マイクロン・テクノロジーの「マイクロン広島工場」 1兆5000億円を投資して新しい製造棟を建設 人工知能(AI)向けの次世代メモリーを生産!
-マイクロンジャパン-
「マイクロンジャパン」の前身は「エルピーダメモリ」です。1999年12月20日に「日本電気 (NEC)」 と「日立製作所」のDRAM事業部門が統合して設立された「NEC日立メモリ」が元になっています(Googleマップの衛星写真3Dモードを引用)。
「エルピーダメモリ」は2012年に会社更生法の適用を申請して経営破綻しました。2013年7月には、「マイクロン・テクノロジー」は「エルピーダメモリ」の全株式を取得して完全子会社化しました。
経済産業省は2025年9月12日に、アメリカ半導体メモリー大手「マイクロン・テクノロジー」の広島工場の設備投資や研究開発に最大5,360億円を支援すると発表しました。人工知能(AI)や自動運転に使う最先端メモリー半導体の量産を後押します。
● 1兆5000億円を投資して新しい製造棟を建設!
アメリカのメモリー大手の「マイクロン・テクノロジー」が広島工場に新しい製造棟を建設すると日経新聞電子版が10月29日に報じました。。2026年5月に着工し、人工知能(AI)向けの次世代メモリーの出荷を2028年ごろに開始するということです。
Bloomberg(2025/11/29)
米マイクロンが広島にAI半導体新工場、1.5兆円投資へ-報道
日経新聞電子版によると、新棟で生産するのは一時記憶を担うメモリー「DRAM」のなかでも高性能な「広帯域メモリー(HBM)」の次世代品です。投資額は1兆5000億円で、経済産業省が最大5000億円を補助するとしています。
新しい製造棟を建設
私は、2025年9月12日のニュースから既存の広島工場の「半導体製造装置」を入れ替えて最先端の「DRAM」を生産すると思っていましたが、どうやら違うようです。「新しい製造棟を建設」するようです。
どの部分に新しい製造棟を建設するのでしょうか? 既存の製造棟の南側の森の部分しか用地は無いように思います(Googleマップの衛星写真を引用)。
投資額は1兆5000億円ですが、工場建屋の建設費はごく一部で、ほとんどは「半導体製造装置」の金額です。「半導体製造装置」は非常に高価です。オランダの「ASML」の最先端の超高性能「EUV露光装置」の価格は非公表ですが、1台当たり500億円以上だと言われています。
半導体の生産にはたくさんの工程があり、それぞれに専用の「半導体製造装置」が必要です。いずれも高価なためトータルすると1兆円を超える莫大な金額になります。
「マイクロン広島工場」の位置図です(Googleマップを引用)。
| 固定リンク









































