89 四国

2023年4月27日 (木)

JR四国 高松駅ビル(仮称) 施設名称を「TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)」に決定 2024年3月に開業予定!

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-高松駅ビル(仮称)-

 「JR四国」がJR高松駅北側で計画している「高松駅ビル(仮称)」について、外観デザインが決定しました。デザインコンセプトは「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ」です。

 既存棟の玉藻城をイメージした外観デザインを陸のイメージととらえ、新設する商業棟には瀬戸内海のイメージを映し、高松の海と陸の繋がりを表現します。中央コンコースが陸と海をつなぐ新しい高松の玄関口となり、地域や駅利用者の方々、更には全国、世界各地から多くの人々を迎え、送り出します。

● TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)
 JR高松駅北側で開発を進めている高松駅ビルについて、施設名称を「TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)」に決定しました。併せて、既存施設「COM高松」の名称を「TAKAMATSU ORNE」に変更・統一します。なお、「TAKAMATSU ORNE」の開業は、2024年3月を予定しています。

 引用資料 JR四国(PDF:2023/04/25)
 高松駅ビル 施設名称決定等のお知らせ

TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)の概要
◆ 計画名-高松駅ビル(仮称)
◆ 所在地-香川県高松市浜ノ町8-1、8-3、8-4、7の一部、6-16
◆ 交通-JR「高松」駅直結
◆ 階数-(商業棟)地上4階、地下0階、(駐車場棟)4層5段
◆ 敷地面積-約5,200㎡
◆ 延床面積-約15,530㎡(商業棟約10,070㎡、駐車場棟約5,460㎡)
◆ 売場面積-約6,220㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗、駐車場
◆ 店舗数-約70店舗予定
◆ 建築主-JR四国(運営会社 JR四国ステーション開発)
◆ 開業-2024年03月予定


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建物外観イメージ
 外観は、瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ。瀬戸内海に浮かぶ島々を表現した4階の外壁は、駅前広場を行き交う人々に対して、屋外広場の存在感や認知度を高めるとともに、活気あふれる空間を創出します。


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屋外広場(大屋根)イメージ

 シンボリックな大屋根(約340㎡)と、柔らかい人工芝とウッドデッキで構成された北側の屋外広場。高松駅周辺を利用する多様な人々にくつろぎの場を提供するとともに、開放的な駅前交流拠点として、地域に積極的に活用してもらえる場となるべく、様々なイベントを開催する予定です。


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高松駅コンコース側イメージ

 新たな高松の玄関口の顔として、これまでのモノトーン中心の落ち着いたイメージに、木目の持つ温もりと活気をプラス。コンコース側に4箇所の出入口を設置、館内の様子がダイレクトに伝わるガラス面と、新たに設置するエスカレーター及び連絡デッキにより、既存施設を含めた、駅全体の回遊性が高まります。


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「位置図」です。



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2022年10月19日 (水)

高松市 サンポート高松B2街区活用事業 香港に拠点を置く高級ホテル運営会社「マンダリンオリエンタルホテルグループ」が進出!

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-サンポート高松B2街区活用事業-
 「香川県」は、高松市臨海エリアの再開発地区「サンポート高松」に、地上2階、地下1階、延床面積31,212.5㎡(東駐車場含む)の多目的アリーナ「新香川県立体育館(仮称) 」を建設します。2022年4月21日に起工式が行われ、本格的に工事が行われています。

 「メインアリーナ」は、固定席5,024席(最大収容人数10,000人)で、中四国最大級となります。全国大会や国際大会など大規模なスポーツ競技大会の開催、トップアーティストによるコンサートアリーナツアー、MICEなどに利用可能です。

 更に、「サンポート高松B2街区」について、サンポート高松地区のにぎわい創出に資するとともに、都市の国際的なステータスを高め、長期滞在と消費拡大につながる世界レベルの商業施設・宿泊施設等を誘致するため、事業者を募集し、選定の結果、最も優れた提案であると認めたものにB2街区の土地を売却します。

 「香川県」は、高松市のサンポート地区で唯一活用方法が決まっていなかった県有地(サンポート高松B2街区)を、「四国電力」に売却すると発表しました。「四国電力」は、国際的に最高の評価を得ている外資系ホテルグループが運営するホテルを開業させる予定です。

 引用資料 四国電力(PDF:2022/03/31)
 サンポート高松B2街区活用事業の事業者選定結果について

 概要は、地上19階、延床面積約21,700㎡、客室数100室程度、標準客室面積50㎡以上となっています。付帯施設として「ラウンジ、レストラン、バー、バンケット・会議室、スパ・フィットネス」を計画しています。2025年9月頃の開業を目標としています。

● マンダリンオリエンタルホテルグループ
 香港に拠点を置く高級ホテル運営会社「マンダリンオリエンタルホテルグループ」が高松市に進出します。開業時期は大阪・関西万博と同じ2025年を予定します。国内では2005年12月の東京・日本橋に続き2カ所目です。新型コロナウイルス収束を見据えたインバウンド戦略の目玉として海外富裕層の受け皿を目指します。

 共同通信(2022/10/18)
 マンダリンホテル、高松に進出へ 富裕層向け、香港拠点の外資


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「内観透視図(東側より見る)」です。


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「鳥瞰図」です。「ひょうたん型」の施設は、「新香川県立体育館(仮称) 」です。香川県や高松市は、「サンポート高松地区」に機能を集積させています。サンポート地区周辺ではこの他にも再開発が進んでいて、「JR四国」の新駅ビルや「徳島文理大学」の校舎などが完成する予定です。

● サンポート高松 シンボルタワー
 一番高いビルは、高松市のランドマークである「サンポート高松 シンボルタワー」です。地上30階、塔屋1階、地下2階、高さ151.3m(アンテナ除く)、延床面積103,264.16㎡です。2004年2月に竣工ました。四国で最も高い超高層ビルです。


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「内観透視図」です。


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「位置図」です。


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マンダリン オリエンタル 東京

 「マンダリン オリエンタル 東京(Mandarin Oriental, Tokyo)」は、東京都中央区日本橋室町二丁目の「日本橋三井タワー」の上層階にある高級ホテルです。2005年12月2日に開業しました。ホテルはタワーの30階~36階で、客室数は179室です。



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2022年8月20日 (土)

松山城の南側 伊予銀行(いよぎん) 「本社ビル」の建替え基本計画の決定 「新本館」と「新南館」の建て替え!

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-本社ビルの建替え-

 「伊予銀行」は、「本店本館・別館」および「南別館」を解体し、新本社ビル2棟へ建て替える基本計画等を決定しました。現在の本館(1952年竣工)は建築後70年、別館(1968年竣工)は建築後54年が経過し、老朽化が進んでいることから、建替えを行うことで耐震性能および防災機能を強化し、大規模災害等発生時の安全性や金融インフラとしての業務継続体制(BCP)の充実を図ります。

 引用資料 伊予銀行(PDF:2022/08/10)
 「本社ビル」の建替え基本計画の決定について

 銀行業務が拡大するにつれて本店内の執務スペースが不足し、一部の本部機能やグループ会社は松山市内に分散していました。関係当局の認可等が得られることを前提に2022年秋、持株会社体制へ移行しますが、現南別館も含めて建て替えることで組織集約と生産性向上を実現し、より効率的でグループ一体となった業務運営体制を構築します。

 今回の本社ビル建替えにより、地域の顧客とつながる建物設備を構築するとともに、大規模災害等発生時には帰宅困難者の一次滞在施設として活用するなど、検討を進めていきます。

伊予銀行新本社ビルの概要
◆ 所在地-(新本館)愛媛県松山市南堀端町1番地、(新南館)愛媛県松山市三番町五丁目10番1号
◆ 交通-伊予鉄道城南線「市役所前」停留場、伊予鉄道城南線・花園線「停留所南堀端」停留場、伊予鉄道「松山市」駅
◆ 階数-(新本館)地上13階、地下1階、(新南館)地上10階、地下0階
◆ 敷地面積-(新本館)約3,766㎡、(新南館)約2,073㎡
◆ 延床面積-(新本館)約30,000㎡、(新南館)約13,000㎡
◆ 構造-(新本館)鉄骨造、(新南館)鉄骨造
◆ 地震対策-(新本館)免震構造、(新南館)制振構造
◆ 建築主-伊予銀行
◆ 設計者-(新本館)竹中工務店、(新南館)竹中工務店
◆ 解体工事-(新本館)2025年夏予定、(新南館)2023年01月予定
◆ 着工-(新本館)2026年夏予定、(新南館)2023年夏予定
◆ 竣工-(新本館)2029年春予定、(新南館)2025年春予定


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「建物イメージ図(松山市役所前から南方向)」です。


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「建物イメージ図(新本館)」です。


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「建物イメージ図(新南館)」です。


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「建物イメージ図(榎町通りから北方向)」です。



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2022年7月25日 (月)

愛媛県宇和島市 「蔵」で守り、「藤棚」でまちに開く 新伊達博物館基本設計に係る説明会の開催及びパブリックコメントの募集!

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-新伊達博物館-

 愛媛県宇和島市は、「新伊達博物館」の基本設計をまとめました。設計は公募型プロポーザルで特定した「隈研吾建築都市設計事務所」が担当しています。蔵と藤棚で“守る”と“開く”を同時に実現するデザインとなります。

 2022年8月1日からのパブリックコメントを経て実施設計に入り、2022年度にまとめます。2023年夏めどに建設工事を公告し、12月議会の議決を経て、2024年1月の着工を想定します。2025年夏に竣工し、2026年度末のオープンを目指します。

 引用資料 宇和島市・公式HP(2022/07/22)
 新伊達博物館基本設計に係る説明会の開催及びパブリックコメントの募集について

 建設通信新聞(2022/07/25)
 新伊達博物館は来夏公告/蔵と藤棚で“守る・開く”/宇和島市

 規模は鉄筋コンクリート造、地上2階、延床面積約4,000㎡。入母屋型の大屋根は、フッ素樹脂鋼板の平葺きを採用します。展示・収蔵エリアを2階に配置するなど災害から文化財を守る蔵の機能を持たせます。一方で、天赦広場やまちに面する箇所は文化の発信拠点として、藤棚とガラスカーテンウォールで周囲に大きく開いたデザインとなります。

 天赦園から宇和島城への歴史的軸線を重視し、博物館は敷地北西にまとめる。これにより天赦広場を大きく確保できるとともに、天赦園、天赦広場、偕楽園、児童公園が連動して地域活動の中心となる博物館を目指します。


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「完成イメージ」です。


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「新しい伊達博物館のデザイン」です。


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「宇和島を誇りに思える歴史文化・観光拠点を創出」します。



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2022年6月15日 (水)

松山市 JR松山駅付近連続立体交差事業 高架化される「JR松山駅」の西口デザイン案が公表!

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-JR松山駅付近連続立体交差事業-

 四国最大の都市である松山市のJR松山駅周辺は、南北に走るJR予讃線と車両基地・貨物駅により市街地が東西に分断され、踏切遮断による交通渋滞が日常化しており、地域住民の生活に支障を来しています。また、鉄道による市街地分断により、駅周辺の一体的な発展が阻害され、新たな都市機能の集積を図る上で問題となっています。

 このような中、愛媛県ではJR松山駅付近連続立体交差事業により道路と鉄道を連続的に立体交差化することで、交通環境の大幅な改善を図るとともに、松山市が行う土地区画整理事業や周辺街路事業と一体的に整備することにより、県都の陸の玄関口にふさわしい魅力あるまちづくりを目指しています。

 引用資料 愛媛県・公式ホームページ
 JR松山駅付近連続立体交差事業

 高架延長は約2.4km、事業期間2008年度~2024年度(予定)、全体事業費 約580億円(国約272億円、県:約184億円、市町約57億円、その他約67億円)となっています。

● JR松山駅の西口デザイン案が公表!
 再開発中のJR松山駅周辺の整備について、2022年6月13日に、松山市や地元住民などを交えた会議が開かれ、新たに松山駅西口のデザイン案が示されました。JR松山駅周辺では、約2.4kmの鉄道を高架化し、来年度中に線路を切り替えるなど新たなまちづくりに向けた事業が進められています。

 NHK(2022/06/13)
 JR松山駅 西口のデザイン案が公表

 建物は松山駅西側の地区に残される古い町並みをイメージして黒を基調としているほか、駅の東西が踏み切りで分断されている課題を解消するため、コンコースが設けられます。


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「JR松山駅付近連続立体交差事業」のイメージです。


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「プラットフォーム」のイメージです。新ホームは島式2面4線となります。


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「高架区間」です。高架延長は約2.4kmです。


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「標準断面図」です。新ホームは島式2面4線となります。



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2022年4月 6日 (水)

JR高松駅北西部隣接地 地上18階、高さ約89mの「徳島文理大学高松駅キャンパス新築工事」 2022年4月5日に起工式を挙行!

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-徳島文理大学高松駅キャンパス-
 
「徳島市」に本部を置く「徳島文理大学」は2020年12月18日に、2025年4月に「香川キャンパス(香川県さぬき市)」をJR四国の高松駅北西部隣接地に移転すると発表しました。JR四国から土地を購入し、地上17階、地下1階の高層校舎を建設します。約1,500人規模の学生、教職員が香川キャンパスから移るため、駅前を中心とする高松市街地の活性化につながると期待されています。

 新キャンパスの名称は「高松駅キャンパス」で、都市型キャンパスとし、香川キャンパスの4学部(文学部、理工学部、保健福祉学部、香川薬学部)含め、機能などを全面移転します。高松駅前というアクセスの良さを生かし、県内外の進学者を取り込む計画で、学生3,000人が通うことのできる規模のキャンパスとして整備します。

 「徳島文理大学」には現在、香川キャンパスと、学生約3,200人が通う「徳島キャンパス(徳島市)」があります。「香川キャンパス」のグラウンドなどは学生の課外活動に利用してもらい、研究棟などについては活用方法を今後検討します。さぬき市から拠点機能が失われても地域の活力が損なわれないよう配慮します。

● 2022年4月5日に起工式を挙行!
 「学校法人村崎学園」は2022年4月5日に、高松市で進めている「徳島文理大学高松駅キャンパス新築工事」の起工式を挙行しました。2025年4月に迎える村崎学園創立130周年記念事業として、香川キャンパスを現在のさぬき市志度からJR高松駅隣接地に全面移転します。

 引用資料 徳島文理大学(2022/04/05)
 高松駅キャンパス起工式が行われました

 建設通信新聞(2022/04/06)
 高松駅キャンパス起工/地域発展、にぎわいに貢献/村崎学園の徳島文理大

 「高松駅キャンパス」は、敷地面積6,350.94㎡、建築面積3,663.52㎡、延床面積38,125.02㎡、高さは最高88.8m、地上18階、地下1階の建物に、現在の香川キャンパス(さぬき市志度)のすべての学部学科の教室、研究施設、図書館、体育館、音楽ホール(800席)、食堂、コンビニエンスストアを兼ね備えた「都市型キャンパス」が誕生します。 

 工期は、2022年4月5日(起工式)~2024年7月31日予定で、2025年4月開校予定です。学生1,300人が通うキャンパスは、将来的に3,000人規模に増やす予定です。

徳島文理大学高松駅キャンパスの概要
◆ 計画名-徳島文理大学高松駅キャンパス新築工事
◆ 所在地-香川県高松市浜ノ町9-1
◆ 交通-JR「高松」駅
◆ 階数-地上18階、地下1階
◆ 高さ-最高部88.8m
◆ 敷地面積-6,350.94㎡
◆ 建築面積-3,663.52㎡
◆ 延床面積-38,125.02㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-大学(教室、研究施設、図書館、体育館、音楽ホール、食堂、コンビニエンスストア)
◆ 建築主-学校法人村崎学園
◆ 設計者・監理者-教育施設研究所
◆ 施工者-(建築工事)西松建設、(設備工事)四電工
◆ 着工-2022年04月05日(起工式)
◆ 竣工-2024年07月末予定
◆ 開校-2025年04月予定


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最新の完成イメージ

 下記の2020年12月18日の完成イメージと比べると少しデザインが変更になっています。


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2020年12月18日の完成イメージです。

 引用資料 徳島文理大学(2020/12/18)
 香川キャンパス移転(2025年4月より)について


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「全面移転先」です。



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2022年4月 2日 (土)

サンポート高松B2街区活用事業 「四国電力」に売却 最高の評価を得ている外資系ホテルグループが運営するホテルを開業!

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-サンポート高松B2街区活用事業-
 「香川県」は、高松市臨海エリアの再開発地区「サンポート高松」に、地上2階、地下1階、延床面積31,212.5㎡(東駐車場含む)の多目的アリーナ「新香川県立体育館(仮称) 」を建設する計画です。

 「メインアリーナ」は、固定席5,024席(最大収容人数10,000人)で、中四国最大級となります。全国大会や国際大会など大規模なスポーツ競技大会の開催、トップアーティストによるコンサートアリーナツアー、MICEなどに利用可能です。

 更に、「サンポート高松B2街区」について、サンポート高松地区のにぎわい創出に資するとともに、都市の国際的なステータスを高め、長期滞在と消費拡大につながる世界レベルの商業施設・宿泊施設等を誘致するため、事業者を募集し、選定の結果、最も優れた提案であると認めたものにB2街区の土地を売却します。

● 外資系最高級ホテルを開業!
 「香川県」は、高松市のサンポート地区で唯一活用方法が決まっていなかった県有地(サンポート高松B2街区)を、「四国電力」に売却すると発表しました。「四国電力」は、国際的に最高の評価を得ている外資系ホテルグループが運営するホテルを開業させる予定です。

 引用資料 四国電力(PDF:2022/03/31)
 サンポート高松B2街区活用事業の事業者選定結果について

 概要は、地上19階、延床面積約21,700㎡、客室数100室程度、標準客室面積50㎡以上となっています。付帯施設として「ラウンジ、レストラン、バー、バンケット・会議室、スパ・フィットネス」を計画しています。2025年9月頃の開業を目標としています。


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「内観透視図(東側より見る)」です。


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「鳥瞰図」です。「ひょうたん型」の施設は、「新香川県立体育館(仮称) 」です。香川県や高松市は、「サンポート高松地区」に機能を集積させています。サンポート地区周辺ではこの他にも再開発が進んでいて、「JR四国」の新駅ビルや「徳島文理大学」の校舎などが完成する予定です。

● サンポート高松 シンボルタワー
 一番高いビルは、高松市のランドマークである「サンポート高松 シンボルタワー」です。地上30階、塔屋1階、地下2階、高さ151.3m(アンテナ除く)、延床面積103,264.16㎡です。2004年2月に竣工ました。四国で最も高い超高層ビルです。


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「内観透視図」です。


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「位置図」です。

● かつての宇高連絡船の発着場
 このあたりは、1988年4月10日に「瀬戸大橋」が開通するまで「宇高連絡船」の発着場でした。私は高知県出身なので、「宇高連絡船」は頻繁に利用していました。

 帰省シーズンはメチャメチャ混んでいたので、特急「南風」が高松駅に着くと、猛ダッシュで「宇高連絡船」まで走り、「宇高連絡船」が高松港に着くと猛ダッシュで特急「南風」まで走って自由席を確保したのを思い出します。帰省シーズンは座席に座れないと地獄でした(笑)。



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2022年1月26日 (水)

JR四国 「高松駅ビル(仮称)」の外観デザインが決定 デザインコンセプトは「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ」

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-高松駅ビル(仮称)-

 「JR四国」がJR高松駅北側で計画している「高松駅ビル(仮称)」について、外観デザインが決定しました。デザインコンセプトは「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ」です。

 引用資料 JR四国(PDF:2022/01/25)
 「高松駅ビル(仮称)」外観デザインの決定について

 既存棟の玉藻城をイメージした外観デザインを陸のイメージととらえ、新設する商業棟には瀬戸内海のイメージを映し、高松の海と陸の繋がりを表現します。中央コンコースが陸と海をつなぐ新しい高松の玄関口となり、地域や駅利用者の方々、更には全国、世界各地から多くの人々を迎え、送り出します。

高松駅ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-香川県高松市浜ノ町1番20号
◆ 交通-JR「高松」駅直結
◆ 階数-(商業棟)地上4階、地下0階、(駐車場棟)地上4階、地下1階
◆ 敷地面積-約5,200㎡
◆ 延床面積-約15,490㎡(商業棟約10,040㎡、駐車場棟約5,450㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗、駐車場
◆ 建築主-JR四国
◆ 開業-2023年度下期予定


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駅前広場側から見た「完成予想図」です(引用:JR四国)。


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デザインコンセプトは「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ」です(引用:JR四国)。


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「位置図」です(引用:JR四国)。


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徳島文理大学
 
「徳島市」に本部を置く「徳島文理大学」は12月18日、2025年4月に「香川キャンパス(香川県さぬき市)」をJR四国の高松駅北西部隣接地に移転すると発表しました。JR四国から土地を購入し、地上17階、地下1階の高層校舎を建設します。約1,500人規模の学生、教職員が香川キャンパスから移るため、駅前を中心とする高松市街地の活性化につながると期待されています。

 引用資料 徳島文理大学(2020/12/18)
 香川キャンパス移転(2025年4月より)について

 新キャンパスの名称は「高松駅キャンパス」で、都市型キャンパスとし、香川キャンパスの4学部(文学部、理工学部、保健福祉学部、香川薬学部)含め、機能などを全面移転します。高松駅前というアクセスの良さを生かし、県内外の進学者を取り込む計画で、学生3,000人が通うことのできる規模のキャンパスとして整備します。

 「徳島文理大学」には現在、香川キャンパスと、学生約3,200人が通う「徳島キャンパス(徳島市)」があります。「香川キャンパス」のグラウンドなどは学生の課外活動に利用してもらい、研究棟などについては活用方法を今後検討します。さぬき市から拠点機能が失われても地域の活力が損なわれないよう配慮します。


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「全面移転先」です。JR高松駅のすぐ北側に移転します(引用:徳島文理大学)。



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2021年12月21日 (火)

「サンポート高松」の隣接地 中四国最大級約1万人の「新香川県立体育館(仮称)建築工事」 大林組・合田工務店・菅組JVに決定!

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-新香川県立体育館(仮称)建築工事-

 「香川県」は、高松市臨海エリアの再開発地区「サンポート高松」に、地上2階、地下1階、延床面積31,212.5㎡(東駐車場含む)の多目的アリーナ「新香川県立体育館(仮称) 」を建設する計画です。

 「メインアリーナ」は、固定席5,024席(最大収容人数10,000人)で、中四国最大級となります。全国大会や国際大会など大規模なスポーツ競技大会の開催、トップアーティストによるコンサートアリーナツアー、MICEなどに利用可能です。

 引用資料 香川県・公式ホームページ
 新香川県立体育館の実施設計を取りまとめました

● 大林組・合田工務店・菅組JVに決定!
 香川県は、中四国最大級となる1万人規模のメインアリーナを備えた「新香川県立体育館(仮称)建築工事」を一般競争入札した結果、約125億円(正確には税込み12,527,956,100円)で「大林・合田・菅特定建設工事共同企業体(大林組、合田工務店、菅組JV)」に決定しました。

 建設通信新聞(2021/12/20)
 新香川県立体育館建築/大林組JVに決まる/香川県

新香川県立体育館(仮称)建築工事の概要
◆ 所在地-香川県高松市サンポート
◆ 交通-JR「高松」駅
◆ 階数-地上2階、地下1階
◆ 高さ-最高部27.7m
◆ 建築面積-約18,950㎡
◆ 延床面積-31,212.5㎡(東駐車場含む)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 施設構成-(メインアリーナ)固定席5,024席、(サブアリーナ)固定席1,002席、(武道施設兼多目的ルーム)固定席327席
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)SANAA事務所
◆ 施工者-大林・合田・菅特定建設工事共同企業体(大林組、合田工務店、菅組JV)
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2024年11月29日


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「敷地北側の海上より」です。


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「敷地南側上空より」です。右側から「メインアリーナ、サブアリーナ、武道施設兼多目的ルーム」で構成されます。


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メインアリーナ

 「メインアリーナ」は、固定席5,024席(最大収容人数10,000人)で、中四国最大級となります。全国大会や国際大会など大規模なスポーツ競技大会の開催、トップアーティストによるコンサートアリーナツアー、MICEなどに利用可能です。


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コンサートアリーナツアーの開催

 メインアリーナは、「コンサート(エンドステージ)」では、収容人数約7,300人です。


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平面図(1階:アリーナレベル)

 「メインアリーナ、サブアリーナ、武道施設兼多目的ルーム」で構成されます。


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配置図

 「新香川県立体育館」は、「サンポート高松」の北側の建築面積約18,950㎡に建設予定です。


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サンポート高松 シンボルタワー

 高松市のランドマークである「サンポート高松 シンボルタワー」です。地上30階、塔屋1階、地下2階、高さ151.3m(アンテナ除く)、延床面積103,264.16㎡です。2004年2月に竣工ました。四国で最も高い超高層ビルです。



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2021年10月24日 (日)

JR四国の「牟岐線(むぎせん)」 徳島県が「徳島文化芸術ホール(仮称)整備事業」の建設計画と連動させて新駅の設置を検討!

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-JR牟岐線に新駅設置-

 JR四国の「牟岐線(むぎせん)」は、徳島県徳島市の「徳島駅」から徳島県海部郡海陽町の「阿波海南駅」に至る路線です。徳島県は、JR牟岐線の新駅設置に向けた検討に本格着手しています。

 2015年3月31日に閉館した徳島市立文化センター跡地などで検討を進めている新ホール「awa アワー project(徳島文化芸術ホール(仮称)整備事業)」の建設計画と連動させ、駅設置と合わせて必要な周辺機能なども含めて事業化に取り組みます。

 新駅設置を検討する場所は、JR牟岐線の徳島駅-阿波富田駅間に位置し、線路西側の徳島市役所前駐車場の約150m区間です。約90mのプラットホームの設置を基本に、新駅の位置や周辺施設の概略検討を行っています。

 引用資料 徳島県・公式ホームページ
 JR牟岐線への新駅の設置検討に係るアンケートの結果について


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「新駅検討箇所」です。


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徳島文化芸術ホール(仮称)整備事業

 「徳島県」は、2021年9月18日(土)・19日(日)に開催した「awa アワー project(徳島文化芸術ホール(仮称)整備事業)」の公募型プロポーザルの二次審査の結果、「熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設拡大共同企業体」を優先交渉権者に決定しました。

 引用資料 徳島県・公式HP(2021/09/19)
 awa アワー project(徳島文化芸術ホール(仮称)整備事業)の公募型プロポーザルに係る二次審査結果について

 施設は、地上6階、地下1階で、敷地内の北側に1,954席の「大ホール」、中央に「コモン棟」、南側に「小ホール棟」を配置します。宙を舞う花びらのような複数のテラスが重なりながら平面的に広がるデザインを提案しました。


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「鳥瞰図」です。


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「大ホール客席内観」です。「大ホール」は1,954席です。



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