71 愛知県

2023年11月27日 (月)

バスケットボール「B.LEAGUE(Bリーグ)」 バスケット王国・愛知 愛知県では4カ所のアリーナが建設中もしくは建設予定!

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-B.LEAGUE(Bリーグ)-
 「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(略称: B.LEAGUE)」は、日本のプロバスケットボールリーグです。2015年4月1日に創立され、2016年から開始され、B1、B2リーグ(Bリーグの1部および2部)があります。「B1リーグ」は、現在24チーム(東地区8チーム、中地区8チーム、西地区8チーム)で構成されています。

 日本でも近年バスケットボール人気が盛り上がっています。「琉球ゴールデンキングス」は、「沖縄アリーナ」の開業効果で大幅な集客増となっています。首都圏では次々と1万人クラスのアリーナ建設が動き出しています。

● バスケット王国の愛知県では4カ所のアリーナ建設へ!
 「バスケット王国」と呼ばれる愛知県では、バスケット人気が高く、2023年11月時点ではB1リーグの4チームが本拠地を置いています。「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(愛知県名古屋市)、ファイティングイーグルス名古屋(愛知県名古屋市) 、シーホース三河(愛知県刈谷市)、三遠ネオフェニックス(愛知県豊橋市、静岡県浜松市)」です。その4チームが新アリーナを建設中もしくは建設予定です。

◆ 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ-愛知県は新体育館「愛知国際アリーナ」を建設中ですが、「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 」のホームアリーナとなります。
◆ ファイティングイーグルス名古屋-名古屋市の「みなとアクルス」に新アリーナを建設予定です。
◆ シーホース三河-「シーホース三河」と「アイシン」は、愛知県安城市 に「アリーナ建設プロジェクト」を始動します。2026-27シーズンからホームアリーナとなる予定です。
◆ 三遠ネオフェニックス-豊橋市は、豊橋公園の豊橋球場を解体して新アリーナを建設する予定です。

 引用資料 シーホース三河
 「アリーナ建設プロジェクト」始動 2026年 愛知県安城市に三河安城交流拠点(アリーナ)が誕生


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ファイティングイーグルス名古屋のホームアリーナ

 「豊通ファイティングイーグルス(株)」は、Bリーグ2026-27シーズンより、名古屋市内の「みなとアクルス」に新設予定のアリーナをFE名古屋のホームコートとして活動することを検討しています。新設予定のアリーナは「新B1クラブライセンス取得」に必要な施設基準を満たした施設となる予定です。

 引用資料 ファイティングイーグルス名古屋(2022/11/22)
 新ホームアリーナ建設計画について


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愛知国際アリーナ

 現在の「愛知県体育館」は1964年に完成しました。愛知県を代表するアリーナですが、老朽化に加え、使い勝手の悪い動線など、国際大会の水準を満たしていません。愛知県は2026年夏季アジア大会などに向け、現在地から約800m北側への移転新築を検討してきました。

 愛知県は「愛知県新体育館整備・運営等事業」の落札者を、前田建設工業とNTTドコモが代表の8社コンソーシアム「Aichi Smart Arenaグループ」に決定しました。

 構成企業は、「前田建設工業、NTTドコモ、Anschutz Sports Holdings(AEG)、三井住友ファイナンス&リース、東急、中部日本放送、日本政策投資銀行、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド」の8社となっています。

 計画地は「名城公園北園」の一部で、メインアリーナとサブアリーナ、多目的ホールで構成します。外観デザインは、隈研吾氏デザインの「樹形アリーナ」です。建築面積約26,700㎡(現体育館の3.5倍)、延床面積約58,400㎡(現体育館の3.4倍)、最大収容人数17,000人(現体育館の2.3倍)で、国内だけでなく、世界最高クラスのアリーナへ生まれ変わります。

 愛知県 公式ホームページ
 愛知県新体育館整備・運営等事業について

 「愛知県」は2022年7月7日に、名古屋市北区の名城公園内に建設する新体育館の起工式を挙行しました。現体育館は名古屋城近くにあるが老朽化していました。2025年夏に開館し、2026年夏季アジア競技大会の会場となる予定です。

愛知国際アリーナの概要
◆ 所在地-愛知県新体育館整備・運営等事業
◆ 所在地-愛知県名古屋市北区名城一丁目(名城公園北園の一部)
◆ 階数-地上5階
◆ 高さ-最高部約41m(現体育館の2.0倍)
◆ 敷地面積-約46,000㎡
◆ 建築面積-約26,700㎡(現体育館の3.5倍)
◆ 延床面積-約58,400㎡(現体育館の3.4倍)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 施設の構成-メインアリーナ、サブアリーナ・多目的ホール
◆ 最大収容人数-立ち見を含め17,000人(現体育館の2.3倍)
◆ コンソーシアム-Aichi Smart Arenaグループ(前田建設工業、NTTドコモ、Anschutz Sports Holdings(AEG)、三井住友ファイナンス&リース、東急、中部日本放送、日本政策投資銀行、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド)
◆ 事業の範囲-統括マネジメント業務・設計建設業務・維持管理業務・運営業務 等
◆ 設計・建設期間-2021年06月~2025年03月まで
◆ 維持管理・運営期間-2025年04月~2055年03月まで(30年間)
◆ オープン-2025年夏予定
◆ 落札額-199億9910万円(税込み)


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名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホームアリーナ
 バスケットボールの国際大会を想定したイメージです。観客席は15,000席確保できる計画です。「愛知国際アリーナ」が完成すると「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームアリーナとなります。「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」の前身は「三菱電機男子バスケットボール部」です(引用:愛知県)。

 
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「愛知国際アリーナ」の建設地です。「名古屋城」のすぐ北側の名城公園北園内です(引用:愛知県)。



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2023年11月26日 (日)

トヨタグループの拠点である「刈谷市」 刈谷駅前に上場する年商1兆円以上の本社が5社(デンソー、アイシン、豊田自動織機、ジェイテクト、トヨタ紡織)も立地!

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-刈谷市-
 「刈谷市」と言われても名古屋都市圏以外の人は具体的なイメージが湧かないと思いますが、実はトヨタグループの本社の集積地になっています。トヨタ自動車の本社は豊田市にありますが、トヨタグループを支える売上高が1兆円を超える東証プライム市場に上場する企業の本社が5社もあります(Googleマップの衛星写真を引用)。

 具体的には、2023年3月期の売上高順では、「デンソー(6,401,320百万円)、アイシン(4,402,823百万円)、豊田自動織機(3,379,891百万円)、ジェイテクト(1,678,146百万円)、トヨタ紡織(1,604,036百万円)」の5社です。

 JR・名古屋鉄道「刈谷駅(かりやえき)」の近くに5社の本社が集積しています。JR東海道本線を挟んで北側に「デンソー、アイシン、ジェイテクト」、南側に「豊田自動織機、トヨタ紡織」の本社があります。

 「刈谷市」の面積は50.39平方キロ、2023年10月1日の推計人口は153,599人である事を考えると驚異的です。日本でも最も恵まれている地方都市の1つと言って過言ではありません。

トヨタグループの本社
◆ デンソー-愛知県刈谷市昭和町一丁目1
◆ アイシン-愛知県刈谷市朝日町二丁目1番地
◆ 豊田自動織機-愛知県刈谷市豊田町二丁目1番地
◆ ジェイテクト-愛知県刈谷市朝日町一丁目1番地
◆ トヨタ紡織-愛知県刈谷市豊田町一丁目1番地

● トヨタを支えるトヨタ御三家
 トヨタ自動車の強さは、トヨタ自動車が強いのは勿論ですが、トヨタグループが強いためです。その中でも「トヨタ御三家」と呼ばれるのが「デンソー、アイシン、豊田自動織機」です。いずれも売上高3兆円を超える大企業です。

 トヨタ自動車とトヨタ御三家の関係は、単純な主従関係ではありません。表向きはトヨタグループの一員ですが、「付かず離れず」の緊張感があります。いずれもトヨタ自動車が筆頭株主ですが、株式の4分の1以下しか所有していません。


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デンソー(DENSO)
 「デンソー(DENSO)」は、愛知県刈谷市を本拠におく自動車部品メーカーです。自動車部品で国内最大手で、世界ではドイツの「ボッシュ」に次いで2位です。技術力に定評があります。「トヨタ自動車」の出資比率は24.16%(2023年3月31日現在)で、トヨタ自動車とは「付かず離れず」の絶妙な関係を維持しています。

デンソーの連結決算(売上高/営業利益)
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2000年3月   1,883,407百万円    116,682百万円
-----------------------------------------
2001年3月   2,014,978百万円    123,526百万円
2002年3月   2,401,098百万円    133,340百万円
2003年3月   2,332,760百万円    159,893百万円
2004年3月   2,562,411百万円    188,659百万円
2005年3月   2,799,949百万円    213,895百万円
2006年3月   3,188,330百万円    266,559百万円
2007年3月   3,609,700百万円    303,068百万円
2008年3月   4,025,076百万円    348,652百万円
2009年3月   3,142,665百万円   △37,309百万円
2010年3月   2,976,709百万円    136,640百万円
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2011年3月   3,131,460百万円    188,331百万円
2012年3月   3,154,630百万円    160,732百万円
2013年3月   3,580,923百万円    262,376百万円
2014年3月   4,095,925百万円    377,696百万円
2015年3月   4,309,787百万円    331,376百万円
2016年3月   4,524,522百万円    315,728百万円
2017年3月   4,527,148百万円    330,551百万円
2018年3月   5,108,291百万円    412,676百万円
2019年3月   5,362,772百万円    316,196百万円
2020年3月   5,153,476百万円      61,078百万円
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2021年3月   4,936,725百万円    155,107百万円
2022年3月   5,515,512百万円    341,179百万円
2023年3月   6,401,320百万円    426,099百万円

2024年3月期予想
2024年3月   7,000,000百万円    630,000百万円(会)
2024年3月   7,136,620百万円    637,720百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。


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アイシン(AISIN)

 「アイシン(AISIN)」は、愛知県刈谷市を本拠におく自動車部品メーカーです。AT(自動変速機)世界首位です。2021年4月1日に「アイシン精機」が子会社である「アイシン・エィ・ダブリュ」を吸収合併し、現商号に変更しました。「トヨタ自動車」の出資比率は24.80%(2023年3月31日現在)です。

アイシンの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月      934,797百万円      29,971百万円
1999年3月      907,755百万円      28,325百万円
2000年3月   1,000,643百万円      50,795百万円
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2001年3月   1,128,484百万円      64,816百万円
2002年3月   1,221,916百万円      60,644百万円
2003年3月   1,408,012百万円      80,600百万円
2004年3月   1,605,252百万円      86,768百万円
2005年3月   1,829,064百万円      95,110百万円
2006年3月   2,120,588百万円    118,096百万円
2007年3月   2,378,611百万円    131,034百万円
2008年3月   2,700,405百万円    180,484百万円
2009年3月   2,214,492百万円     △3,489百万円
2010年3月   2,054,474百万円      87,546百万円
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2011年3月   2,257,436百万円    137,266百万円
2012年3月   2,304,168百万円    121,832百万円
2013年3月   2,529,964百万円    148,892百万円
2014年3月   2,822,215百万円    171,196百万円
2015年3月   2,963,971百万円    165,752百万円
2016年3月   3,245,985百万円    192,722百万円
2017年3月   3,562,622百万円    228,691百万円
2018年3月   3,908,937百万円    253,808百万円
2019年3月   4,043,110百万円    205,562百万円
2020年3月   3,784,585百万円      56,129百万円
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2021年3月   3,525,799百万円    145,332百万円
2022年3月   3,917,434百万円    182,011百万円
2023年3月   4,402,823百万円      57,942百万円

2024年3月期予想
2024年3月   4,900,000百万円    210,000百万円(会)
2024年3月   4,884,230百万円    218,430百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。


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豊田自動織機

 「豊田自動織機」は、愛知県刈谷市を本拠におく自動車部品メーカーです。「フォークリフト」が世界首位となっています。1926年11月18日に「豊田佐吉氏」が創業しました。トヨタグループの本家・源流にあたり、現在の「トヨタ自動車」は、自動車部門が分社化したものです。「トヨタ自動車」の出資比率は24.67%(2023年3月31日現在)です。

豊田自動織機の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月      572,698百万円     32,729百万円
1999年3月      558,875百万円     24,813百万円
2000年3月      625,772百万円     28,867百万円
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2001年3月      767,382百万円     47,304百万円
2002年3月      980,163百万円     46,330百万円
2003年3月   1,069,218百万円     52,477百万円
2004年3月   1,164,378百万円     52,631百万円
2005年3月   1,241,538百万円     53,120百万円
2006年3月   1,505,955百万円     64,040百万円
2007年3月   1,878,398百万円     89,954百万円
2008年3月   2,000,536百万円     96,853百万円
2009年3月   1,584,252百万円    △6,621百万円
2010年3月   1,377,769百万円     22,002百万円
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2011年3月   1,479,839百万円     68,798百万円
2012年3月   1,543,352百万円     70,092百万円
2013年3月   1,615,244百万円     77,098百万円
2014年3月   2,007,856百万円    107,691百万円
2015年3月   2,166,661百万円    117,574百万円
2016年3月   1,696,856百万円    137,026百万円
2017年3月   1,675,148百万円    127,345百万円
2018年3月   2,003,973百万円    147,445百万円
2019年3月   2,214,946百万円    134,684百万円
2020年3月   2,171,355百万円    128,233百万円
-----------------------------------------
2021年3月   2,118,302百万円    118,159百万円
2022年3月   2,705,183百万円    159,066百万円
2023年3月   3,379,891百万円    169,904百万円

2024年3月期予想
2024年3月   3,600,000百万円    200,000百万円(会)
2024年3月   3,633,480百万円    216,830百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。


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ジェイテクト

 「ジェイテクト」は、愛知県刈谷市を本拠におく自動車部品メーカーです。2006年1月1日に「光洋精工」と「豊田工機」が合併して誕生しました。主力製品は自動車の「ステアリング、駆動系部品、軸受(ベアリング)、工作機械、メカトロニクス製品」などです。「トヨタ自動車」の出資比率は22.5%(2023年3月31日現在)です。

ジェイテクトの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2022年3月   1,428,426百万円    36,401百万円
2023年3月   1,678,146百万円    49,325百万円

2024年3月期予想
2024年3月   1,850,000百万円    -----------(会)
2024年3月   1,862,200百万円    75,100百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。


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トヨタ紡織

 「トヨタ紡織」は、愛知県刈谷市を本拠におく自動車部品メーカーです。自動車内装品と自動車用フィルターが主力となっています。「トヨタ自動車」の出資比率は31.00%(2023年3月31日現在)です。

トヨタ紡織の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2022年3月   1,421,451百万円    60,290百万円
2023年3月   1,604,036百万円    47,672百万円

2024年3月期予想
2024年3月   1,970,000百万円    93,000百万円(会)
2024年3月   1,897,133百万円    87,967百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。



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2023年11月23日 (木)

名古屋駅周辺のビル6棟を一体開発する「名鉄 名古屋駅地区再開発」 高さ約180mの超高層ビル3棟 総事業費は5,000億円超!

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名鉄 名古屋駅地区再開発-
 「名古屋鉄道」は2017年3月29日に、名古屋駅周辺のビル6棟を一体開発する再開発計画の全体概要を発表しました。南北約400mの細長いビルで、階数は30階程度、高さは約180mを想定していました。

 引用資料 名古屋鉄道(PDF:2017/03/29)リンク切れ 
 名鉄 名古屋駅地区再開発全体計画

 再開発される6棟は、北側から「(1)名鉄百貨店本館、(2)名古屋近鉄ビル、(3)名鉄バスターミナルビル、(4)大手町建物名古屋駅前ビル、(5)名鉄レジャック、(6)日本生命笹島ビル」です。敷地面積は約28,000㎡です。

 交通量の多い「太閤通」がビルの下部を通る一体再開発となります。商業施設、オフィス、ホテル、共同住宅などが入居する予定で、2022年度に着工、リニア中央新幹線が開業する2027年の完成を目指していました。

 しかし、2020年に「新型コロナウイルス感染症」が世界を襲いました。2020年11月10日には、規模縮小も視野に、計画を全面的に見直すと発表しました。2024年度をめどに改めて開発の方向性を示すとしています。

● 高さ約180mの超高層ビル3棟に!
 東海地方で最大規模となる名古屋鉄道による名古屋駅周辺の再開発計画の原案が判明しました。高さ約180ⅿの超高層ビル3棟を一体的に建設し、二つのホテルと商業施設、オフィスなどを整備する予定で、2030年頃の完成を目指します。地下に配置する駅の拡張を含む総事業費は5,000億円超と見込まれますが、資材高騰などでさらに上振れする可能性もあります。

 引用資料 読売新聞オンライン(2023/11/23)
 名古屋駅周辺の再開発、高さ180mの高層ビル3棟でホテル・商業施設・オフィスなど整備へ…名古屋鉄道の原案

 高層階が北側と中央、南側で三つに分かれ、各ビルが中層階の空中回廊(スカイロビー)でつながれます。空中回廊と低層階に入るバスターミナルは、幹線道路の太閤通の上空にかかる構造です。

 JR名古屋駅寄りの北側ビルと南側ビルの高層階にはホテルが入る見通しで、「近鉄グループホールディングス(GHD)」が北側ホテルの運営に名乗りを上げており、南側は「名古屋鉄道」が高級ホテルの誘致を目指します。中央と南側の高層階にはオフィスが入り、中央と北側の低層階は商業施設とする予定です。


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2017年3月29日に公開された完成イメージ図です。南北約400mの細長いビルで、階数は30階程度、高さは約180mを想定していました。


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「名鉄 名古屋駅地区再開発」の予定地を北側から見た様子です。一番北側が「名鉄百貨店本館」です。


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北側から「名古屋近鉄ビル、名鉄バスターミナルビル、大手町建物名古屋駅前ビル」です。


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「名鉄 名古屋駅地区再開発」は、「太閤通」を越えて「笹島交差点」の上をまたぐ形で構造になります。信号や天候に左右されず南北を移動しやすくなり、駅周辺の回遊性が高まります。


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「太閤通」を越えた南側の2棟も「名鉄 名古屋駅地区再開発」の範囲です。手前が「名鉄レジャック(2023年3月31日に営業終了)」、奥が「日本生命笹島ビル」です。



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2023年10月18日 (水)

愛知県豊橋市 愛知大学豊橋キャンパス整備 「新棟(アカデミック棟)」の地鎮祭を挙行 2026年春にフルオープン!

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-愛知大学豊橋キャンパス整備-

 愛知大学豊橋キャンパスは、1946年に旧制大学として日本で49番目に創立した愛知大学発祥の地です。創立80周年にむけ、豊橋キャンパスの施設整備事業を進めています。

 歴史と伝統に向き合い、未来につなぐサスティナブルキャンパスの実現を目指し「緑溢れる木の温もりのあるキャンパス」「アクティブな学び、交流の場をもつキャンパス」「広域に立地する建物間を繋ぎ、一体感をもつキャンパス」という3つのコンセプトのもと、新棟建設および既存建物改修を行っています。

 新棟は、天然芝を望む中心地に立地し、地上4階、延床面積約12,000㎡です。2025年3月の竣工、2025年秋に1階・2階オープン2026年春に3階・4階オープンを予定しています。また、「愛知大学前駅」隣接の副門から本館に向かう一帯のランドスケープ工事を行い2023年12月末までに刷新されます。

 引用資料 愛知大学(2023/05/08)
 愛知大学豊橋キャンパス整備(新棟建設) 2025未来movie

● 2023年10月6日に地鎮祭を挙行!
 愛知大学豊橋キャンパスで2023年10月6日、新校舎の建設工事地鎮祭を挙行しました。2026年春にフルオープンします。2025年の創立80周年に向け、緑豊かで交流拠点となり、一体感のあるキャンパスづくりを目指して施設整備を進めます。

 新棟は、図書館やコミュニケーションスペースなどが集まる「アカデミック棟」です。1階は「コミュニケーションラウンジ」や教室、2階はパソコンが並ぶ「情報メディアセンター」と学生同士で会議や勉強ができる「ラーニングコモンズ」、3~4階は蔵書数100万冊を収蔵予定の図書館となります


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「アカデミック棟」の完成イメージです。


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「アカデミック棟」の内部です。


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「愛知大学豊橋キャンパス」のキャンパスマップです。


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「愛知大学豊橋キャンパス」の位置図です。



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2023年10月17日 (火)

愛知県3施設目となるららぽーと 「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」の建築着工 2025年春開業予定!

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-(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城-

 「三井不動産」は、愛知県安城市にて開発を推進しているリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」の建築着工しました。開業は2025年春を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2023/10/16)
 「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」建築着工 愛知県3施設目となるららぽーとが2025年春開業予定

 「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」は、「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」、「三井ショッピングパーク ららぽーと愛知東郷」に続き、愛知県3施設目のららぽーととなります。

 また、東海3県では、ららぽーと以外に「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」、「RAYARD Hisaya-odori Park」といった施設も展開しています。

(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城の概要
◆ 所在地-愛知県安城市大東町1058-2
◆ 交通-JR東海道本線「安城」駅徒歩約10分、名古屋鉄道西尾線「北安城」駅徒歩約13分
◆ 階数-(店舗棟)地上4階、(立体駐車場棟)地上6階×3棟
◆ 敷地面積-約105,500㎡
◆ 延床面積-約171,000㎡(店舗棟約101,000㎡、立体駐車場棟約69,900㎡)
◆ 店舗面積-約60,300㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設
◆ 店舗数-約220店舗
◆ 駐車台数-約3,500台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計)熊谷組
◆ 監理者-熊谷組
◆ 施工者-(店舗棟・外構工事)熊谷組、(立体駐車場棟工事)IHI運搬機械
◆ 着工-2023年10月
◆ 竣工-2025年春予定
◆ 開業-2025年春予定


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「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」内観CGです。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「広域図」です。



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2023年9月22日 (金)

名城大学 天白キャンパスで「名城大学開学100周年記念アリーナ」 2023年9月20日に新築工事の起工式を挙行!

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-名城大学開学100周年記念アリーナ-

 「名城大学(Meijo University)」は、愛知県名古屋市天白区塩釜口一丁目501番地に本部を置く私立大学です。1926年創立、1949年大学設置、10学部9研究科を擁する中部圏最大の総合大学です。学生数1万5000人を超える文理融合型総合大学です。

 「名城大学」は2023年9月20日に、天白キャンパス2・3号館の解体跡地で、「名城大学開学100周年記念アリーナ」新築他工事の起工式を行いました。天白キャンパスの正門アプローチを登った先に建設する記念アリーナは2026年に開学100周年を迎える新たなシンボルとなる多目的総合体育館で、近く着工し、2025年度中の完成を予定しています。

 引用資料 名城大学(2023/09/20)
 2・3号館の解体跡地で近く着工 大型イベントも実施可能な多目的総合体育館に

 記念アリーナは、鉄筋コンクリート造+鉄骨造、木造の地上3階、地下1階、延床面積約13,927㎡です。バスケットコート4面分のメインアリーナに加え、サブアリーナ、柔剣道場、トレーニング室などからなり、体育の授業やクラブ・サークル活動で使用するほか、入学式や卒業式などの式典や大型イベントも実施します。隣接して建設する鉄筋コンクリート造、地上5階、延床面積約3,959㎡のクラブハウス棟とともに学生の新たな活動拠点となります。


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「メインアリーナ」です。


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「メインエントランス」です。


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「サブエントランス」です。


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「クラブハウス棟(奥)とアスレチックガーデン(手前)」です。



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2023年9月10日 (日)

名古屋市 ささしまライブ24地区の南側 ウォーターフロント空間 中川運河堀止地区開発提案募集の開発事業予定者を決定!

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-中川運河堀止地区開発-

 「中川運河堀止地区」は、中川運河再生計画において「にぎわいゾーン」に位置付けられており、ささしまライブ24地区の開発と連携し、緑地・プロムナードの設置や、沿岸用地へのカフェ・レストラン等のにぎわい施設の誘導、水上交通の運航などの施策を展開して、運河の魅力と回遊性を高め、都心地域に集まる人びとが訪れたくなるような「港と文化を感じる都心のオアシス」の形成を目指しています。

 2023年3月27日に「中川運河堀止地区開発提案募集要項」を公表し、中川運河堀止地区において、魅力ある水辺空間を創出するにぎわい施設の整備に向けた事業提案を募集したところ、2023年6月に3者から提案書が提出されました。

 この度、中川運河堀止地区開発提案募集評価委員による評価結果を受け、開発事業予定者を決定しました。開発事業予定者(最優秀提案者)は、「名古屋ステーション開発」です。事業全体のコンセプトは「NAKAGAWA CANAL DOORS そこに集う誰もが、新しい扉を開き、都心の賑わいと憩いの水辺空間を創出します」です。

 引用資料 名古屋市・公式HP(2023/09/04) 
 中川運河堀止地区開発提案募集の開発事業予定者を決定しました


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「外観イメージパース」です。


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「配置図」です。


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「中川運河堀止地区」です。


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「中川運河堀止地区」です。


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西岸のプロムナードです。



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2023年8月30日 (水)

名古屋市 地上33階、高さ約159mの超高層複合ビル「中日ビル」 2023年8月1日に竣工式を挙行、全面開業は2024年春を予定!

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-中日ビル-

 「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は、2019年3月31日に「中日ビル(中部日本ビルディング)」を閉館しました。新ビルに建て替えることを決定しています。

 「中日ビル」は、1966年4月の開館以来、名古屋の中心部・栄のランドマークとして、半世紀にわたって営業を続けてきました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。

 耐震性能は、2006年10月に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られていました。

 「(仮称)中日ビル建替計画」の 起工式が、2021年1月30日に執り行われました。オフィス・商業の機能に加え、国際性を高めるホテルや多目的ホール・会議室の導入、地下通り抜け通路の整備等を通じて国際賑わい拠点の創造を図るとともに、地域冷暖房設備の更新・防災対策等も推進します。

● 2023年8月1日に竣工式を挙行!
 「中日ビル」が完成したとして2023年8月1日に竣工式を執り行いました。低層部の商業施設を含めた全面開業は2024年春を予定しており、今後テナント内装工事が本格化することになっています。

 引用資料 公式ホームページ
 中日ビル

 三菱地所グループのロイヤルパークホテルズアンドリゾーツは、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋(客室数246室)」の開業予定日を2024年2月20日に決定しています。

中日ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)中日ビル建替計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目101番(地番)他
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-158.877m
◆ 敷地面積-6,852.35㎡(公式HPでは約6,862㎡)
◆ 建築面積-5,927.07㎡
◆ 延床面積-117,300.12㎡(公式HPでは117,293.1㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設、ホール、駐車場、地域冷暖房施設(DHC)
◆ 客室数-246室(ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋)
◆ 建築主-中日新聞社、中部日本ビルディング
◆ プロジェクトマネジメント-三菱地所
◆ コンストラクションマネジメントー三菱地所設計
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体-2019年04月01日~2022年2月28日予定
◆ 着工-2021年01月30日(起工式)、2021年02月01日(着工)
◆ 竣工-2023年08月01日(竣工式)
◆ 開業-2024年02月20日予定(ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋)


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完成イメージです。


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完成イメージです。

● 屋上広場(7階)
 7階の屋上には、憩いの開放空間が誕生します。緑豊かな栄の街並みを一望できるウッドデッキの中央には芝生広場を配置。壁面いっぱいに施した四季の草木が、栄の空に美しい緑化景観を生み出します。屋内外一体となったルーフトップテラスダイニングでは、美味しいお食事とドリンクとともに眼下に広がる久屋大通公園を眺めながら、唯一無二のひとときを過ごすことができます。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「フロア構成図」です。


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「位置図」です。


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2023年8月1日に竣工式を行った「中日ビル」です。全面開業は2024年春を予定しています。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「外構工事」を行っています。


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1階部分です。


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1階部分です。



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2023年8月29日 (火)

名古屋市中区栄エリアにおける新たな超高層ビル 地上19階、高さ約100mの「(仮称)S2計画」 2023年8月23日の建設状況

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-(仮称)S2計画の概要-
 再開発が進む名古屋市の栄地区に新たな超高層ビルの建設計画が浮上しています。ビルの建設が計画されている場所には、北側に「ノリタケ栄ビル」、中央に「鹿島中部支店ビル」、南側に「栄第一生命ビル」の3棟が並んでいます。いずれも築年数が一定程度経過し、その後の不動産の有効活用を考える中で、3社が協力し合うことが有益であるとの考えに至りました。

 「第一生命保険、鹿島建設、ノリタケカンパニーリミテド」は、愛知県名古屋市中区新栄町二丁目における3社共同でのオフィスビル開発について 2020年6月から検討を進めてきましたが、事業内容の合意に至り、また名古屋市より総合設計許可が下付され、延床面積約40,000㎡のオフィスビル共同開発プロジェクトが始動しました。

 引用資料 第一生命保険(PDF:2022/11/11)
  名古屋市中区栄エリアにおけるオフィスビル共同開発プロジェクト始動

 オフィスビルの外観は、空に高く伸びる縦基調としつつ、事業者であるノリタケの食器から着想し、ボーンチャイナを連想させる温もりのある色調や角部の柔らかな曲線美を取り入れています。外装には日射制御に寄与する凹凸形状を採用することで光と影がもたらす造形美を表現しています。また、低層部は緑や風を感じられる空間デザインとし、魅力ある街並み形成への貢献を目指しています。

(仮称)S2計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区新栄町二丁目1番、2番、13番、14番及び15番(地番)
◆ 交通- 地下鉄東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅
◆ 階数-地上19階、塔屋3階、地下1階
◆ 高さ-99.90m
◆ 敷地面積-3,418.76㎡
◆ 建築面積-2,265.60㎡
◆ 延床面積-40,173.01㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス 一部店舗
◆ 建築主-第一生命保険、鹿島建設、ノリタケカンパニーリミテド
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年06月
◆ 竣工-2026年03月予定


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「広小路通に面する憩いの場」です。


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「計画地」です。北側に「ノリタケ栄ビル」、中央に「鹿島中部支店ビル」、南側に「栄第一生命ビル」の3棟が並んでいました。


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「広域図」です。


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南西側から見た「(仮称)S2計画」の2023年8月23日の建設状況です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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内部の様子です。


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「スラッシュタンク」です。安定液等を貯水したり、排出される安定液等を回収するために使用します。



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2023年8月28日 (月)

名古屋市 地上41階、高さ約212mの「(仮称)錦三丁目25番街区計画<コンラッド名古屋>」 2023年8月23日の建設状況

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-(仮称)錦三丁目25番街区計画-
 名古屋市の栄地区の中心地に位置する錦三丁目25番街区において、公有地を活用し、栄地区の魅力向上を先導する再開発をすすめるため、事業提案募集を実施、「三菱地所」を代表構成員とする事業候補者に決定しています。

 上質で洗練された文化・交流を創出する導入機能(ホテル、イノベーション拠点、オフィス、シアター)と高質な商業を有機的に複合することで、施設全体で平日休日問わず年間を通じて安定した賑わいを形成し、栄のブランド力向上に貢献します。

 「国土交通大臣」は、「(仮称)錦三丁目25 番街区計画」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置の支援が受けられます。

 引用資料 国土交通省(2022/06/08)
 名古屋の玄関口にふさわしい魅力ある都心核を創る ~(仮称)錦三丁目25 番街区計画を国土交通大臣が認定~

● 2022年7月1日に着工!
 「三菱地所、パルコ、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社」の5社は、名古屋市中区錦三丁目において推進する「(仮称)錦三丁目25番街区計画」の新築工事に関し、2022年6月13日に起工式を執り行い、2022年7月1日に着工しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/06/13)
 「(仮称)錦三丁目25番街区計画」着工 ~名古屋の新たなランドマークとなるシンボルタワーが栄に誕生~

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/06/13)
 ~ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が名古屋に初進出~ 名古屋・栄に「コンラッド名古屋」
2026年開業予定

物件の特徴
① 名古屋の新たなランドマークとなるシンボルタワー(約211m)が誕生
② ホテル、オフィス、シネコン、商業施設の4用途が集積し、国際競争力の強化と賑わいを増幅
・ホテルゾーンは米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が進出
・シネコンゾーンは「TOHOシネマズ」が栄エリア初進出
・商業ゾーンは「パルコ」による高級商業施設を整備
③ 地上・地下のネットワークと屋上広場の整備により、エリアの回遊性を向上
④ 環境に配慮した建物計画と防災性の向上

(仮称)錦三丁目25番街区計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦三丁目2501番1、2501番2、2514番
◆ 交通-名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅
◆ 階数-地上41階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-211.700m
◆ 事業区域面積-11,037.01㎡
◆ 敷地面積-4,866.40㎡
◆ 建築面積-4,620.07㎡
◆ 延床面積-109,679.74㎡(店舗約11,775㎡、ホテル約22,648㎡、オフィス約36,592㎡、シアター約6,268㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、オフィス、シネコン、商業、駐車場
◆ 客室数-170室の客室(うちスイートルーム29室)
◆ 事業者-(代表構成員)三菱地所、(構成員)日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社、パルコ
◆ 設計者-三菱地所設計、竹中工務店
◆ 監理者-竹中工務店
◆ コンストラクションマネジメント-三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2022年06月13日(起工式)、2022年07月01日(着工)
◆ 竣工-2026年03月31日予定
◆ 開業-2026年08月予定


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「昼間外観イメージ(南西側)」です。


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「夜間外観イメージ(南東側)」です。


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「1階エントランス(イメージ)」です。


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「低層部 4,5 階の屋上イメージ」です。


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「オールデイダイニング(イメージ)」です。


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「スカイロビー(イメージ)」です。


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「シネマコンプレックス(イメージ)」です。


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「権利関係と用途の概要」です。

● コンラッド・ホテルズ&リゾーツ
 ホテルゾーンは米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が進出し、国内外の富裕層観光客、VIPなど新たな顧客層の獲得に寄与することで名古屋の都市ブランド力向上に貢献します。31~41階に位置する計170室の客室(うち、スイートルームが29室)は、スタンダード客室で面積が約50㎡と、名古屋地区で最大級の広さとなります。


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「地下鉄・地下街との接続イメージ」です。


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「周辺地図 (狭域図)」です。


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「周辺地図 (広域図)」です。


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南東側から見た「(仮称)錦三丁目25番街区計画」の2023年8月23日の建設状況です。


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南側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。「ゲート」が開いています。


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内部の様子です。


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円形の緑色の部分は「構真柱」を溶接しやすいように回転させる装置です。「構真柱」そのものは見えませんが、この現場は「逆打ち工法」が採用される事が分かります。

● 逆打ち工法
 「構真柱」は分かりやすく言えば、地下階の柱です。「逆打ち工法」では先行して「構真柱」を建込みます。この現場は地下4階なので、地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築します。下に向かって構築するので「逆打ち工法」と言います。


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「アースドリル掘削機」が2台見えます。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築+「構真柱」を建込みます。


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「安定液タンク」が見えます。



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