工場 新研究棟(仮称)
◆ 所在地-鹿児島県霧島市国分上小川字大ノ丸1450-1
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 建築面積-約5,990㎡
◆ 延床面積-約22,902㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 主な研究内容-積層セラミックコンデンサ、電子デバイス用セラミックパッケージ、SOFC用セルスタックの開発など 
◆ 着工-2021年01月予定
◆ 操業-2022年09月予定
◆ 投資総額-約100億円


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京セラの本社

 「京セラ」の本社は、京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあります。


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けいはんなリサーチセンター(旧:中央研究所)

 「京セラ」の研究開発拠点の「けいはんなリサーチセンター」です。「けいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)」内の京都府相楽郡精華町光台三丁目5-3にあります。

 「中央研究所」は、1995年8月の開設以来、京セラの主要な研究開発拠点の一つとして、部品・デバイスを中心とした各種製品の研究開発を担ってきました。2019年4月1日に、「中央研究所」を強化し、名称を「けいはんなリサーチセンター」に変更しました。


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 みなとみらいリサーチセンター

 「京セラ」の研究開発拠点の「みなとみらいリサーチセンター」です。神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1の「オーシャンゲートみなとみらい」の1階・3階・4階・5階・6階の延床面積約10,770㎡を使用しています。

 「みなとみらいリサーチセンター」は、エネルギー、情報、通信、車載など京セラの研究開発部門が集結したシステム関連の基幹リサーチセンターです。2019年7月19日に開所式を開催しました。



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2020年9月13日 (日)

がんばれ! 次期基幹ロケット「H3ロケット」 メインエンジン「LE-9」の技術的課題への対応のため試験機初号機の打ち上げを1年延期

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-H3ロケット-

 私は軍事オタなので、関連する技術とも言える「ロケット」も大好きです。そのため種子島宇宙センターからの「H-ⅡAロケット」や「H-ⅡBロケット」の打ち上げの際には、「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」のネット中継が見られる時間帯であれば必ず見ます。

 何度見ても大型ロケットの打ち上げシーンは、魂を揺さぶられます。特に大型の「H-ⅡBロケット」はド迫力で、TBSのテレビドラマ「下町ロケット」でも打ち上げシーンのモデルとなっていました。

 現在の日本の基幹ロケットは、「H-ⅡAロケット」です。「こうのとり: HTV(宇宙ステーション補給機)」を打ち上げる時のみより打ち上げ能力がより高い「H-ⅡBロケット」を使用します。「H-ⅡBロケット」は、2020年5月21日に打ち上げられた最終号機「9号機」で、ミッションが完了しました。

 「H-ⅡAロケット、H-ⅡBロケット」の後継機として「H3ロケット」が開発中です。「H3ロケット」は、「H-ⅡAロケット、H-ⅡBロケット」と比較して、打ち上げ費用の削減、静止軌道打ち上げ能力の増強、打ち上げ時の安全性の向上、年間打ち上げ可能回数の増加を同時に達成して、宇宙開発における日本の自立性確保と同時に、商業受注で国際競争力のあるロケットを実現させるために開発しています。

 引用資料 JAXA(宇宙航空研究開発機構)
 H3ロケットとは

 「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」と「三菱重工業」との共同開発ですが、打ち上げ費用の削減のため、日本では初めて、機体の設計・開発段階から民間企業の「三菱重工業」が主体的役割を果たしています。

● H3ロケットの打ち上げを1年延期
 「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」は、当初2020年度の打上げを目指していた次期基幹ロケット「H3ロケット」の試験機初号機について、新型のメインエンジンの設計の一部を変更する必要があるなどとして、打ち上げの時期を1年延期して2021年度にすると発表しました。

 JAXA プレスリリース(2020/09/11)
 H3ロケットの開発計画の見直しについて

 「JAXA」によると開発中のメインエンジン「LE-9」の試験で、燃焼室と呼ばれる部分で、長さ1cmほどの割れ目が14か所見つかったほか、燃料を送り込むターボポンプと呼ばれる機器の内部でも、ひびが入っていることが確認されたということです。そのためめ設計の一部を変更する必要があるなどとしています。

 私的になかなりショックなニュースでしたが、新しい技術への挑戦ではこのような出来事はよく起こります。世界の最先端を走るアメリカの民間宇宙ベンチャー「スペースX」も数々の失敗の上に、目標ゾーンに垂直着陸できる再利用可能なロケットという驚異的な技術を確立しました。


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開発中のLE-9エンジン

 「LE-9エンジン」は、「H3ロケット」の1段エンジンとして新しく開発しています。エンジン全体のパーツ数を大幅に減らして開発コストを下げる一方で、これまで日本が開発してきた液体ロケットエンジンに比べて、より大推力を発生させるエンジンです。

 真空中推力は、既存の「LE-7Aエンジン」が1,100kN(112tonf)、開発中の「LE-9エンジン」が1,471kN (150tonf)となっています。単純計算で、1,471kN ÷1,100kN=1.33倍となります。


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H3ロケット

 主要諸元は、「H3ロケット標準型(H3-24L)」で、 全長63m、コア機体直径5.2m、全備質量574トンです。ちなみにこれまで日本最大だった「H-ⅡBロケット」は、全長56.6m、コア機体直径5.2m(第1段コア)、全備質量531トンでした。

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過去最大のパワーと多様な機体形態

 「H3ロケット」は、2種類の「フェアリング」、第1段エンジン「LE-9」を2基または3基、固体ロケットブースタ「SRB-3」を0本、2本、4本の切り換えにより、様々な大きさや軌道の人工衛星の打ち上げに対応します。静止トランスファー軌道への打ち上げ能力は、これまでの「H-ⅡAロケット、H-ⅡBロケット」の能力を上回る過去最大に設定しています。

● 型名の見分け方
 例えば、「H3ロケット標準型(H3-24L)」の場合、最初の「H3」が「H3ロケット」、次の「2」が第1段エンジン「LE-9」の基数の2基、次の「4」が固体ロケットブースタ「SRB-3」の本数の4本、最後の「L」が「フェアリング」のタイプ「ショート(S)、 ロング(L)」の「ロング(L)」です。


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国産大型液体ロケットのあゆみ

 国産大型液体ロケットは、1975年初飛行の「N-1ロケット」の開発から始まりました。「N-1ロケット」と「N-Ⅱロケット」は着実に打ち上げ実績を重ねましたが、海外からの技術導入だったため、トラブルが発生しても日本だけで原因究明できないなどの問題がありました。

 「H-Ⅰロケット」に続いて開発され、1994年初飛行「H-Ⅱロケット」は、「衛星フェアリング、機体構造、第1段エンジン」に至るすべてを国産とした純国産ロケットとなりました。 このようにして日本は独自のロケット開発技術を保有するに至りました。



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2020年6月11日 (木)

鹿児島市の中心市街地「天文館」 延床面積約37,000㎡の大規模複合施設「千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業」

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-千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業-
 「千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業」は、大正年間から営々と築かれてきた鹿児島市の中心市街地「天文館(てんもんかん)」の中で、鹿児島市電「天文館通」電停に面する老舗タカプラを中心に「L字型」に広がる敷地面積6,086.89㎡の敷地を一体として活用した再開発プロジェクトです。

 引用資料 公式ホームページ
 千日町1・4番街区 市街地再開発組合

 概要は、地上15階、地下1階、高さ64.00m、延床面積36,693.96㎡です。1階~4階までが「商業スペース」、5階・6階が「オフィス」、4階・5階の一部に「鹿児島市の図書館」、6階には「ホール」、7階~14階までが「ホテル」、最上階に「レストラン」を設けます。2019年12月26日に鹿児島県知事も出席して「安全祈願祭」を執り行われ、2020年1月初旬に着工しました。 

●  基礎工法は既成コンクリート杭
 私は構造ヲタなので「基礎工法」が気になってしかたがありません。基礎工法ですが、「千日町1・4番街区市街地再開発組合」の公式HPの2020年5月24日の建設現場の写真を見ると「既成コンクリート杭」を建込んでいます。基礎工法は「既成コンクリート杭」だと思われます。

 千日町1・4番街区市街地再開発組合 再開発ダイアリー
 千日町1・4番街区の今(千日町1・4番街区の今)

千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-鹿児島県鹿児島市千日前1番1他53筆
◆ 交通-鹿児島市電「天文館通」電停すぐ
◆ 階数-地上15階、地下1階
◆ 高さ-64.00m
◆ 敷地面積-6,086.89㎡
◆ 延床面積-36,693.96㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭(再開発組合の建設現場の写真から推測)
◆ 用途-物販、飲食、集会場、事務所、ホテル
◆ 建築主-千日町1・4番街区市街地再開発組合
◆ 設計者-(基本設計)アール・アイ・エー、(実施設計)アール・アイ・エー・東条設計JV
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2019年12月26日(安全祈願祭)、2020年01月初旬(着工)
◆ 竣工-2021年12月予定
◆ 開業-2022年春予定


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「見上げ(完成パース)」です。


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「屋上庭園(完成パース)」です。


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「広場昼景(完成パース)」です。


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鹿児島市立 まちなか図書館(仮称)
 「鹿児島市」が再開発ビル内に整備予定の「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)」について、基本計画(素案)のパブリックコメント手続を実施し、その結果が公表されています。

 引用資料 鹿児島市・公式HP(2019/12/26)
 鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画(素案)に係るパブリックコメント手続の実施結果及び鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画の公表


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「1・4番街区再開発ビル位置図」です。敷地は「L字型」です。



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2020年6月10日 (水)

鹿児島県で最も高いビル 中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業 地上24階、高さ約101mの「ザ・パークハウス 鹿児島中央タワー」

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-ザ・パークハウス 鹿児島中央タワー-
 
「三菱地所レジデンス、大京、穴吹工務店」は、鹿児島市で進めている「中央町19・20 番街区第一種市街地再開発事業」の「安全祈願祭」を2018年5月22日に現地にて執り行いました。2018年6月25日には本体工事に着工しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/06/21)
 ~鹿児島の玄関にふさわしい、商業・住宅併設の新たな都市空間を創出~  「中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業」着工

 引用資料 公式Facebook(上空からの建設状況あり)
 中央町19・20番街区市街地再開発組合

 概要は、地上24階、地下1階、高さ101.00m、延床面積47,310.41㎡です。現時点で、鹿児島県で最も高いビルは「鹿児島県庁舎行政庁舎」の地上18階、高さ93.09mですが、高さ101.00mはそれを上回ります。数戸数210戸の共同住宅部分の名称は「ザ・パークハウス 鹿児島中央タワー」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

● 本当に鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造?
 構造は「鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造」となっています。分譲マンションで「鉄骨造」は極めて珍しいので、公式Facebookの上空からの建設現場の空撮写真を保存して拡大して調べてみましたが、高層階(8階~24階)の分譲マンション部分は、柱に鉄筋が見えるので、 少なくとも柱は「鉄筋コンクリート造」のように見えます。

ザ・パークハウス 鹿児島中央タワーの概要
◆ 計画名-中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-鹿児島県鹿児島市中央町19番40(地番)
◆ 交通-JR九州新幹線・鹿児島本線・指宿枕崎線「鹿児島中央」駅徒歩1分
◆ 階数-地上24階、地下1階
◆ 高さ-最高部101.00m、軒高99.98m
◆ 敷地面積-4,390.15㎡
◆ 延床面積-47,310.41㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-商業・サービス系施設、ホール、共同住宅、駐車場
◆ 数戸数-210戸
◆ 建築主-中央町19・20番街区市街地再開発組合(参加組合員 南国殖産、三菱地所レジデンス、大京、穴吹工務店)
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東条設計・竹中工務店設計監理企業体
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年05月22日(安全祈願祭)、2018年06月25日(着工)
◆ 竣工-2021年01月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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「どうして地上24階で高さが101.00mもあもあるのか?」と不思議でしたが、1階~7階の商業・サービス系施設等の階高がやたら高いので納得しました。


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「外観完成予想CG」です。パッと見は太いマンションに見えますが、マンション部分は南西側が凹んだ「L字型」です。公式Facebookの上空からの建設現場を見たらよく分かります。


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「本事業計画の配置図」です。


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「位置図」です。



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